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騎士王国ナイトガーデン編
いくら減ろうとも、やはり出るもの
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‥‥‥少なくともこんな悪知恵に参加する俺ってなんだろうか。
ふと、ディーはただの宝箱のふりをしながらそう考えた。
「おお、これが女王の死体が入っている箱かゲス!!」
「はい、流石に偽装させて運び出すにはこれがうってつけでしたので‥‥‥」
キラキラとした目で、物凄く騙されているとある貴族の目の前に俺は差し出されていた。
見た目的には中高年風のおっさんで、ややメタボ気味で、なにやらジャラジャラと悪趣味な貴金属の装飾品を付けている。
ゲイスル公爵とか言う人らしく、王弟‥‥‥なんと、あのガルティア女王の夫の一人の弟らしく、暗殺を依頼した張本人だというのはお驚きである。
あ、女王の夫の一人と言ったけど、正確には3番目の夫の事らしい。
その人一応真面目な人らしく、弟とは雲泥の差なのだとか。
で、なんで俺がこうやってただの宝箱のふりをしているかと言うと‥‥‥
「ゲ~スゲスゲス!!これであの憎たらしい女王に潰された店の恨みが張らせた!!汚職もばれなくて済み紙万々歳でげすなぁ!!」
どうやらこのおっさん、相当汚い手段の違法営業をしていた店を経営していたそうで、つい最近ガルティア女王によってその店がつぶされ、危うく自分までが摘発されそうになったので、暗殺を依頼したようなのだ。
女王を亡き者にした後、どさくさに紛れて自身の兄である女王の夫を即位させて、裏から操る気満々だったそうだ。
こういうのって、捕えても捕らえても出てくるから、いくら減らそうとしても、いつの間にかいるんだよなぁ‥‥‥
ただまぁ、そんなことはすでに弟の方で調べ上げられていたようで、十分な証拠はすべてそろっているらしい。
ついでに身内だけど容赦はしなくてもいいという許可ありです。
そして、こうやって宝箱のふりをしているのはまぁ、死体が入っているとか言っだましてからの‥‥‥
「どれどれ、あの憎らしい女の死にざまを見せてもらおうでげすかぁ!!」
にこやかに言いながら手をかけてくるゲイスル公爵。
その瞬間を、待っていました!!
「さて、死体をみせ、」
「喰らうぞごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
油断してふたに手をかけた瞬間、俺は思いっきり開いて牙を内側に生やして叫んだ。
ついでにより怖くするために、あらかじめトマトなどをかじらせてもらって赤い血の演出付きである。
突然動き出した俺に、ゲイスル公爵は驚きのあまり後ろへ慌てて下がってコケた。
「ひっ!?なんだこの箱はぁぁぁぁぁぁ!!」
ビビりまくって何やら不快なにおいを漏らしながら腰が抜けたゲイスル。
さてと、ここまで一発芸のように驚かせたところで真打登場です。
というか、さっさと出てください女王陛下。
「ゲイスル公爵!!貴公が妾を暗殺しようとした証拠も、たった今自ら油断して述べたこともすべてこの耳に入ったのじゃ!!国家に対する謀反及び、これまで行ってきた悪行をすべて処分決定なのじゃぁぁぁあ!!」
「なぁぁぁぁぁぁっ!?じょ、女王がなぜここにぃぃぃぃぃい!?」
(どうでもいいけど、早く出てくれませんかねぇ?)
威風堂々と剣を構えて突き付ける女王の様子を見ながら、ディーはそう思った。
そう、今回ディーの中にわざわざガルティア女王がスタンバって、自らさべきを下そうという作戦があったのだ。
「収納」のスキルでは入ることができないが、ただディーの口の中に、ミミックの中に入り込んで隠れることぐらいなら可能であった。
まぁ、身長とかそのへんが問題になるので、偽装してもらって体格を小さくしてもらったけどね。
幻ではなく、体格そのものも同じぐらいになるらしい王家の偽装用の指輪。
体を小さくしてもらい、中に入ってもらったけど‥‥‥なんというか、すっごい怖かった。
いや食べてしまいそうとかじゃなくてさ、この女王って好奇心旺盛だから、下手したら体内からいろいろいじくりまわされそうで‥‥‥
ま、冒頭の方で今回の作戦に参加させられた暗殺者の人が言っていた「女王が入っている」と言うところはあながち間違っていなかったんだよね。
死体ではなく、生きた女王本人がそのままですけどね。
「さぁ、屋敷はすでに包囲もしておるしこのままおとなしく裁きを受けるのじゃ!!ま、処刑か身分剥奪か、少なくとも未来は明るくないが‥‥‥」
「くっ、このアマぁぁぁぁぁぁぁ!!」
冷静な判断ができなくなったのか、もう後先も考えずに公爵は突っ込んできた。
「まぁ、何も抵抗しないけどね」
「そうじゃな」
女王は改めて偽装して小さくなり、俺は口もといふたを閉じる。
もう破滅が分かっているようで自暴自棄なのか殴ってたゲイスルであったが‥‥‥
ごきぃっつ!
