164 / 218
第三話 魔者の花嫁編
3ー67 一緒にいたい
しおりを挟む
「そう言えば、花、人間と魔者の間に子どもができるなんて、俺は聞いてないぞ」
「なにを言うておる?」
熱いお茶を啜りながら、花緑青がきょとんと首を傾げる。
「今更、そんな当たり前のこと」
それが、花緑青にとって既知の事実なのは、その様子から明らかだった。
セツはマスターとして、ロワメールは王族として、愕然とする。
しかし、彼らの反応にまた、花緑青も呆然と二人を見つめ返した。
「本当に人間は、なにもかも忘れておるのじゃな……」
ロワメールを見つめる魔主の目は、どこか憐憫を帯びている。
「待って待って! じゃあ、魔族と人間の子どもはたくさんいるってこと?」
ロワメールがいち早く我に返った。
「いや、そんなにおらんじゃろうが……」
やはり稀有なケースのようで、二人は幾分ホッとする。
「どうした、子でも欲しゅうなったか?」
花緑青はクスリとイタズラっぽく笑うと、その場でクルリと一回転した。美少年が、いきなり妖艶でグラマラスな美女へと姿をかえる。
「わしがそなたの子を産んでやろうか? ん? ――ふぎゃ」
しどけない姿でしなだれかかる美女を、セツは無表情にベリッと引き剥がした。
「なんじゃ、こんな美女にくっつかれて鼻の下も伸ばさんとは、この朴念仁が!」
「どんな姿でも、花は花だろうが!」
「あ、愛が深い!」
「違う!!!」
ちっともノってこない堅物魔法使いに、花緑青は唇を尖らせた。
「面白みのない男じゃのう。ああ、そうか、そなたはもっと清楚なおなごが好み……」
「いい加減にしろ!」
皆まで言わせず、殺気だったセツが花緑青のシャツの襟元を締め上げる。
〈ロワメールの前で、余計なこと言うなって念を押したよな?〉
〈なんじゃ、この程度、よいではないか〉
〈うるさい! 余計なこと言うな!〉
すごい剣幕でまくし立てているが、ヒソヒソと話しているつもりらしいので、ロワメールは聞こえなかったフリをして花緑青に釘を刺した。
「花ちゃん、ダメだよ。セツのお嫁さんはぼくが選ぶんだから」
「そうなのか?」
「うん」
「ちょ、ちょっと、待て。俺は結婚なんて」
セツは狼狽えるが、ロワメールは取り合わなかった。
「だから、セツが結婚するならね。ぼくが認めた人じゃないとダメだから」
ダメと言われても、セツに結婚する気はない。何十年も氷室で眠るマスターが、人並みに家庭を持てるわけがなかった。
「じゃあ、こんな感じではどうだ?」
花緑青が今度は可憐な美少女に姿をかえるが、ロワメールは認めない。
「セツと一緒に生きていくんだ。そんな儚げな感じじゃ、セツを任せられないよ」
「なるほど。それではこれでどうじゃ?」
「ダメ。なんか気が強そう。セツのお嫁さんだよ?」
元は花緑青なので、どの女性も美しいのだか、ロワメールは一切妥協しない。
「なればこれだ!」
もはやセツそっちのけで遊んでいる。この二人は、セツをネタに遊んでいる時が一番盛り上がるのだ。
「風呂入ってくる」
セツはグッタリと疲れ、諦めの境地で退散した。
「花ちゃん、ぼく、キヨウに帰るんだ」
セツの花嫁候補探しにも飽きてきた頃、ロワメールが花緑青に別れを伝えた。
「そなたは、ここに住むのではないのか?」
「そうできたらいいんだけどね。帰らないといけないんだ」
「寂しゅうなるのぉ」
花緑青も綺麗な形の眉をハの字に下げる。
「めずらしく、セツが長らく起きておると思うておったのに」
「うん。だから、離れたくないんだけど」
素直に本音を打ち明ければ、花緑青が怪訝な顔をした。
「ひょっとして、そなた一人で帰るのか?」
「そうだよ。セツに嫌だって言われて」
「なんと!」
よほど以外だったのか、花緑青が目を丸める。
「あのセツが? そなたを一人で帰らせる? あれほどそなたを可愛がっているのに?」
花緑青は信じられないと言わんばかりだった。
「ロワメールは、セツと一緒にいたいのではないのか?」
「いたいよ! 花ちゃんだってわかってるでしょう! セツと一緒にいられる時間がどれだけ貴重か!」
一生のほとんどを、氷室で眠るセツ。
起きている時間の方が少ないのだ。
「でも、セツが嫌だって……」
ぼくはワガママだ。
息子だと思っている。その一言で、満足しなければならないのに。
(セツが氷室で眠っていた五年間、ずっとずっと会いたかった。一緒にいられるとわかって、どれだけ嬉しかったか!)
