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「…流石にこの前よりも戦力が減っているとはいえ、上級が3体か…」
「…北ってどこらへん?」
「えーっと…ココから下に向かって来てるんだって」
俺の問いにお姉さんは地図を広げて指差し、魔王軍の動きを教えてくれた。
「…へー…じゃあお願い」
「…え?」
俺がドラグーンに場所を伝えて白い籠を開けると外に出るや否や飛んで行く。
「…行かなくていいのか?」
「どうせ5分10分で終わるんでしょ?それなら任せた方が早いし」
「…ああ!忘れてた!間に合うと良いんだけど…!」
お姉さんはドラグーンが飛んで行った先を見てたかと思えば急に我に返ったかのようにどこからか杖を取り出してブツブツと何かを呟き始める。
「…あ、あの杖ってもしかして…」
「…ユニコーンの角を加工した物だな。今までの物とは格が違う」
お姉さんの持ってる真っ白な杖からなんか薄い半透明のオーラみたいなのが見えるので聞いてみたら合ってたらしい。
「…ふふふ、それだけじゃないわよ。この先端に付いてるのは魔導鉱石の結晶なんだから」
コレがミスリルで、コレがオリハルコン、コレが…と、魔法陣が消えた後にお姉さんは自慢気に説明し出した。
「…なんだか凄そうだね」
「『凄そう』じゃなくて『凄い』の、実際。いくら金を積まれても売る気が起きないぐらいには…ね」
あまり興味がないので適当に流すと何故かお姉さんがどうでも良い部分を訂正してくる。
「…へー」
「あ、信じてないでしょ。ワンオフなのよ!世界中に一本しかない、とても貴重な!」
「…ユニコーンの角は分かるが、オリハルコンなどの魔導鉱石の結晶はどうやって手に入れたんだ?」
「……えへっ」
かなり貴重だから市場には出回っていまい…と、言うおじさんの疑問にお姉さんはビクッと驚いたかと思えば可愛く舌を出して笑ってごまかそうとした。
「…あの時の探知魔法か。流石に無断で採ってはないと思いたいが…」
「だ、大丈夫!ちゃんと交渉はしたから…」
おじさんが呆れたように心当たりを呟くとお姉さんは焦ったように言い訳みたいな事を返すので、何かを言おうとするも結局何も言わずにため息を吐いた。
…そして俺の予想通りドラグーンは約10分ちょっとで戻って来た。
「…じゃあやることやったし、仕事に戻ろうか」
「私は報告があるからもう少しこの国に居ようっと。夕飯までには帰るから」
「…王子達にあまり迷惑をかけないようにな」
「あはは…大丈夫大丈夫」
お姉さんは子供達に送ってもらうつもりらしいのでここで別れて俺たちはあの田舎へと向かう事に。
「…うひゃー…何度見ても慣れないなー」
イモイモターンを仕入れるためにあの女の子がいる工場の前に降ろしてもらうと…
ちょうど近くにいたらしく車内から降りて来た俺を見ながら呟く。
「…どう?どれくらい出来てる?」
「今は週5000個のペースだよ。今新しい機械を導入してるから…来月には更に倍に増産できそう!」
「…ほう。頑張ってるようだな」
俺の問いに女の子が現状を報告しておじさんは意外そうに呟く。
「そりゃああれだけ投資してくれたらね。お母さんだけじゃ手が回らないからってお父さんも転職してもらったし」
「…やっぱり忙しい?」
「お母さんは社長だから毎日忙しいみたいだけど、私は現場主任みたいなものだからそんなに…この村のお母さん達はみんな優秀だから結構暇を持て余すかな?」
女の子の言葉に俺が若干心配したように聞くも首を横に振って内情を説明するように話す。
「…そっか。…で、どう?憧れの社長令嬢になれた気分は」
「うーん…なんかイメージと違う。お金には困らなくなったけど、もっとこう…優雅な生活をしてると思ってたのに…」
「…金に困らなくなったのならそれで十分だと思うが」
俺がからかうように聞くと女の子は首を傾げながら告げておじさんが軽くツッコむ。
「そうなんだけどさ…ドラマみたいに広い家で朝起きて紅茶飲んでも何か違和感があるんだよね」
「…違和感?」
「うん。やっぱり多少狭くても良いから家族の団欒が欲しいなー…って、ただのわがままなんだけど」
普通に広い家の方が何かと住み易いし。と、女の子はなにが言いたいのか良く分からない理解に苦しむ難しい事を言い出した。
「…北ってどこらへん?」
「えーっと…ココから下に向かって来てるんだって」
俺の問いにお姉さんは地図を広げて指差し、魔王軍の動きを教えてくれた。
「…へー…じゃあお願い」
「…え?」
俺がドラグーンに場所を伝えて白い籠を開けると外に出るや否や飛んで行く。
「…行かなくていいのか?」
「どうせ5分10分で終わるんでしょ?それなら任せた方が早いし」
「…ああ!忘れてた!間に合うと良いんだけど…!」
お姉さんはドラグーンが飛んで行った先を見てたかと思えば急に我に返ったかのようにどこからか杖を取り出してブツブツと何かを呟き始める。
「…あ、あの杖ってもしかして…」
「…ユニコーンの角を加工した物だな。今までの物とは格が違う」
お姉さんの持ってる真っ白な杖からなんか薄い半透明のオーラみたいなのが見えるので聞いてみたら合ってたらしい。
「…ふふふ、それだけじゃないわよ。この先端に付いてるのは魔導鉱石の結晶なんだから」
コレがミスリルで、コレがオリハルコン、コレが…と、魔法陣が消えた後にお姉さんは自慢気に説明し出した。
「…なんだか凄そうだね」
「『凄そう』じゃなくて『凄い』の、実際。いくら金を積まれても売る気が起きないぐらいには…ね」
あまり興味がないので適当に流すと何故かお姉さんがどうでも良い部分を訂正してくる。
「…へー」
「あ、信じてないでしょ。ワンオフなのよ!世界中に一本しかない、とても貴重な!」
「…ユニコーンの角は分かるが、オリハルコンなどの魔導鉱石の結晶はどうやって手に入れたんだ?」
「……えへっ」
かなり貴重だから市場には出回っていまい…と、言うおじさんの疑問にお姉さんはビクッと驚いたかと思えば可愛く舌を出して笑ってごまかそうとした。
「…あの時の探知魔法か。流石に無断で採ってはないと思いたいが…」
「だ、大丈夫!ちゃんと交渉はしたから…」
おじさんが呆れたように心当たりを呟くとお姉さんは焦ったように言い訳みたいな事を返すので、何かを言おうとするも結局何も言わずにため息を吐いた。
…そして俺の予想通りドラグーンは約10分ちょっとで戻って来た。
「…じゃあやることやったし、仕事に戻ろうか」
「私は報告があるからもう少しこの国に居ようっと。夕飯までには帰るから」
「…王子達にあまり迷惑をかけないようにな」
「あはは…大丈夫大丈夫」
お姉さんは子供達に送ってもらうつもりらしいのでここで別れて俺たちはあの田舎へと向かう事に。
「…うひゃー…何度見ても慣れないなー」
イモイモターンを仕入れるためにあの女の子がいる工場の前に降ろしてもらうと…
ちょうど近くにいたらしく車内から降りて来た俺を見ながら呟く。
「…どう?どれくらい出来てる?」
「今は週5000個のペースだよ。今新しい機械を導入してるから…来月には更に倍に増産できそう!」
「…ほう。頑張ってるようだな」
俺の問いに女の子が現状を報告しておじさんは意外そうに呟く。
「そりゃああれだけ投資してくれたらね。お母さんだけじゃ手が回らないからってお父さんも転職してもらったし」
「…やっぱり忙しい?」
「お母さんは社長だから毎日忙しいみたいだけど、私は現場主任みたいなものだからそんなに…この村のお母さん達はみんな優秀だから結構暇を持て余すかな?」
女の子の言葉に俺が若干心配したように聞くも首を横に振って内情を説明するように話す。
「…そっか。…で、どう?憧れの社長令嬢になれた気分は」
「うーん…なんかイメージと違う。お金には困らなくなったけど、もっとこう…優雅な生活をしてると思ってたのに…」
「…金に困らなくなったのならそれで十分だと思うが」
俺がからかうように聞くと女の子は首を傾げながら告げておじさんが軽くツッコむ。
「そうなんだけどさ…ドラマみたいに広い家で朝起きて紅茶飲んでも何か違和感があるんだよね」
「…違和感?」
「うん。やっぱり多少狭くても良いから家族の団欒が欲しいなー…って、ただのわがままなんだけど」
普通に広い家の方が何かと住み易いし。と、女の子はなにが言いたいのか良く分からない理解に苦しむ難しい事を言い出した。
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