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第七機
時間稼ぎ 【篤・ツバキ】 16
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光がはれて、翠間は目の前の光景に息を吞んだ。
人の二倍以上の大きさのロボットは姿を消していた。篤は左腕を前に突き出したまま止まっていて、その腕の周りを細やかな粒子が包むように舞っていた。
「倒したのか……?」
「今何が?」
フッラシュに驚いて腰を抜かしていた佐藤はキョロキョロと周りを見て、地面を指さした。
「あっ、あれって……」
指さした先を翠間も目をやると、コンクリートの地面の上に大量の黒い砂が山積みになっていた。さっきまではそんなものは存在していなかった。少なくとも選考の前までは……。篤が何かをした。その痕跡として砂の山がある。
「わるい……もう限界だ」
電池が切れた人形のように受け身も取らないで篤は地面に倒れた。
翠間は慌てて篤のもとへと移動氏と一歩踏み出したが、翠間自身限界に近かったため体勢を崩す。それを佐藤が体を支えて転倒を防ぐ。
「私が支えますから」
翠間は佐藤に支えられながら一歩一歩確実に歩く。そして篤そばまで来て二人は安心した。
篤が横になるその下にはコンクリートではなく、厚砂の層が衝撃を吸収して、無傷だった。
首だけ動かして女性に支えられる男を見る篤。
「みんな無事でよかった。暴走はしなかったみたいだな……。でも……久しぶりに力を使ったってのに……無茶をしすぎてこの様とはかっこがつかない」
「全くだ。馬鹿でカッコ悪いとはもう本物だな」
「どういう意味だ?」
「そのままだ馬鹿野郎」
向かっていた第三課が遅れてヘリで到着する。
三人は空を見上げて安心感に緊張が解けて息を吐いた。
人の二倍以上の大きさのロボットは姿を消していた。篤は左腕を前に突き出したまま止まっていて、その腕の周りを細やかな粒子が包むように舞っていた。
「倒したのか……?」
「今何が?」
フッラシュに驚いて腰を抜かしていた佐藤はキョロキョロと周りを見て、地面を指さした。
「あっ、あれって……」
指さした先を翠間も目をやると、コンクリートの地面の上に大量の黒い砂が山積みになっていた。さっきまではそんなものは存在していなかった。少なくとも選考の前までは……。篤が何かをした。その痕跡として砂の山がある。
「わるい……もう限界だ」
電池が切れた人形のように受け身も取らないで篤は地面に倒れた。
翠間は慌てて篤のもとへと移動氏と一歩踏み出したが、翠間自身限界に近かったため体勢を崩す。それを佐藤が体を支えて転倒を防ぐ。
「私が支えますから」
翠間は佐藤に支えられながら一歩一歩確実に歩く。そして篤そばまで来て二人は安心した。
篤が横になるその下にはコンクリートではなく、厚砂の層が衝撃を吸収して、無傷だった。
首だけ動かして女性に支えられる男を見る篤。
「みんな無事でよかった。暴走はしなかったみたいだな……。でも……久しぶりに力を使ったってのに……無茶をしすぎてこの様とはかっこがつかない」
「全くだ。馬鹿でカッコ悪いとはもう本物だな」
「どういう意味だ?」
「そのままだ馬鹿野郎」
向かっていた第三課が遅れてヘリで到着する。
三人は空を見上げて安心感に緊張が解けて息を吐いた。
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