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大波乱!?料理対決!!

ホットケーキ対決!!

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【博物館付属食堂】シェフとラビー、
ホットケーキ対決、 先行で並べられる【博物館付属食堂】シェフのホットケーキ
シンプルなふっくらとしたホットケーキ。
そしてホットケーキの傍に作り立てのバター
メープルシロップもたっぷりと横にある。
更に・・・

「コーヒーもどうぞ」
「コーヒーまで付けるか・・・!!」

甘い物に対してコーヒーを付けるのは鬼に金棒。
ホットケーキの旨さは数倍に跳ね上がる。
そして実食。

「ふむ、 やはりノスタルジー感がある」
「懐かしい美味さだな」
「バターを避けて有って自分で使える様にしてあるのはデカイ」
「コーヒーも気遣いが出来ている、 しかしアイスコーヒーが良いな」
「・・・・・」

続いてラビーのホットケーキ。
三段重ねのホットケーキにアイスとアーモンドがトッピングされている。
蜂蜜仕立てのソースもかかっている。
更に紅茶も添えてある。

「ほぅ、 こちらは紅茶か」
「シェフの一方的なワンサイドゲームにならずに済んだな」
「では頂くか」

そして実食。

「おぉ!? これは・・・」
「パンケーキの暖かさとアイスクリームの冷たさが共存している!!」
「砕いたアーモンドも良いアクセントだ!!」
「新しいシェフのホットケーキと対を成すパンケーキと言えるな」
「パンケーキを小さくして三段重ねにすると言う小技も中々だ」

こちらも好評である。
食べ終えた審査員達が何方が良いか票を入れる。

「結果は【レストラン・スコヴィル】店主3!!
【博物館付属食堂】シェフ2!! まさかまさかの人間勝利!!
これは一体どういう事なのか審査員の方々の説明を聞きましょう!!」
「私は人間に入れた、 やはり新しいホットケーキの形として
温度差は面白い要素だと思う」
「私も人間に入れた、 パンケーキ三段重ねはさっきも行ったが面白い要素
量はシェフのホットケーキと大差ない筈だがそれでも満足感があった」
「私はシェフに入れた、 やはり昔懐かしいホットケーキが一番旨いと私は思う」
「俺もシェフかな、 皆色々言っているがそもそもの話
シェフのホットケーキ自体がそもそも美味いんだよ
アイスクリームとかの小細工をぶっちぎっていたと感じた」
「私は人間に入れました、 人間の進歩を評価したと言う感じですね
懐かしいは古臭い、 と表裏一体ですし頑張って頂きたかった」

画してラビーは二回戦に進出したのだった。
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