【完結】人妻の危険な誘い

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『…主任…俺‥もう限界です…仕事も、もうやめますんで安心してください…主任の希望通り、消えようと思います。さようなら』

その、まるで遺書みたいなメモをご丁寧に、会社の俺のデスクの上に置いた状態で、奴はあっけなく、死んだ。

後で確認した監視カメラの映像によると…
月曜の早朝、一番に会社に出勤して、デスク回りを簡単に整理したあと、会社の屋上から飛び降りて、即死。

　　　　　　　マジか…

アイツ、

…なんてこと、してくれたんだ…　

もちろん、俺はすぐに誰にも知られないように田代の残したメモをこの手で握り潰して、ゴミ箱に捨てた。

こんなものが人目に触れたら、
俺はパワハラかなんかで、マジで訴えられかねない。
　　　　　　　
　　　　　そう思ったからだ。