まだ一緒にいたい。
離れたくない。
けれど、セツは――。
「のう、ロワメールよ。そなたはその気持ちを、きちんとセツに伝えたか?」
俯くロワメールに、花緑青は優しく尋ねた。
「一緒にいたいと、言葉にして伝えたか?」
「それは……」
言葉にしたか、と言われると、どうだろう。
勲章授与式があるとわかった途端、セツは行かないの一点張りで。
どれだけ説得しても、首を縦には振ってくれなくて。
キヨウに一緒に行こう、とは言ったけれど。
一緒に行きたいって、ぼくは言っただろうか?
「だって、でも、そんな当然のこと、セツだってわかって……」
「ロワメールよ、セツは相当鈍い男ぞ? しかも他人からの好意に、とことん疎い」
嘆かわしげに溜め息を吐く花緑青に、ロワメールも心当たりがありすぎた。
「素直に、そなたの気持ちを言うてみよ」
「……うん」
もし、言っても嫌だって言われたら。
その時は、名付け親離れをしなくてはならない。
「セツ、あのね。ぼく、セツと一緒にいたいんだ」
風呂から上がったセツに、ロワメールは真摯に訴えた。夜着に着替えたセツからは、ほのかに石鹸の香りがする。
「まだ離れたくない。できたらずっと一緒にいたい。ワガママなのはわかってる。でも、ぼくとキヨウに来てほしい」
ソファに座る間もない突然の告白に、戸惑いながらもセツは黙って耳を傾けてくれた。
「お願い、セツ。もう離れ離れは嫌なんだ」
勲章授与式なんてどうでもいい。
ただ、セツと一緒にいたいのだ。
五年前の光景が脳裏に甦る。
振り返らない背中。
泣いても叫んでも届かない、ロワメールの声――。
あの頃とは、色々なものが違う。
それでも望むのは、共に過ごす日々だった。
ロワメールが王子でなければ。
セツがマスターでなければ。
二人の本当の親子であれば。
当たり前にある未来――。
「お願い、セツ。ぼくはセツと一緒にいたいんだ!」
「いいよ」
ぽん、と優しい手が頭に置かれる。
「それがお前の望みなら、一緒にいよう」
いつものように、くしゃくしゃと銀の髪が撫でられる。
色違いの瞳に映るセツの笑顔は、どこか嬉しそうで。
(ああ、こんなの、カイが手伝ってくれなくて当たり前だ)
花緑青の言う通り、ロワメールの気持ちをセツは全然知らなくて。
どれだけ心に思っていても、言葉にしなければ相手に伝わらないのだと。
そんな当然のことを、ロワメールは強く、強く噛みしめるのだった。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
❖ お知らせ ❖
読んでくださり、ありがとうございます!
次回、第三話 魔者の花嫁編、最終話となります。
3ーÉpilogue ぼくの魔法使い は3/5(水)の夜、21時頃に投稿を予定しています。
「なにを言うておる?」
熱いお茶を啜りながら、花緑青がきょとんと首を傾げる。
「今更、そんな当たり前のこと」
それが、花緑青にとって既知の事実なのは、その様子から明らかだった。
セツはマスターとして、ロワメールは王族として、愕然とする。
しかし、彼らの反応にまた、花緑青も呆然と二人を見つめ返した。
「本当に人間は、なにもかも忘れておるのじゃな……」
ロワメールを見つめる魔主の目は、どこか憐憫を帯びている。
「待って待って! じゃあ、魔族と人間の子どもはたくさんいるってこと?」
ロワメールがいち早く我に返った。
「いや、そんなにおらんじゃろうが……」
やはり稀有なケースのようで、二人は幾分ホッとする。
「どうした、子でも欲しゅうなったか?」
花緑青はクスリとイタズラっぽく笑うと、その場でクルリと一回転した。美少年が、いきなり妖艶でグラマラスな美女へと姿をかえる。
「わしがそなたの子を産んでやろうか? ん? ――ふぎゃ」
しどけない姿でしなだれかかる美女を、セツは無表情にベリッと引き剥がした。
「なんじゃ、こんな美女にくっつかれて鼻の下も伸ばさんとは、この朴念仁が!」
「どんな姿でも、花は花だろうが!」
「あ、愛が深い!」
「違う!!!」
ちっともノってこない堅物魔法使いに、花緑青は唇を尖らせた。
「面白みのない男じゃのう。ああ、そうか、そなたはもっと清楚なおなごが好み……」
「いい加減にしろ!」
皆まで言わせず、殺気だったセツが花緑青のシャツの襟元を締め上げる。
〈ロワメールの前で、余計なこと言うなって念を押したよな?〉
〈なんじゃ、この程度、よいではないか〉
〈うるさい! 余計なこと言うな!〉
すごい剣幕でまくし立てているが、ヒソヒソと話しているつもりらしいので、ロワメールは聞こえなかったフリをして花緑青に釘を刺した。
「花ちゃん、ダメだよ。セツのお嫁さんはぼくが選ぶんだから」
「そうなのか?」
「うん」
「ちょ、ちょっと、待て。俺は結婚なんて」
セツは狼狽えるが、ロワメールは取り合わなかった。
「だから、セツが結婚するならね。ぼくが認めた人じゃないとダメだから」
ダメと言われても、セツに結婚する気はない。何十年も氷室で眠るマスターが、人並みに家庭を持てるわけがなかった。
「じゃあ、こんな感じではどうだ?」
花緑青が今度は可憐な美少女に姿をかえるが、ロワメールは認めない。
「セツと一緒に生きていくんだ。そんな儚げな感じじゃ、セツを任せられないよ」
「なるほど。それではこれでどうじゃ?」
「ダメ。なんか気が強そう。セツのお嫁さんだよ?」
元は花緑青なので、どの女性も美しいのだか、ロワメールは一切妥協しない。
「なればこれだ!」
もはやセツそっちのけで遊んでいる。この二人は、セツをネタに遊んでいる時が一番盛り上がるのだ。
「風呂入ってくる」
セツはグッタリと疲れ、諦めの境地で退散した。
「花ちゃん、ぼく、キヨウに帰るんだ」
セツの花嫁候補探しにも飽きてきた頃、ロワメールが花緑青に別れを伝えた。
「そなたは、ここに住むのではないのか?」
「そうできたらいいんだけどね。帰らないといけないんだ」
「寂しゅうなるのぉ」
花緑青も綺麗な形の眉をハの字に下げる。
「めずらしく、セツが長らく起きておると思うておったのに」
「うん。だから、離れたくないんだけど」
素直に本音を打ち明ければ、花緑青が怪訝な顔をした。
「ひょっとして、そなた一人で帰るのか?」
「そうだよ。セツに嫌だって言われて」
「なんと!」
よほど以外だったのか、花緑青が目を丸める。
「あのセツが? そなたを一人で帰らせる? あれほどそなたを可愛がっているのに?」
花緑青は信じられないと言わんばかりだった。
「ロワメールは、セツと一緒にいたいのではないのか?」
「いたいよ! 花ちゃんだってわかってるでしょう! セツと一緒にいられる時間がどれだけ貴重か!」
一生のほとんどを、氷室で眠るセツ。
起きている時間の方が少ないのだ。
「でも、セツが嫌だって……」
ぼくはワガママだ。
息子だと思っている。その一言で、満足しなければならないのに。
(セツが氷室で眠っていた五年間、ずっとずっと会いたかった。一緒にいられるとわかって、どれだけ嬉しかったか!)
まだ一緒にいたい。
離れたくない。
けれど、セツは――。
「のう、ロワメールよ。そなたはその気持ちを、きちんとセツに伝えたか?」
俯くロワメールに、花緑青は優しく尋ねた。
「一緒にいたいと、言葉にして伝えたか?」
「それは……」
言葉にしたか、と言われると、どうだろう。
勲章授与式があるとわかった途端、セツは行かないの一点張りで。
どれだけ説得しても、首を縦には振ってくれなくて。
キヨウに一緒に行こう、とは言ったけれど。
一緒に行きたいって、ぼくは言っただろうか?
「だって、でも、そんな当然のこと、セツだってわかって……」
「ロワメールよ、セツは相当鈍い男ぞ? しかも他人からの好意に、とことん疎い」
嘆かわしげに溜め息を吐く花緑青に、ロワメールも心当たりがありすぎた。
「素直に、そなたの気持ちを言うてみよ」
「……うん」
もし、言っても嫌だって言われたら。
その時は、名付け親離れをしなくてはならない。
「セツ、あのね。ぼく、セツと一緒にいたいんだ」
風呂から上がったセツに、ロワメールは真摯に訴えた。夜着に着替えたセツからは、ほのかに石鹸の香りがする。
「まだ離れたくない。できたらずっと一緒にいたい。ワガママなのはわかってる。でも、ぼくとキヨウに来てほしい」
ソファに座る間もない突然の告白に、戸惑いながらもセツは黙って耳を傾けてくれた。
「お願い、セツ。もう離れ離れは嫌なんだ」
勲章授与式なんてどうでもいい。
ただ、セツと一緒にいたいのだ。
五年前の光景が脳裏に甦る。
振り返らない背中。
泣いても叫んでも届かない、ロワメールの声――。
あの頃とは、色々なものが違う。
それでも望むのは、共に過ごす日々だった。
ロワメールが王子でなければ。
セツがマスターでなければ。
二人の本当の親子であれば。
当たり前にある未来――。
「お願い、セツ。ぼくはセツと一緒にいたいんだ!」
「いいよ」
ぽん、と優しい手が頭に置かれる。
「それがお前の望みなら、一緒にいよう」
いつものように、くしゃくしゃと銀の髪が撫でられる。
色違いの瞳に映るセツの笑顔は、どこか嬉しそうで。
(ああ、こんなの、カイが手伝ってくれなくて当たり前だ)
花緑青の言う通り、ロワメールの気持ちをセツは全然知らなくて。
どれだけ心に思っていても、言葉にしなければ相手に伝わらないのだと。
そんな当然のことを、ロワメールは強く、強く噛みしめるのだった。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
❖ お知らせ ❖
読んでくださり、ありがとうございます!
次回、第三話 魔者の花嫁編、最終話となります。
3ーÉpilogue ぼくの魔法使い は3/5(水)の夜、21時頃に投稿を予定しています。
0
あなたにおすすめの小説
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
「犯人は追放!」無実の彼女は国に絶対に必要な能力者で“価値の高い女性”だった
佐藤 美奈
恋愛
セリーヌ・エレガント公爵令嬢とフレッド・ユーステルム王太子殿下は婚約成立を祝した。
その数週間後、ヴァレンティノ王立学園50周年の創立記念パーティー会場で、信じられない事態が起こった。
フレッド殿下がセリーヌ令嬢に婚約破棄を宣言した。様々な分野で活躍する著名な招待客たちは、激しい動揺と衝撃を受けてざわつき始めて、人々の目が一斉に注がれる。
フレッドの横にはステファニー男爵令嬢がいた。二人は恋人のような雰囲気を醸し出す。ステファニーは少し前に正式に聖女に選ばれた女性であった。
ステファニーの策略でセリーヌは罪を被せられてしまう。信じていた幼馴染のアランからも冷たい視線を向けられる。
セリーヌはいわれのない無実の罪で国を追放された。悔しくてたまりませんでした。だが彼女には秘められた能力があって、それは聖女の力をはるかに上回るものであった。
彼女はヴァレンティノ王国にとって絶対的に必要で貴重な女性でした。セリーヌがいなくなるとステファニーは聖女の力を失って、国は急速に衰退へと向かう事となる……。
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
「追放された雑用係の俺、《真理の鑑定眼》で隠れた天才を集めたら最強パーティになっていた」
きりざく
ファンタジー
ブラック企業で過労死した男は、異世界に転生し《真理の鑑定眼》を授かった。
それは人や物の“本当の価値”、隠された才能、そして未来の到達点までを見抜く能力だった。
雑用係として軽視され、ついには追放された主人公。
だが鑑定眼で見えたのは、落ちこぼれ扱いされていた者たちの“本物の才能”だった。
初見の方は第1話からどうぞ(ブックマークで続きが追いやすくなります)。
評価されなかった剣士、魔力制御に欠陥を抱えた魔法使い、使い道なしとされた職業――
主人公は次々と隠れた逸材を見抜き、仲間に迎え入れていく。
やがて集ったのは、誰もが見逃していた“未来の最強候補”たち。
鑑定で真価を示し、結果で証明する成り上がりの冒険が始まる。
これは、見る目のなかった世界を置き去りに、
真の才能を集めて最強パーティへと成り上がる物語。
女性が少ない世界に転生した控えめ伯爵令嬢、なぜか五人の婚約候補に選ばれて少しずつ恋を知っていきます
ノッポ
恋愛
女性が極端に少ない異世界に転生した私は、気づけば伯爵令嬢になっていた。
前世は日本で普通に生きていたせいか、貴族令嬢らしい強気な振る舞いがどうしても苦手。
社交界デビューを迎えても、「どうして私が選ばれるの?」と戸惑うばかりだった。
けれど今年デビューする高位令嬢はわずか三人。
家同士の思惑も重なり、騎士団長家の息子、宰相子息、魔術師団長の息子、幼なじみの侯爵子息、そして英雄騎士――
五人の若きエリートとのお見合いが次々と始まってしまう。
遠慮がちで控えめな性格は、この世界では珍しく、気づけば少しずつ距離を縮めていく彼ら。
異世界での恋愛に戸惑う日々。けれど出会いを重ねるたびに、私は少しずつ変わっていく――。
女性希少世界の社交界で、自分の幸せを選べるようになるまでの
ほのぼの甘い逆ハーレム恋愛ファンタジー。
拝啓。私を追い出した皆様へ! 化け物と噂の辺境伯に嫁がされましたが噂と違い素敵な旦那様と幸せに暮らしています。
ハーフのクロエ
恋愛
公爵家の長女のオリビアは実母が生きている時は公爵家令嬢として育ち、8歳の時、王命で王太子と婚約して12歳の時に母親が亡くなり、父親の再婚相手の愛人だった継母に使用人のように扱われていた。学園の卒業パーティーで婚約破棄され、連れ子の妹と王太子が婚約してオリビアは化け物と噂のある辺境伯に嫁がされる。噂と違い辺境伯は最強の武人で綺麗な方でオリビアは前世の日本人の記憶持ちで、その記憶と魔法を使い領地を発展させて幸せになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる