41 / 459
面倒事は、何故やってくる
#39 報復阻止策なのデス 前編
しおりを挟む
SIDEオゥレ侯爵家
……その侯爵家はある日、危機に見舞われた。
「‥‥‥どういう訳だ?これは?」
その日、オゥレ侯爵領地にある邸にて、現当主のオゥレ=ヘルマンは執務室に出された書類の束の内容を読み、そうつぶやいた。
「な、何でも領内の人がすべて消え失せ、代わりに誰もいない、作物もすべて抜かれ、何もなくなってしまったようです!!」
その報告書の書類を出した執事のセバスンは慌てたようにそう答えた。
「馬鹿な、なぜそうなるんだ!?」
「わかりません!!いや、ただ一つわかっていることとすれば‥‥‥」
「どうした、言ってみろ?」
「なぜか攫われた各自の家には、『オゥレ=バッカデ~スの仕業である』と」
「…‥‥はぁ?そんな名前の奴は、我が家にいなくないか?」
その報告を聞き、思わずヘルマンは呆れたような顔になった。
悪事にはまったとはいえ、一応能力としてはある程度持っている人物。
そして、自身の一族全員の名前ぐらいならきちんと覚えており、その名前に心当たりがなかったのだ。
「小さく『オゥレ=プーデル』とも書かれてましたが…‥‥」
「‥‥‥まさか、我が家の名前を利用して『俺馬鹿です オゥレ=プーデル』ってことか?」
「あ!確かに言われてみれば、そうかもしれません!!」
プーデルの名を聞き、流石にこれには心当たりがあったヘルマンは溜息を吐いた。
「‥‥ああ、プーデルと言えば確か今、犯罪奴隷たちを輸送させていたな。あいつは確か、時期侯爵とか言っていたが、流石にあの能無しに継がせるわけにもいかないし…‥‥いや、なぜあいつの名前が?」
そう首をかしげていると、屋敷の使用人が慌てた様子で入って来た。
「た、大変ですヘルマン様!!」
「どうした!」
「ぷ、プーデル様がやらかしたようで、全身複雑骨折及び顔面複雑骨折で元から出来の良くなかったすべてがさらに悪化された状態で帰還されてきました!!」
「お前、本音を暴露してないかそれ!?」
……なんにしても、タイミングが良すぎる。
そう思い、ヘルマンはプーデルのもとへ向かってみるのであった。
……プーデルの変わり果てた姿に、ヘルマンは入室してすぐにあっけに取られた。
まるですべての顔のパーツが顔の中心に集められたようになっており、潰れたパンのような顔になりながらも、炎症を起こしたのかぱんぱんに腫れていたのである。
そして全身に包帯を巻いているようで、ひどい重症であることがうかがえたのだが・・・・・
「…‥‥つまりだ、ほぼ自業自得ではないか?」
「いべ(いえ)!!ぞうでばばびばべんぢぢう”べ(そうではありません父上)!!ずべでばのべぃびんどもがわるいのでず(すべてあの平民共が悪いのです)!!」
ヘルマンの問いかけに対して、ベッドに寝かされているプーデルは、ぱんぱんに腫れた顔のせいでうまくしゃべれないながらも、そう反論した。
その様子は本当に重病人なのかと疑いたくなるほどである。
ついでにボロボロな状態でいる御者にも話を聞くと、どうやらとんでもないことを彼はしでかしたらしい。
いわく、犯罪奴隷たちを輸送していたが、自身の傲慢ゆえに火災を発生させ、逃すところであった。
そして、馬車の損害や犯罪奴隷の逃亡による危さの賠償金を、わざわざ捕えてくれた取りすがりの魔法屋の者に押し付けようとした。
また、その魔法屋が連れていたメイドや使い魔を自分のものにしようと要求した。
……自領内でならまだもみ消しは聞くが、生憎その事件が起きたのは別の領地にある都市で、どうやら相当派手にやらかしてくれたらしい。
そのうえ、話によれば数日もしないうちに事細かに都市中の噂となり、そのせいで逃げかえってきたようなものらしいが…‥‥ヘルマンはすぐに理解した。
この領に起きた異変は、全てこのプーデルが原因であると。
動きが早すぎるような気もするのだが‥‥‥その分、こいつに対する恨み積りなどがあったに違いない。
何にしても、今も時間経過で状況が悪化しそうな気がして、ヘルマンは頭を抱えたくなったのであった。
「‥‥‥すいません旦那様」
「どうした?」
「どうもお客様のようですが‥‥‥」
「‥‥?」
と、何やら使用人の一人がやって来て、何とも言えない表情でヘルマンにそう告げる。
今日は客の予定はなかったはずだと思いつつも、ヘルマンはその客の対応とやらのために退出するのであった。
―――――――――――――――――
SIDEオゥレ=プーデル
……はぁっと溜息を吐いて出ていったヘルマンを見た後、プーデルは悪態をついていた。
ただし、顔全体が腫れて痛いので、声には出せず、心で叫ぶしかなかった。
(くそう!!くそう!!あの平民ごときが!!このオゥレ様を傷つけやがって!!)
