【本編完結済】ヤリチンノンケをメス堕ちさせてみた

さかい 濱

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春日部⑫

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    町屋は一度チンチンを抜いてローションを追加すると、また中に入ってきた。
    気持ちのいいギリギリの場所で一旦止まると「いい?」って聞くみたいに俺を見つめてきた。
    結構余裕のない顔してて、その顔見たら腹の奥がまたキュンとなっちまって、早く、って思って何度も頷いた。

    町屋の熱いチンチンが、ゆっくりゆっくり奥へ進んでって、俺はやっぱり痛みに襲われてた。
    でも昨日ほどじゃねぇから、町屋を見る余裕があった。

    町屋は、綺麗だった。

    多分すぐ突き入れたいのを我慢してんだろうな、って分かる、耐えてるような顔は色っぽい。
    それに、均整のとれた体は、少し汗が浮いてて照明の光に反射して輝いて見えた。



    なんとかチンチンが全部入って、町屋の腰と俺のケツがぴったりくっついた。
    昨日は後ろからだったし、痛過ぎてよく分かんなかったけど、町屋と俺が一つに繋がってる、って目で見て実感しちまった。

    胸が熱くなってよく分かんねぇ気持ちが溢れそうになる。

    セックスは何百回もしてきたけど『繋がってる』なんて思って、こんな気持ちになったのは初めてだった。

    よく分かんねぇ熱い思い。

    それを俺の中に町屋がいるうちに伝えたくなったけど、ぴったりな言葉が見つからねぇ。
    モヤモヤするけど、考えても俺の引き出しの中には入ってなくて、断念した。

    代わりに、多分遠くないであろう言葉を当てはめてみる。

    俺は町屋が大事。

    わざわざ改まって伝えなくてもいい言葉。
俺と町屋は親友で、親友が大事なのは当たり前のことだから。

    俺たちは互いを大事に思ってる。

    そうだよな?という思いでじっと見つめると、町屋は「痛い?抜く?」と俺を気遣って心配そうな顔をした。

「……痛ぇけど、昨日よかマシ。だから、動いて、っ、いーぞ。」
「いいよ。このままで。僕を気遣ってるなら大丈夫だよ。十分気持ちいいから。」
「いや、動け、よ。出したいだろ?」
「……ホントに動いちゃって、いいの?」
「ああ。ただ、ゆっくり、たのむ。」
「うん。無理、しないでね。」

    ゆっくりチンチンが抜けて、ゾクゾクした快感に襲われて、戻ってくるとくっそ痛ぇ。
    それを何度も繰り返すうちに、快感の方の感覚だけ研ぎ澄まされてって、痛みは弱まってった。

    あ、コレやべぇかも。

    って思った時に町屋は俺のチンチンを扱いてきた。

    半勃のチンチンはすぐに硬くなって、抜き差しの動きに合わせて扱かれると、頭が馬鹿になりそうなくらいに気持ち良くて、俺はザーメンを吐き出した。
    しかも、町屋も気持ち良さそうにしてて、時々色っぽい吐息まで漏らしてきて、かなり興奮して、出し切ったはずのザーメンがまた出てきた。

「ハアァッ、…ヤベッ、ううッ、ま、また…出るッ……んああ、っく。」
「っ、凄い、ね、春日部。まだ、二回目なのに、ふ、…入れながら、ちゃんとイケたね。」

    町屋は手に付いたザーメンを舐めながら、ゆるゆると腰を動かしてる。

    町屋もイカしてやりてぇ。

    もっと激しく動いてもいい、そう言ってやりてぇけど、今の俺には多分無理だ。町屋もそれを分かってる。でも、中でイッてほしくて、俺は町屋に両手を伸ばした。

    町屋は俺の行動に、少し驚いてたけど、体を俺に寄せてくれた。

    肩に手が届いて、そのまま引き寄せてキスした。
    町屋はキスが好きだから、ちょっとでも気持ちよくなってもらいたくて。

    必死にキスをしてると、町屋の息が段々荒くなってきた。
    「いきそ」と合わさった口の中で言われて、「イケよ」って舌を絡ませた。


    ビクビクと中で震える町屋のチンチン。

    はーはーと息を吐いて、吐精後の気だるさのまま、俺に体重を預けてきた町屋。
    重さが心地よくて、背中を労るように撫でてやった。


    誇らしくて泣きたくなるような、サイコーの気分。

    アナルセックス、悪くないかもしんねぇ。

    扱き合ったり、シックスナインすんのも気持ちいいけど、アナルセックスは何か違う。

    ケツの穴なんかに入れて気持ち良くなっちまう町屋と、突っ込まれてアンアン言ってる俺。
    二人でやべぇことしちまってるって、感覚が堪んねぇ。

    共犯者みてぇな仲間意識は、町屋をより近くに感じさせてくれる。

    ――クセになっちまうかも。

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