【完結 R18】ほかに相手がいるのに

もえこ

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〜二人〜

ブラウスの

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杉崎さんの手が私の胸を覆う…

「…んっ 、…ぁ…ん」

ゆっくりと…優しく…捏ねるように揉みこまれ、刺激に…淫らな声が出てしまう。
杉崎さんの胸のあたりに私の手が触れていて、はからずも拒否をするような体制になる…。

「…柔らかい… … 俺に 触られるの… いや…?」
揉みながら甘い声で呟く彼…。

「んっ…やっ…ん … いえ、…でも、くすぐった… …あ 、…んンっ…っ!」

答えようと口を開いた瞬間、…すぐに唇を塞がれる…。

熱い舌が…私の舌に絡んできて、逃げ場のないほどに追いつめられる… 
キスをされながら同時に、…胸をまさぐられ… 服の上から…突起を探り当てられる‥。

「 …んぅ…    んっ… ん…」

杉崎さんの指が…
つまむような形で私の尖り始めたそこを…集中して刺激し始める… 

「んっ、んっ… … !」
わざと…そこを摘まむように…いじるように強めに刺激され、悶えながら杉崎さんのキスを受け止める…。

そのまま…少しずつ背後に…追いやられ…脚がもつれそうになりながらも、部屋の中央に配置された、大きなベッドへゆっくりと…押し倒される。

どさり… 「っ… あ… 」緊張で、まともな言葉を失う…。

天井を見上げると、両側に手をついた状態で杉崎さんが…私を見下ろしている。

「… 水無月さん… …」掠れたような低い声。

「はい… …」

「 …今日の服…すごく…似合ってる 可愛い …けど、もう… 脱がせていい…?」

「… はい… 」

杉崎さんの手が…私のブラウスのボタンに伸びる。

指が首筋に触れ、その感触にビクンと震える。

頬から首にかけて大きな手でゆっくりとなぞられ、やがて両手で優しくブラウスのボタンをはずされる。
全てはずされた後、遂に前を開かれそうになり、思わず抵抗するように伸びた手を杉崎さんにつかまれる…。

ふんわりと、微笑みながら、
「駄目だよ…もう、待てない…、見たいんだ…」

柔らかい言葉と表情とは対照的に、
バサリと少し性急に前をはだけられ…キャミソールが露わになる。

       ああ… 

   私は羞恥に、ぎゅっと目を閉じた…。


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