隣のマンションの白い壁

守 秀斗

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第14話:すごい美人だったなあと俺は思う

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 あの女を襲おうと尾行する。あのいやらしい格好を写真に撮影して、その後、全裸にして、また撮影。いっそのこと脅かしていろんな恥ずかしいことをさせてみたい。あの女は気が弱い。しかし、路上では難しい。マンションにあの女が戻って、一階のオートロックを開けた時、一緒に入る。そして、うまく部屋までついていき、ドアを開けたら突き飛ばして、自分も中に入る。後は好き放題。全てを撮影したら、印刷してコピー。いろんな場所にばらまく。あの女の勤務している会社とかに郵送で送る。いや、直接の方がいいかな。郵便箱に切手無しで入れておけばいい。そんなことを考えながら、あの女をつけていると、スプリングコートを脱いだ。いやらしい格好。ボンデージファッション。あの変態女。もう路上で襲ってやる。

 しかし、その時、警官が前方から自転車に乗ってやって来た。電柱の陰にかくれて様子を見る。職務質問をされてるようだ。あの女、すごく恥ずかしそうにしている。ざまあみろ。けど、こっちはまだ満足してない。でも、警官が来たんで、一旦、帰ることにした。

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 家に帰って、私は熱いシャワーを浴びる。頭をすっきりさせる。大勢の人に色っぽい姿を見られるという妄想では気持ちのいい行為も、実際には恥ずかしくて仕方が無かった。しかも、お巡りさんに見られるなんて。思い出しても、顔が赤くなってしまう。アホな私。変態の私。もう、夜中にボンデージファッションとかで散歩なんてやめると誓うわ、変態の神様。

 私は風呂場から出て、体をバスタオルで拭くと、そのまま全裸で部屋の鏡の前に立つ。

 けど、やっぱりきれいな体だわ。人に見せたいわ。人生なんてあっという間。また同じこと言ってるわね。でも、若い時はあっという間に終わってしまうとやはり思ってしまう。それにしても、さっきの若いお巡りさん、かなりのイケメンだったなあ。背も高くて、胸も分厚い感じだった。私の理想のタイプの男性だったわ。

 そして、私は変な考えが頭に浮かんで来る。あの警官が私の部屋にやってくる。警官なんで、私は何の疑いもなくドアを開ける。そして、あのイケメンの警官に……。

 その後、いろんな妄想が私の頭を駆け巡る。元カレとは普通の事しかしなかったからなあ。正直、つまんなかった。佐島君との激しいプレイの方がまだ気持ち良かったわね。

 ああ、もう、いろんな変態行為をされるの、あの警官さんに。鏡の前で全裸で四つん這いになる私。いやらしい格好で妄想していると体が熱くなっていく。でも、実際は襲われたくないけど、頭の中で考えると興奮してしまうのよ。ああ、襲われたいわ。後ろから貫かれるの、ああん、いい、もっと突いて、奥まで突いて、突きまくって、後ろの穴も……。だめだめ、こんなことを考えるのはもうやめにしよう。私はパジャマを着て、ベッドに入る。

 ああ、でも興奮がおさまらないわ。

 結局、私はまた起きる。パジャマを脱いで全裸になって、あそこを自ら擦る。私って、もうスーパーナチュラル変態ね。どういう意味かわかんないけど。ああ、気持ちいいわ、そして、いつものように大勢の顔が見えない男の人たちが私を襲ってくるの、ああ、私を虐めて、嬲って、乱暴して、私は奴隷になりたいの、ああん、皆様、いろんな体位で好き放題にして、全ての穴に注ぎ込んでえ! って……あれ、違うわ。顔が見えるわ、大勢じゃなくて、一人だけに抱かれる私。さっきのお巡りさんだわ、あのイケメンのお巡りさんが私を抱いてるの。

 激しく抱かれる私。元カレでも佐島君でもしなかったことをされる私。私は鏡の前で四つん這いになる。後ろにはあのイケメンお巡りさんが立っている。私の前と後ろの穴、きれいな背中、腰、脚、お尻、全てを見られるの、ああ、気持ちいいわ、視線で乱暴されるの。

 そして、私の腰を掴んで、あのイケメンお巡りさんが私を気持ち良くさせてくれるの。ああ、いいわ、いいの、ああん、あそこがぐしょ濡れ、床にはいやらしい液で水溜まりが出来るの、ああ、突いて、もっと、激しく突いて、奥の奥まで、ああん、いいわ、いっぱい注ぎ込んで、あそこがいっぱい溢れかえるまでたくさん注ぎ込んでえ! ああ、私をメチャクチャにしてえ! 私を奴隷にして、好き放題に乱暴して、ああ、奴隷の千里は一切逆らいません。ああん、いくわ、いっちゃう、いっちゃう、いい、気持ちいい、いいわ、いい、いくううう!!!

 自分でやって、大事なとこを擦りまくって、女の突起をいじりまくり、そして、絶頂へいく私。床がびしょ濡れ。
 
 そして、あのイケメンお巡りさんが全裸の私を後ろから担ぎ上げるの。膝の裏を掴んで大股開きにさせて、鏡に映すの。

(千里、自分の股間をよく見るんだ。ほら、俺の体液があそこから垂れ流れてきただろ)

「ああ、いや、こんな、恥ずかしい、いや、いやです、何でこんなことをするの、やめて、お願い、いや、股を閉じさせて、いや、いやあ!」

(だめだよ、千里、俺がお前の穴に注ぎ込んだ白い液が、いやらしい淫らなあそこから垂れ流れていくのをよく見るんだ、じっくりと見るんだ、お前は俺の体液を注ぎ込まれて征服されたんだ、お前は俺の奴隷になるんだ)

 私のあそこから白い体液が垂れ流れていくの。今し方、イケメンお巡りさんが私の中にたくさん注ぎ込んだ体液。ダラーッと滴り落ちて、床まで糸を引いていく。

「ああ、恥ずかしい、恥ずかしいですう、いや、お願い、許して、こんなハレンチ行為はやめてえ!」

(うそをつくな、お前は興奮しているんだ、男に征服されることを望んでいただろ、俺に屈服して、支配されて、奴隷になって、興奮して、あそこはぐしょ濡れだ。いやらしい液がどんどんお前のあそこから溢れかえっているぞ、さあ、よく見るんだ)

「ああ、いや、いやあ、恥ずかしい、もう、お願い、許して、許してえ!」

(お前のいやらしい液と俺の体液が、大股開きのあそこから混ざりあって落ちていくのをしっかりと見ろ、奴隷女の酒井千里、この変態女、淫乱女!)

「は、はい、ご主人様……」

(どうだ、気分は。気持ちいいんだろ、お前が望んでいたことだろ、もっといやらしいことをされたいんだろ、千里)

「はい、そうです……ああん、奴隷の千里はご主人様に愛されて、あそこに体液を注ぎ込まれてとても幸せです……ああ、もっと私にいやらしいことをして、そして、あそこにいっぱい注ぎ込んでえ!」

(もっと激しくお前を愛してやるよ、そして、孕め、妊娠しろ、千里)

「はい、妊娠します、ご主人様の赤ちゃんを妊娠します、ああ、千里は孕みたいですう、ああ、孕ませて、千里を孕ませてえ、ああん、いっぱい注ぎ込んで、私を孕ませてえ!」

(よし、お前は俺の子供を産むんだ。さて、もう一回、いや、何度でもお前をいかせてやろう)

「はい、お願いいたします。ご主人様……変態の千里を思いっ切り乱暴して、気持ち良くさせて下さいませ、奴隷女の千里をメチャクチャにしてえ!」

 そして、私は鏡に手をついて、お尻を突き出す。イケメンお巡りさんが私の腰をつかんで、激しく貫く。

「あ、いい、いいです、気持ちいい、ああん、いいの」

 目の前の鏡には自分の上気した顔が映っている。ますます興奮する私。

「ああん、もっと突いて、千里のいやらしいところを突いて、思いっ切り、私を乱暴して、ああ、あそこが熱い、熱いのお!」

 鏡に映ったいやらしいことを叫ぶ自分の顔を見て、さらに興奮する私。

「ああ、また、いきそう、いきそうですう、千里、いっちゃう、いく、いくうう、ああ、いくわ、いっちゃう、いっちゃう、ああああ、いくううう」

 鏡の前で全裸であそこをまさぐりながら、また、いっちゃった。
 ぐったりと床に横たわる私。
 それにしても、こんなことを考える私って、もう変態を通り越して精神病かしら。

 いや、変な妄想じゃないわよねえ。
 恋人同士ならそういうことしてもいいじゃないの。

 股を開かせて鏡に無理矢理見せられるって恋人同士でやらないかしら。
 やらないか。
 佐島君もそんなことしなかったな。

 思い出すなあ。
 佐島君との行為の時。
 彼、激しい時もあるけど、出したら、さっさとシャワーを浴びて、ゲームやってたもんなあ。

 もう、私は全然満足出来なかったわ。
 私の中でゴムに勝手に出して、自分はすっきりして、その後、私のことなんて全く無視して、ほっといてビデオゲームで遊ぶ、佐島のアホ。
 私をもっといかせてほしかったなあ、もういろんな変態行為で。

 でも、要するに佐島君の方がまともだったってことなのかなあ。
 変態行為なんて、あまり好きじゃなかったみたいだな、佐島君。

 ゲームの方が楽しかったみたいね、私にいろんなことするよりは。
 私はしてもらいたかったのに、もう、あのバカタレ。 

 それとも、変態行為をしてもらいたい私が異常なのかしら。

 でも、気持ちいいことしてなにが悪いのよ。
 ああ、次の恋人さん、私を担ぎ上げて、思いっ切り股を鏡の前で開いてほしいわねえ。

 そして、私のあそこからダラーッと白い体液が垂れ流れていくのを見せつけて、私を辱めてほしいわ。
 もう、思いっ切り変態行為をしてもらいたいの。

 縄で吊ってもらうのもいいなあ。
 もちろん大股開きにされるの、閉じることが出来ない私をさんざんにもてあそぶのよ。
 私を完全に支配して、屈服させてほしいわ、それが気持ちいいのよ。

 でも、何であのお巡りさんと私が愛し合うのかしら。
 さっき、会ったばかりなのに。

 それも職務質問なんてされてしまった。
 ああ、思い出しても恥ずかしいわ、ボンデージファッションを見られちゃった。

 全然、あの人とは関係ないわよね。
 あのイケメンお巡りさんとやりまくって、そして、私の股を鏡の前で開かせて、あそこからいやらしい液が垂れ流れるのを見せつけられる関係になるなんてありえないわよねえ。

 かなり、私の好みのタイプだったけどね。
 何の関係も無いし。
 まあ、こればっかりはしょうがないけど。

……………………………………………………

 俺の名前は高橋一郎。

 都内の交番勤務の警察官だ。階級は一番下っ端の『巡査』。年齢は二十五才。まだ新人と言っていい。研修後、この地域の交番勤務になった。

 交番勤務は楽じゃないかと思ってたんだけど、けっこう忙しい。中には、地域の住民に『何でも屋』と間違えられてんじゃないかって思う時もある。通報が来て、駆けつけたら、ゴキブリを処分してくれと言われた時は呆れてしまった。しかし、この区域はほとんど犯罪のないところで、機動隊員なんかに比べれば、遥かに楽なんだろうなあ。

 勤務の方は、通常勤務の日勤、二十四時間勤務の当直、午前中だけの非番、休日の繰り返しだ。

 さて、昨日は当直だったので、今日は非番、午前中で勤務は終了。自宅の賃貸マンションでゆっくりとする。しかし、昨夜は驚いたなあ。あの女性。何てセクシーな格好で夜中に歩いてんだろう。SMの女王様みたいな姿だった。でも、スタイル抜群だったなあ。日本人離れした体形だった。本当はマスクを外させる必要はないのだが、顔もちゃんと見たくなって思わず言ってしまった。

 そして、マスクを外したその顔が、また超美人さん。御本人は会社員と言ってたけど、モデルさんか女優さんかと思ったくらいの美人さんだ。もっと驚いたのが、住所。俺の住んでるマンションの隣のマンションではないか。あんな美人さんが住んでいるとは全く知らなかった。まあ、賃貸マンションって、住民同士の交流ってほとんどないし、ましてや隣のマンションなんて全く誰が住んでいるか知らないけどね。

 あの女性、コスプレ大会に出たって言ってたけど、どんなアニメなんだろう。アニメには興味が無いが、あんな美人が、あんなセクシーな格好で出るなら俺も参加したくなったぞ。でも、昨日は平日だったけどなあ。まあ、平日にコスプレイベントをやってもおかしくはないけど。

 でも、コスプレイヤーってもっと堂々としてるもんだと思ったけど、あの酒井千里さんって女性は、何だか恥ずかしそうにしてたな。何でだろう。ちょっと、その仕草が可愛かったけど。おっと、名前も覚えてしまった。部屋も五〇三号室とすぐに覚えてしまった。

 なんせ、俺もこのマンションの五階の五〇三号室に住んでいるからだ。お互い同じ部屋番号の部屋に住んでいる。これは運命を感じる、赤い糸で結ばれてるぞなんて馬鹿な考えはないけど。それに隣のマンションとは細い歩道を挟んで離れてる。全くの赤の他人だ。

 そして、俺の頭には妄想が渦巻く。隣のマンションへ行く。誰かが入ると同時に一緒に入る。そして、五〇三号室へ。酒井さんがドアを開けたら、そのまま押し入って、ドアの鍵を閉める。その後は好き放題。いろんな妄想が俺の頭に浮かぶ。

 酒井さんの服を引きちぎって、全裸にして、いろんなありとあらゆる体位で……。

 おっと、実際はそんなことはする気はさらさらない。警官が犯罪を起こすと、一般市民より厳罰を受けるからな。妄想だけで押しとどめておく。いや、こんなことを考えるだけでもいかんなあ。そうだぞ、高橋一郎、警官がこんな妄想するなんてダメだぞ。

 しかし、男ってそんなもんです。まあ、女性を襲うなんて事は絶対しないけどね。でも、そんな考えを起こさせるくらい美人で、そして色っぽい女性だったなあ。ああ、もう一度、あの色っぽい姿を見てみたい。あの、セクシーなボンデージファッションの酒井千里さんを見てみたいなあ。

……………………………………………………

 部屋のベッドで寝る私。なぜか、あのイケメンお巡りさんの顔がずっと頭から離れない。どこに住んでいるのかしらって、あのくらいイケメンなら、もう恋人はいるよね。ああ、でも抱かれたいわ。私は頭の中で、あの警官に抱かれるの。ありとあらゆることをされるの、それを私は悦んで受け入れるの。いやらしい女だわ。ああ、また我慢できなくなってきた。何でこんなに興奮してるのかしら。さっきさんざんやったのに。

 私はパジャマを脱いで、またもや鏡の前に全裸で立つ。また、頭の中で、後ろにあのイケメンお巡りさんが立っている。そして、私の体を好き放題にする。さっきよりも過激に。四つん這いにされる。後ろからガンガン貫かれる私。

(どうだ、気持ちいいか、千里)

「はい、とても気持ちいいです、ご主人様……ああん、もっともっと突いて、私のあそこを突いて、もっと激しく、ああん、気持ちいい、ああ、気持ちいいですう、ああん、私の大事なところをメチャクチャになるまで貫いて、ご主人様!」

 ああ、この体位がやっぱり好きだわ、ああん、私を征服して、支配して、ああ、奴隷になりたいの。征服されたいの、私の全てを。どんな恥ずかしいことも拒否できない奴隷、三つの穴全てに入れられるの、辱めを受けて、私は絶頂へいかされるの。

 私の体がどんどん熱くなっていくわ。ありとあらゆることをされるの。体液をさんざん注ぎ込まれて、私は快感で体を振るわせて、身悶えるの。妄想の中で私はいろんなことをされて、喘ぎ、そして嬌声をあげて、突き上げられて何度も最後まで行くの。

 夜中に鏡の前で全裸になって妄想している女。しかも、相手はほんの少し会話した他人。やっぱり、私っていやらしいのかしら。変態かしらね。頭がおかしいの?

 でも、ああ、気持ちいいのよ。

「あ、いく、いっちゃう、いっちゃう、ああ、いくわ、あそこが熱い、我慢できない、ああ、注ぎ込んでえ、いっぱい、あなたの体液をあそこに注ぎ込んでえ! ああ、いやあ、だめえ、許してえ、ああ、いっちゃう、いっちゃう、いっちゃう、いくううう」

 また、全裸でぐったりと床に横たわる私。
 それにしても、自分でしておきながら、許してとかいやあとかだめえとか叫んで、傍から見たら完全なアホね。

 でも、気持ちいいことはやめられないわ。
 そう、やめられないの。

 皆さんも、そうでしょ。
 え、お前だけだって。

 そうなの……。
 ふう、でもさすがに今日は疲れた。
 何回いったのかしら、どうでもいいか。

 とにかく、ゆっくりと眠れそうね。
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