自分の名字で話すプーデル。
実はこの名前は自分にはふさわしくないと思っており、わざわざ口にしないのだ。
とはいえ、良い名前の案もないので、今はただオゥレとしか名乗らないのである。
(まぁ、良い。無事にこの領地へ帰還できた。今はまだ十分に話せないために要求できないが、治り次第すぐにあの平民へ仕返しをしてやる!!)
今はこの領ではそれどころではない事態が起きているのだが、そんな事も全く知らないプーデル。
密かに仕返しの方法を、その足りなさすぎる頭で考え始めた。
(そうだな‥‥‥裏ギルド辺りにでも依頼すればいいだろう。たかが平民を痛めに合わせるだけだし、できるだけ値切ってやり、その浮いた分を‥‥‥そう言えば、あの平民には不釣り合いな美女が2名いたな。あの者たちを我が物にするためにも必要な道具や薬を買うために使えばいい)
にやりと笑みを浮かべ、くっくっくと笑おうとするプーデル。
彼の脳裏には、殴ったあの平民がものすごい悔しい表情をして、その平民が連れていた女二人を蹂躙して悦にふけっている光景が浮かんだ。
……だがしかし、そうはいかなかった。
翌日、目を覚ましたプーデルは朝食が運ばれてくるのと、けがの手当てのための薬を替える使用人たちをベッドで待っていた。
だがしかし、待てど暮らせど全然誰も訪れず、気が付けば空高く太陽が昇っていた。
「‥‥‥どう”いう”ばけだ(どういう訳だ)!?だれじどりごないでばないが(誰一人こないではないか)!?」
誰も来ないことに文句を言いつつ、腹が減って動こうと彼は体に力を入れたときに、気が付いた。
「ぶべ?びだぐない(痛くない)?」
全身重症のはずだが、どういう訳か体が痛くない。
試しに手足を動かし、立って歩き、ちょっと走り、空中バク転を試そうとして腰を強打して悶絶し、プーデルは確信した。
なぜか自分の身体が治っている、と。
「ぼぼ(おお)!!がらだがなぼっでいいる(治っている)!!ごればぼくがどくべじゅだがらば(これは僕が特別だからな)!!」
何処までも自分に都合よく、そう結論つけたプーデル。
だが、顔の腫れだけは治っていないようである。
何にしても、ぐぅと鳴らす腹の音を鎮めるために、プーデルは朝食を擁してくれる使用人をたちを探す。
……だがしかし、どういう訳か誰一人として姿を見ない。
いや、使用人どころか、当主や他の人の姿も見えないのだ。
「ど、どぶなっでいるのだ(どうなっているのだ)!?」
食料を見つけようにも、食べ物すら見当たらず、金でもとろうかと考えて金庫を探るが、金すらない。
いや、それどころか…‥‥邸中のものというもの、人と言う人、何もかもが消失しているのである。
昨日までは確かにいたはずであり、たった一夜でここまでできるはずもないのに…‥‥一体どういうことなのだろうか。
「ぞ、ぞうだ(そうだ)!!ぶばにのっでざがぜばいいんだ(馬に乗って探せばいいんだ)!!」
そう思いつくが否や、馬小屋に向かってみるが、馬すらいない。
馬車もなく、ないない尽くしのオンパレードである。
「…‥‥どうぶなっでいるんば(どうなっているんだ)?」
そのあまりにも突然な消失事件に、プーデルはあっけに取られるしかないのであった…‥‥
……その侯爵家はある日、危機に見舞われた。
「‥‥‥どういう訳だ?これは?」
その日、オゥレ侯爵領地にある邸にて、現当主のオゥレ=ヘルマンは執務室に出された書類の束の内容を読み、そうつぶやいた。
「な、何でも領内の人がすべて消え失せ、代わりに誰もいない、作物もすべて抜かれ、何もなくなってしまったようです!!」
その報告書の書類を出した執事のセバスンは慌てたようにそう答えた。
「馬鹿な、なぜそうなるんだ!?」
「わかりません!!いや、ただ一つわかっていることとすれば‥‥‥」
「どうした、言ってみろ?」
「なぜか攫われた各自の家には、『オゥレ=バッカデ~スの仕業である』と」
