【完結 R18】ほかに相手がいるのに

もえこ

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~二人~

淡い光

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職場の社員旅行で…今、私は杉崎さんの部屋に密かにお邪魔していて…
こんな場所で…こんなにも恥ずかしくて…そしてお互いに…とても後ろめたいことをしようとしている…。

カチリ…部屋の照明が消される…。

その代わりに…小さな電灯のスイッチを付ける杉崎さん…
旅館などの枕元によくある、小さな…手元や足元を照らす照明だ。

「…これで…いい…?」
起き上がりかけていた私を再び押し倒し、私に覆いかぶさる杉崎さん…

「あっ…あの… 杉崎さ…んっ…!あっ…」

「もう…電気も消したよ…ほとんど見えない… …」

浴衣をゆっくりと…広げられ、脱がされる…
着ていたキャミソールも…ばんざいの形で上から脱がされ…ついに上下の下着だけの姿にされる…

薄暗くても…わかる…杉崎さんの熱い視線…。

彼の視線が…首筋…鎖骨… 胸… お腹から…腰と…脚に…移っていく…

その視線に…耐えられない…私は両手で胸を覆い…可能な限り…脚を摺り寄せた…

「… 綺麗だ … 水無月さん…」

杉崎さんの手が…ゆっくりと私の背中側に回され、
…ホックをカチリと、外される…
「あっ…」思わず、小さく叫ぶ。

杉崎さんの手によってついにブラは取り去られ、パサリと…まるで邪魔者のようにシーツの上に置かれる…。
布で覆われていた胸が外気に触れ、一瞬ヒヤリとする…。

まだ…いや… こんな…小さな胸…杉崎さんに正面から…至近距離で…見られたくない…
杉崎さんが…反射的に胸を隠す私の両手を掴んで…顔の両側のシーツに縫い付ける…。

「あっ…んっ」恥ずかしがる暇もなく…その小さな突起が…突然杉崎さんの唇に飲み込まれる…。

ビクンと…身体が跳ね上がる…。
手首を押さえつけられていて…身体をよじっても逃れられない…。

杉崎さんの生温かい舌が…唇が… 私の胸と、先端を舐めあげ…
優しく…時に、激しく…吸いついて…その刺激に…どうしようもない気持ち良さに…ビクビクと…身体がもだえる。
もう片方の胸は…杉崎さんの大きな手で少し強めに揉みしだかれ…

「あ…ああ…っや…あ、んっ…ん…」
私はたまらなくなり、杉崎さんの髪に触れて…頭ごと抱き込む…

はあはあと… お互いの息が荒くなっていくのがわかる…

「ふ…は…っ…ごめん俺っ…強引過ぎたな…」
杉崎さんの欲情したようなセクシーな声が、私の耳を刺激し続ける…

こんな行為が…いつまで続くの…
   恥ずかしくて…身が…もたない…

私は、息も絶え絶えに…胸の上で揺れ動く…
    杉崎さんの髪をぼうっと見つめた…

















 
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