「ぎ、ぎゃぁぁぁぁぁ!?」
素手で俺を殴ったようだが、生憎俺はミミック。
柔らかい体ではないし、硬い金属製の部分にあたるように体を動かして、ゲイスルを自爆させたのである。
鉄の塊を殴ったようなものだからか、それとも鍛えていなったせいなのか、どうやら拳の骨を砕いたようであった。
「くっくっくっく、ついでに今こうやって暴力を振るおうとした決定的瞬間も見れた事じゃし、また国に巣くう蛆虫を退治できるのじゃ」
不敵な笑い声をあげるガルティア女王。
どうでもいいから、とにかく早く出て行ってくれないかなぁと俺は思うのであった‥‥‥
ふと、ディーはただの宝箱のふりをしながらそう考えた。
「おお、これが女王の死体が入っている箱かゲス!!」
「はい、流石に偽装させて運び出すにはこれがうってつけでしたので‥‥‥」
キラキラとした目で、物凄く騙されているとある貴族の目の前に俺は差し出されていた。
見た目的には中高年風のおっさんで、ややメタボ気味で、なにやらジャラジャラと悪趣味な貴金属の装飾品を付けている。
ゲイスル公爵とか言う人らしく、王弟‥‥‥なんと、あのガルティア女王の夫の一人の弟らしく、暗殺を依頼した張本人だというのはお驚きである。
あ、女王の夫の一人と言ったけど、正確には3番目の夫の事らしい。
その人一応真面目な人らしく、弟とは雲泥の差なのだとか。
で、なんで俺がこうやってただの宝箱のふりをしているかと言うと‥‥‥
「ゲ~スゲスゲス!!これであの憎たらしい女王に潰された店の恨みが張らせた!!汚職もばれなくて済み紙万々歳でげすなぁ!!」
どうやらこのおっさん、相当汚い手段の違法営業をしていた店を経営していたそうで、つい最近ガルティア女王によってその店がつぶされ、危うく自分までが摘発されそうになったので、暗殺を依頼したようなのだ。
女王を亡き者にした後、どさくさに紛れて自身の兄である女王の夫を即位させて、裏から操る気満々だったそうだ。
こういうのって、捕えても捕らえても出てくるから、いくら減らそうとしても、いつの間にかいるんだよなぁ‥‥‥
ただまぁ、そんなことはすでに弟の方で調べ上げられていたようで、十分な証拠はすべてそろっているらしい。
ついでに身内だけど容赦はしなくてもいいという許可ありです。
そして、こうやって宝箱のふりをしているのはまぁ、死体が入っているとか言っだましてからの‥‥‥
「どれどれ、あの憎らしい女の死にざまを見せてもらおうでげすかぁ!!」
にこやかに言いながら手をかけてくるゲイスル公爵。
その瞬間を、待っていました!!
「さて、死体をみせ、」
「喰らうぞごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
油断してふたに手をかけた瞬間、俺は思いっきり開いて牙を内側に生やして叫んだ。
ついでにより怖くするために、あらかじめトマトなどをかじらせてもらって赤い血の演出付きである。
突然動き出した俺に、ゲイスル公爵は驚きのあまり後ろへ慌てて下がってコケた。
「ひっ!?なんだこの箱はぁぁぁぁぁぁ!!」
ビビりまくって何やら不快なにおいを漏らしながら腰が抜けたゲイスル。
さてと、ここまで一発芸のように驚かせたところで真打登場です。
というか、さっさと出てください女王陛下。
「ゲイスル公爵!!貴公が妾を暗殺しようとした証拠も、たった今自ら油断して述べたこともすべてこの耳に入ったのじゃ!!国家に対する謀反及び、これまで行ってきた悪行をすべて処分決定なのじゃぁぁぁあ!!」
「なぁぁぁぁぁぁっ!?じょ、女王がなぜここにぃぃぃぃぃい!?」
(どうでもいいけど、早く出てくれませんかねぇ?)
威風堂々と剣を構えて突き付ける女王の様子を見ながら、ディーはそう思った。
そう、今回ディーの中にわざわざガルティア女王がスタンバって、自らさべきを下そうという作戦があったのだ。
「収納」のスキルでは入ることができないが、ただディーの口の中に、ミミックの中に入り込んで隠れることぐらいなら可能であった。
まぁ、身長とかそのへんが問題になるので、偽装してもらって体格を小さくしてもらったけどね。
幻ではなく、体格そのものも同じぐらいになるらしい王家の偽装用の指輪。
体を小さくしてもらい、中に入ってもらったけど‥‥‥なんというか、すっごい怖かった。
いや食べてしまいそうとかじゃなくてさ、この女王って好奇心旺盛だから、下手したら体内からいろいろいじくりまわされそうで‥‥‥
ま、冒頭の方で今回の作戦に参加させられた暗殺者の人が言っていた「女王が入っている」と言うところはあながち間違っていなかったんだよね。
死体ではなく、生きた女王本人がそのままですけどね。
「さぁ、屋敷はすでに包囲もしておるしこのままおとなしく裁きを受けるのじゃ!!ま、処刑か身分剥奪か、少なくとも未来は明るくないが‥‥‥」
「くっ、このアマぁぁぁぁぁぁぁ!!」
冷静な判断ができなくなったのか、もう後先も考えずに公爵は突っ込んできた。
「まぁ、何も抵抗しないけどね」
「そうじゃな」
女王は改めて偽装して小さくなり、俺は口もといふたを閉じる。
もう破滅が分かっているようで自暴自棄なのか殴ってたゲイスルであったが‥‥‥
ごきぃっつ!
「ぎ、ぎゃぁぁぁぁぁ!?」
素手で俺を殴ったようだが、生憎俺はミミック。
柔らかい体ではないし、硬い金属製の部分にあたるように体を動かして、ゲイスルを自爆させたのである。
鉄の塊を殴ったようなものだからか、それとも鍛えていなったせいなのか、どうやら拳の骨を砕いたようであった。
「くっくっくっく、ついでに今こうやって暴力を振るおうとした決定的瞬間も見れた事じゃし、また国に巣くう蛆虫を退治できるのじゃ」
不敵な笑い声をあげるガルティア女王。
どうでもいいから、とにかく早く出て行ってくれないかなぁと俺は思うのであった‥‥‥
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