「…‥‥はぁ?そんな名前の奴は、我が家にいなくないか?」
その報告を聞き、思わずヘルマンは呆れたような顔になった。
悪事にはまったとはいえ、一応能力としてはある程度持っている人物。
そして、自身の一族全員の名前ぐらいならきちんと覚えており、その名前に心当たりがなかったのだ。
「小さく『オゥレ=プーデル』とも書かれてましたが…‥‥」
「‥‥‥まさか、我が家の名前を利用して『俺馬鹿です オゥレ=プーデル』ってことか?」
「あ!確かに言われてみれば、そうかもしれません!!」
プーデルの名を聞き、流石にこれには心当たりがあったヘルマンは溜息を吐いた。
「‥‥ああ、プーデルと言えば確か今、犯罪奴隷たちを輸送させていたな。あいつは確か、時期侯爵とか言っていたが、流石にあの能無しに継がせるわけにもいかないし…‥‥いや、なぜあいつの名前が?」
そう首をかしげていると、屋敷の使用人が慌てた様子で入って来た。
「た、大変ですヘルマン様!!」
「どうした!」
「ぷ、プーデル様がやらかしたようで、全身複雑骨折及び顔面複雑骨折で元から出来の良くなかったすべてがさらに悪化された状態で帰還されてきました!!」
「お前、本音を暴露してないかそれ!?」
……なんにしても、タイミングが良すぎる。
そう思い、ヘルマンはプーデルのもとへ向かってみるのであった。
……プーデルの変わり果てた姿に、ヘルマンは入室してすぐにあっけに取られた。
まるですべての顔のパーツが顔の中心に集められたようになっており、潰れたパンのような顔になりながらも、炎症を起こしたのかぱんぱんに腫れていたのである。
そして全身に包帯を巻いているようで、ひどい重症であることがうかがえたのだが・・・・・
「…‥‥つまりだ、ほぼ自業自得ではないか?」
「いべ(いえ)!!ぞうでばばびばべんぢぢう”べ(そうではありません父上)!!ずべでばのべぃびんどもがわるいのでず(すべてあの平民共が悪いのです)!!」
ヘルマンの問いかけに対して、ベッドに寝かされているプーデルは、ぱんぱんに腫れた顔のせいでうまくしゃべれないながらも、そう反論した。
その様子は本当に重病人なのかと疑いたくなるほどである。
ついでにボロボロな状態でいる御者にも話を聞くと、どうやらとんでもないことを彼はしでかしたらしい。
いわく、犯罪奴隷たちを輸送していたが、自身の傲慢ゆえに火災を発生させ、逃すところであった。
そして、馬車の損害や犯罪奴隷の逃亡による危さの賠償金を、わざわざ捕えてくれた取りすがりの魔法屋の者に押し付けようとした。
また、その魔法屋が連れていたメイドや使い魔を自分のものにしようと要求した。
……自領内でならまだもみ消しは聞くが、生憎その事件が起きたのは別の領地にある都市で、どうやら相当派手にやらかしてくれたらしい。
そのうえ、話によれば数日もしないうちに事細かに都市中の噂となり、そのせいで逃げかえってきたようなものらしいが…‥‥ヘルマンはすぐに理解した。
この領に起きた異変は、全てこのプーデルが原因であると。
動きが早すぎるような気もするのだが‥‥‥その分、こいつに対する恨み積りなどがあったに違いない。
何にしても、今も時間経過で状況が悪化しそうな気がして、ヘルマンは頭を抱えたくなったのであった。
「‥‥‥すいません旦那様」
「どうした?」
「どうもお客様のようですが‥‥‥」
「‥‥?」
と、何やら使用人の一人がやって来て、何とも言えない表情でヘルマンにそう告げる。
今日は客の予定はなかったはずだと思いつつも、ヘルマンはその客の対応とやらのために退出するのであった。
―――――――――――――――――
SIDEオゥレ=プーデル
……はぁっと溜息を吐いて出ていったヘルマンを見た後、プーデルは悪態をついていた。
ただし、顔全体が腫れて痛いので、声には出せず、心で叫ぶしかなかった。
(くそう!!くそう!!あの平民ごときが!!このオゥレ様を傷つけやがって!!)
自分の名字で話すプーデル。
実はこの名前は自分にはふさわしくないと思っており、わざわざ口にしないのだ。
とはいえ、良い名前の案もないので、今はただオゥレとしか名乗らないのである。
(まぁ、良い。無事にこの領地へ帰還できた。今はまだ十分に話せないために要求できないが、治り次第すぐにあの平民へ仕返しをしてやる!!)
今はこの領ではそれどころではない事態が起きているのだが、そんな事も全く知らないプーデル。
密かに仕返しの方法を、その足りなさすぎる頭で考え始めた。
(そうだな‥‥‥裏ギルド辺りにでも依頼すればいいだろう。たかが平民を痛めに合わせるだけだし、できるだけ値切ってやり、その浮いた分を‥‥‥そう言えば、あの平民には不釣り合いな美女が2名いたな。あの者たちを我が物にするためにも必要な道具や薬を買うために使えばいい)
にやりと笑みを浮かべ、くっくっくと笑おうとするプーデル。
彼の脳裏には、殴ったあの平民がものすごい悔しい表情をして、その平民が連れていた女二人を蹂躙して悦にふけっている光景が浮かんだ。
……だがしかし、そうはいかなかった。
翌日、目を覚ましたプーデルは朝食が運ばれてくるのと、けがの手当てのための薬を替える使用人たちをベッドで待っていた。
だがしかし、待てど暮らせど全然誰も訪れず、気が付けば空高く太陽が昇っていた。
「‥‥‥どう”いう”ばけだ(どういう訳だ)!?だれじどりごないでばないが(誰一人こないではないか)!?」
誰も来ないことに文句を言いつつ、腹が減って動こうと彼は体に力を入れたときに、気が付いた。
「ぶべ?びだぐない(痛くない)?」
全身重症のはずだが、どういう訳か体が痛くない。
試しに手足を動かし、立って歩き、ちょっと走り、空中バク転を試そうとして腰を強打して悶絶し、プーデルは確信した。
なぜか自分の身体が治っている、と。
「ぼぼ(おお)!!がらだがなぼっでいいる(治っている)!!ごればぼくがどくべじゅだがらば(これは僕が特別だからな)!!」
何処までも自分に都合よく、そう結論つけたプーデル。
だが、顔の腫れだけは治っていないようである。
何にしても、ぐぅと鳴らす腹の音を鎮めるために、プーデルは朝食を擁してくれる使用人をたちを探す。
……だがしかし、どういう訳か誰一人として姿を見ない。
いや、使用人どころか、当主や他の人の姿も見えないのだ。
「ど、どぶなっでいるのだ(どうなっているのだ)!?」
食料を見つけようにも、食べ物すら見当たらず、金でもとろうかと考えて金庫を探るが、金すらない。
いや、それどころか…‥‥邸中のものというもの、人と言う人、何もかもが消失しているのである。
昨日までは確かにいたはずであり、たった一夜でここまでできるはずもないのに…‥‥一体どういうことなのだろうか。
「ぞ、ぞうだ(そうだ)!!ぶばにのっでざがぜばいいんだ(馬に乗って探せばいいんだ)!!」
そう思いつくが否や、馬小屋に向かってみるが、馬すらいない。
馬車もなく、ないない尽くしのオンパレードである。
「…‥‥どうぶなっでいるんば(どうなっているんだ)?」
そのあまりにも突然な消失事件に、プーデルはあっけに取られるしかないのであった…‥‥
34
あなたにおすすめの小説
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる