【本編完結済】ヤリチンノンケをメス堕ちさせてみた

さかい 濱

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春日部⑦

 
    なんとか落ち着きを取り戻して、少し早ぇけど朝食を作ることにした。

    けど、着替えようと部屋でTシャツ脱いだら、自分の胸にある赤い痕が見えて、また動揺した。

「っ。」

    ――これはねぇよ!

    付けられた時より、痕が濃くなってる気がする。

    思わず隠すように手を充てると、心臓がめちゃくちゃドクドクしてた。

    キスマークを付けられた経緯は覚えてる。でも、今これを見るまでは頭ん中から無理矢理排除してた。じわじわと思い出して冷や汗が出た。


    気を取り直す為にさっさと着替えてキッチンに立った。

    フライパンを温め、卵二つとベーコンを冷蔵庫から取り出す。

    フライパンが温まったから、ベーコンを並べて、卵を割ろうと一つを手に取った。

    白いつるりとした表面は、まるで、町屋の肌みてぇだ。
    でも似てんのは見た目だけで、触るとしっとりしてて吸い付くような肌は心地よくて。

    ――吸い付く、ような。

「っ、くそっ。」

    何考えてんだと、慌てて殻を割ったら黄身が潰れた。舌打ちをして、もう一つの卵は慎重に割った。


    フライパンをじっと睨み、男同士でキスマークを付け合うなんて、正気の沙汰じゃねぇよ!と八つ当たりをする。


    何でキスマークなんて付け合うことになったのかと言えば、俺のケツにザーメンぶっかけた町屋が「かけちゃってごめんね?」なんて言ってきたことから話は始まる。
    俺も「ふざけんな」って応戦して、でも町屋が俺の乳首を舐めてチンチンを扱いてきたから有耶無耶になった。

    で、もう出るって時に、アイツが「いい?」って聞いてきた。
    何がだよ?って思ったけど、気持ち良くて何も考えてらんなくて、深く考えずに頷いた。
    そしたら、乳首の横んとこに強く吸い付かれて、ザーメン出し終えた頃には、キスマークが一個出来上がってた。

「練習させてくれてありがと」
「……ん……れん、しゅう?」
「うん。春日部にキスマーク、つけちゃったー」

    ここらへんで頭がはっきりしてきて、胸の痕を見て殺意が湧いた。

「オイっ、つけちゃったー、じゃねーよ!!」

    何日も消えないもん人の体に付けやがって、と腹が立った。
    堀田に触発されたのか何なのか知らねぇけど、人の体を実験台にすんなって思った。

    だから、怒りに任せて俺も付けてやった。
    鎖骨の少し下。
    下手すりゃ見えそうなギリギリの場所に。

    そしたら町屋がやべぇ声出してきて、いつもやられっ放しだったから気分が良くなっちまって、少し強めに吸ってやった。

    白い肌に、赤いはっきりとしたキスマークが出来て、俺の痕よりも消えんのが遅いんだろな、ザマァ、なんて思ってたらギラギラした目をした町屋に反撃された。
    あ、この目はやべぇ、って思っても遅くて、チンチン掴まれてガシガシ扱かれて、ケツに指入れられて、最後は口ん中に出しちまった。
    三回目だっつーのに、結構な量が出たのは、前立腺を弄くられたから。あれはやべぇ。外側からも内側からも攻められて訳がわかんなくなるくらい気持ち良かった。

    出し切って、呆然としながら町屋を上から見つめて、睫毛なげぇ、なんてことを思ってると、ザーメンが町屋の口から溢れたのが見えた。
    町屋は最後に尿道に残ったザーメンまで吸い上げてくんだけど、そん時に飲み込みきれなかったザーメンが溢れたみてぇで、それが首を伝って鎖骨近くまで流れてった。で、ドキッとした。

    俺の白いザーメンと、俺のつけた赤いキスマーク。

    町屋のカッコイイ綺麗な体を、自分が汚しちまったようで、すげぇ生々しくて、直視できなかった。
    そこでやっと、キスマークが所有印って呼ばれる理由が理解できた。

    理解はできたけど、そんなことを町屋にしちまった事実は認めたくなくて「これはただの内出血だ」って言ったら、町屋も同意した。それで場の収まりが一応付いた形になって、別々に浴室を出た。



    と、昨日の回想をしていたら、ベーコンエッグを焼き過ぎて黄身まで固くなってた。


    IHコンロの電源を止め、ため息を吐く。

    堀田がいるのに、隠れてエロいことをした。

    ケツ穴めがけてザーメンをぶっかけられた。

    前立腺を弄くられる気持ち良さに目覚めてしまった。

    男同士なのにキスマークを付け合った。


    町屋が起きて来る前に、昨日起こったやべぇことの言い訳を考えねぇと、まともに顔が合わせられそうにない。

    で、結局『やっぱり町屋が全面的に悪い』つー結論になった。


    罪を被ってもらう代わりに、目玉焼きは半熟派の町屋の為に、もう一度ベーコンエッグを焼いてやることにした。

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