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第二局
☖ 友達になろうよ!
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「負けました」
盤の横、駒を置くスペースに手をかざして、彼はしっかりと頭を下げる。
一瞬遅れて、私も頭を下げた。
……何とか勝てた……
はあっ、と深く息を吐き出したところで、それまで少し遠くに聞こえていた雑音が、押し寄せるように戻ってきた。
「サファイアちゃんが勝った!」
「やっぱ強いなあ、さすがやわ」
「けど、アルフレッド君も強いな! 俺、びっくりしてしもた」
「分かるー! 鳥肌立ったわ!」
それまで息をひそめていたみんなが、一斉にしゃべりだす。
それでやっと、今がクラブの時間で、私とウィリアムズ君以外の人たちもいるんだということを思い出せた。そのくらい集中していた証拠だ。
「まで、八四手をもちまして、白銀蒼輝さんの勝利です」
先生の声に、今度はそろって、もう一度、頭を下げる。
『ありがとうございました』
同じ言葉を口にしたはずなのに、勝ったのは私のはずなのに、その声が少し震えているのが、自分でも分かった。
こわかった――んだと、思う。
だって、正直、この勝ちがまぐれなんじゃないかと思うほどに、相手が強かったから。
一方、はっきりとした声であいさつをしたウィリアムズ君は、一瞬だけ、くやしそうに唇をかみしめたけれど、すぐに笑顔で私を見た。
「サファイア!」
「ひゃいっ!?」
まあまあ大きな声で名前を呼ばれたのにびっくりして、思わず声が裏返る。
そんな私に、彼は興奮したように身を乗り出しながら、早口にまくし立ててきたんだ。
「I was really surprised! You're so cool and fantastic!」
「え、えっと、えっと……」
な、なんて言うてるん⁉
分かる単語もあることにはあるけど。あんまりにも流れるようにきれいにしゃべるから、上手く聞き取れなくて、戸惑っちゃった。
「『おどろいたよ! 君は本当にすごいね! かっこいいや!』って言ってるんだよ」
困っていた私を見かねてか、駒ヶ坂先生がそっとフォローを入れてくれる。
それで、私が上手く英語を聞き取れなかったのに気づいたんだろう。
ウィリアムズ君は、少ししょんぼりした様子で、「ごめんね」と言った。
「興奮しちゃって、つい……聞き取りにくかったんだね」
「あ、謝らんでええよ。ほめてくれとるんは、なんとなく分かったし」
「そっか」
ほっとしたように笑うと、また、眼鏡の奥の瞳がきゅっと細まった。
はにかむような笑顔。
しょぼくれたような顔も可愛く見えたけど、やっぱり、こっちのほうがずっと素敵だ。
「そう、それより、だよ!」
すっかり元気を取り戻した様子で、彼は盤に目を落とした。
「カンソウセン! 感想戦しようよ! どこが悪かったのか教えてほしいんだ!」
「ふふっ。うん、分かった」
ウィリアムズ君のお誘いにうなずいて、私はまた駒を初めの形に並べ直し始めた。
そうしていると、自分でも指したくなったのか、周りに集まっていたみんなも、長机に用意した盤のほうへ向かい始める。
あちこちで対局が始まって、また教室が静かになったところで、私たちも感想戦――さっきの対局の振り返りを始めた。
「こう、こう、こうで……ここでウィリアムズ君がこう指したっけ」
「うん。攻めきれなかったなあ」
「それなんやけど、ここでこう指しとったら……」
「……あ!」
私が駒を動かす手を目で追いながら、彼は、やっと自分の緩手――ほんの少しだけ形勢を悪くした一手に気づいたらしい。
「ああー……」
目を見開いてまじまじと盤面を見つめたあと、彼はいすの背にもたれかかって、がっかりしたように天井をあおいだ。
「慎重になりすぎちゃったかなあ」
「ううん、そうでもないと思うで? 私、途中でちょっと気圧されてしもたもん」
実際、対局中のウィリアムズ君の迫力はすごかった。
対局が始まってすぐは笑顔だった彼だけれど、その表情が真剣なものになるにつれ、私は彼が怖くなっていった。眼鏡の奥にのぞく目なんか、瞳孔が開ききっていて、まるで獲物を見つめるライオンみたいだったんだもん。
「ほんとに?」
顔は天井に向けたまま、ウィリアムズ君は、ちらりと私の表情をうかがう。
黙ってうなずくと、彼は「そっかあ……」とため息をついた。
「だったら、なおのこと、押し切って勝ちたかったなあ」
ぷくりと頬をふくらませて、すねたように言うウィリアムズ君。
本気でくやしかったんだなあ、なんて思えるのは、やっと心に余裕が出てきたからかもしれない。
「相中飛車になるなんて、思ってもみなかったよ」
そう言いながら、ウィリアムズ君は、さっきよりもずっと深くて長いため息をつく。
「おれ、この戦型はあんまり研究したことがなかったし、サファイアが飛車を振った時、すごくドキドキしちゃった」
「そうなん? すごい落ち着いて指しとったように見えたんやけど……」
「あっはは、そう思ってもらえたならよかったよ。本当は、結構いっぱいいっぱいだったからさ」
研究不足なのがバレちゃったら困るしね。
そう言って、ちろりと舌を出してみせたウィリアムズ君。
お茶目でかわいらしいはずのその笑顔に、けれど私は、思わずゾッとしてしまった。
この対局は、ウィリアムズ君がくわしくないはずの戦型で進んだ。
それでも、彼は、逃げずに戦った。
人と指すのに慣れているはずの私をひるませるほどの気迫を放ちながら。
「(この人……)」
間違いない。
ウィリアムズ君には、将棋の才能がある。
今はまだ人との対局に慣れていないからか、読みも浅いし、指し手もつたなく見える。
けれど、負けそうな局面でもあきらめずに食らいつける、強い心がある。
勝った相手をほめられる素直さも、感想戦でよりよい手を学ぼうとする姿勢もある。そのための気持ちの切り替えも早い。
そもそも、将棋がメジャーなゲームじゃないはずのイギリスにいて、ここまで将棋を指せるようになったのは、ウィリアムズ君の勉強と研究のたまものだと思う。
要するに、彼の根底には、『努力する才能』があるっていうことだ。
この先、色んな人と何度も将棋を指し続ければ、彼はもっともっと強くなるだろう。
それこそ、私の力では、とうてい追いつけないくらいに……
「……ええなあ」
「え?」
しまった、と思った時にはもう遅かった。
完全に無意識のままこぼれ落ちた、ウィリアムズ君への羨望。
何とも言えない複雑な気持ちからもれてしまったその言葉へ、聞き返されるのはちょっぴり気まずい。
「ううん。何でもない」
あわてて誤魔化して、もう一度盤面に視線を戻す。
ウィリアムズ君が、それ以上は何も聞かずに感想戦に付き合ってくれたのが、とてもありがたく感じた。うらやましいような、ねたましいような、複雑なこの気持ちなんて、彼には絶対に知られたくなかったから。
一通りの振り返りを終えると、ウィリアムズ君は満足そうなため息をつく。
それから彼は、「ねえ!」と勢いよく私のほうへ身を乗り出した。
「明日もまた、おれと将棋指してよ!」
「え? クラブ、明日はないで?」
「ちがうよ! そうじゃなくて!」
言いながら、彼はいっそう身を乗り出してくる。
「おれは、クラブがあってもなくても、サファイアと将棋がしたいの!」
「私と……?」
「うん!」
迷いなくうなずくウィリアムズ君に、思わず何度もまばたきをする。
何だか無性に、胸の奥がくすぐったい。
「……私と指したいのは、強くなりたいからなん?」
「それもあるかな」
「それなら、道場とかに行って、強い人と指したほうがええと思うんやけど」
「うーん、そうだけど、そうじゃないんだよね」
私の言葉にゆるく首を振ると、ウィリアムズ君は照れたように頬をかく。
「おれ、さ。サファイアと将棋するのが、楽しかったんだ。だから、もっと仲良くなって、もっと一緒に指したいなって思ったんだ」
そう言ったウィリアムズ君のほっぺは、ほんの少し赤く染まっていて。
「だから、友達になろうよ。サファイア」
はにかみながらもまっすぐに伝えられたその言葉に、思わず顔が熱くなる。
友達になろうだなんて、今時こんなにストレートに言う人もなかなかいないだろう。
……でも、私だって。
「わ、私も……ウィリアムズ君と指すん、楽しかった!」
ウィリアムズ君との将棋はすごく熱くて、楽しかった。
これからも、もっと一緒に将棋をしたい。
それで、彼が強くなっていくのを、ずっと近くで見ていたい。
「せやから、私も、ウィリアムズ君と……と、友達、に……なりたい! ……です!」
思ったより大きな声が出たせいか、ウィリアムズ君はびっくりしたように私を見つめて。
それでも次の瞬間には、彼はきらきらと目を輝かせながら私の手を取って、嬉しそうに言ってくれたんだ。
「Nice to meet you,サファイア!」
盤の横、駒を置くスペースに手をかざして、彼はしっかりと頭を下げる。
一瞬遅れて、私も頭を下げた。
……何とか勝てた……
はあっ、と深く息を吐き出したところで、それまで少し遠くに聞こえていた雑音が、押し寄せるように戻ってきた。
「サファイアちゃんが勝った!」
「やっぱ強いなあ、さすがやわ」
「けど、アルフレッド君も強いな! 俺、びっくりしてしもた」
「分かるー! 鳥肌立ったわ!」
それまで息をひそめていたみんなが、一斉にしゃべりだす。
それでやっと、今がクラブの時間で、私とウィリアムズ君以外の人たちもいるんだということを思い出せた。そのくらい集中していた証拠だ。
「まで、八四手をもちまして、白銀蒼輝さんの勝利です」
先生の声に、今度はそろって、もう一度、頭を下げる。
『ありがとうございました』
同じ言葉を口にしたはずなのに、勝ったのは私のはずなのに、その声が少し震えているのが、自分でも分かった。
こわかった――んだと、思う。
だって、正直、この勝ちがまぐれなんじゃないかと思うほどに、相手が強かったから。
一方、はっきりとした声であいさつをしたウィリアムズ君は、一瞬だけ、くやしそうに唇をかみしめたけれど、すぐに笑顔で私を見た。
「サファイア!」
「ひゃいっ!?」
まあまあ大きな声で名前を呼ばれたのにびっくりして、思わず声が裏返る。
そんな私に、彼は興奮したように身を乗り出しながら、早口にまくし立ててきたんだ。
「I was really surprised! You're so cool and fantastic!」
「え、えっと、えっと……」
な、なんて言うてるん⁉
分かる単語もあることにはあるけど。あんまりにも流れるようにきれいにしゃべるから、上手く聞き取れなくて、戸惑っちゃった。
「『おどろいたよ! 君は本当にすごいね! かっこいいや!』って言ってるんだよ」
困っていた私を見かねてか、駒ヶ坂先生がそっとフォローを入れてくれる。
それで、私が上手く英語を聞き取れなかったのに気づいたんだろう。
ウィリアムズ君は、少ししょんぼりした様子で、「ごめんね」と言った。
「興奮しちゃって、つい……聞き取りにくかったんだね」
「あ、謝らんでええよ。ほめてくれとるんは、なんとなく分かったし」
「そっか」
ほっとしたように笑うと、また、眼鏡の奥の瞳がきゅっと細まった。
はにかむような笑顔。
しょぼくれたような顔も可愛く見えたけど、やっぱり、こっちのほうがずっと素敵だ。
「そう、それより、だよ!」
すっかり元気を取り戻した様子で、彼は盤に目を落とした。
「カンソウセン! 感想戦しようよ! どこが悪かったのか教えてほしいんだ!」
「ふふっ。うん、分かった」
ウィリアムズ君のお誘いにうなずいて、私はまた駒を初めの形に並べ直し始めた。
そうしていると、自分でも指したくなったのか、周りに集まっていたみんなも、長机に用意した盤のほうへ向かい始める。
あちこちで対局が始まって、また教室が静かになったところで、私たちも感想戦――さっきの対局の振り返りを始めた。
「こう、こう、こうで……ここでウィリアムズ君がこう指したっけ」
「うん。攻めきれなかったなあ」
「それなんやけど、ここでこう指しとったら……」
「……あ!」
私が駒を動かす手を目で追いながら、彼は、やっと自分の緩手――ほんの少しだけ形勢を悪くした一手に気づいたらしい。
「ああー……」
目を見開いてまじまじと盤面を見つめたあと、彼はいすの背にもたれかかって、がっかりしたように天井をあおいだ。
「慎重になりすぎちゃったかなあ」
「ううん、そうでもないと思うで? 私、途中でちょっと気圧されてしもたもん」
実際、対局中のウィリアムズ君の迫力はすごかった。
対局が始まってすぐは笑顔だった彼だけれど、その表情が真剣なものになるにつれ、私は彼が怖くなっていった。眼鏡の奥にのぞく目なんか、瞳孔が開ききっていて、まるで獲物を見つめるライオンみたいだったんだもん。
「ほんとに?」
顔は天井に向けたまま、ウィリアムズ君は、ちらりと私の表情をうかがう。
黙ってうなずくと、彼は「そっかあ……」とため息をついた。
「だったら、なおのこと、押し切って勝ちたかったなあ」
ぷくりと頬をふくらませて、すねたように言うウィリアムズ君。
本気でくやしかったんだなあ、なんて思えるのは、やっと心に余裕が出てきたからかもしれない。
「相中飛車になるなんて、思ってもみなかったよ」
そう言いながら、ウィリアムズ君は、さっきよりもずっと深くて長いため息をつく。
「おれ、この戦型はあんまり研究したことがなかったし、サファイアが飛車を振った時、すごくドキドキしちゃった」
「そうなん? すごい落ち着いて指しとったように見えたんやけど……」
「あっはは、そう思ってもらえたならよかったよ。本当は、結構いっぱいいっぱいだったからさ」
研究不足なのがバレちゃったら困るしね。
そう言って、ちろりと舌を出してみせたウィリアムズ君。
お茶目でかわいらしいはずのその笑顔に、けれど私は、思わずゾッとしてしまった。
この対局は、ウィリアムズ君がくわしくないはずの戦型で進んだ。
それでも、彼は、逃げずに戦った。
人と指すのに慣れているはずの私をひるませるほどの気迫を放ちながら。
「(この人……)」
間違いない。
ウィリアムズ君には、将棋の才能がある。
今はまだ人との対局に慣れていないからか、読みも浅いし、指し手もつたなく見える。
けれど、負けそうな局面でもあきらめずに食らいつける、強い心がある。
勝った相手をほめられる素直さも、感想戦でよりよい手を学ぼうとする姿勢もある。そのための気持ちの切り替えも早い。
そもそも、将棋がメジャーなゲームじゃないはずのイギリスにいて、ここまで将棋を指せるようになったのは、ウィリアムズ君の勉強と研究のたまものだと思う。
要するに、彼の根底には、『努力する才能』があるっていうことだ。
この先、色んな人と何度も将棋を指し続ければ、彼はもっともっと強くなるだろう。
それこそ、私の力では、とうてい追いつけないくらいに……
「……ええなあ」
「え?」
しまった、と思った時にはもう遅かった。
完全に無意識のままこぼれ落ちた、ウィリアムズ君への羨望。
何とも言えない複雑な気持ちからもれてしまったその言葉へ、聞き返されるのはちょっぴり気まずい。
「ううん。何でもない」
あわてて誤魔化して、もう一度盤面に視線を戻す。
ウィリアムズ君が、それ以上は何も聞かずに感想戦に付き合ってくれたのが、とてもありがたく感じた。うらやましいような、ねたましいような、複雑なこの気持ちなんて、彼には絶対に知られたくなかったから。
一通りの振り返りを終えると、ウィリアムズ君は満足そうなため息をつく。
それから彼は、「ねえ!」と勢いよく私のほうへ身を乗り出した。
「明日もまた、おれと将棋指してよ!」
「え? クラブ、明日はないで?」
「ちがうよ! そうじゃなくて!」
言いながら、彼はいっそう身を乗り出してくる。
「おれは、クラブがあってもなくても、サファイアと将棋がしたいの!」
「私と……?」
「うん!」
迷いなくうなずくウィリアムズ君に、思わず何度もまばたきをする。
何だか無性に、胸の奥がくすぐったい。
「……私と指したいのは、強くなりたいからなん?」
「それもあるかな」
「それなら、道場とかに行って、強い人と指したほうがええと思うんやけど」
「うーん、そうだけど、そうじゃないんだよね」
私の言葉にゆるく首を振ると、ウィリアムズ君は照れたように頬をかく。
「おれ、さ。サファイアと将棋するのが、楽しかったんだ。だから、もっと仲良くなって、もっと一緒に指したいなって思ったんだ」
そう言ったウィリアムズ君のほっぺは、ほんの少し赤く染まっていて。
「だから、友達になろうよ。サファイア」
はにかみながらもまっすぐに伝えられたその言葉に、思わず顔が熱くなる。
友達になろうだなんて、今時こんなにストレートに言う人もなかなかいないだろう。
……でも、私だって。
「わ、私も……ウィリアムズ君と指すん、楽しかった!」
ウィリアムズ君との将棋はすごく熱くて、楽しかった。
これからも、もっと一緒に将棋をしたい。
それで、彼が強くなっていくのを、ずっと近くで見ていたい。
「せやから、私も、ウィリアムズ君と……と、友達、に……なりたい! ……です!」
思ったより大きな声が出たせいか、ウィリアムズ君はびっくりしたように私を見つめて。
それでも次の瞬間には、彼はきらきらと目を輝かせながら私の手を取って、嬉しそうに言ってくれたんだ。
「Nice to meet you,サファイア!」
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