大東亜架空戦記

ソータ

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インド方面攻略戦

第83話 インド洋海戦

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日本軍は空軍の活躍によりデンカナル周辺の制空権を確保、しかし空軍一皇隊は少なくない損害を出してしまっていた。
日本では麻子が山本家に飛び込んできていた

「健二が!」
「立島くんがどうかしたの?」
「最前線に行くって...」
「ハワイも最前線でしょ?移動?」
「インドって...」
「確か隆雄くんもインドだった気がする」
「なんでそんな落ち着いていられるのよ!」
麻子にとって信恵の反応は少し違和感であった
夫が最前線に送り出されているのに冷静そのものであったからだ
「なんでって言われても、開戦からずっとあの人最前線よ?」
「そ、そっか」
「今私たちに出来るのは祈ることだけ」

そんな日本軍には影が迫っていた
「陸奥より発進した索敵機より入電!」
「なんと言ってる!」
「敵大艦隊を発見、我が艦隊に向け進路を取っていると」
「大艦隊?」
「全容は送られてきたか」
「はっ、戦艦6、巡洋艦18、駆逐艦は少なくとも40は下らないと」
「なっ!?」
「なんだその馬鹿げた数は!」
参謀達が思わず立ち上がった
「空母は」
印度方面軍機動艦隊司令長官山口多聞中将は冷静に状況を把握しようとする
「報告の中には1隻も確認されていません」
「陸奥、日向、利根に3機ずつ索敵機を発信させよ、」
「空母からは」
「空母にはいつでも攻撃できるよう雷装で準備させておけ」
「はっ」

2時間後インド洋艦隊に再度無電が入る
「我敵艦隊発見」
「全空母に攻撃機発艦の通達、艦隊進路を敵艦隊に取る!」
日本艦隊は敵艦隊に進路を取るために旗艦金剛を先頭に一斉回頭、さらに1時間後味方攻撃隊から入電が入る
「敵艦隊全容は報告通り、攻撃に入るとのことです」
「仁科くん」
「はっ」
「敵艦隊は米英のどちらだと思う」
「....両方かと」
「連合艦隊か....」
「恐らく」
「全艦にいつ砲雷撃戦になってもいいよう準備せよと通達しておけ」
この時点で時刻は17時を回っておりあたりは夕焼け空であった、山口の指示は攻撃隊が帰ってくる頃には日が暮れていると踏んでの指示だった

そして攻撃隊は帰ってきたが山口の予想通り日が暮れ始めており全機収容する頃には完全に日が落ちていた
山口は空母を切り離し護衛に軽巡、龍田、川内、神通、駆逐艦、秋月、陽炎、夕立、白露、夕雲、秋雲をつけた
そしてインド洋艦隊全艦に
砲雷撃戦用意、周囲警戒厳と為との命令が下った
すると霧島より発光信号で敵艦発見の報が入る
同時に金剛でも敵艦を発見する
それを聞いた山口は戦艦での主砲一斉射撃を命令。反航戦での開戦になった
金剛が敵艦隊に照準を定め敵隊列1番先頭を狙う

「てぇ!」
号令とともに金剛の主砲が轟音と共に火を噴く
さらに比叡、霧島、陸奥、伊勢、日向も続く
「敵艦発砲ー!」
見張り員が叫ぶ
「敵弾弾着ー!今ァ!」
辺りを水飛沫が囲う
「被害報告急げ!」
「至近弾多数なれど命中弾無し!」
「機関は!」
「こちら機関室!なんか聞こえましたが無事です!戦闘行動に支障なし!」
「各主砲ピンピンしてます!」
「第二射急げ!」
日本艦隊はこの時またも取舵を取り敵艦隊に近づき始めた。
その間にも敵艦隊は発砲を続ける
そして巡洋艦の射程にも入った時戦艦が第二斉射を始め重巡利根、筑摩、笠置、富士も斉射を始める
敵艦隊からいくつか爆煙が上がる
「各艦に通達!各個目標を定め、敵艦殲滅を優先とせよ!」
その命令の直後駆逐艦数隻が隊列を離れ、さらに敵艦に接近していく
「吹雪、峯風、神風...駆逐艦が敵に接近していきます!」
「探照灯照射!駆逐艦を援護せよ!」
直後後ろから爆発音が聞こえてくる
「何事だ!?」
「比叡です!比叡被弾!」
「敵弾更に来ます!」
「弾着ー!今ァ!」
「さらに比叡被弾!霧島も被弾です!比叡の炎上更に拡大!」
比叡は第3砲塔が吹き飛び隔壁防御がぶち抜かれてしまった
応急処置を急ぐも第3砲塔で装填中だった次弾に誘爆、再度大爆発を起こす
「比叡...落伍していきます....」
「止まるな...」
「貴様ら!今は戦闘中だぞ!ぼーっとするな!手が空いているなら周りを手伝え!バカもんが!」
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