憧れの召喚士になれました!! ~でも、なんか違うような~

志位斗 茂家波

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288 偶然が無かった時を考えたくはない

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…‥‥ダンジョンを出て早々に、目撃してしまった現場。

 危くバルンの体がぶった切られそうであったが、ルンとティアの刃が間に合い、相手をふっ飛ばす。

「ギャゲギャ!!」
「カマキリのようなモンスターだけど…‥‥鎌が4本か」
「虫のモンスターの中でも、性格に難があるとされる種族『ヴァイオレンスマンティス』のようですネ」

―――――――――――――――
『ヴァイオレンスマンティス』
虫のカマキリのようなモンスターの中でも危険性が非常に高いとされる。
残忍・凶悪性があり、召喚獣として呼ばれる時があるそうだが、過去の記録では信頼関係を築く前に召喚主をその場で斬殺したということもある。
発達した鎌2本では物足りなくなったのか、数を増やして4本の鎌を構えており、その技量も極めて高く、達人の域を凌駕している。
ただし、表立って行動するのはオスだけであり、メスに対して獲物を献上するらしい。
―――――――――――――――


 ヴァイオレンスマンティス…‥‥姿を見る限りというか、説明でもある通り武器はあの鎌。

 そして、この切り方を見るに…‥‥

「‥‥‥セラが拾ってきた蝶も、もしやこいつらが原因か?」
「その可能性はありマス。ただ、このサイズを見るに、どうやら別個体が潜んでいるようデス」

 セラが拾って来て、俺たちが治療したモンスターのウルバリー。

 あれも酷い切り傷があったのだが、目の前のマンティスの鎌を見る限り、切断力が違うらしい。

「あれはまだ若い個体のようですし…‥‥どうやら、何処かで繁殖しているのでしょウ」

 そう考えると、かなり不味い事態ではある。

 危険そうなモンスターが出現しているだけでも危ないのに、それが複数村の周囲にいる可能性があるのだ。

「何にしても、さっさと片付けるぞ!!ルン、ティア、それにレイアも相手へ接近戦を行え!!」
「「「了解!!」」」

 剣が飛び、鎖鎌を振るい、槍が突き出される。

 接近戦ではこの3名が有利なのだが、相手も中々の手練れのようで直ぐには撃破されない。

「ギャギャギャ!!」
「逃がしませんわ!!」
「こういう役割多い、だから、熟練してきた」

 この状況が不利だと判断したのだろうけれども、逃走する前にカトレアとアナスタシアが蔓と氷の壁を作り出して逃げ道を潰す。

「グゲーーーイ!!」

 さらに、鎌に対しては振るわれたところで、リリスがリザの尻尾で投げ飛ばされてぶつかり‥‥‥

がっぎぼぎぃっつ!!
「ギャゲゲェェ!?」

 そのまま鋭かった刃は粉砕され、使い物にならなくなった。

 であれば、後は単純な作業で済み…‥攻撃を防げなくなったところでトドメにルビーの火炎放射で骨すらも残さずに焼き尽くされるのであった‥‥‥‥

「‥‥‥いや、そもそも虫に骨があるのか?」
「ある種はあるようデス。とは言え、中身まで焼けましたし絶命確認デス」






「ううっ‥‥‥づ、疲れだぁ‥‥‥」
「大丈夫か、バルン?」
「な、なんとかな…‥‥」

 討伐し終えたところで、リザのマッサージやカトレアの薬草による治療がその場で施され、瀕死になっていたバルンが何とか復活した。

 どうやら体力を極限まで使ったようだが、大きな怪我はないらしい。

 逃げに徹するだけ徹しつつ、自身の体が傷つかないように根性で攻撃を避けていたようだが‥‥‥俺たちが間に合ったのは奇跡に近いようだ。

「と、とはいえだ、ディー…‥‥俺以外にも、重傷者が‥‥‥伐採場所で、倒れている。そっちに急いだほうが良い」
「襲われた人が、まだいるのか」
「ああ」

 頷くバルンに、俺たちはその場所へ向かうことにした。

 とはいえ、治療しても体力はすぐに回復していなかったようなので、バルンをリリスの箱の中に投げ込み、現場へ急行したのだが…‥‥



「‥‥‥ここが、伐採場所だが‥‥‥あれ?」

 血だまりだとか、争った跡は見られるだろう。

 だがしかし…‥‥どういう訳か、人の姿が無い。

「いや…‥‥他の個体がまだいるようだな」

 あのヴァイオレンスマンティスは複数の個体がいたようで、その別の奴が運んだに違いない。

「習性では、獲物をすぐに絶命させずに、できるだけ新鮮な状態で生かしたまま保存するようデス。そしてその行先はマンティスたちの相手‥‥‥メスの個体へ持ち運ぶはずデス」
「でも、ウルバリーの時を考えると、あれは持ち運ばれていなかったんじゃ?」

‥‥‥相手の習性を調べると、オスはメスの元へ献上するために獲物を狩り、運んでいるらしい。

 だがしかし、ここで倒れていたらしい人たちが獲物として運ばれたのは分かるのだが‥‥‥そう考えると、セラが運んで来たウルバリーは何故切られるだけ切られて、放置されていたのかが分からない。

「‥‥‥もしかするとですが、最悪の可能性が考えられマス」
「というと?」
「ヴァイオレンスマンティスは、獲物を捕らえてメスの元へ献上しに向かいマス。けれども、その獲物にメスが満足するとは限りまセン。場合に寄ってはメスがオスを喰らうこともあるらしいですからネ。となると、その獲物を捕らえても満足できないと想定するだけの知能のある個体ならば‥‥‥狩った獲物を餌として、さらに別の獲物を釣る可能性がありマス」

 その言葉の内容を理解し、俺たちは非常に嫌な予感を覚える。

 もし、あのウルバリーが必死に逃げ延びてきたモンスターではなく、獲物を得るための餌として使われていたらどうなるのか‥‥‥考えるだけで、最悪の事態が想定できるのだ。

「‥‥‥急いで村に戻るぞ!」
「「「「了解!!」」」」

…‥‥その予想は出来れば当たってほしくはない。

 けれども、あってもおかしくはない。

 そう考え、俺たちは村へ向かって直ぐに移動し始めるのであった…‥‥














「‥‥‥‥」

…‥‥その光景を見ながら、ソレは自身の企みがうまくいったことに満足し、舌なめずりをしていた。

 他の個体よりも体が小さく、獲物を捕らえても自身が獲物にされると、ソレは理解していた。

 だからこそ、どうすればいいのかと考え…‥‥その中で、ソレ自身が他の個体と比べ、知恵を持っていることに気が付き、その知恵を利用することにした。


 この獲物を狩っても、このままでは意味がないだろう。

 であれば、これを利用してより大きな獲物を得ることができるはずだと考え、ソレは獲物をわざと隠すかのようにその場に置き、観察していたのだ。

 そして観察する中で、ソレは獲物がかかったところを見つけたが‥‥‥それからちょっと漂ってきた気配に、嫌な予感を覚えた。

 ゆえに、その場ですぐにかかった獲物を捕らえなかったのだが…‥‥どうやらその判断は当たっていたらしい。

 獲物にはさらに大きな獲物の集落が用意されていたのが、それを保護するかのようなより強大な存在たちがいたのだ。

 ここで襲えば、それらに返り討ちにあうのが目に見えている。

 けれども、そこに何時までも滞在する様子でもないし、その場を去る時が来るだろう。

 それに、獲物を釣れたおかげで、更に大勢の獲物がいることが分かったのだが‥‥‥自分一人では、狩り切ることが出来ない。

 ならば、どうすればいいのか?

 自身の持てる知恵を活かし、ソレはある考えを持った。

 周囲で獲物を捜している仲間たちを呼び、話を持ち掛け、共にその時が来るまで待つことにしたのだ。

 幸い、仲間たちはソレほど知能があるわけでもないが、良い獲物でなければメスに捕食されているのが目に見えている。

 だからこそ、良い獲物を得られそうな機会ならば協力することを選び…‥‥今まさに、その時が来た。

 強そうなやつはもういない。少し離れた場所で、協力しなかった個体が狩りを行い始めたようだが、そんなのはどうでもいい。

 今はもう、この獲物の集落は守る者はおらず、抵抗できたとしても自分達にはかなわないだろうということが分かっているのだから。

 

 そしてソレは動き出す。

 一気に襲い掛かる方が本当は安全のために良いのだが…‥‥本能としてなのか、自身の残忍・凶悪性が出たようだ。

 最初に釣った獲物を捕らえるのを合図にすることにして、まずは自分がその獲物たちの中に紛れ込む。

 釣った相手を探し出し、その相手が餌に使ったものに気を使っている時に、そっと忍び込む。


「もうちょっとで起きそうなのー!お兄ちゃんたちが帰ってきたら、元気な姿を‥‥‥を?」

…‥‥目の前の獲物は、のんきそうにそう喋っていたが、それの姿を目にして動きを止めた。

 驚愕の表情を浮かべ、そして恐怖の表情に切り替わる。

――――ああ、その顔が見たかった。自身の残忍性ゆえか、獲物が絶望の顔を浮かべるその光景を。

 体躯が他の個体よりも小さいゆえに、中々満たされなかったのだが…‥‥どうやら今、その想いは満たされた。

「あ、ああ、ああ、な、なんなの…‥!!」

 一歩、また一歩と踏み出せば、獲物は逃げようと足を動かす。

 けれども、腰が抜けているのか逃げきれず、絶望に染まる表情がより深まり、ソレの心を歓喜の嵐で満たしていく。


「ギャギャゴゲェ…‥‥」

 さぁ、もういいだろう。十分にその絶望の想いは味わった。

 そのお礼として、せめてもの慈悲に一撃で昏倒させ、狩り取ってしまおう。

 あまり時間を掛け過ぎると、強すぎる者たちが戻ってくる可能性が大きかったので、ソレはすぐに行動に移す。

 あまり切れ味が良くないが、このぐらいの獲物であれば問題はない。

 そう思い、4つの鎌をすべて使おうとして、思いっきり持ち上げ…‥‥獲物へ向かって振り下ろした。

「ギャゴゲェ!!」
「いやああああああああああああああああああああああああああ!!」




 ザンッ!!っという音と共に、ソレの心を満たすだけの恐怖の悲鳴が響き渡った。

 その悲鳴にも喜びを覚えたそれであったが…‥‥ふと、ある事に気が付いた。

 何故か、自身の鎌が届いていない。

 確かに、獲物を確実に仕留めるために、すべての鎌を使い切ったはずなのに‥‥‥獲物のほんの少し前でとどまっているのだ。

 まるで、見えない壁か何かにぶつかったかのような感触であったが…‥‥次の瞬間、ソレは理解した。


 見れば、獲物の手には何かが握られていた。

 それが輝き、このみえない障壁を作り出したのだという事は分かったのだが…‥‥それ以外にも、何かが起こる事を。

 ありえないというべきか、空間そのものが捻じ曲がるかのような感覚を覚える。

 そもそもそんな現象自体は知らないのだが、次の瞬間には強烈な死の気配をソレは感じ取った。

 そう、確かに出て行ったはずであり、まだまだ戻ってこないと予想していた強者たちが、飛び出してくる気配を。

 瞬時に逃走を図ろうとしたが‥‥‥‥それはどうやら無理だったようだ。

 なぜならば、ソレはやってはいけないことをしたのだから。

 獲物として選んだのは良いのだが…‥‥その時から、ソレの運命は決まってしまったのだから。


「俺の妹に何をやろうとしているんだこの野郎ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「ギュゲベェ!?」

 相手の叫びが伝わると同時に、強烈な一撃が叩き込まれ、自身の体が瞬時にふっ飛ばされる痛みを理解した。

 だが、その理解が頭に伝わるよりも先に、相手が指示を出し、その周囲にいた者たちが動く。

「一斉最大火力攻撃!!」

 強烈な熱が、光が、氷が…‥‥ありとあらゆる責め苦が束になって襲い掛かって来たかのように、多くの攻撃が撃ち込まれた。

 その一つ一つが何なのか、理解し切る前に‥‥‥‥直感で、ソレは悟った。


 ああ、自分は手を出してはいけないところへ、手を出してしまったのだと。

 しかも、仲間たちも待機させてる状態であり、この様子では一気に全滅するのが目に見えていると。

 後悔しても、もう遅いだろう。ソレはもう、やってはいけない領域へ踏み入ってしまったのだから。

 最初から、そんな強者がいる時点で何もかもが間違っていたのだが‥‥‥‥自身になまじ知恵があるせいで、その判断を誤ったようだ。


…‥‥最後にソレが見たのは、獲物を守るかのように立つ一人の人間。

 その目は瞬時にこの場に現れたにもかかわらず、何が起きたのかを理解しており、絶対に許す気が無い強い意思を感じ取った。

 その意志を感じとるも、ソレはもう消えてしまう。

 やらかしたことへの深い後悔を胸に、そのままソレの存在自体が、この世から消し飛ばされてしまうのであった‥‥‥‥
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