240 / 459
春が近づき、何かも近づく
#225 失いしものを戻す機会デス
しおりを挟む
SIDEミスティア
「…‥‥ある意味、なんとかやっているような関係ですわね」
ハルディアの森、シアンたちの家の花壇の場所にて、そこに咲き誇っている花々を見学しながらふとミスティアはそうつぶやいた。
城での大掃除による避難でここに来たが、まだそう長く経ってもいないというのに、驚かされることが多い。
「フ?」
【シャゲ?】
「ええ、何でもないですわよ、フィーアと‥‥‥えっと、ドーラさん」
ミスティアのつぶやきに対して、何かあったのかと気になったらしいフィーアとドーラ。
このドーラという植物モンスターは、どうやらここの居候兼この花壇や向こうに見える畑の管理人でもあるそうだが…‥‥‥どう考えてもただものではないような気しかない。
というか、うねうね動く植物モンスターのようだが、その種族が不明な時点で怪しさ満点である。
植物のモンスターで有名としては、マンドラゴラ、アルラウネ、ドリアード、人面樹、トレント‥‥‥人型に近いものもあれば、植物そのものというものも多い。
この目の前に入るドーラという者の場合は、植物そのものという方があっているようだが、そのどれにも当てはまらない。
「それでも、ここで過ごしているところを見ると、そう危険でもなさそうですが…‥‥」
それでもここは、魔王とされるシアンの家。
ここの住人というだけで、とんでもない者にしか思えなかった。
何にしても、ここで過ごしてミスティアはふと思う。
城で忙しく過ごしている時が多かったが、この場所だと仕事が無い。
何しろ、家事仕事などはワゼたちがあっという間にやってしまうし、書類関係もここにはない。
シアンたちを見れば魔法の鍛錬をしていたりなど好きな事を過ごしているようなのだが…‥‥
「あれ?わたくしはどうしましょうか?」
‥‥‥仕事に忙しい毎日だったせいか、余暇の過ごし方が今一つわからない。
こたつとかにもぐってだらだらしたい思いもあるが、だらけすぎると王女としての何かもなくしそう。
「フー!」
ふと気が付くと、せっかく新しいボディとやらを手に入れたのに、いつもの小さな容姿で、ミスティアに花を持ってきて見せるフィーア。
「あら?わたくしに持ってきてくれたのね」
「フ!」
その言葉にこくりとうなづく動作は可愛らしく、思わず撫でるミスティア。
気持ちよさそうにフィーアが動くが、これでゴーレムの一種だからというのが信じられない。
「いえ、そもそもあのワゼさん自体が色々おかしいのですがね‥‥‥」
王女という職業柄、様々な場所へ視察する中で、ゴーレムを取り扱う者たちを見る事がある。
ただ、それらの場合は自然発生したものだったり、誰かが作ったとしてもごつごつとした土木工事用で、大型のものが多く、ワゼのようなものは見ない。
魔王もそうだが、ワゼのようなものを作った人も、できれば国の視点で言えばなんとか友好的にしたいのだが‥‥‥そこの部分だけは不明なのだ。
「ねぇ、フィーア。貴女にもわからないのかしら?」
「フー‥フ」
「そう、無理なのね」
ワゼに生み出されたこのフィーアでも流石に知らないようで、誰が彼女を生み出したのか不明。
シアンたちにも、さりげなく夕食の席などで尋ねてみたところ、どうもワゼはシアンが拾って来たものらしい。
川を箱詰めの状態で流れてきたようだが‥‥‥その上流の方に、彼女を川に捨てた?もしくは流した人がいるのではないかと推測できたが、今までその人物を捜すようなことはしていないようである。
というのも、不思議なことに探すような気が起きないそうだ。
「何かの妨害がかかっているような気がしますわね‥‥‥」
何にしても、この魔王の住まう場所はまだ謎があるようだ。
まぁ、気になりはすれどもミスティア自身も同じように探す気が起きない。
いや、そもそも妨害というよりも…‥‥本能的な予感というべきなのだろうか?
考えて見れば、メイドメイドメイドと言っているようなワゼだが、アレがまともなメイドに思えるのであれば、いくらか感覚がマヒしているように想える。
普通の家事とかであればいいが、フィーアの生みの親というべきか、盗賊たちも薙ぎ払い、政治的に裏からも操るようなそぶりを見せ、魔王の側に居つつきちんと害になるものか何者か選別し、益になるように動く。
正直言って、あれをメイドと言う言葉で片づけられない。
とすれば、そんなメイドを作った人物はまともではない可能性が高く、どう考えてもろくなことにならないというか、非常に面倒ごとになりうる。
気になりはすれども深く踏み込めば帰ってこれないような、深淵を感じ、思わず寒気を覚えるのであった‥‥‥
―――――――――――――――――――――――
SIDEポチ
‥‥‥本日は、外へ出かける予定もなく、ポチは巣にて家族と過ごしていた。
子フェンリルたちもだいぶ大きくなってきており、巣立ちまであと数カ月、いや、それ以上かからない可能性もある。
とはいえ、まだまだ甘えたいざかり‥‥‥
【というはずなのだが…‥‥自分よりも、アレに甘えるとはどういうことなのだろうか‥‥】
「ファ、ポチよりアッチが良いと思うファファファ」
【‥‥‥腹立つなぁ】
ポチの言葉に対して、本日巣に訪れた一人、シスターズのフンフの回答に、ポチはムカッとしつつも反論できず、何よりも実力差があるので無理だと判断した。
というか、姿がワゼに近い彼女なので、若干トラウマがよみがえりそうというもあったりする。
そして彼らの前の方に入るのは、子フェンリルたちと戯れるドーラ。
‥‥‥現在、ドーラはシアンたちの家の花壇にて、ミスティア王女とフィーアのところにいるはずなのだが、どういう訳かここにも存在している。
どうやら分体とかそういう類のものを覚えたらしく、あそこに入るのはドーラの分身のようなものらしい。
「ファ、そんなことより、一応ファ連絡ファ」
【そのファいちいち入ると聞きづらいのだが…‥‥】
「無理フア」
なにはともあれ、今回どうも知らせるようなことがあるようで、フンフが向かわされたらしい。
ひとまずは話を聞くと、ポチは思いっきり嫌そうな顔になった。
【うわぁ‥‥‥非常に面倒事というべきか?いや、人間どもに威厳を知らしめることができるが‥‥そういう輩は来て欲しくは無いのだがなぁ】
はぁぁあっと溜息を吐きつつも、この森のフェンリルとしては動かざるを得ない事態。
片付けやすいが、そういう輩が来るのはできれば遠慮してほしいのである。
【何を言っているんだい?こういうのは地涌的に動いたほうが楽だろう?】
ポチの言葉が聞こえたのか、子フェンリルたちと戯れていたロイヤルがそう声をかける。
【だってな、愚か者が仕向けてくる刺客とか、どう考えても面倒だろう】
【まぁ、わかると言えばわかるが…‥‥先に話が来たからこそ、対応もやりやすいだろう?】
「そうファ。シスターズで迎撃、可能ファ。でも、この森の元々の住民がやったファ、威圧はあるファ」
シスターズでも一応簡単に迎撃はできるし、陰ながら殲滅もできる。
だがしかし、それではインパクトも薄く、懲りずにまた来る可能性がある。
ならばこそ、神獣フェンリルそのものが動けば、それこそ相当な威圧にできると判断したのだ。
「ついでに、良い訓練にもなるファ」
【それは否定しないな】
子フェンリルたちを見ながら、ポチはそう答える。
‥‥‥神獣というのは、強大な力を持つ(ポチは微妙)。
そして人というのは力を求めることが多く、中にはろくでもない手段で力を持つ者たちを手中に収めようとするのだ。
神獣もその例外でもなく、狙う輩たちがおり、どうにか自衛する手段も必要だ。
それこそ、ただの獣相手よりも手ごわい時がある人間相手もあり、どうにかその経験を積む機会が欲しい所だ。
【子どもたちで撃退させることもかのうだが‥‥‥あの子たちはまだ手加減の仕方も微妙だからな。仕方がない、教えるために動くとするか】
そう言いながら、ポチは防衛と子供たちの教育のために動くことにした。
