70 / 84
【スピンオフ 秋山柚葉、家出する】
【特急列車に揺られて】
しおりを挟む
特急列車がトンネルに差し掛かり、車内に白いLEDライトが灯ると、暗い鏡のようになった窓に自分の不機嫌な顔が現れた。
ゴォーーーーー
騒音の中、ぷくぅっと頬を膨らませて、窓とにらめっこする。
(……)
窓の中の自分を見て(ブサイクな顔)と、ため息を吐いた。
座席にドサッと背中を預けておでかけ用バッグの中身をもう一度漁ってみたものの、やっぱりスマホはなかった。
当たり前だよね。入れてないんだから。
おでかけ用バッグは、すぐに出かけられるように、財布、ハンカチ、ティッシュ、色付きリップ、ハンドクリームと、モバイルバッテリーを入れていて、最後にスマホを収納すれば完成するようになっている。
でも、あの時、スマホのことをすっかり忘れていた。たぶん、ママの部屋に置きっぱなしだと思う。
柚葉は財布のお札入れを覗き込み、深い深いため息を吐いた。
(私のお年玉……)
スマホがあれば、ICアプリで電車賃をお父さんのお金で買えたのに……
スマホがないから特急列車の乗り方もわからなくて、ドキドキしながら人生で初めて駅の窓口を利用した。
特急列車って、乗車券の他に特急券がかかるらしい。
「空いているので指定席の必要はないですよ」と、親切な女性の駅員さんが教えてくれて、指定席券を買わなくて済んだのは助かった。
私みたいなごくごく普通の女子中学生は、古くて乗り心地も微妙な座席にまでお金をかける余裕はないもの。
春野か秋山のおじいちゃんおばあちゃんちなら、こんなにお金はかからなかったと思うけど、スマホがないと、電車の乗り継ぎもバスの路線もわからない。
夏目のおじいちゃんおばあちゃん家は、小さい頃に何度もお兄ちゃんと電車で行ったことがあって、この特急列車に乗れば終点で降りるだけだから、今の柚葉でもなんとかなったのだ。
(そりゃあ、家出先が祖父母の家って、中3にしては子供っぽいと思うよ。思うけど)と、柚葉は心の中で言い訳をする。
だけど、今は1月で、公園で一夜を過ごすとか、凍死しちゃうもん。24時間営業の施設に一人でいたら絶対補導されるし、そもそも危ないし。
コハルやマイカの家に遊びに行って、そのまま泊めてもらう手段も考えたけど、すぐにおばさんたちがお母さんに連絡するだろうし。
お兄ちゃん、も、考えたけど……
今回に限ってはお兄ちゃんを頼りたくない。まあ、頼りたくても頼れないか。
お兄ちゃんが今住んでるのは都内のマンション。春野家と秋山家以上にたどり着ける気がしない。
スマホが無ければ、お兄ちゃんと連絡の取りようもない。電話番号もマンションの住所も全部スマホ任せで覚えてないもん。
仮に電話番号覚えてても公衆電話のかけ方とか、よくわかんない。
それにお兄ちゃんも知らない番号は絶対出ないだろうし。
結局、夏目のおじいちゃんおばあちゃん家が、スマホを持たない15歳の秋山柚葉にできる精一杯の家出先だった。
(子供すぎる……)
こんな時、大人なら、スマホがなくても、いろいろなんとかするんだろうな、と思う。
自分がどれほど狭い世界で保護者に守られて生きているのか、身に染みる。
私は早く自立したいのに。一刻も早く大人になりたいのに。一秒だって時間を無駄にしたくないのに。
心が焦るばかりで、行動が付いていかないのがもどかしい。
『どうして浴衣を裁縫遊びなんかに使ったの!』
(遊びじゃない)
ピーコートの上から内側のトップスを撫でて、またため息。
この浴衣リメイクは、私の決意。真剣、本気、大真面目。必要なものはちゃんと自分のお金で買ったし、いろいろ調べて本気で真剣に取り組んだ。
でも、お母さんの目には裁縫遊びに見えたんだ。
「ああ、もう~~~」
銀色の窓枠に肘をついて、両手で顔をぶにゅーと押し上げる。
肘を伝って、ゴォーーーーーーと、怪獣の吠え声みたいなトンネルの走行音が全身に響いた。
耳がゴワゴワする。
時々、ガタタン、と、お尻から突きあがるように座席も揺れる。でも音や振動が大きいわりに、新幹線程スピードは出ていなかった。
