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第14話:土田課長と飲みに行く
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新道さんと土田課長は恋人同士ではなかったんだ。でも、何であんなことをするようになったのだろうと理奈子は思った。
「新道さんと知り合って、それであんな行為をするようになったんですか」
「彼が入社した時、私は研修の講師を勤めたのよ。それで顔を覚えてたんだけどね。その人がSMクラブで働いているのを見て驚いてしまったの。それで、彼に聞いたら、自宅で女性相手に緊縛とかしているみたいね。バイトでしているみたい。まあ、うちの会社、バイトは許されているから、別にかまわないけど」
「自宅でしてるんですか」
「父親の命令で嫌々しているみたいね。新道さんは一人暮らしだけど。父親はお店の後継者にしたいみたい。でも、本人は普通に生活したいらしくてね。ちゃんと私たちの会社に就職してるし。それで、弟さんがいるので、その人に継がせようとしているようね」
何となく暗い影があるような感じがしたけど、SMクラブで働くなんて、本人は恥ずかしいと思っているのかしらと理奈子は思った。
そして、さらに酔っぱらってきた雰囲気の土田課長。
「それで、私も彼の自宅で緊縛してもらったのよ。お金を払ってね。新道さん、戸惑ってたけど、何とかお願いしたの。SMクラブとか知らない人にされるのは恐いけど、彼が真面目な人ってわかってたから、安心して身をまかせられるじゃないの。単に両手首を縄で縛るだけのものから、大股開きのものまで、いろんなことしてもらったの。裸になってね。もういろんな方法で緊縛されて、あそこがすごく濡れちゃった。もう興奮しちゃったわ、緊縛されて拘束されるって気持ちいいのよ、なぜかわからないけど。でも、彼の家って遠いのよね。だから、会社が終わったら、すぐに出来ないかなあって場所を探したら、あの地下室を見つけたのよ。でも、緊縛って、本格的なのは縛るのにちょっと時間がかかるから、天井から鎖で吊ってもらったりしたのよ」
自分もネットで女性が縄で縛られているのを見て興奮していたことを理奈子は思い出してしまった。自分が縛られるのを妄想してオナニーをしていた。女って被虐的なところもあるからなあとも思ったり、そんな変態は自分だけかと、オナニー後に自己嫌悪に陥ったりしていたのだけど。そして、土田課長がさらに意外なことを言った。
「私、厳しく育てられたのよ。男性経験も三十過ぎてからよ。その時は、ああ、恥ずかしかったなあ。でも、相手の彼は全然バカにするとかなかった。むしろ喜んでたわ。あなたはいつ経験したの」
「えーと……中学生の時です」
こんな美人さんでも三十代で初体験かあと理奈子は思った。私の相手は自転車のサドル。サドルに処女膜を破られてしまった。男性経験の無いことは恥ずかしくて理奈子は言えなかった。その後も相手は自分の指かバイブレーター。情けない。実は、職場でも恋人がいるってことにしていた。実際はいないのに。土田課長には本当のことを言ってしまったけど。ああん、これまた情けないわと理奈子は思った。
「早いわね。でも、今はそれが普通かしら。ああ、私ももっと十代の頃、やりまくればよかったわ。あら、やりまくるなんて、変なこと言っちゃった。だいぶ、酔いがまわってきたのかしらね」
(やりまくるって、あの真面目で清楚な土田課長のイメージがどんどん壊れていく。まあ、地下室で裸で吊られてた人だからしょうがないか。でも、厳しく育てられたって、私と似ているなあ。それで処女をこじらせて変な方向へ行ってしまったのだろうか……でも、私もそうかも、実際のセックス以上の妙な妄想で頭がいっぱいになってしまうのかしら、それで、ある日、それが暴発しちゃうのかしらね)
