【完結】あの可愛い人妻を、誰か俺に譲ってください。

もえこ

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間接照明

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「んん…、…ん」
由良さんの可愛い唇の隙間から…吐息が漏れる。

俺は我慢できずに、こっそりと目を開ける…彼女が頬を赤らめ…苦し気に、俺の舌の動きに…もだえている。

ああ…可愛い…もう、無理…。
俺は彼女から唇を離し、立ったまま上着を一枚ずつ脱がせていく…。
彼女は恥ずかしそうに顔を逸らしたまま、俺のなすがまま…だけど一応、たどたどしく脱がせるのに協力してくれる。

カーディガンを取り去り、やっと由良さんは薄いブラウス一枚だけになった。もちろん、スカートはまだ…。

胸のところがリボンのように結ばれていて、そこにそっと手を触れ、しゅるっと…ほどく。
彼女の白い首筋と、鎖骨が少しだけ見えて…俺の頭はクラクラしてくる…。
「もっと脱がせて…いい…ですか…?」聞くと、由良さんは消え入るような声で「はい…」と頷く。

俺は意を決し、手早くブラウスのボタンを外す。中から薄紫の…キャミソールと…ああ…彼女の下着と素肌が…覗く。

もうとても、俺は立っていられなくて…彼女をベッドに、ゆっくりと押し倒す。

「あっ…」彼女が小さく、声をあげる。
「木下…さん…電気、消して…恥ずかし…い、です…」うん…それは…わかる…。

いつぞやの夢で、由良さんが望んだにも関わらず電気を消さなかった俺だけど…現実は違う。

恥ずかしい中で…由良さんが俺に裸をさらけ出そうとしてくれているだけで、もうそれだけで身体が熱くなる…今はそれで十分だ。

俺は、いったん彼女から離れ、使い勝手がよくわからないリモコンを何度もいじって、間接照明にする。

ベッドに横になり、彼女をもう一度抱き締める…
もう、彼女はほぼ…裸に近くて…シルクのような下着越しではあるが、彼女の柔らかな胸が…俺の身体にふれる。

俺はそこに手を伸ばす…
触れると、「あっ…、んっ…」と可愛い声…

ごめんね、俺も男だから、
        もう…止められない。


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