【完結 R18】ほかに相手がいるのに

もえこ

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~杉崎~

肉食

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久しぶりのキス…いや、正確に言うと、違う。

との久しぶりのキス…

智花の舌が…俺の舌に絡みつく…舌を激しく吸われる…「ん…んっ…う…」智花が俺の唇を思うままに貪る…

俺はその後、智花に手を引かれ、どさりと…ベッドに押し倒された。

完全に男女が逆転している…

いや…今のこの時代、男だからとか、女だからとか、そういう認識を持つこと自体が間違いなのはわかっている…

だけど…、性行為…セックスに関しては、やっぱり男が女を押し倒す…っていうのが定番な気がする。

智花はいつも性に積極的だ… 

最初は恥じらいを見せて、俺が服を脱がせようとしたら身体を隠したり、いやだと拒否をしたりしていたものの、

付き合い始めて1年も経った今では…自分から服を脱ぐし、俺を…脱がせにかかる。
智花みたいなタイプの女が、いわゆる肉食女子というやつに分類されるのだろうか。

今も…迷うことなく俺にのしかかり、自分の服を脱ぎ始めている…あっという間に、上が…ブラジャーだけになった。電気もついたままで素肌の隅々までが…丸見えだ…恥じらいとか…色々、気にならないのだろうか…

俺は…本当は基本的に、襲われるのは好きじゃない…
だけど、なぜだか最近は、智花にされるがまま…自分から激しく求める気にもならない…

歳をとったのだろうか…
20代の頃からはさすがに性欲は目に見えて衰えたがそれでもまだ30代…性欲はまだまだあっていい年のはずだ。

勝手な分析だが、おそらく智花が性に積極的すぎて、気圧されてしまうのだと思っている…

智花の手が、布地の上から俺のそこに触れる…。

「修哉さん…ココ、触っていい…?」

…もう…とっくに触ってるじゃないか… これも一応、言わずに黙っておく…

「うん…」俺の返事を待つ前に、既に智花の手は俺のベルトにかかる。

カチャカチャとバックルの金属音が鳴り、ベルトを引き抜かれ…ジッパーを下ろされる…

智花がそこをジッと見つめる…それでもまだ…俺のそこは、反応しないままだ…

次の瞬間、智花がマニキュアの綺麗に塗られた細い手で、ボクサーパンツを半分下ろしたような格好で、ごそごそと俺のものをおごそかに取り出し、さすり始める…


ああ… 俺は一体…何をしているんだ… 

積極的な女…に、
 襲われるのは好きじゃない…のに…
 
         




























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