【完結 R18】ほかに相手がいるのに

もえこ

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~拓海~

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「…瑠衣…」
「ん… 何…拓海くん…」
「…すごい、よ…ここ… 」
「…やだ、…言わないで…」

俺は、自分の指を濡らす温かな蜜に…興奮した。

まだ、瑠衣を抱きしめたままそこに触れているだけで、
その場所を間近には見ていないせいか、そこを、この目で見たいという欲求とともに…

やっぱりそこを…

その、女の部分を舐めてみたいという欲求が俺の中に…じわじわと押し寄せてくる…。

俺はその場所の表面をゆるゆると撫でさする。

…本当にすごい…濡れ方だ…
もともと、濡れやすい体質なのだろうか…。

葉月はここまでは… 

駄目だ…いま、そんなことを考えてはいけない…。
ずるい俺は、すぐに葉月のことを頭の隅っこに追いやる…。
今は、考えない…考えちゃ、いけない…。

「は…あ、…瑠衣… ここ、見たい…見ていい?…」
「う…ん、…恥ずかしいけど、いいよ…」
「じゃあ…」

俺はいったん瑠衣の身体から離れ、自分の体をずるずると、下にずらしていく。

間近に、瑠衣のそこを目の当たりにする…。

電気が明々とついている…
瑠衣は、恥ずかしくないのか、電気を消せとは言わない…。

そのせいで、
完全に、女のそこが…本当に丸見えで…
葉月とは全然、違う… 
葉月よりは、濃い…   感触もなにか…違う…


あ・・・
まただ…駄目な俺…。

一人しか経験がないせいで、何かと葉月と瑠衣の色々を比べながら行為に及んでしまう…。

二人に…
どちらに対しても駄目なことだ…
特に、葉月に対しては…俺の彼女なんだから…

今から俺は、別の女と…
最低なことを…しようとしているんだから…
勝手な俺は、頭をブンとふって、今度こそ葉月を頭から追いやる。


これから俺は、瑠衣を抱く。
瑠衣の中に入る…
だからもう、瑠衣だけを…見る。

俺はそう言い聞かせて、
彼女の股を、左右にゆっくりと開いていく…。

いいよと口では言っているにも関わらず、
瑠衣の脚が少し抵抗しているように震えているような気がして、

ふと、愛しいと思った。

「… … … 」

俺は息を飲む…

そしてゆっくりとそこに、

       顔を近づけていった。

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