「それで、美夜本さんも、実際に拘束とか緊縛されたいんでしょ。だから、あの地下室で裸になったんでしょ、縛られるのを妄想して」
なんだかニヤニヤと笑って理奈子に聞いてくる土田課長。
(こんな笑い方する人じゃなかったんだけどなあ……でも、やっぱり興味はあるのよねえ、私も変態なのかしらね)
「興味あるなら、私から新道君に紹介してもいいわよ」
新道さんに紹介って、新道さんに緊縛されるの! 好きな人に縛られたいって思ってたけど、恥ずかしい……。
「……えーと」
「興味あるんでしょ」
「……はい……」
「うふふ、正直じゃないの」
「あの、でも危険じゃないんですよね」
「全然、危険じゃないわよ」
「でも、地下室で、その、新道さんに吊られたりして、危なくなかったんでしょうか」
「ああ、あれは私のアイデアね。新道さんには、空中に吊るのは危険だって言われたけどね。だから、基本は足を床に付けた姿勢が多かったけど」
「え、そうなんですか」
「そう、おしっこするのも、私のアイデア。新道さんは気が進まないようだったけど、課長である私が相手なんで断れなかったって感じね。お金もはずんだしね。あの人は縄かロープで拘束するのが専門なの。それだけね。あんなバイブレーターで女のおまんこや肛門に挿入するなんて嫌だったんじゃないの」
土田課長からおまんこなんて言葉が出てきて、また愕然とする理奈子。
(もう、かなり酔ってるなあ、土田課長。でも、どうなんだろう。みんな、すました顔してるけど、実際は淫らなことを考えている人もいるだろうなあ。そうでなきゃ、人間こんなに増えないわ。頭の中はいつも淫らな妄想でいっぱいの人もいるだろうなあ、私みたいに……)
「最初は拘束されるだけだったんですか」
「そうね、私の方がどんどんエスカレートさせたって感じかしらねえ。でも、気持ちいいのよ。それに、いいじゃない、悪い事してないわ。性の解放よ。あーあ、私、若い頃にもっともっと遊べばよかったなあって感じよ! 三十代じゃあ、そろそろ結婚して、子供が出来たら、拘束やら緊縛されてる場合じゃないわ。子供の教育に拘束されちゃうわよ。彼にプロポーズもされたしね」
「え、結婚するんですか。あの、おめでとうございます」
「ありがとう。でも、もう、あんなことできないわねえ。ああ、空中で浣腸とかされてみたかったなあ。吊られたまま、後ろの穴からウンチを噴き出すの。まあ、新道さん、嫌がったからそこまではしなかったけど」
また、すごい発言をする人だなあと理奈子は思った。清楚の欠片もない。どうしちゃったの、課長って言いたくなってしまう理奈子。
「今の恋人にしてもらったらいいんじゃないんですか」
「だめよ、今の彼氏、真面目な人なのよ。彼のことは好きだけど、でも、ちゃんと結婚生活できるかしら。でも、うまく誘導して、してもらうのもいいかもね、ああ、野外でもしてほしいわ。野外で他人に見られるかもとドキドキしながら、思いっ切り肛門からウンチを噴き出すの、そして、後ろから犯されるの、気持ちいいだろうなあ……」
また、ウンチを噴き出すとか言ってる、ますます酔ってるなあ、本当に大丈夫かしら、この人はと土田課長のことを心配に思ってしまう理奈子だったが、自分も緊縛なり拘束なりされてみたいなあと思っているんだから、お互いいやらしい女ってことかとも思った。それに、新道さんはとりあえず土田課長とは恋人ではない、私にもチャンスがあると思った。あれだけイケメンならもう恋人がいるかもしれないけど。でも、好きな人に拘束されたい、濡れたあそこを見られた、もう、全部見られたいって、やはり、私は変態かなあって思ったりもした。
「じゃあ、新道さんに言っておくから」
「……えーと、あの、でも、恥ずかしいです……」
「もう見られたじゃないの、あなた。あそこがすごく濡れてたじゃないの。とにかく気持ちいいのよ。まあ、嫌なら別に勧めないけど。ああ、それにしても、仕事って、全く本当につまらないわよねえ、だから、あんなことでもしなきゃあ、やってられないわよ……もう、全然つまらないわ……」
そう言って、テーブルに顔を付けて眠ってしまう土田課長。もしかして、あの拘束とか吊られたり、おしっこしたりとかは仕事のストレス解消のためかしらとも理奈子は思った。
「新道さんと知り合って、それであんな行為をするようになったんですか」
「彼が入社した時、私は研修の講師を勤めたのよ。それで顔を覚えてたんだけどね。その人がSMクラブで働いているのを見て驚いてしまったの。それで、彼に聞いたら、自宅で女性相手に緊縛とかしているみたいね。バイトでしているみたい。まあ、うちの会社、バイトは許されているから、別にかまわないけど」
「自宅でしてるんですか」
「父親の命令で嫌々しているみたいね。新道さんは一人暮らしだけど。父親はお店の後継者にしたいみたい。でも、本人は普通に生活したいらしくてね。ちゃんと私たちの会社に就職してるし。それで、弟さんがいるので、その人に継がせようとしているようね」
何となく暗い影があるような感じがしたけど、SMクラブで働くなんて、本人は恥ずかしいと思っているのかしらと理奈子は思った。
そして、さらに酔っぱらってきた雰囲気の土田課長。
「それで、私も彼の自宅で緊縛してもらったのよ。お金を払ってね。新道さん、戸惑ってたけど、何とかお願いしたの。SMクラブとか知らない人にされるのは恐いけど、彼が真面目な人ってわかってたから、安心して身をまかせられるじゃないの。単に両手首を縄で縛るだけのものから、大股開きのものまで、いろんなことしてもらったの。裸になってね。もういろんな方法で緊縛されて、あそこがすごく濡れちゃった。もう興奮しちゃったわ、緊縛されて拘束されるって気持ちいいのよ、なぜかわからないけど。でも、彼の家って遠いのよね。だから、会社が終わったら、すぐに出来ないかなあって場所を探したら、あの地下室を見つけたのよ。でも、緊縛って、本格的なのは縛るのにちょっと時間がかかるから、天井から鎖で吊ってもらったりしたのよ」
自分もネットで女性が縄で縛られているのを見て興奮していたことを理奈子は思い出してしまった。自分が縛られるのを妄想してオナニーをしていた。女って被虐的なところもあるからなあとも思ったり、そんな変態は自分だけかと、オナニー後に自己嫌悪に陥ったりしていたのだけど。そして、土田課長がさらに意外なことを言った。
「私、厳しく育てられたのよ。男性経験も三十過ぎてからよ。その時は、ああ、恥ずかしかったなあ。でも、相手の彼は全然バカにするとかなかった。むしろ喜んでたわ。あなたはいつ経験したの」
「えーと……中学生の時です」
こんな美人さんでも三十代で初体験かあと理奈子は思った。私の相手は自転車のサドル。サドルに処女膜を破られてしまった。男性経験の無いことは恥ずかしくて理奈子は言えなかった。その後も相手は自分の指かバイブレーター。情けない。実は、職場でも恋人がいるってことにしていた。実際はいないのに。土田課長には本当のことを言ってしまったけど。ああん、これまた情けないわと理奈子は思った。
「早いわね。でも、今はそれが普通かしら。ああ、私ももっと十代の頃、やりまくればよかったわ。あら、やりまくるなんて、変なこと言っちゃった。だいぶ、酔いがまわってきたのかしらね」
(やりまくるって、あの真面目で清楚な土田課長のイメージがどんどん壊れていく。まあ、地下室で裸で吊られてた人だからしょうがないか。でも、厳しく育てられたって、私と似ているなあ。それで処女をこじらせて変な方向へ行ってしまったのだろうか……でも、私もそうかも、実際のセックス以上の妙な妄想で頭がいっぱいになってしまうのかしら、それで、ある日、それが暴発しちゃうのかしらね)
「それで、美夜本さんも、実際に拘束とか緊縛されたいんでしょ。だから、あの地下室で裸になったんでしょ、縛られるのを妄想して」
なんだかニヤニヤと笑って理奈子に聞いてくる土田課長。
(こんな笑い方する人じゃなかったんだけどなあ……でも、やっぱり興味はあるのよねえ、私も変態なのかしらね)
「興味あるなら、私から新道君に紹介してもいいわよ」
新道さんに紹介って、新道さんに緊縛されるの! 好きな人に縛られたいって思ってたけど、恥ずかしい……。
「……えーと」
「興味あるんでしょ」
「……はい……」
「うふふ、正直じゃないの」
「あの、でも危険じゃないんですよね」
「全然、危険じゃないわよ」
「でも、地下室で、その、新道さんに吊られたりして、危なくなかったんでしょうか」
「ああ、あれは私のアイデアね。新道さんには、空中に吊るのは危険だって言われたけどね。だから、基本は足を床に付けた姿勢が多かったけど」
「え、そうなんですか」
「そう、おしっこするのも、私のアイデア。新道さんは気が進まないようだったけど、課長である私が相手なんで断れなかったって感じね。お金もはずんだしね。あの人は縄かロープで拘束するのが専門なの。それだけね。あんなバイブレーターで女のおまんこや肛門に挿入するなんて嫌だったんじゃないの」
土田課長からおまんこなんて言葉が出てきて、また愕然とする理奈子。
(もう、かなり酔ってるなあ、土田課長。でも、どうなんだろう。みんな、すました顔してるけど、実際は淫らなことを考えている人もいるだろうなあ。そうでなきゃ、人間こんなに増えないわ。頭の中はいつも淫らな妄想でいっぱいの人もいるだろうなあ、私みたいに……)
「最初は拘束されるだけだったんですか」
「そうね、私の方がどんどんエスカレートさせたって感じかしらねえ。でも、気持ちいいのよ。それに、いいじゃない、悪い事してないわ。性の解放よ。あーあ、私、若い頃にもっともっと遊べばよかったなあって感じよ! 三十代じゃあ、そろそろ結婚して、子供が出来たら、拘束やら緊縛されてる場合じゃないわ。子供の教育に拘束されちゃうわよ。彼にプロポーズもされたしね」
「え、結婚するんですか。あの、おめでとうございます」
「ありがとう。でも、もう、あんなことできないわねえ。ああ、空中で浣腸とかされてみたかったなあ。吊られたまま、後ろの穴からウンチを噴き出すの。まあ、新道さん、嫌がったからそこまではしなかったけど」
また、すごい発言をする人だなあと理奈子は思った。清楚の欠片もない。どうしちゃったの、課長って言いたくなってしまう理奈子。
「今の恋人にしてもらったらいいんじゃないんですか」
「だめよ、今の彼氏、真面目な人なのよ。彼のことは好きだけど、でも、ちゃんと結婚生活できるかしら。でも、うまく誘導して、してもらうのもいいかもね、ああ、野外でもしてほしいわ。野外で他人に見られるかもとドキドキしながら、思いっ切り肛門からウンチを噴き出すの、そして、後ろから犯されるの、気持ちいいだろうなあ……」
また、ウンチを噴き出すとか言ってる、ますます酔ってるなあ、本当に大丈夫かしら、この人はと土田課長のことを心配に思ってしまう理奈子だったが、自分も緊縛なり拘束なりされてみたいなあと思っているんだから、お互いいやらしい女ってことかとも思った。それに、新道さんはとりあえず土田課長とは恋人ではない、私にもチャンスがあると思った。あれだけイケメンならもう恋人がいるかもしれないけど。でも、好きな人に拘束されたい、濡れたあそこを見られた、もう、全部見られたいって、やはり、私は変態かなあって思ったりもした。
「じゃあ、新道さんに言っておくから」
「……えーと、あの、でも、恥ずかしいです……」
「もう見られたじゃないの、あなた。あそこがすごく濡れてたじゃないの。とにかく気持ちいいのよ。まあ、嫌なら別に勧めないけど。ああ、それにしても、仕事って、全く本当につまらないわよねえ、だから、あんなことでもしなきゃあ、やってられないわよ……もう、全然つまらないわ……」
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