小さい頃、お兄ちゃんと一緒にこの列車に乗った時は、とんでもなく速い乗り物だと興奮したのに。
すごい!速い!と、叫んだ記憶があるのにな。
今や歴史を感じるレトロな列車だった。来年、新幹線の線路が開通したら、この特急列車は廃線になるらしい。
「今のうちに、たくさん乗ってあげてください」と、窓口で駅員さんが寂しそうに言ってたっけ。
あの駅員さん、いい人だったな。優しそうで……
ふわぁ、とあくびが出た。眠い。
このトップスを完成させるため、冬休みに入ってから塾の冬期講習に通いつつ、家族(ほぼお母さんだけど)にバレないようにこっそり制作を続けてきた。
でも、まだ半分も完成しないうちに冬休みが終わりに近づいちゃって、ここ数日は受験勉強するフリをしながら、夜中や早朝も自分の部屋で細かいところを手縫いで作業して寝不足が続いている。
シューーーーー、ゴォーーーーと、なんとなく特急列車っぽいスピード音と、後ろに引っ張られる重力的な感覚が、柚葉の瞼を重たくしていく。
『柚葉は寝てな。着いたら兄ちゃんが起こしてやるから』
頭の中でお兄ちゃんの声がした。
(お兄ちゃん……)
柚葉には12歳年上のお兄ちゃんがいる。お兄ちゃんは柚葉をいつも守ってくれる。物心ついた時から、お兄ちゃんが大好きだった。
優しくて、かっこよくて……
だけど……だから……。
(お兄ちゃん、私ね……あたしはね……)
とろんと、まどろみに掬い取られて、柚葉はすぅーっと眠りについたのだった。
ゴォーーーーー
騒音の中、ぷくぅっと頬を膨らませて、窓とにらめっこする。
(……)
窓の中の自分を見て(ブサイクな顔)と、ため息を吐いた。
座席にドサッと背中を預けておでかけ用バッグの中身をもう一度漁ってみたものの、やっぱりスマホはなかった。
当たり前だよね。入れてないんだから。
おでかけ用バッグは、すぐに出かけられるように、財布、ハンカチ、ティッシュ、色付きリップ、ハンドクリームと、モバイルバッテリーを入れていて、最後にスマホを収納すれば完成するようになっている。
でも、あの時、スマホのことをすっかり忘れていた。たぶん、ママの部屋に置きっぱなしだと思う。
柚葉は財布のお札入れを覗き込み、深い深いため息を吐いた。
(私のお年玉……)
スマホがあれば、ICアプリで電車賃をお父さんのお金で買えたのに……
スマホがないから特急列車の乗り方もわからなくて、ドキドキしながら人生で初めて駅の窓口を利用した。
特急列車って、乗車券の他に特急券がかかるらしい。
「空いているので指定席の必要はないですよ」と、親切な女性の駅員さんが教えてくれて、指定席券を買わなくて済んだのは助かった。
私みたいなごくごく普通の女子中学生は、古くて乗り心地も微妙な座席にまでお金をかける余裕はないもの。
春野か秋山のおじいちゃんおばあちゃんちなら、こんなにお金はかからなかったと思うけど、スマホがないと、電車の乗り継ぎもバスの路線もわからない。
夏目のおじいちゃんおばあちゃん家は、小さい頃に何度もお兄ちゃんと電車で行ったことがあって、この特急列車に乗れば終点で降りるだけだから、今の柚葉でもなんとかなったのだ。
(そりゃあ、家出先が祖父母の家って、中3にしては子供っぽいと思うよ。思うけど)と、柚葉は心の中で言い訳をする。
だけど、今は1月で、公園で一夜を過ごすとか、凍死しちゃうもん。24時間営業の施設に一人でいたら絶対補導されるし、そもそも危ないし。
コハルやマイカの家に遊びに行って、そのまま泊めてもらう手段も考えたけど、すぐにおばさんたちがお母さんに連絡するだろうし。
お兄ちゃん、も、考えたけど……
今回に限ってはお兄ちゃんを頼りたくない。まあ、頼りたくても頼れないか。
お兄ちゃんが今住んでるのは都内のマンション。春野家と秋山家以上にたどり着ける気がしない。
スマホが無ければ、お兄ちゃんと連絡の取りようもない。電話番号もマンションの住所も全部スマホ任せで覚えてないもん。
