【更新休止】婚約破棄された令嬢の激辛料理経営禄

Mr.後困る

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冥府にGO!!

ここは既に包囲されている!!

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「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・おい、 嘘だろ?」

スカイの渾身、 まさに魂を賭けた一撃はウィノには通じなかった。
対消滅は発動しなかった、 魔力は希釈されて効果を成さなかった。
まるで大海に二色の絵具を一滴ずつ混ぜ合わせて落とした如く、 何も起こらなかった。

「マヤの馬鹿、 こんな奴が居るなんて聞いてないわよ」

スカイは文字通り精魂尽き果て倒れ、 無かった。
倒れそうになったスカイをナイフ頭が支えたのだ。

「っ、 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ナイフ頭は能力を発動し続けた。
しかし今度はまるで効果が無かった、 周囲の壁や床に切り傷が出来るが
ウィノには一片の傷も無かった。

「やらせねぇ!! やらせねぇぞ!! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ウィノは意に介さず、 奥に進んだ。

「畜生・・・・・」

ナイフ頭は悪態を吐いた。
まるで相手にされていない事に対する憤怒と屈辱を感じた。
しかしそんな物は直ぐに吹っ飛んだ。
スカイの容態が可笑しい、 明らかに顔色が悪くなっているし呼吸も変だ。

「くっ、 しっかりして下さい!!」

返事がない。
ナイフ頭はスカイを抱えて屋敷から脱出するのだった。






「・・・・・」

アラモードはスカイたちから逃げて屋敷を歩いていた。
幾つかナイフ等の刃物を見つけたがアラモードの身体能力は
ビア皇族の中でもお世辞にも高いとは言えない。

「流石に武器には心許ない・・・・・万事休すか」

タッタッタタッタ、 と数人の走る音が聞こえた。

「っ・・・もう来たのか・・・」

ダダダダダダダダダダダダダダダダ!! と足音が増えた。

「くっ、 これは・・・!!」

確実に自分の手には負えない数である、 魔法もまだ封じられている。

「・・・・・は・・・・・れている!!」
「ん?」

聞き覚えのある声がする。

「ここは既に包囲されている!! 大人しく抵抗は止めて投降しなさい!!
既に突入しているわ!! 投稿すれば命は保障する!!」
「!!」

アラモードは声のする方に向かった。

「ラビー!!」
「アラモード殿下!!」

ラビー達が屋敷に突入したのだ。
ラビーと亜人騎士、 そして巾木達。

「無事でしたか!!」
「えぇ・・・ウィノは一緒に?」
「ウィノはさっき燃えながら突入したのを見ました」
「燃えながら?」

首を傾げるアラモードであった。
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