私を蔑まないのはあなただけ

夜一

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「んま」

 瑠璃はアイスを食べながら、オマーンの屋敷に戻った。

「瑠璃」

 オマーンに呼ばれて顔を上げると、その間にアイスを少し食べられた。さっきから怒っているような気がする。

「オマーン様?」
「何故、褒めてくれなかった?」

 オマーンは赤面しながらも、瑠璃の手を握りしめる手は少し震えていた。オマーンはソファに腰掛けた。

「はい?」

 大の大人がなにを言っているのか、分からない。瑠璃はオマーンの横に座った。

「どうして褒めてくれなかった」
「あ、ああ!ごめんなさい!わざとじゃ」
「分かっている、瑠璃がわざとでこのような事をするはずがない」
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