隣のマンションの白い壁

守 秀斗

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第15話:市民プールでトラブル

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……………………………………………………

 私が住んでいるマンションの屋上。

 広々とした真昼の屋上に白いステージがある。
 そこに巨大な鉄筋の枠がなぜかあるの。

 そして、私は全裸で両腕を後ろ手で組まされてロープで縛られているの。
 胴体も縛られて、胸が淫らに飛び出ている。

 膝は曲げられて、片方ずつきっちりと縛られているの。
 膝には膝枷が付けられてロープで股を広げられながら引っ張られるの。
 そして、体全体をロープでその鉄筋の枠に吊られているの。

 股間は完全に開かされて、ロープで吊られている私。
 大勢の観客が私の大事なところを見ているわ。

(ああ、見て、私のいやらしい穴を見て……)

 そう、これから私の淫らショーが始まるの。
 司会者に命令される。

「千里、皆さまにじっくりとあそこを見てもらいなさい」

 観客はスマホやデジカメ、ビデオカメラで、全裸で大股開きにされて、ロープで吊られている私を撮影している。
 私の裸、胸、腰、脚、そして、前の穴、後ろの穴もじっくりと撮影している。

(ああ、気持ちいいわ。恥ずかしいところを撮影されて、ああん、興奮する)

 真夏日。
 私は全身汗びっしょりで、体中、玉のような汗をかいている。

 しかし、あそこからはいやらしい液がキラキラと糸をひいてツーッと垂れ流れていくの。
 ああ、大勢の人に、私の全裸姿を見られて、女の大事な部分を見られて、後ろの穴がヒクヒクと動いているのも見られて、興奮して、もう、あそこはぐしょ濡れ。
 いやらしい液がどんどん溢れちゃうの、それをとめられないのよ、女の体は。

「千里、どうやらすごく興奮しているようだね。あそこからは淫らな液体が溢れ出てきてるよ、皆さまに見られて快感を感じているんだね」
「ああ、恥ずかしい、恥ずかしいですう。言わないで、言わないで、いや、ああん、見ないで、千里のあそこを見ないでえ!」

(見ないでとか叫びながら、本当は、ロープで吊られて、全裸姿を、大股開きの姿を、ぐしょ濡れのあそこを大勢の人たちにじっくりと見られて興奮している私は変態ね、でも、いいの、気持ちいいの)

 あそこをぐっしょりと濡らして興奮している私。
 そんな私に司会者が命令する。

 そして、私はふと気付いてしまう。

(あら、この司会者は、あのイケメンお巡りさん。なんであの人が司会者なの)

「ここで、出しなさい」
「え、そんな聞いてません、裸を撮影されるだけってことじゃないんですか」
「早くしなさい」
「い、いやです、いやあ、そんな、恥ずかしいですう」
「早くしなさい、しないとお仕置きだよ」

(ああ、私は奴隷、そして、このイケメンお巡りさんは私のご主人様、命令には逆らえないの)

「……はい、ご主人様、ああ、皆さま、私の股間から出てくる液体をじっくりとご覧ください」

 そして、私は吊られて大股開きのまま、出そうとするが、緊張してなかなか出せない。

「早く、出すんだ、千里」
「はい、ご主人様」

(ああ、出て、あそこからバシャバシャと音を立てて出したいの、ああ、早く出てえ)

 そして、やっと、出てきたと思ったら、バシャバシャと音を立てて、大股開きの私の股間から黄金色の液体が放出される。それを撮影されて、さらに興奮する私。

(ああ、気持ちいいわ、撮影して、ああ、見て、全裸で吊られてあそこから出しているの。辱めを受けてる私を見て……あそこから放出してる私を見て、吊られて大股開きの私がしてるの見てえ……)

 ようやく放出が終わると、今度は私の体が回転する。
 背中を見せて、お尻を少しロープで引っ張られる。
 後ろの穴が丸見えにされる。

「ああ、いや、見ないで、恥ずかしい、恥ずかしいですう」
「じゃあ、次は大きい方だな、千里」
「いや、そんな、ああ、そんな、恥ずかしい、いや、いやですう、こんなところで、女にとって一番恥ずかしいことを、ああ、いやあ」

