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…翌日。
「…ねえ、今日ヒマ?」
「…普通に仕事があるけど…」
朝食を終えて出発の準備をしているとお姉さんが話しかけてきたのでいつも通りの返答をする。
「…急ぎ?」
「いや…別に…」
「じゃあ、ちょっと付き合ってくれない?」
珍しく自分の都合を押し付けて来ない事に俺が若干警戒しながら返すと…
お姉さんは両手を合わせて顔の横に持っていきながらお願いして来た。
「…どこか行きたいところでもあるの?」
「行きたいところっていうか…ちょっとユニコーンでも捕まえて貰おうかな?って」
「…ユニコーンだと?はるか昔に絶滅したハズでは…」
俺の問いにお姉さんが良く分からない事を言い出しておじさんが反応する。
「それが、まだ残存してるの。今のところ確認されてるのは2体だけだけど」
「…良く分からないけど…なんで?」
「…目当ての角がテイムしたらドラゴンの鱗みたいに生え変わるのかが知りたくて」
「…なるほど。ユニコーンの角は万病に効く薬になると伝承にもあるぐらいだからな」
…俺もそこは気になる。と、これまた珍しくおじさんがお姉さんの話を聞いて乗り気になった。
「じゃあ決まりね!ちょっと準備してくる!」
「…ん?」
お姉さんが喜んで家の中に小走りで戻って行くと入れ違いでメイドがやって来る。
「やあ、掃除?いつもご苦労様」
「ありがとうございます。それよりご主人、来客ですが…」
「え、うそ。今?」
「…どうします?」
俺たちの話を聞いていたのかメイドの一人は判断を仰ぐように聞いてきた。
「…うーん…とりあえず話だけでも聞いておこうか。いつもの部屋に」
「かしこまりました」
俺は少し考えて多少の時間なら融通も利くだろう…と、お姉さんを待つ間に来客の対応をする事に。
「…初めてだな。お前の家に来るのは…」
「…ノルマの話?そういえば最近無かったけど…」
応接室に座って待ってると上司のおじさんがやって来たので話の内容を予想して尋ねる。
「…ノルマ?…私が尊敬した時点でお前はもうとっくに一人前だ。今日は一人の商人として、対等な立場からお願いするために参った次第だ」
「…お願い?珍しい…」
「私が依頼していた運び屋から朝早くに連絡があった…道が封鎖されていて積荷の到着が大幅に遅れる、と」
ただでさえ当初の到着日よりも遅れているというのに…なにか打開策はないものか?と、上司…元上司?のおじさんは仕事上の問題を解決する案を俺に聞いてきた。
「あー…まあ…一応あるにはあるけど…出来るかな?俺はちょっと忙しくて…」
「!打開策があるのか!?」
「…ちょっと待っててくれる?」
俺はおじさんを応接室に残して勉強中であろう子供達の居る部屋へと確認に行く。
…そしておじさんの事を話した結果、4人中2人は午前中に時間が空いてるとの事で快く了承してくれた。
「…いやぁ空いてて良かった良かった」
「…指示すれば断る事は出来まい」
「…いや、でもほら…あっちにも予定があるじゃん?」
「…ふっ。その甘さはそれでこそ、といったものか…」
戻る最中の廊下で俺が嬉しくなって独り言を言うと用心棒のおじさんが会社みたいな事を言い出したので、ちょっと考えながら返すと何故か笑われる。
「…大丈夫だった。俺はこれから行くところがあって…後は子供達に任せてあるから」
「…子供達…?噂の奴隷の弟子達か?」
「弟子…まあ、部下よりはましか。似たようなもんだし」
もう少ししたら来ると思うからそれまで寛いでてね。と、俺はおじさんを部屋に残して外に出た。
「…あ。…大丈夫なの?」
「うん。積荷の立ち往生をなんとかしたい…って言うから子供達に頼んだ」
「そう。じゃあ早速行きましょう…また誰か来ない内に」
庭の車の前にお出かけ用の格好で立ってたお姉さんが俺に気づいて尋ねて来たので内容をざっくり話すと頷いた後に出発を急かしてくる。
「…ねえ、今日ヒマ?」
「…普通に仕事があるけど…」
朝食を終えて出発の準備をしているとお姉さんが話しかけてきたのでいつも通りの返答をする。
「…急ぎ?」
「いや…別に…」
「じゃあ、ちょっと付き合ってくれない?」
珍しく自分の都合を押し付けて来ない事に俺が若干警戒しながら返すと…
お姉さんは両手を合わせて顔の横に持っていきながらお願いして来た。
「…どこか行きたいところでもあるの?」
「行きたいところっていうか…ちょっとユニコーンでも捕まえて貰おうかな?って」
「…ユニコーンだと?はるか昔に絶滅したハズでは…」
俺の問いにお姉さんが良く分からない事を言い出しておじさんが反応する。
「それが、まだ残存してるの。今のところ確認されてるのは2体だけだけど」
「…良く分からないけど…なんで?」
「…目当ての角がテイムしたらドラゴンの鱗みたいに生え変わるのかが知りたくて」
「…なるほど。ユニコーンの角は万病に効く薬になると伝承にもあるぐらいだからな」
…俺もそこは気になる。と、これまた珍しくおじさんがお姉さんの話を聞いて乗り気になった。
「じゃあ決まりね!ちょっと準備してくる!」
「…ん?」
お姉さんが喜んで家の中に小走りで戻って行くと入れ違いでメイドがやって来る。
「やあ、掃除?いつもご苦労様」
「ありがとうございます。それよりご主人、来客ですが…」
「え、うそ。今?」
「…どうします?」
俺たちの話を聞いていたのかメイドの一人は判断を仰ぐように聞いてきた。
「…うーん…とりあえず話だけでも聞いておこうか。いつもの部屋に」
「かしこまりました」
俺は少し考えて多少の時間なら融通も利くだろう…と、お姉さんを待つ間に来客の対応をする事に。
「…初めてだな。お前の家に来るのは…」
「…ノルマの話?そういえば最近無かったけど…」
応接室に座って待ってると上司のおじさんがやって来たので話の内容を予想して尋ねる。
「…ノルマ?…私が尊敬した時点でお前はもうとっくに一人前だ。今日は一人の商人として、対等な立場からお願いするために参った次第だ」
「…お願い?珍しい…」
「私が依頼していた運び屋から朝早くに連絡があった…道が封鎖されていて積荷の到着が大幅に遅れる、と」
ただでさえ当初の到着日よりも遅れているというのに…なにか打開策はないものか?と、上司…元上司?のおじさんは仕事上の問題を解決する案を俺に聞いてきた。
「あー…まあ…一応あるにはあるけど…出来るかな?俺はちょっと忙しくて…」
「!打開策があるのか!?」
「…ちょっと待っててくれる?」
俺はおじさんを応接室に残して勉強中であろう子供達の居る部屋へと確認に行く。
…そしておじさんの事を話した結果、4人中2人は午前中に時間が空いてるとの事で快く了承してくれた。
「…いやぁ空いてて良かった良かった」
「…指示すれば断る事は出来まい」
「…いや、でもほら…あっちにも予定があるじゃん?」
「…ふっ。その甘さはそれでこそ、といったものか…」
戻る最中の廊下で俺が嬉しくなって独り言を言うと用心棒のおじさんが会社みたいな事を言い出したので、ちょっと考えながら返すと何故か笑われる。
「…大丈夫だった。俺はこれから行くところがあって…後は子供達に任せてあるから」
「…子供達…?噂の奴隷の弟子達か?」
「弟子…まあ、部下よりはましか。似たようなもんだし」
もう少ししたら来ると思うからそれまで寛いでてね。と、俺はおじさんを部屋に残して外に出た。
「…あ。…大丈夫なの?」
「うん。積荷の立ち往生をなんとかしたい…って言うから子供達に頼んだ」
「そう。じゃあ早速行きましょう…また誰か来ない内に」
庭の車の前にお出かけ用の格好で立ってたお姉さんが俺に気づいて尋ねて来たので内容をざっくり話すと頷いた後に出発を急かしてくる。
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