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大波乱!?料理対決!!

情報の功罪

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レストラン・スコヴィルにて。

「私の情報を、 ですか?」
「そう、 知りたがっている奴が多くてね」

マクスウェルと談話している時に
他の八王へのラビーの情報公開をどうするかを尋ねられた。
ADと盾の騎士も一緒に居る。

「一応言っておくが君の個人情報パーソナルでは無く
料理人としてのスキルだ、 大会で気味は中々の注目株らしい」
「別に構いませんよ、 どうぞ教えて下さい」
「良いのか? 優位性アドバンテージを失うぞ?」
「人が悪いですね
情報を知る事は優位性アドバンテージには繋がらないでしょう?」
「でしょうと同意を求められてもなぁ」

くっく、 と笑うマクスウェル。

「どういう事だ?」

盾の騎士がADに尋ねる。

「・・・まず情報には二つの種類が有ります
『真実』と『嘘』です、 この時点から情報をただ集めるだけでは不十分
と言う事は如実になっているでしょう」
「確かにな」
「銜えて『真実』の情報でも役に立つ情報、 役に立たない情報があります
更に役に立つ情報を入手しても役に立たせられるかが肝心です」
「どういう事だ?」
「例えば店長の料理は激辛料理
その情報に対してどう出るか」
「如何出るか・・・なるほど、 即ちどう戦うか、 と言う事か」
「激辛と言う新しいジャンルに対してどう対応するのかがポイントになると思います」
「厳しいな・・・俺の立場だったら初見のバケモノを如何倒すかってなるか
だがしかしやはり料理対決は基本的に旨さのみを評価するストロングスタイルの料理人だらけ
激辛対策をガン無視して突っ込んで来るかもしれないぞ?」
「それならば状況は五部では?」
「正直に言うと分が悪いと思う、 料理対決となるとやはり料理の腕前が物を言う」
「店長も負けてはいないぞ」
「ですが圧倒的にキャリアは他の亜人達の方が上です」
「むっ・・・」
「何にせよ、 亜人に対しては人間は要警戒だとおもいますよ」

そんなこんなを言っている内に大会当日になった。
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