うまいこと行けば、人間たちに対して畏怖の感情を持たせることができる父親としての姿を見せられるだろうし、そう大したことでもない。
失墜している威厳を、今こそ取り返す時。
そう考えると気合いが入り、やる気が出て来たのであった。
「…‥‥ある意味、なんとかやっているような関係ですわね」
ハルディアの森、シアンたちの家の花壇の場所にて、そこに咲き誇っている花々を見学しながらふとミスティアはそうつぶやいた。
城での大掃除による避難でここに来たが、まだそう長く経ってもいないというのに、驚かされることが多い。
「フ?」
【シャゲ?】
「ええ、何でもないですわよ、フィーアと‥‥‥えっと、ドーラさん」
ミスティアのつぶやきに対して、何かあったのかと気になったらしいフィーアとドーラ。
このドーラという植物モンスターは、どうやらここの居候兼この花壇や向こうに見える畑の管理人でもあるそうだが…‥‥‥どう考えてもただものではないような気しかない。
というか、うねうね動く植物モンスターのようだが、その種族が不明な時点で怪しさ満点である。
植物のモンスターで有名としては、マンドラゴラ、アルラウネ、ドリアード、人面樹、トレント‥‥‥人型に近いものもあれば、植物そのものというものも多い。
この目の前に入るドーラという者の場合は、植物そのものという方があっているようだが、そのどれにも当てはまらない。
「それでも、ここで過ごしているところを見ると、そう危険でもなさそうですが…‥‥」
それでもここは、魔王とされるシアンの家。
ここの住人というだけで、とんでもない者にしか思えなかった。
何にしても、ここで過ごしてミスティアはふと思う。
城で忙しく過ごしている時が多かったが、この場所だと仕事が無い。
何しろ、家事仕事などはワゼたちがあっという間にやってしまうし、書類関係もここにはない。
シアンたちを見れば魔法の鍛錬をしていたりなど好きな事を過ごしているようなのだが…‥‥
「あれ?わたくしはどうしましょうか?」
‥‥‥仕事に忙しい毎日だったせいか、余暇の過ごし方が今一つわからない。
こたつとかにもぐってだらだらしたい思いもあるが、だらけすぎると王女としての何かもなくしそう。
「フー!」
ふと気が付くと、せっかく新しいボディとやらを手に入れたのに、いつもの小さな容姿で、ミスティアに花を持ってきて見せるフィーア。
「あら?わたくしに持ってきてくれたのね」
「フ!」
その言葉にこくりとうなづく動作は可愛らしく、思わず撫でるミスティア。
気持ちよさそうにフィーアが動くが、これでゴーレムの一種だからというのが信じられない。
「いえ、そもそもあのワゼさん自体が色々おかしいのですがね‥‥‥」
王女という職業柄、様々な場所へ視察する中で、ゴーレムを取り扱う者たちを見る事がある。
ただ、それらの場合は自然発生したものだったり、誰かが作ったとしてもごつごつとした土木工事用で、大型のものが多く、ワゼのようなものは見ない。
魔王もそうだが、ワゼのようなものを作った人も、できれば国の視点で言えばなんとか友好的にしたいのだが‥‥‥そこの部分だけは不明なのだ。
「ねぇ、フィーア。貴女にもわからないのかしら?」
「フー‥フ」
「そう、無理なのね」
ワゼに生み出されたこのフィーアでも流石に知らないようで、誰が彼女を生み出したのか不明。
シアンたちにも、さりげなく夕食の席などで尋ねてみたところ、どうもワゼはシアンが拾って来たものらしい。
川を箱詰めの状態で流れてきたようだが‥‥‥その上流の方に、彼女を川に捨てた?もしくは流した人がいるのではないかと推測できたが、今までその人物を捜すようなことはしていないようである。
というのも、不思議なことに探すような気が起きないそうだ。
「何かの妨害がかかっているような気がしますわね‥‥‥」
何にしても、この魔王の住まう場所はまだ謎があるようだ。
まぁ、気になりはすれどもミスティア自身も同じように探す気が起きない。
いや、そもそも妨害というよりも…‥‥本能的な予感というべきなのだろうか?
考えて見れば、メイドメイドメイドと言っているようなワゼだが、アレがまともなメイドに思えるのであれば、いくらか感覚がマヒしているように想える。
普通の家事とかであればいいが、フィーアの生みの親というべきか、盗賊たちも薙ぎ払い、政治的に裏からも操るようなそぶりを見せ、魔王の側に居つつきちんと害になるものか何者か選別し、益になるように動く。
正直言って、あれをメイドと言う言葉で片づけられない。
とすれば、そんなメイドを作った人物はまともではない可能性が高く、どう考えてもろくなことにならないというか、非常に面倒ごとになりうる。
気になりはすれども深く踏み込めば帰ってこれないような、深淵を感じ、思わず寒気を覚えるのであった‥‥‥
―――――――――――――――――――――――
SIDEポチ
‥‥‥本日は、外へ出かける予定もなく、ポチは巣にて家族と過ごしていた。
子フェンリルたちもだいぶ大きくなってきており、巣立ちまであと数カ月、いや、それ以上かからない可能性もある。
とはいえ、まだまだ甘えたいざかり‥‥‥
【というはずなのだが…‥‥自分よりも、アレに甘えるとはどういうことなのだろうか‥‥】
「ファ、ポチよりアッチが良いと思うファファファ」
【‥‥‥腹立つなぁ】
ポチの言葉に対して、本日巣に訪れた一人、シスターズのフンフの回答に、ポチはムカッとしつつも反論できず、何よりも実力差があるので無理だと判断した。
というか、姿がワゼに近い彼女なので、若干トラウマがよみがえりそうというもあったりする。
そして彼らの前の方に入るのは、子フェンリルたちと戯れるドーラ。
‥‥‥現在、ドーラはシアンたちの家の花壇にて、ミスティア王女とフィーアのところにいるはずなのだが、どういう訳かここにも存在している。
どうやら分体とかそういう類のものを覚えたらしく、あそこに入るのはドーラの分身のようなものらしい。
「ファ、そんなことより、一応ファ連絡ファ」
【そのファいちいち入ると聞きづらいのだが…‥‥】
「無理フア」
なにはともあれ、今回どうも知らせるようなことがあるようで、フンフが向かわされたらしい。
ひとまずは話を聞くと、ポチは思いっきり嫌そうな顔になった。
【うわぁ‥‥‥非常に面倒事というべきか?いや、人間どもに威厳を知らしめることができるが‥‥そういう輩は来て欲しくは無いのだがなぁ】
はぁぁあっと溜息を吐きつつも、この森のフェンリルとしては動かざるを得ない事態。
片付けやすいが、そういう輩が来るのはできれば遠慮してほしいのである。
【何を言っているんだい?こういうのは地涌的に動いたほうが楽だろう?】
ポチの言葉が聞こえたのか、子フェンリルたちと戯れていたロイヤルがそう声をかける。
【だってな、愚か者が仕向けてくる刺客とか、どう考えても面倒だろう】
【まぁ、わかると言えばわかるが…‥‥先に話が来たからこそ、対応もやりやすいだろう?】
「そうファ。シスターズで迎撃、可能ファ。でも、この森の元々の住民がやったファ、威圧はあるファ」
シスターズでも一応簡単に迎撃はできるし、陰ながら殲滅もできる。
だがしかし、それではインパクトも薄く、懲りずにまた来る可能性がある。
ならばこそ、神獣フェンリルそのものが動けば、それこそ相当な威圧にできると判断したのだ。
「ついでに、良い訓練にもなるファ」
【それは否定しないな】
子フェンリルたちを見ながら、ポチはそう答える。
‥‥‥神獣というのは、強大な力を持つ(ポチは微妙)。
そして人というのは力を求めることが多く、中にはろくでもない手段で力を持つ者たちを手中に収めようとするのだ。
神獣もその例外でもなく、狙う輩たちがおり、どうにか自衛する手段も必要だ。
それこそ、ただの獣相手よりも手ごわい時がある人間相手もあり、どうにかその経験を積む機会が欲しい所だ。
【子どもたちで撃退させることもかのうだが‥‥‥あの子たちはまだ手加減の仕方も微妙だからな。仕方がない、教えるために動くとするか】
そう言いながら、ポチは防衛と子供たちの教育のために動くことにした。
うまいこと行けば、人間たちに対して畏怖の感情を持たせることができる父親としての姿を見せられるだろうし、そう大したことでもない。
失墜している威厳を、今こそ取り返す時。
そう考えると気合いが入り、やる気が出て来たのであった。
32
あなたにおすすめの小説
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる