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第三話 魔者の花嫁編
3ー22 ジスランの陰謀遊戯
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ロワメールに仕えたい。
ジュールの願いに、ジスランはごく真っ当な反応を返した。
「それは、黒のローブを脱いで仕官したい、という意味か?」
魔法使いが王族に仕えるなら、それが本来の方法である。
ジュールはフルフルと首を振った。
魔法使いであり、貴族であるジュールだから、できることがあるはずだ。
「魔法使いとして、お役に立ちたい」
だが、どうしてもその方法が思い浮かばなかった。
「ふむ……」
「やっぱり、無理かな」
自分の望みは、無茶もいいところだ。わかっていても、諦められない。
魔法使いの三大タブーのひとつ、いかなる権力にも与せず。
これは、そもそも魔法使いが権力者に仕えることを禁止する掟なのだ。
しかしジスランは弟の望みを一蹴せず、顎に手を当て思考する。
「いや、無理とは言い切れないぞ」
「ホント!?」
「王子が言い出した、魔法使いの罪を法の下で裁く、あの法案だ」
まだはっきりしたことは決まっていないが、裏切り者の捕縛はこれまで通りマスターが担い、一般の魔法使いが出る幕はない。それに魔法使いを裁くのは裁判官であって、ロワメールは直接関与しない。
それがどう関係するのか。
「いいか、ジュール。あの法案は、ただ魔法使いを法で裁く、それだけのものじゃない。これまで千年独立を保ってきたギルドが、一部とはいえ国の下に置かれるということだ」
この一点で、ロワメールは皇八島史に名を残す。
しかもギルドは、王家でも国家でもなく、ロワメール王子に従うと明言した。裏切り者の裁きを皮切りに、ギルドが国家権力に骨抜きにされ、私物化されるのを阻止する最善手である。
あの王子なら、セツが存命の間は魔法使いに不利になることはしない。
そしてギルドのこの判断は、ロワメールにとっても有利に働く。
五年前突然現れた、死んだと思われていた悲劇の王子。
その血筋の正統性は王族により認められたが、宮廷内には未だかの王子を受け入れぬ者もいると聞く。
王家側とりわけ第二王子の陣営は、うるさい外野を黙らせたいはずだ。ならば、どうするか。
王子の地位を、不動にする手柄があればいい。
騎士は第二王子の傘下だが、騎士を統べるモーヴ将軍家が力を持ちすぎ、主従関係が形骸化している。
そこで目を付けたのが魔法使いギルドだ。
幸運なことに、最強の魔法使いが王子の名付け親である。その近しい関係で、これまで部外者を寄せ付けなかったギルド内部に踏み込むことができた。
魔法使いギルドを王子の味方につければ、これ以上ないほどの後ろ盾となる。
「ギルドが王子に下ったと示すために、黒のローブを自陣に引き入れたいはずだ」
兄には、どこまで見えているんだろう。
まるで大海原を見渡すように、どこまでもどこまでも、遥か彼方までをもジスランは見通している。
「あの糸タレ目に言ってみるといい。なにか方法を考えているはずだ」
「糸タレ目って、カイサマのこと?」
「他に誰がいる」
ロワメールがカヤの街でジュールの今後について聞いたのも、単なる世間話とは思えなかった。
(おれには、王子がジュールを引き抜きたがってるように聞こえたがな)
それが王子の望みなら、なにかしらそれを叶える手段を用意しているはずだ。
(きっと、これだけでは終わらせないはずだ)
手慰みのように、ジスランは策略を巡らせる。
(もっと深くギルドに食い込むために……ああ、騎士との共闘も言っていたな。王子の主導でそれを実現させる。それなら、それを口実にコウトへ乗り込むことも可能だ。現将軍オスカー・モーヴは叔父ライアン・モーヴの傀儡、ライアンはオスカーを隠れ蓑に権勢を欲しいままにしている。そこにつけ入る隙がある……)
ジスランは、心のままに権謀術数を思い描く。
「でも、それはあくまで殿下の側の事情であって、ギルドの掟は関係なくない?」
ジュールの質問に、ジスランは思考の海から浮上した。
権力に与せず、この掟がかわるわけではないと訴える弟に、ジスランはフッと笑った。
「おれなら、ジュールと王子個人を契約させるな」
「王子個人?」
「そうだ。ロワメール第二王子ではなく、ロワメール・アン・ラギとな」
そもそも王家と魔法使いの関係は古い。王宮の結界も、王族の外遊の護衛も、遥か昔から魔法使いは王家と契約を交わしている。
どちらも決まった魔法使いが請け負うのではなく、ギルドが一級魔法使いに仕事を割り振っていた。
それを、ジュールが永続的に務めるだけだ。護衛の名目なら権力には抵触しない。
「個別の契約なら、ギルドも認めている」
「で、でも、それは強引すぎない?」
慣例にない王族との個人契約。
王室から圧力がかかろうと、ギルドも反発するはずだ。
「安心しろ。ギルドがとやかく言ってくるなら、おれが黙らせる」
やる気になったジスランは、ジュールにとってマスターと同じほどに頼もしかった。
妹弟に火の粉が降りかかるなら、眠れる獅子は目を覚まし、全身全霊で家族を守る。
「その上で、ジュールが王子に忠誠を誓いたいなら、誓えばいい」
「……いいの?」
「魔法使いとしての契約と、ジュールの忠誠の誓いは別だよ」
時代がかわる――。
閉ざされたラギ王室をキスイ王がこじ開けた。新しい風が、皇八島に吹き抜ける。
ギルドだけが、昔のままでいられるわけがなかった。
(潮目がかわる)
ジスランは、その明晰な頭脳で時代の流れを俯瞰する。
今が歴史の転換点だ。
皇八島全体がかわろうとしているこの時、ギルドも旧態依然のままではいられない。
歴史の潮流に乗りそこねれば、それこそギルドは時代遅れの遺物になるだろう。それは避けねばならなかった。
(歴史の奔流、その中心にいるのは、あの王子だ)
その時、ピクリ、とジスランの指が反応する。
ジスランはそのまま、月神神殿がある方角に視線を走らせた。
「ジュール、行くぞ」
言うが早いか、踵を返す。
ジュールもすぐさま後を追った。
「兄さん、どうしたの!?」
別れる前に、ロワメールには魔剣に細工をしてもらっていた。
鞘をずらし、刃の魔力を感知できるようにしたのだ。その状態で、ジスランは別れてからずっと広範囲に感知魔法を広げていたのである。
そしてその感知魔法が、異変を察知したのだ。
「魔力を持つなにかが、王子に接触した」
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
❖ お知らせ ❖
読んでくださり、ありがとうございます!
3ー23 迷子の迷子の子ネコちゃん は9/20(金)の夜、21時頃に投稿を予定しています。
ジュールの願いに、ジスランはごく真っ当な反応を返した。
「それは、黒のローブを脱いで仕官したい、という意味か?」
魔法使いが王族に仕えるなら、それが本来の方法である。
ジュールはフルフルと首を振った。
魔法使いであり、貴族であるジュールだから、できることがあるはずだ。
「魔法使いとして、お役に立ちたい」
だが、どうしてもその方法が思い浮かばなかった。
「ふむ……」
「やっぱり、無理かな」
自分の望みは、無茶もいいところだ。わかっていても、諦められない。
魔法使いの三大タブーのひとつ、いかなる権力にも与せず。
これは、そもそも魔法使いが権力者に仕えることを禁止する掟なのだ。
しかしジスランは弟の望みを一蹴せず、顎に手を当て思考する。
「いや、無理とは言い切れないぞ」
「ホント!?」
「王子が言い出した、魔法使いの罪を法の下で裁く、あの法案だ」
まだはっきりしたことは決まっていないが、裏切り者の捕縛はこれまで通りマスターが担い、一般の魔法使いが出る幕はない。それに魔法使いを裁くのは裁判官であって、ロワメールは直接関与しない。
それがどう関係するのか。
「いいか、ジュール。あの法案は、ただ魔法使いを法で裁く、それだけのものじゃない。これまで千年独立を保ってきたギルドが、一部とはいえ国の下に置かれるということだ」
この一点で、ロワメールは皇八島史に名を残す。
しかもギルドは、王家でも国家でもなく、ロワメール王子に従うと明言した。裏切り者の裁きを皮切りに、ギルドが国家権力に骨抜きにされ、私物化されるのを阻止する最善手である。
あの王子なら、セツが存命の間は魔法使いに不利になることはしない。
そしてギルドのこの判断は、ロワメールにとっても有利に働く。
五年前突然現れた、死んだと思われていた悲劇の王子。
その血筋の正統性は王族により認められたが、宮廷内には未だかの王子を受け入れぬ者もいると聞く。
王家側とりわけ第二王子の陣営は、うるさい外野を黙らせたいはずだ。ならば、どうするか。
王子の地位を、不動にする手柄があればいい。
騎士は第二王子の傘下だが、騎士を統べるモーヴ将軍家が力を持ちすぎ、主従関係が形骸化している。
そこで目を付けたのが魔法使いギルドだ。
幸運なことに、最強の魔法使いが王子の名付け親である。その近しい関係で、これまで部外者を寄せ付けなかったギルド内部に踏み込むことができた。
魔法使いギルドを王子の味方につければ、これ以上ないほどの後ろ盾となる。
「ギルドが王子に下ったと示すために、黒のローブを自陣に引き入れたいはずだ」
兄には、どこまで見えているんだろう。
まるで大海原を見渡すように、どこまでもどこまでも、遥か彼方までをもジスランは見通している。
「あの糸タレ目に言ってみるといい。なにか方法を考えているはずだ」
「糸タレ目って、カイサマのこと?」
「他に誰がいる」
ロワメールがカヤの街でジュールの今後について聞いたのも、単なる世間話とは思えなかった。
(おれには、王子がジュールを引き抜きたがってるように聞こえたがな)
それが王子の望みなら、なにかしらそれを叶える手段を用意しているはずだ。
(きっと、これだけでは終わらせないはずだ)
手慰みのように、ジスランは策略を巡らせる。
(もっと深くギルドに食い込むために……ああ、騎士との共闘も言っていたな。王子の主導でそれを実現させる。それなら、それを口実にコウトへ乗り込むことも可能だ。現将軍オスカー・モーヴは叔父ライアン・モーヴの傀儡、ライアンはオスカーを隠れ蓑に権勢を欲しいままにしている。そこにつけ入る隙がある……)
ジスランは、心のままに権謀術数を思い描く。
「でも、それはあくまで殿下の側の事情であって、ギルドの掟は関係なくない?」
ジュールの質問に、ジスランは思考の海から浮上した。
権力に与せず、この掟がかわるわけではないと訴える弟に、ジスランはフッと笑った。
「おれなら、ジュールと王子個人を契約させるな」
「王子個人?」
「そうだ。ロワメール第二王子ではなく、ロワメール・アン・ラギとな」
そもそも王家と魔法使いの関係は古い。王宮の結界も、王族の外遊の護衛も、遥か昔から魔法使いは王家と契約を交わしている。
どちらも決まった魔法使いが請け負うのではなく、ギルドが一級魔法使いに仕事を割り振っていた。
それを、ジュールが永続的に務めるだけだ。護衛の名目なら権力には抵触しない。
「個別の契約なら、ギルドも認めている」
「で、でも、それは強引すぎない?」
慣例にない王族との個人契約。
王室から圧力がかかろうと、ギルドも反発するはずだ。
「安心しろ。ギルドがとやかく言ってくるなら、おれが黙らせる」
やる気になったジスランは、ジュールにとってマスターと同じほどに頼もしかった。
妹弟に火の粉が降りかかるなら、眠れる獅子は目を覚まし、全身全霊で家族を守る。
「その上で、ジュールが王子に忠誠を誓いたいなら、誓えばいい」
「……いいの?」
「魔法使いとしての契約と、ジュールの忠誠の誓いは別だよ」
時代がかわる――。
閉ざされたラギ王室をキスイ王がこじ開けた。新しい風が、皇八島に吹き抜ける。
ギルドだけが、昔のままでいられるわけがなかった。
(潮目がかわる)
ジスランは、その明晰な頭脳で時代の流れを俯瞰する。
今が歴史の転換点だ。
皇八島全体がかわろうとしているこの時、ギルドも旧態依然のままではいられない。
歴史の潮流に乗りそこねれば、それこそギルドは時代遅れの遺物になるだろう。それは避けねばならなかった。
(歴史の奔流、その中心にいるのは、あの王子だ)
その時、ピクリ、とジスランの指が反応する。
ジスランはそのまま、月神神殿がある方角に視線を走らせた。
「ジュール、行くぞ」
言うが早いか、踵を返す。
ジュールもすぐさま後を追った。
「兄さん、どうしたの!?」
別れる前に、ロワメールには魔剣に細工をしてもらっていた。
鞘をずらし、刃の魔力を感知できるようにしたのだ。その状態で、ジスランは別れてからずっと広範囲に感知魔法を広げていたのである。
そしてその感知魔法が、異変を察知したのだ。
「魔力を持つなにかが、王子に接触した」
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