大東亜架空戦記

ソータ

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インド方面攻略戦

第77話 新たな家族

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隆雄達は御前会議が終わったあと地元に帰り
千代が結婚すると言われた

「披露宴は俺らが居るうちか!?」
義雄が千代に詰め寄る
「知らないわよそんなの」
それを笑って返す
「まぁ姉さんと対等に生活できるとしたらそりゃ陸軍将校だよな」
「んね~」
「まぁそうか。」
「隆雄ー?美代ー?兄さん?どういう意味かなー?」
「やべっ美代!登代!散歩行こ!散歩」
「い、行く!」
「私も!」
「兄さん!よろしく頼んだ!上官命令だ!」
「貴様!逃げるのか!薄情だぞ!」
「上官を守るのが部下だ!」
ピシャン!と扉が閉まる
「兄さーん、説明してちょうだい?」
「は、は、お、鬼だ.....」

「フゥ~逃げ切ったァ、2人ともひとまず家に避難しよう」
「うん...こわかったぁ」
「お兄ちゃんと美代のせいでしょ?...」
そうこうしてるうちに隆雄の家に着く
「ただいま...」
「おとーさん!」
4歳になり貴子もよく喋るようになっていた
「貴子ちゃ~ん!」
「みーおねーちゃん!」
「わたしもいるよー」
「とーおねーちゃん!」
ふたりとそれぞれハグをして登代に連れていかれる
「ん、俺は?」
「お兄ちゃん、今相当臭いよ」
「風呂入ってくる」
「そうしな」

「出たぞー」
「お父さんのとこ行っといで」
「おとーさん!たかこ大きくなった!」
「そうだなぁ大きくなったなぁ」
「お義姉さん結婚するんでしょ?」
「さっき聞いてびっくりしたし相手は陸軍将校だろ?」
「それでさっきお姉ちゃんと対等に暮らすには陸軍将校しかいないーって言って美代とお兄ちゃんがお姉ちゃん怒らせちゃって逃げてきたの」
「兄さんの犠牲は無駄にはしない」
「またやったのね、ご飯は?」
「食ってない」
「じゃあ作るから美代ちゃんと登代ちゃんも食べていきなさい」
「やった!」
料理を作る間3人は貴子と遊んでいた

数日後
披露宴が行われたがここで問題が起きた
新郎側の上官である久山少将が隆雄に対し絡んできたのだ
久山少将は陸軍内でも生粋の海軍嫌いであり、
空軍の役職に海軍が多いのが気に食わないらしくなおかつ前線で活躍している海軍出身の隆雄が大嫌いらしい
食事の席では近くにいた隆雄に聞こえる声で
「親の七光りで依怙贔屓され少将まで登った大して実力のない若造」と言い久山に近しい兵士はこれに対し笑い逆に隆雄に近い兵士はこれに激怒した
そのため少し不穏な空気が漂っていた

久山はまた「前線に出て活躍してると言っても無駄に労力を使い無理矢理押し込んでいるだけ」などと言い始めたので隆雄も少し頭にきたのか
「前線にに出ていないのに威張るやつはろくな奴が居ない」と言うと久山が立ち上がった
「貴様!今なんと言った!」
「ん?如何された久山陸軍少将」
隆雄は清々しいほどニヤリ顔で久山を見た
「姉の披露宴で意味もわからない事で声を荒らげるのはやめて頂きたいのだが?」
「貴様の今の言葉は看過できぬ!もう1回言ってみろ!」
「久山少将に向かって私は何か言いましたか?」
「今前線に出たことがない者はろくな奴がいないと言ったであろう!」
「久山少将は前線に出たことがないのですか?」
「なっ...貴様しらを切る気か!」
「久山君と言ったな、娘の披露宴だ、静かにしてくれるか」
そう、この披露宴には山本五十六も出席している
「済まない、続けてくれて構わない」
そして披露宴はその後滞りなく終わるが終わった途端にまた久山が仕掛けてきた
「やはり七光りだな!」
「山本大将の名前を使い軍務を行なったことは一度たりともありませんし、そんなので少将まで登り詰められれば苦労はせんでしょう」
「久山少将」
「なんだ!.......ひ、平山中将....」
「貴様、我が友の息子の披露宴で良くも喚き散らしてくれたな、この陸軍の恥さらしが」
「し、しかしそれはこの」
「言い訳するな!今すぐ原隊へ戻れ、お前の取り巻きもだ!」
久山達は何も言い返せずにその場を後にした
「はぁ...すまなかった。さぁ、飲み直そう」
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