 しかし、イケメンお巡りさんは透明な細いビニールホースにローションをたっぷりと塗り、私の後ろの穴にゆっくりと挿入する。その後ろの穴をおもちゃにされる感覚に興奮してしまう私。

「あ、あうう、いや、そんなもの入れないで、ああ、いや、いやですう」

 そして、大きい注射器でドクドクと液体を私の体の中に後ろの穴から注入していく。

(ああ、後ろの穴に注ぎ込まれてる、いっぱい入って来るの、ああ、気持ちいいわ……)

 イケメンお巡りさんは何度も何度も注入していく。注射器を交換する際には私の後ろの穴に指をズブリと挿入して、出ないようにする。

(ああん、後ろの穴に指を入れられて気持ちいい……)

「ああ、いやあ、ああ、出そうです、こんなところで、いや、ああ、出ちゃう」

 しかし、執拗に後ろの穴をおもちゃにされながら、どんどん注ぎ込まれるの。私のお腹が少し膨れ上がっていく。ようやく注入が終わった。

「さて、では、後ろの穴から出すんだ、千里。それを皆さまに見てもらうんだ」
「うう、いやあ、恥ずかしい、いや、こんなところでいやですう」
「好きなんだろ、本当は。千里は変態だからな。見られるのが好きなんだろ」
「ああ、お願い、許して、許して、いやあ、こんな、恥ずかしい、空中に吊るされて後ろの穴から噴き出すのを見られるなんて、いやです、ああ、いやあ!」

 何とか後ろの穴を締め付けて、必死に出ないようにする私。しかし、イケメンお巡りさんは私の後ろの穴を指で刺激する。同時に私のお腹も手で押したりした。

 私はさらに必死になって、穴を締めるが限界が来た。

「ああ、だめ、出ちゃう、我慢できない。ああ、出る、出ちゃう、ああ、いやあ、いや、見ないで、お願い、見ないでえ」

 私は我慢できずに、後ろの穴から茶色い液体を噴き出した。
 そして、固形物交じりの液体もボトボトと垂れ流す。
 それを大勢の人が撮影してるの。

(ああ、見られちゃった。後ろの穴から排出するのを……ああん、でも、気持ちいいわ……見られるのって、最高に気持ちがいいの……)

 そして、その後、一旦、ロープを外されて私はステージの上で四つん這いになって、司会者のイケメンお巡りさんとやりまくるの……もう、いろんな体位で愛し合うの、ああ、もっと私のあそこを貫いて、深く、貫いてえ!

「ああ、いいわ、気持ちいい、ああん、いいの、あそこが熱いの……」

 汗だくになって絡み合う……私はあそこを貫かれて嬌声をあげる……。

(ああ、気持ちいいわ、もっともっと私を気持ち良くさせて、私をありとあらゆる格好で愛して、そして、それをみんなに見せつけて、見られるの気持ちいいの……ああ、いっちゃう、いっちゃう、いくううう)

……………………………………………………

 次の土曜日。
 目覚めると、私は顔が赤くなってしまう。

 すごいいやらしい夢を見てしまった。
 もうあそこがぐしょ濡れ。
 全裸で寝てたから、シーツが濡れちゃった。

 しかし、何で屋上で吊られて、前と後ろから出してるんだろう。

 でも、実はこの妄想は何度もよくしてたわね。
 そして、あそこをまさぐって、いってたな、何度も何度も。

 夢に出てきてもおかしくはないわ。
 ただ、あの司会者があのイケメンお巡りさんになってるの。
 いつもは顔がはっきりと見えないんだけど。
 おまけに、抱き合って、愛し合って、やりまくってた。

 私、あの人に一目惚れしちゃったのかしら。
 ああん、あそこが熱くなってきたわ。

 でも、実際にはあんなことは出来ない。
 ああ、けど、大勢の人に見られるのってやっぱり快感よね。
 辱めを受けるの、気持ちいいの。

 私は見られたいのよ。
 ああ、見てえ。
 
 もう、我慢できないわ。
 そんなわけで、私はまた市民プールに行くことにした。

……………………………………………………

 もう、あの夜中の散歩はやめたんで、ストレスがますます溜っている。だから、あんな変態的な夢を見たんだわ。そこで、今日は思いっ切りハイレグ競泳水着を着てきた。ああ、皆、私の美しい体を見てほしい。いやらしく見てほしい。もう、私の体の奥の奥まで見てほしいわ。

 頭の中は妄想だらけ。このプールで私はいろんなことをされるのよ。そして、それを私は楽しむの。私はどんどん興奮していくの。

 あれ、けど、今日はいつもと違うわ。いつもは見ている男性が私を乱暴するの、頭の中で。でも、今は、また、あのイケメンお巡りさんが私をこの市民プールでみんなの前でさんざんに乱暴するの。

 私はいつの間にか、全裸になっている。四つん這いになって、プールサイドであのイケメンお巡りさんが私を貫くの、大勢の人が見てるわ。ああ、でも、気持ちがいい。他人の前で愛し合っているのよ。いいじゃない、愛し合ってるなら、どんなことしても、どんな場所でも。

 ああ、濡れてきた、まだ、プールには入ってないわよ。ああ、いいわ、して、してほしいの。ああん、私の頭はどうなってるのかしら。

 私はプールサイドを歩く。皆、見てるわ、気持ちいい。でも、依然として私はあのイケメンお巡りさんに抱かれているの。ああ、ものすごく濡れてきたわ。まずいわ。水着も浸透しそう。そして、私がすっかり陶酔していると、突然、後ろから声をかけられた。

「おい、千里じゃねーか」

 びっくりして振り向く私。
 二人組の男性が立っている。

 そして、その一人。
 何と、前の前の彼氏。
 佐島君じゃないの。

「相変わらず変態だなあ、お前」

 大きな声で言われてしまった。まあ、変態だけど、あからさまに言われると、やっぱり恥ずかしいと言うか、情けないと言うか。そして、佐島君の友人らしき男性が聞いている。

「何だよ、佐島はこのすごい美人さんと知り合いなのかよ」
「ああ、やりまくった仲だよ。この変態女と」

 私は顔を真っ赤にする。うーん、なぜかしら。妄想で辱めを受けると興奮するのに、この市民プールで大勢の市民の皆さんの前で辱めをうけるとすごく悔しい。あのイケメンお巡りさんとの淫らな妄想も吹っ飛んでしまった。ああ、気分悪いわ。

 思わず、佐島君に言い返す私。

「あんたこそ、まだ無職なの」
「そうだよ、悪かったな。お前の変態趣味に付き合っていたら、いつの間にかニートだよ」

 それは関係ないじゃないと私は思ったけど。だいたい、そんなに付き合ってくれたかしら。けっこう激しくやったこともあったけど、どっちかって言うとゲームばっかりやってたわね、この人。

 そして、佐島君は私の体をいやらしく舐め回すように見ている。ニヤニヤと笑っている。見られるのは気持ち良かったはずなんだけど。こんなにあからさまに見られると恥ずかしいし、それに怖くなってきた。

「お前、何でそんな格好してるんだ。わかってるぞ、やりたいんだろ。変態行為をしたいんだろ。今からラブホ行こうぜ。三人プレイしてみないか。それはやったことがないよな」
「おい、佐島、いい加減にしろよ。失礼だろ」

 友人さんがおさえようとするが、佐島君は私に迫ってくる。

「おい、もう一度よりを戻そうぜ」
「嫌よ、誰があんたなんかと。だいたい、あんたの浮気が原因じゃないの、別れたのは」
「反省してるよ。それにお前の変態行為に付き合えるのは俺だけだろ」

 付き合ってないじゃないの、このゲームオタクが。
 私はもっともっといろんなことしたかったのになあ。
 普通の激しい行為しかしてないじゃない。

 そして、佐島君が近寄ってきた。
 酒臭い。昼間から酔っ払い。
 どうしようもない男ね。

「したいんだろ。つきあえよ、すぐ近くにラブホがあるぜ。お前のあそこを舐めまくってやるぞ」
「いえ、私は泳ぎに来たので、お断りします」

 泳げないけど。
 まあ、あそこを舐めてくれたことはありがとうございました。
 ありきたりなプレイだったけどね。

 とにかく、先程までの気持ち良さなんて吹っ飛んで、ただ怖くて仕方がない。頭がパニック状態。佐島君に腕を掴まれる。そこへ、監視員の男性がやってきた。

「申し訳ありませんが、ここは市民の方が水泳をするための場所です。妙なトラブルは起こさないでほしいのですが」
「何言ってんだよ。こんないやらしい格好してる女、頭の中は淫らな考えでいっぱいなんだよ。実際、変態行為もさんざんやってるんだ。俺は知ってるぞ。こんな変態女には制裁を加えてやらなきゃ」

 事実を指摘されて私は恥ずかしくなってしまった。まあ、かなりの変態行為を佐島君の前でやったわねえ。彼、呆れてたなあ。でも、現実にひどいことはされたくはないわ。私は気持ちいいことをしたいの。股で咥えるのは好きだけど、制裁を加えられるのは嫌だわ。

「この変態女、さっさと四つん這いになれ、水着も脱げ。だいたい、四つん這いになって後ろからされるのはお前の大好きな行為だろ。後ろの穴もじっくりと見てえとか叫びやがって」
「おいおい、佐島、落ち着けよ」

 友人さんが何とか佐島君をおさえている。ドタバタしていると警備員さんもやって来た。暴れる佐島君とその友達を事務所に連れていく。

「この淫乱女め! 覚えてろ! いつかお前を本当の変態行為でメチャクチャにしてやる! 立ち直れないくらいいかせてやるぜ、この変態女!」

 私に罵声を浴びせ、叫びながら佐島君は連れていかれてしまった。

「助けてくれてありがとうございます」

 私が監視員の男性にお礼を言うと、その監視員は渋い表情だ。

「あの、確か、以前にもそのような格好をしてましたよね、あなたは」
「は、はい、すみません……」

「あの時、注意したはずですが。市民プールに相応しい格好をしてほしいと。ここは水泳をする人のための場所なんですよ」
「はい、誠に申し訳ありません」

 平謝りする私。周りの人たちは嘲笑して私を見ている。ああん、全然、気持ち良くないわ。おまけに、出入り禁止になっちゃった。私はしょんぼりとして、市民プール入場証を返却した。でも、ここの市に住んでいることを運転免許証で提示すると、入場証を作成したときに預けた五百円は戻ってきた。あら、意外と良心的ね。

……………………………………………………

 家に帰って、私はベッドに寝転ぶ。市民プールではえらい目に遭ってしまった。普段は大勢の男性にいろいろと激しい行為をされる妄想をしている私。でも、今日はイケメンお巡りさんとのもっと激しい行為を妄想して、気持ち良かったわ。

 でも、佐島君の登場で台無しよ。

 妄想ではさんざんな目に遭っても気持ちいいのに、実際にちょっと乱暴に腕を掴まれただけで、もう怖くてしかたがなかった。佐島君とは知り合いだったのになあ。それでも怖い。いい気なもんね。いやらしい妄想はさんざんいつもしてるのに。男の人たちに乱暴されまくっているのに。やはり現実とは全然違うわ。現実の男は自分勝手なのよ。でも、私も同じ。結局、男も女も自分本位よね。当然ね。

 でも、なんであういうことをすると気持ちがいいのだろう。他人に注目されるのって、やっぱり気分がいいのよねえ。自己承認欲求かしらね。よく、動画サイトで意味も無く踊っている女性とかいるけど、あれもそうね。結局、人は世間の人たちに注目してもらいたのよねえ。

 そうよ、みんな注目されたいのよ!

 みんなそうよ!

 現実の人生なんて全然面白くないし、私もブラック企業でこき使われているだけの一般人。やってる仕事は単なる事務仕事。面白くも何ともないわ。

 そう、みんな自分のことを認めてもらいたいのよ、注目されたいのよ、男も女も。確か、アメリカで猫になりたいってことで顔面整形して、猫みたいな顔にしちゃった人がいたけど、あの人も猫好きと言うよりは、注目されたかったんじゃないかしら。でも、なんだか心を病んで自殺しちゃったみたい。何を考えていたのかしらね、この猫男さんは。

 本当の私は頭も悪いし、運動もダメ。気も弱い。高卒でブラック企業で働くただのOLに過ぎない女。しかも、仕事の方も失敗ばかり。パワハラ上司に虐められる始末。そして、どうやら私の勤務している会社、業績がやばいらしい。円安だからみたい。何で円安だとまずいのかわからないけど。いや、円高だからかしら、ああ、やっぱり私は頭が悪い。外見だけの女ね。中身は空っぽ。こんな女だから彼氏にもあっさりと振られてしまった。あいつがロリコンだったと分かったから、もう未練はないけどね。

 え? みんな注目されたいってのは事実だけど、お前の場合は恥ずかしいところを見られたいんじゃないのかって?

 私はそんな変態じゃないわ!
 ……いや、そうかもしれないわね……すみません。
 それに私は辱めを受けたいの……これは変態だわね、マゾヒストね。
 ああ、でも気持ち良い辱めなのよ。
 難しいわね、私が気持ち良くさせるための辱めなんてね。

 夢でさんざん辱めを受けて興奮する変態女が私なのよ。

 それはともかく、欲求不満はつのるばかりよ。けど、このままだと、あっという間に三十過ぎて、誰にも相手にしてくれないことになっちゃうかも。外見以外に私に何があるの。何にもないわ、つまんない女、どうしようもない女、いつも淫らことしか考えてない女。料理が得意なことくらいかしら、自慢できるのって。家事全般はまかせなさいって感じね。ああ、もっと自分磨きをしないと。でも、実際には淫らなことばっかり考えてしまう変態女なのよ。自分磨きって、何をすればいいいのよ。

 ああ、彼氏がほしい。そして、私を満足させてほしいの。満足できたら、他の事にも一生懸命になるんじゃないかしら。無理かしら。

 いっそ永久就職を狙おうかしら。家事なら頑張れる自信があるわ。
 でも、この私の変態趣味を満足させてくれる人なんているのかしら。

 あのイケメンお巡りさんと付き合いたいって、無理ね。警官って堅そうな職業だもんねえ。こんな変態女を相手にしてくれるわけもないわね。残念。だいたい、彼女いるでしょ、あのイケメンお巡りさん。

 イライラする。ストレスが溜る。また、鏡の前で裸になってしまった。けど、どうもマンネリなのよねえ。飽きてきたわ。もっと刺激がほしいのよ。そして、またあのイケメンお巡りさんとの行為を妄想する私。壁に手をついてお尻を突き出して、後ろからされるのを妄想する。ああ、気持ちがいい、これって中毒かしら、病気かしら。ああ、あのイケメンお巡りさんの顔が、たくましそうな体が私の脳裏から離れないのよ。

 でも、あのイケメンお巡りさんと私がそういう関係になるってありえないわよねえ。
 残念だわあ。

……………………………………………………

 全くあの女はどうしようもない。またあの派手なハイレグ競泳水着を着てる。何を考えているんだろう。ああいう変態女がこの世にいる。この前は警官が来たので、引き下がったが、いずれは襲うつもり。同居人とかはいないようだ。何もかも晒してやろう。本人もそれを望んでいるんじゃないのだろうか。淫らな考えにとりつかれたいやらしい女。変態女。淫乱女。クズ女。

 この前、あの女のマンションの下見をした。エレベーターにはどうも防犯カメラがあるようだ。但し、非常階段には付いていない。そこに入るには頑丈な扉を開ける必要があるが、その扉の上部には隙間があって、よじ登れば入れる。管理人は午前八時から午後五時勤務。但し、土曜日は午前中のみ。そして、休日はいない。

 あの女を狙うなら休日に決定!
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