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決断
「はっ… … 」
俺は一瞬、言葉を無くす。
かろうじて取り落とさなかった携帯の画面に映る、肌の色…
薄暗闇の中にぼうっと浮かび上がる、色白の肌…
そこには… その画面、中央には…
僚介が全裸で横たわる姿が映し出されていた…
「あっ… あ… … 」
何をしている…
すぐに、この手を離せばいい…
こんなものはすぐに、床に投げ捨てればいい…
そう、頭の中では思っているにもかかわらず、まるで、俺の手のひらに
携帯が張り付いているかのように、それは俺の手の中から離れてくれない…。
「… … … …」
無言のまま、画面を見つめる…。
僚介がぐったりしたような表情でベッドの上に横たわっている…
その顔に…その表情にはもはや、生気はない…。
気を失っているに違いなかった。
もともと陶器のように白かった僚介の顔色は、もはや白いを通り越して、青白く…
息をしていないのではないかと思わせるほどに、ぐったりとしている。
こんなもの、見るべきではない…
だが、俺はその画像から、全く目を離せずにいた…
明らかに、事後…
シュウに滅茶苦茶に抱かれた後の…
いや…もはや、抱かれるという表現は間違っている…。
シュウに滅茶苦茶に犯された…
乱暴された後の僚介の様子に違いなかった…。
「くっ… … アイツ… こんな… 」
信じられない…
酔った僚介を自宅に連れ込み、無理矢理に乱暴するだけでは飽き足らず…こんな…
男に滅茶苦茶にされた後の、僚介を…
こんな、無残な状態の僚介の姿を、撮影していることに、憤りを覚える…。
白い肌の上に、点々と灯る紅い痕… うっ血したような跡も見える…
唇で吸われたのか…指で抑えつけられたのか…
想像するだけで虫唾が走る…。
僚介の綺麗な栗色の…サラサラの髪が、濡れたように乱れ…
閉じた目の端には、うっすらと涙の痕が見える…
下半身はかろうじて太股で隠れて見えないことにホッと胸を撫でおろしつつも、
その部分が映っていないことに今更ホッとしても仕方がない…
僚介は、やはり間違いなく、あの男に… いや、俺のこの忌まわしい身体によって、汚されたのだ…
俺はじきに、自分自身が震え始めていることに気付く…。
やはり、あの男は…
俺の中に巣食う、もう一人の人格、シュウという男は、最悪な人間だ…
いや、人間じゃない… 悪魔だ… 鬼畜…
もう、許せない…
震えつつも、もう一枚の写真を確認すべく、添付ファイルを開く…。
「あっ… … … 」
ゴト、ン … … !
俺は、今度こそ携帯を床に取り落とす…
もはや…
あの男… シュウ…
俺の中のシュウという悪魔を、生かしておくわけにはいかない…
二枚目の写真には…
背後から…奴が僚介を犯している…最中の写真が…あまりにも鮮明に納められていた…
白い…小さな尻に、 奴の… 俺の…
「ああ… 僚介… 本当に… ごめ… 」声に、ならない…
シュウは、おかしな文面とともに、僚介にこの画像を送りつけていた…。
やはり、脅迫だ…
僚介は一言も俺には話さなかったが、きっと…中身を見ているに違いない…
男の、最悪な所業…
「… … … …」
最近ずっと、考えていた…
この男を、俺の中に無理矢理に押さえつける方法を…
この男の存在だけを、俺の中からなんとかして消す方法を、考えていた…
あるいは、それが無理でもなんとか奴を抑えつつ、共存する方法を…
だがもはや、無理だ…
この男は… この男だけは、生かしておくわけには行かない…
俺の好きな…
俺が密かに気持ちを胸に秘め…大事に想っている男を…人が良くて純粋な僚介を、こんなにも泣かせた…
悪魔のように笑って、この忌まわしい男の体で華奢な僚介を組み敷いて、僚介を…心身ともに、壊した…
あの男がこれから先、俺の知らぬ間に、もっとひどいことを僚介にするかもしれない…
駄目だ…
もはや、消すしかない…
その時の俺の頭の中には、
もはや、そんな感情しか残されていなかった…。
俺は一瞬、言葉を無くす。
かろうじて取り落とさなかった携帯の画面に映る、肌の色…
薄暗闇の中にぼうっと浮かび上がる、色白の肌…
そこには… その画面、中央には…
僚介が全裸で横たわる姿が映し出されていた…
「あっ… あ… … 」
何をしている…
すぐに、この手を離せばいい…
こんなものはすぐに、床に投げ捨てればいい…
そう、頭の中では思っているにもかかわらず、まるで、俺の手のひらに
携帯が張り付いているかのように、それは俺の手の中から離れてくれない…。
「… … … …」
無言のまま、画面を見つめる…。
僚介がぐったりしたような表情でベッドの上に横たわっている…
その顔に…その表情にはもはや、生気はない…。
気を失っているに違いなかった。
もともと陶器のように白かった僚介の顔色は、もはや白いを通り越して、青白く…
息をしていないのではないかと思わせるほどに、ぐったりとしている。
こんなもの、見るべきではない…
だが、俺はその画像から、全く目を離せずにいた…
明らかに、事後…
シュウに滅茶苦茶に抱かれた後の…
いや…もはや、抱かれるという表現は間違っている…。
シュウに滅茶苦茶に犯された…
乱暴された後の僚介の様子に違いなかった…。
「くっ… … アイツ… こんな… 」
信じられない…
酔った僚介を自宅に連れ込み、無理矢理に乱暴するだけでは飽き足らず…こんな…
男に滅茶苦茶にされた後の、僚介を…
こんな、無残な状態の僚介の姿を、撮影していることに、憤りを覚える…。
白い肌の上に、点々と灯る紅い痕… うっ血したような跡も見える…
唇で吸われたのか…指で抑えつけられたのか…
想像するだけで虫唾が走る…。
僚介の綺麗な栗色の…サラサラの髪が、濡れたように乱れ…
閉じた目の端には、うっすらと涙の痕が見える…
下半身はかろうじて太股で隠れて見えないことにホッと胸を撫でおろしつつも、
その部分が映っていないことに今更ホッとしても仕方がない…
僚介は、やはり間違いなく、あの男に… いや、俺のこの忌まわしい身体によって、汚されたのだ…
俺はじきに、自分自身が震え始めていることに気付く…。
やはり、あの男は…
俺の中に巣食う、もう一人の人格、シュウという男は、最悪な人間だ…
いや、人間じゃない… 悪魔だ… 鬼畜…
もう、許せない…
震えつつも、もう一枚の写真を確認すべく、添付ファイルを開く…。
「あっ… … … 」
ゴト、ン … … !
俺は、今度こそ携帯を床に取り落とす…
もはや…
あの男… シュウ…
俺の中のシュウという悪魔を、生かしておくわけにはいかない…
二枚目の写真には…
背後から…奴が僚介を犯している…最中の写真が…あまりにも鮮明に納められていた…
白い…小さな尻に、 奴の… 俺の…
「ああ… 僚介… 本当に… ごめ… 」声に、ならない…
シュウは、おかしな文面とともに、僚介にこの画像を送りつけていた…。
やはり、脅迫だ…
僚介は一言も俺には話さなかったが、きっと…中身を見ているに違いない…
男の、最悪な所業…
「… … … …」
最近ずっと、考えていた…
この男を、俺の中に無理矢理に押さえつける方法を…
この男の存在だけを、俺の中からなんとかして消す方法を、考えていた…
あるいは、それが無理でもなんとか奴を抑えつつ、共存する方法を…
だがもはや、無理だ…
この男は… この男だけは、生かしておくわけには行かない…
俺の好きな…
俺が密かに気持ちを胸に秘め…大事に想っている男を…人が良くて純粋な僚介を、こんなにも泣かせた…
悪魔のように笑って、この忌まわしい男の体で華奢な僚介を組み敷いて、僚介を…心身ともに、壊した…
あの男がこれから先、俺の知らぬ間に、もっとひどいことを僚介にするかもしれない…
駄目だ…
もはや、消すしかない…
その時の俺の頭の中には、
もはや、そんな感情しか残されていなかった…。
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