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最終話:彼に抱かれる
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急にスポットライトが消えたかと思うと、観客席が消えた。ただの大きい白いスクリーンが目の前にあるだけ。控室より狭い部屋にいる私と和美さん。そして、ドアが開くと智弘さんが入って来た。
「え、どういうことですか、何なんですか」
クスクスと笑う和美さん。智弘さんはなんとも言えない顔をしているが、こちらも少し笑っている。
「ごめんねえ、理奈ちゃん。ここはあなたの妄想の館みたいな場所じゃないわ。廃工場の跡地よ。それで、あなたの小説を読んでみたら、やたら智弘君に不満が書いてあってねえ」
「いえ、不満じゃなくて、その……」
「もっといやらしいことしてくれないかなあとか、虐められたいとか征服されたいってあったけどね。全裸でおしっこするのを見てとか、後ろの穴でしたいとか、口でして、飲みたいとか、いろいろ書いてあったけど。まあ、小説だけならそのまま放っておいたんだけど。でも、理奈ちゃんが貴賓室でオナニーしてたのを見て、だいぶ欲求不満になっているんじゃないかと思ってね」
私は和美さんの言葉を聞いて焦ってしまう。
「そんな欲求不満じゃないです……」
「そうかしら。まあ、どうやら、あなたにはそういう願望があると分かったんでね。おせっかいながら智弘君に教えてあげたんだけどねえ。でも、私、思い付いちゃったのよ。イタズラが好きでね。あなたの書いた小説の妄想の館が本当にあって、それにあなたがオークションにかけられたらどう反応するのかなあって思って」
「ひどいですよお! ドッキリじゃあるまいし、本当におしっこさせたり、オナニーさせるなんて」
「でも、そういうの好きなんじゃないの、あなたは。実際、貴賓室でオナニーするのを見せたじゃないの」
「あれは、こっそりしてたんです……」
「でも、すごく興奮してたわね」
確かにすごく興奮しちゃってた。私、やっぱり淫乱で変態なのかなあ。
「あの観客席ってどうなってるんですか」
「それは智弘君から聞いたら」
智弘さんがまた困ったような顔で私に言った。
「いや、僕の会社でAI関係の技術開発しているんだけど、それの試作品を内緒で持ってきたんだ。実際の人間の動作に反応するんだよ、AIが作った動画の登場人物が」
「会社の商品の実験のために私に恥ずかしいことさせたんですか、ひどいですよ!」
「えーと、そんなに怒らないでよ。でも、僕もドキドキしてたんだ、オークションの時。君が受けたらどうしようかと」
「受けませんよ、いくらお金を積まれたって。私は智弘さんだけのものなんです。智弘さん助けてって、心の中で叫んでたんですよ」
本当は一億円で受けようかどうか迷ったことは、彼には黙っておこうっと。
でも、怖かったのは事実なんだから。
私は和美さんに文句を言った。
「あのオークションはひどいですよ。私、本当にお金持ちのおもちゃにされるのかと怯えちゃいましたよ」
「ごめんなさい。でも、ちゃんと拒否したわね、えらいわねえ。私なら、一億円貰えるなら、一日くらい、いいかなあって思っちゃうわよ」
ニヤニヤ笑いの和美さん。もう、しょうがない人だなあ。
「ねえ、智弘君、こんなに可愛くてスタイル抜群で、性格も従順で何でも聞いてくれるやさしい女性、そして、夜はすごく淫らなことをしてくれそうな理奈ちゃんを大事にしなさいよ」
「和美さん、私、淫らな事なんて、その、あの……」
「したいのよね。そう言えば、私もあの小説に登場してたわね。全裸になって大勢の男の人たちの前であなたとあそこを擦り合わせたりしてたけど。おしっこをあそこにかけ合いとかもしてたわね。私とセックスしたいのかしら」
依然としてニヤニヤ笑いの和美さん。
「え、えーと、すみません、勝手に小説に書いて……」
「うふふ、してもいいけど。でも、私、女性には興味がないんでね、ごめんなさい。後、バイト代だけど、あなたが壊したグラスって本当に百万円の価値があるみたいよ。私が壊したことって報告しておいたから。だから、弁償代は私が払うので、あなたの出演料は相殺ね。じゃあ、私はお二人のお邪魔になりそうなんで」
和美さんが部屋から出て行く。あれ、どうしたのと思っていると、智弘さんが、首輪や手錠をされたままの私をベッドに押し倒す。
「君が色っぽい姿でおしっこするところや、オナニーを見ていたら興奮しちゃった、今、いいだろ」
「え、でも、私、おしっこまみれで。それに恥ずかしい、和美さんが……」
「理奈のおしっこはきれいだよ、後、和美さんはもう帰ったはず。この部屋には僕と君だけだ」
彼に激しく乳房を揉み回される。
「ああん、いや……」
「え、いやなの」
「その……いいです……抱いてください……」
彼に大股を広げられたあそこを手で弄ばれる私。そして、舌で舐め回される。
「ああ、気持ちいいです、ああん、あそこを見て、私のいやらしい濡れたあそこを、私を虐めて、もっと虐めてください、辱めて、支配して、そして、私の全てを征服してえ!」
すると、彼の動きが止まった。
「あ、どうされたんですか……」
「でも、ちょっと気になることがあって」
「え、なんですか」
「和美さんは、多分、事前に君が僕に相談するだろうって予想してたんだ。もし、君が僕に言ってくれたらそれで終わりにするつもりだったみたい」
「それは、その、恥ずかしかったからです……貴賓室でオナニーしてたなんて、言えなかったんです」
「じゃあ、これからはお互い隠し事は無しってことでいいかなあ」
「はい、わかりました」
はいって答えたけど、一億円で受けようかどうか迷ったことは、やっぱり彼には黙っておこうっと。
「でも、こんないやらしい女でいいんですか」
「淫らな理奈の方が好きだなあ。今までは遠慮してたんだ、じゃあ、いいね、ここでして」
「はい、かまいません」
「じゃあ、続きを……おっと、この首輪と手錠は邪魔だよね」
「あ、待ってください」
私は顔を真っ赤にして彼に言った。
こっちは隠す必要はないわね。
「……首輪と手錠はしたままで、愛してくれませんか……その方が気持ちいいので……」
〔END〕
「え、どういうことですか、何なんですか」
クスクスと笑う和美さん。智弘さんはなんとも言えない顔をしているが、こちらも少し笑っている。
「ごめんねえ、理奈ちゃん。ここはあなたの妄想の館みたいな場所じゃないわ。廃工場の跡地よ。それで、あなたの小説を読んでみたら、やたら智弘君に不満が書いてあってねえ」
「いえ、不満じゃなくて、その……」
「もっといやらしいことしてくれないかなあとか、虐められたいとか征服されたいってあったけどね。全裸でおしっこするのを見てとか、後ろの穴でしたいとか、口でして、飲みたいとか、いろいろ書いてあったけど。まあ、小説だけならそのまま放っておいたんだけど。でも、理奈ちゃんが貴賓室でオナニーしてたのを見て、だいぶ欲求不満になっているんじゃないかと思ってね」
私は和美さんの言葉を聞いて焦ってしまう。
「そんな欲求不満じゃないです……」
「そうかしら。まあ、どうやら、あなたにはそういう願望があると分かったんでね。おせっかいながら智弘君に教えてあげたんだけどねえ。でも、私、思い付いちゃったのよ。イタズラが好きでね。あなたの書いた小説の妄想の館が本当にあって、それにあなたがオークションにかけられたらどう反応するのかなあって思って」
「ひどいですよお! ドッキリじゃあるまいし、本当におしっこさせたり、オナニーさせるなんて」
「でも、そういうの好きなんじゃないの、あなたは。実際、貴賓室でオナニーするのを見せたじゃないの」
「あれは、こっそりしてたんです……」
「でも、すごく興奮してたわね」
確かにすごく興奮しちゃってた。私、やっぱり淫乱で変態なのかなあ。
「あの観客席ってどうなってるんですか」
「それは智弘君から聞いたら」
智弘さんがまた困ったような顔で私に言った。
「いや、僕の会社でAI関係の技術開発しているんだけど、それの試作品を内緒で持ってきたんだ。実際の人間の動作に反応するんだよ、AIが作った動画の登場人物が」
「会社の商品の実験のために私に恥ずかしいことさせたんですか、ひどいですよ!」
「えーと、そんなに怒らないでよ。でも、僕もドキドキしてたんだ、オークションの時。君が受けたらどうしようかと」
「受けませんよ、いくらお金を積まれたって。私は智弘さんだけのものなんです。智弘さん助けてって、心の中で叫んでたんですよ」
本当は一億円で受けようかどうか迷ったことは、彼には黙っておこうっと。
でも、怖かったのは事実なんだから。
私は和美さんに文句を言った。
「あのオークションはひどいですよ。私、本当にお金持ちのおもちゃにされるのかと怯えちゃいましたよ」
「ごめんなさい。でも、ちゃんと拒否したわね、えらいわねえ。私なら、一億円貰えるなら、一日くらい、いいかなあって思っちゃうわよ」
ニヤニヤ笑いの和美さん。もう、しょうがない人だなあ。
「ねえ、智弘君、こんなに可愛くてスタイル抜群で、性格も従順で何でも聞いてくれるやさしい女性、そして、夜はすごく淫らなことをしてくれそうな理奈ちゃんを大事にしなさいよ」
「和美さん、私、淫らな事なんて、その、あの……」
「したいのよね。そう言えば、私もあの小説に登場してたわね。全裸になって大勢の男の人たちの前であなたとあそこを擦り合わせたりしてたけど。おしっこをあそこにかけ合いとかもしてたわね。私とセックスしたいのかしら」
依然としてニヤニヤ笑いの和美さん。
「え、えーと、すみません、勝手に小説に書いて……」
「うふふ、してもいいけど。でも、私、女性には興味がないんでね、ごめんなさい。後、バイト代だけど、あなたが壊したグラスって本当に百万円の価値があるみたいよ。私が壊したことって報告しておいたから。だから、弁償代は私が払うので、あなたの出演料は相殺ね。じゃあ、私はお二人のお邪魔になりそうなんで」
和美さんが部屋から出て行く。あれ、どうしたのと思っていると、智弘さんが、首輪や手錠をされたままの私をベッドに押し倒す。
「君が色っぽい姿でおしっこするところや、オナニーを見ていたら興奮しちゃった、今、いいだろ」
「え、でも、私、おしっこまみれで。それに恥ずかしい、和美さんが……」
「理奈のおしっこはきれいだよ、後、和美さんはもう帰ったはず。この部屋には僕と君だけだ」
彼に激しく乳房を揉み回される。
「ああん、いや……」
「え、いやなの」
「その……いいです……抱いてください……」
彼に大股を広げられたあそこを手で弄ばれる私。そして、舌で舐め回される。
「ああ、気持ちいいです、ああん、あそこを見て、私のいやらしい濡れたあそこを、私を虐めて、もっと虐めてください、辱めて、支配して、そして、私の全てを征服してえ!」
すると、彼の動きが止まった。
「あ、どうされたんですか……」
「でも、ちょっと気になることがあって」
「え、なんですか」
「和美さんは、多分、事前に君が僕に相談するだろうって予想してたんだ。もし、君が僕に言ってくれたらそれで終わりにするつもりだったみたい」
「それは、その、恥ずかしかったからです……貴賓室でオナニーしてたなんて、言えなかったんです」
「じゃあ、これからはお互い隠し事は無しってことでいいかなあ」
「はい、わかりました」
はいって答えたけど、一億円で受けようかどうか迷ったことは、やっぱり彼には黙っておこうっと。
「でも、こんないやらしい女でいいんですか」
「淫らな理奈の方が好きだなあ。今までは遠慮してたんだ、じゃあ、いいね、ここでして」
「はい、かまいません」
「じゃあ、続きを……おっと、この首輪と手錠は邪魔だよね」
「あ、待ってください」
私は顔を真っ赤にして彼に言った。
こっちは隠す必要はないわね。
「……首輪と手錠はしたままで、愛してくれませんか……その方が気持ちいいので……」
〔END〕
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