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SS置き場
累計1750000ポイント突破記念♪ ~お留守番は、楽しいけれど待ち長いです~
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エドワルド達がドレファンに行って、三週間程が経ったディーランの王宮では、リラが王宮内で、アナスタシアへのお菓子を作っていた。
アナスタシアがリラの作ったお菓子が食べたいと言い、ジーンが許可を取ったのだ。
最初こそ、王宮料理人達には渋い顔で上の命令だからと仕方無しに調理場に入れたが、リラの、邪魔したお詫びにと言う気持ちで置いていた、菓子の評価と効果が高かったのだろう。そして使用後の後始末もキッチリとされていた事も。
貴族達の、道楽程度の腕前では無い事が知れて、次からは快く迎えてくれた。
そして、アナスタシアは、時折ジーンの政務官補佐と入れ替わり、執務室の奥でルナに護衛されながら仕事の手伝いをしている。
アナスタシアは、ジーンが思っていた以上の働きを見せ、さすがあの父が認めただけは有るなと感心していた。
因みに、リラやレベッカが王宮内を彷徨く場合はルネがよく同行している。
ルネは十五と言う、その幼さの残る年齢と顔立ちから、護衛見習いと勘違いされ、それを理由に侍女達で訓練しているのだろうと勘違いされている事もあり、好都合なのだ。
ルネ本人は、
「見習い、違う……」
と、少々不貞腐れていたが、ダンに慰められながらも、
「そう思わせとけ。その方がリラ嬢ちゃんの近くを彷徨いてても不審がられずに、ルネの活躍も増えるぞ。油断した馬鹿が、ルネに向かって行く可能性もあるからな」
と言われて、やる気を出した。
アナスタシアは休憩時間や夜をリラ達と過ごし、リラ達と共に、男性陣はどうしているのだろうと、心配しながらも、同じ境遇の同性がいると言う事が心強く、きっと向こうでも同じような事を言ってるかも知れないわねと笑い合っていられるのが、何よりも気を紛らせていられたのだ。
「帰って来られたら、リラ様の美味しいお茶とお菓子で出迎えてあげましょうね♪きっとエドワルド様の驚く顔も見られますわ!リラ様が王宮にいらして、エドワルド様を待っていらっしゃるなんて♪」
「ですが、本当に宜しいのでしょうか?わたくしがいて。皆様お疲れでしょうし、陛下の留守中にお邪魔をしてしまっているので、申し訳ないです。やはり、帰った方が良いのでは?」
「エドワルド様はきっと、一刻も早くリラ様に会いたいと思っていらっしゃいますわ。それに、ジルギリス様も帰って来られるのでしょう?どうせ報告だの事後処理だののお仕事が山積みになっておられるのですから、帰還後は王宮で足止めをされます。それならば、ここにお呼びして、休憩を取ってからお仕事された方が、効率も上がりますわ♪リラ様もエドワルド様に会いたいでしょう?」
「……わたくしも会いたいですが、エドワルド様のお邪魔になりませんか?」
「そんな事有りませんわ。もし、万が一エドワルド様が邪魔だなんて仰ったなら、わたくしがエドワルド様を叱って差し上げます」
そんな事を言いながらも、早く帰って来ないだろうかと、女性陣は日が過ぎるのを、予定では後何日と、指折り数えて待っていた。
*****
※いつも有難う御座います~!!
一気に寒くなりました~!二~三日前の気温が恋しい……。
今回みーさんのリクによる女性陣サイドです~♪リラとアナスタシアが仲良く交流中で、他のリリーやレベッカはほのぼの交流を見守り中です!リラが帰った後、リラの美味しかったお菓子が食べたくなって、エドワルド経由でお願いしそうですね(笑)
みーさん有難う御座いました~!!こんな感じになりましたよ~♪
週末の土日が特に寒くなるそうですので、温かくしてお過ごし下さいね!
皆様に楽しんで頂けたら幸いです♪
アナスタシアがリラの作ったお菓子が食べたいと言い、ジーンが許可を取ったのだ。
最初こそ、王宮料理人達には渋い顔で上の命令だからと仕方無しに調理場に入れたが、リラの、邪魔したお詫びにと言う気持ちで置いていた、菓子の評価と効果が高かったのだろう。そして使用後の後始末もキッチリとされていた事も。
貴族達の、道楽程度の腕前では無い事が知れて、次からは快く迎えてくれた。
そして、アナスタシアは、時折ジーンの政務官補佐と入れ替わり、執務室の奥でルナに護衛されながら仕事の手伝いをしている。
アナスタシアは、ジーンが思っていた以上の働きを見せ、さすがあの父が認めただけは有るなと感心していた。
因みに、リラやレベッカが王宮内を彷徨く場合はルネがよく同行している。
ルネは十五と言う、その幼さの残る年齢と顔立ちから、護衛見習いと勘違いされ、それを理由に侍女達で訓練しているのだろうと勘違いされている事もあり、好都合なのだ。
ルネ本人は、
「見習い、違う……」
と、少々不貞腐れていたが、ダンに慰められながらも、
「そう思わせとけ。その方がリラ嬢ちゃんの近くを彷徨いてても不審がられずに、ルネの活躍も増えるぞ。油断した馬鹿が、ルネに向かって行く可能性もあるからな」
と言われて、やる気を出した。
アナスタシアは休憩時間や夜をリラ達と過ごし、リラ達と共に、男性陣はどうしているのだろうと、心配しながらも、同じ境遇の同性がいると言う事が心強く、きっと向こうでも同じような事を言ってるかも知れないわねと笑い合っていられるのが、何よりも気を紛らせていられたのだ。
「帰って来られたら、リラ様の美味しいお茶とお菓子で出迎えてあげましょうね♪きっとエドワルド様の驚く顔も見られますわ!リラ様が王宮にいらして、エドワルド様を待っていらっしゃるなんて♪」
「ですが、本当に宜しいのでしょうか?わたくしがいて。皆様お疲れでしょうし、陛下の留守中にお邪魔をしてしまっているので、申し訳ないです。やはり、帰った方が良いのでは?」
「エドワルド様はきっと、一刻も早くリラ様に会いたいと思っていらっしゃいますわ。それに、ジルギリス様も帰って来られるのでしょう?どうせ報告だの事後処理だののお仕事が山積みになっておられるのですから、帰還後は王宮で足止めをされます。それならば、ここにお呼びして、休憩を取ってからお仕事された方が、効率も上がりますわ♪リラ様もエドワルド様に会いたいでしょう?」
「……わたくしも会いたいですが、エドワルド様のお邪魔になりませんか?」
「そんな事有りませんわ。もし、万が一エドワルド様が邪魔だなんて仰ったなら、わたくしがエドワルド様を叱って差し上げます」
そんな事を言いながらも、早く帰って来ないだろうかと、女性陣は日が過ぎるのを、予定では後何日と、指折り数えて待っていた。
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※いつも有難う御座います~!!
一気に寒くなりました~!二~三日前の気温が恋しい……。
今回みーさんのリクによる女性陣サイドです~♪リラとアナスタシアが仲良く交流中で、他のリリーやレベッカはほのぼの交流を見守り中です!リラが帰った後、リラの美味しかったお菓子が食べたくなって、エドワルド経由でお願いしそうですね(笑)
みーさん有難う御座いました~!!こんな感じになりましたよ~♪
週末の土日が特に寒くなるそうですので、温かくしてお過ごし下さいね!
皆様に楽しんで頂けたら幸いです♪
応援ありがとうございます!
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