妄想の館

守 秀斗

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第11話:オークションにかけられる私

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 大勢の人の前でおしっこをするのを見られて、私はすっかり恥ずかしくなってしまった。

「あの、和美さん」
「なに」

「もう、こんなことやめにしたいんですが、だめでしょうか」
「うーん、でも、ショーは始まったしねえ」

「こんなことするの、恥ずかしくて。何て言うか、自分が汚れていくみたいで」
「でも、そういう小説書いてたじゃないの。本当は興奮しているのよね、おしっこするのを見られて」

「……だから妄想と現実は違うと思います」
「でも、あなた、あそこをすごく濡らしているわね。もうびしょ濡れじゃないの」
「……そ、そうですけど……でも、やっぱりまともな人がすることじゃないと思います。何とかなりませんか」

 和美さんは困った顔をしている。

「じゃあ、私が代わりにするしかないんだけど。観客の中には偉くて怖い人がいるんで。ショーをやめるわけにはいかないわ」
「え、でも、和美さんは目隠ししてないですよね」
「そうね。もろに顔を見せてるけど、仕方ないわね」

 どうしよう、和美さんには迷惑かけたし。

「……あの、じゃあ、します」
「ありがとう。理奈ちゃん、やさしいわね」

「でも、その……オナニーだけですよね」
「うん、大丈夫よ」

 私は手錠を外された。そして、首輪と目隠し以外のボンデージファッションも全て脱いだ。

「和美さん、私、脚とかおしっこまみれなんですけど」
「いいわよ、そのままで」

 そして、今度はベッドの上に乗るように言われた。すると、和美さんが首輪に付いている鎖をベッドの柵に括りつける。

「あの、何で鎖をベッドに付けるんですか」
「まあ、その方があなたは興奮するでしょ」

 ちょっと馬鹿にされたような気がしたけど、仕方ないと私は思った。そして、和美さんがベッドを押していく。私はベッドの上で全裸で横座りをしている。再び、ステージに現れた私に対して、観客から拍手。

 マイクを握る和美さん。

「お待たせいたしました。では、性奴隷女の理奈のオナニーショーをご覧ください。皆様にお尻を向けてオナニーをさせます。皆様に失礼な姿勢ですが、本人が望んでいますので」

 そして、私はいやらしいセリフを言うよう促される。

「み、皆様、淫乱女の理奈はいつもオナニーをしています。毎日、オナニーをしているハレンチ女理奈が、自分の濡れた、あそこをまさぐって、い、いやらしくオナニーをして、絶頂へいくところをご覧くださいませ」

 和美さんが私にささやく。

「まずは大股を開いて、あそこがびしょ濡れなのをお客様に見せるの」
「……恥ずかしいです。このまま、そのオナニーをする振りでいいですか」
「だめよ、ちゃんとオナニーをして、いやらしい液を噴き出すの、あなたの願望でしょ」

 私はしかたなく、ベッドの上でM字開脚状態になる。全裸で首輪をしただけの、濡れたあそこをさらしている私をまた大勢の男の人たちが撮影している。すごく、恥ずかしいけど、興奮してしまう。あそこがさらに濡れてしまう。

「じゃあ、オナニーをして、理奈ちゃん」
「はい……」

 私は自らあそこを弄び、おっぱいも揉みしだく。それを大勢の男の人たちが見るの。すごく興奮してしまう。あそこからさらにどんどんいやらしい液が垂れ流れてベッドがびしょ濡れになってしまう。しばらくして、また和美さんから指示される。

「お尻を観客席に向けて」
「……ああ、でも、恥ずかしいです」

「早くしなさい」
「はい……」

 私は四つん這いの格好で頭をベッドに付ける。お尻を観客席に向けて、高々と上げさせられる。すでに濡れているあそこ、そして後ろの穴も全て晒される。観客たちはまたスマホで撮影している。

 恥ずかしい……でも、私は、その姿勢で自ら胸やあそこをまさぐる。激しくオナニーをするのを観客に見せつける。大型モニターを見る。あそこからいやらしい液を溢れ出して悶えている自分を見て、さらに快感に震える私。観客の視線を浴びてさらに興奮してしまう。あそこに指をズブズブと挿入して、敏感な部分を擦りまくる。

「あっ、あっ、あっ、理奈、いっちゃう、いっちゃいますう、ああ、見て、いやらしいオナニーをして、理奈がいくのを見てえ、ああ、理奈、いく、いくうう!!」

 激しく淫口を刺激して、全身を震わして、顔を天井へ向ける。汗まみれで絶頂へいく私。あそこからいやらしい液がビューッと噴き出す。内股はすっかり淫液でびしょ濡れになっている。観客からはまた拍手される。お尻を向けているのは恥ずかしいので、私は再びベッドの上で横座りになる。

「よくやったわね、理奈ちゃん」
「……はい、これで終わりですね」

「いや、今からが本番よ」
「え、何の事ですか」

 和美さんが再び私の両腕を背中にまわして、手錠で拘束した。

「え、あの、和美さん、これは……」
「今からあなたをオークションにかけるのよ、うふふ」
「い、いやです。冗談ですよね」

 私は焦って逃げようとするが、首輪を鎖でベッドの柵で拘束されているので逃げることが出来ない。

 そして、和美さんが私の目隠しを外してしまう。私はびっくりしてしまう。目の前には大勢の男の人たち。みんな私を見ている。

「和美さん、な、何をするんですか」
「だって、オークションにかけるんだから、そのかわいい顔を見せないとだめでしょ」
「いや、いやですよ」

 焦る私を尻目に和美さんがマイクを握る。

「では、この性奴隷女、理奈の身体を、一日、自由に出来る権利のオークションを始めます」
「和美さん、いやです。お願い、許して下さい」

 すると、和美さんが私のお尻をピシッと叩く。

「ひい」
「あなたはもう性奴隷になったんだから、言う事を聞きなさい」

 私はすっかり怯えてしまう。顔を下に向けるが和美さんが私の髪の毛を引っ張って無理矢理上げさせる。

「皆様、どうですか、このきれいで清純そうな顔をした理奈。そして、頭の中ではいやらしいことばかりを考えている理奈。ありとあらゆることをされて喜ぶ理奈。皆様を存分に楽しませてくれるでしょう。性奴隷の理奈は全ての穴でご奉仕いたします」

 観客は私の顔をスマホで撮影している。

「あの、和美さん、私、恥ずかしい、い、いや、やめてえ」
「じゃあ、ベッドに顔を付けて隠していいわよ。でも、さっきみたいにお尻を観客席に見せるの」

 顔を見られたくない私は和美さんの言う通りにする。お尻を高々と上げた姿。すると、和美さんが私の尻肉をつかんで広げる。

「や、やめてください」

 私のお願いを無視して、和美さんは観客に説明している。

「どうですか、皆様。この理奈の後ろの穴はまだ経験がありません。後ろの穴の処女を堪能できますよ。どうです、きれいな後ろの穴です、陰毛も薄いですね」

 後ろの穴でしたいと思ってたけど、それは彼だけ。いやだわ、金持ちのおもちゃにされるなんて。でも、私は怖くて和美さんのされるがままになっている。すると、和美さんが私に言った。
  
「大丈夫よ。あなたには拒否する権利があるから」
「どういうことですか」
「だから、あなたが断ればいいのよ」

 再び、和美さんがマイクを持って、客に向けて言った。

「では皆様、金額を提示してください。まずは百万円から」

 オークションが始まった。観客たちが金額を叫ぶ。

 百万円、二百万円、三百万円とどんどん吊りあがっていく。その声を聞いていると私はドキドキしてしまう

「一千万!」

 その声に周りがどよめいた。
 和美さんが私にささやいた。

「どうする。一千万円くれるって、あなたにね。その代わり、一日、あなたは性奴隷になるんだけど」
「い、いやです!」
「一日で一千万よ、いやなの」
「いやですよ」

 和美さんがマイクで喋る。

「申し訳ありません。理奈がいやがっているので不成立です」

 すると、また値段が吊りあがっていく。
 一人の客が叫んだのが聞こえる。

「五千万だ!」

 またどよめきが起きる。

「どうする、理奈ちゃん。一日我慢するだけで、五千万が手に入るのよ」

 五千万、貧乏な私には魅力的だわ……どうしようかしら、でも、お金持ちのおもちゃになんてなりたくないわ……。

「い、いやですよ、もう許してください」
「そう、わかったわ。皆様、再びですが、申し訳ありません。理奈がいやがっているので不成立です」

 すると、また声がかかる。

「一億円……」

 すごいどよめきが起きた。嬉しそうに和美さんが私に言った。

「どうする理奈ちゃん。一億円よ、一億円。一日だけ相手するだけで、一億円よ」

 え、一億、一億円! すごい大金だわ。一億円かあ、一億、一億、うーん、どうしようかしら……すごく迷うわ、私、貧乏だし……受けようかしら……ちょっと我慢すればいいだけ、でも、どこまでするんだろう、避妊してくれるのかしら、一生懸命ご奉仕しますから口だけにしてくださいって言おうかしら。どうしよう、どうしよう、相手はお金持ちのお年寄りじゃないかしら、一日と言いながら、五分くらいで終わるかも。

 でも、大勢の部下の男の人たちがいて、さんざんに乱暴されるかもしれないわ。あそこや後ろの穴、口、三つの穴を同時に責められたり、一日中、私は責められるとかあるのかなあ。男性は交代できるけど、私はずっと責められ続けるの。ありとあらゆるハレンチな行為で二十四時間、私の肉穴すべてにいっぱい中出しされちゃうの。全身に白い体液かけられたり、ありとあらゆるハレンチ行為で何度も絶頂へいかされるの……でも、そうなったら、むしろ気持ちよかったりして……智弘さんとのセックスよりも刺激的かも、気持ちいいかもしれないなあ、受けちゃおうかなあ、うーん、悩むなあ……でも、そんな大金積まれたら、一切拒否できないんじゃないかしら。いやだわ、怖い、変な事されそう、痛いのとか苦手だし。それこそ、内臓摘出されたり外国に売り飛ばされるんじゃないかしら……うーん、危険だわね。やめとこうっと。

「……いやです」
「何で、一億よ、理奈ちゃん」
「……あの、えーと、私は彼のことが大好きなんです。智弘さんのことを。私を抱いていいのは智弘さんだけです。だから、いやです」
「えらいわねえ、理奈ちゃん。私ならちょっと考えちゃうけど。じゃあ、十億円でも百億円でも同じってことね」

「そうです! もう、いやです、どんなにお金を貰っても」
「じゃあ、終わりにしましょうか、智弘君」

 え、智弘君?
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