仮に電話番号覚えてても公衆電話のかけ方とか、よくわかんない。
それにお兄ちゃんも知らない番号は絶対出ないだろうし。
結局、夏目のおじいちゃんおばあちゃん家が、スマホを持たない15歳の秋山柚葉にできる精一杯の家出先だった。
(子供すぎる……)
こんな時、大人なら、スマホがなくても、いろいろなんとかするんだろうな、と思う。
自分がどれほど狭い世界で保護者に守られて生きているのか、身に染みる。
私は早く自立したいのに。一刻も早く大人になりたいのに。一秒だって時間を無駄にしたくないのに。
心が焦るばかりで、行動が付いていかないのがもどかしい。
『どうして浴衣を裁縫遊びなんかに使ったの!』
(遊びじゃない)
ピーコートの上から内側のトップスを撫でて、またため息。
この浴衣リメイクは、私の決意。真剣、本気、大真面目。必要なものはちゃんと自分のお金で買ったし、いろいろ調べて本気で真剣に取り組んだ。
でも、お母さんの目には裁縫遊びに見えたんだ。
「ああ、もう~~~」
銀色の窓枠に肘をついて、両手で顔をぶにゅーと押し上げる。
肘を伝って、ゴォーーーーーーと、怪獣の吠え声みたいなトンネルの走行音が全身に響いた。
耳がゴワゴワする。
時々、ガタタン、と、お尻から突きあがるように座席も揺れる。でも音や振動が大きいわりに、新幹線程スピードは出ていなかった。
小さい頃、お兄ちゃんと一緒にこの列車に乗った時は、とんでもなく速い乗り物だと興奮したのに。
すごい!速い!と、叫んだ記憶があるのにな。
今や歴史を感じるレトロな列車だった。来年、新幹線の線路が開通したら、この特急列車は廃線になるらしい。
「今のうちに、たくさん乗ってあげてください」と、窓口で駅員さんが寂しそうに言ってたっけ。
あの駅員さん、いい人だったな。優しそうで……
ふわぁ、とあくびが出た。眠い。
このトップスを完成させるため、冬休みに入ってから塾の冬期講習に通いつつ、家族(ほぼお母さんだけど)にバレないようにこっそり制作を続けてきた。
でも、まだ半分も完成しないうちに冬休みが終わりに近づいちゃって、ここ数日は受験勉強するフリをしながら、夜中や早朝も自分の部屋で細かいところを手縫いで作業して寝不足が続いている。
シューーーーー、ゴォーーーーと、なんとなく特急列車っぽいスピード音と、後ろに引っ張られる重力的な感覚が、柚葉の瞼を重たくしていく。
『柚葉は寝てな。着いたら兄ちゃんが起こしてやるから』
頭の中でお兄ちゃんの声がした。
(お兄ちゃん……)
柚葉には12歳年上のお兄ちゃんがいる。お兄ちゃんは柚葉をいつも守ってくれる。物心ついた時から、お兄ちゃんが大好きだった。
優しくて、かっこよくて……
だけど……だから……。
(お兄ちゃん、私ね……あたしはね……)
とろんと、まどろみに掬い取られて、柚葉はすぅーっと眠りについたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
✿ 私は夫のことが好きなのに、彼は私なんかよりずっと若くてきれいでスタイルの良い女が好きらしい
設楽理沙
ライト文芸
累計ポイント110万ポイント超えました。皆さま、ありがとうございます。❀
結婚後、2か月足らずで夫の心変わりを知ることに。
結婚前から他の女性と付き合っていたんだって。
それならそうと、ちゃんと話してくれていれば、結婚なんて
しなかった。
呆れた私はすぐに家を出て自立の道を探すことにした。
それなのに、私と別れたくないなんて信じられない
世迷言を言ってくる夫。
だめだめ、信用できないからね~。
さようなら。
*******.✿..✿.*******
◇|日比野滉星《ひびのこうせい》32才 会社員
◇ 日比野ひまり 32才
◇ 石田唯 29才 滉星の同僚
◇新堂冬也 25才 ひまりの転職先の先輩(鉄道会社)
2025.4.11 完結 25649字
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる