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SS置き場
累計3500000ポイント突破記念♪ ~大好きな時間~
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エヴァンス領の本宅へと帰って来た双子達は、セイル家の先々代と先代が来ると聞いて、物凄く喜んでいた。
本宅にいると、良く手合わせをしてくれる二人で、ダンからも、あの二人ならいつでも好きな時に手合わせしても良いぞと言われてる二人なのだ。
そして、双子が手合わせしたいと言えば、直ぐに応じてくれるのだ。
他の人達が噂をしていると、二人が来たのだが、邪魔してはいけない。貴族同士の挨拶は長いし、会話の邪魔をしてはいけないと教えられているからだ。
それでも、まだかな?まだかな?とウズウズしていたら、セイル家の二人がエドワルドに手合わせを頼んでいた。
((手合わせ……出来ない……?))
若干しょんぼりしていたら、ジーンが双子達の相手をと言うではないか。
それを聞いた双子達は、目をキラキラさせて、この機を逃すまいと主張する。
「「やる~♪じいじ達と手合わせ~!」」
そして、それが了承され、双子達は意気揚々とサロンから庭へと降りる。
「「行くよ~♪」」
二人に声を掛けて、双子は同時に走り出す。
バラバラに斬り込む、と見せ掛けて、ルネがルナと対峙するデイルに斬り込み、ルナが一拍分程タイミングをずらして死角から投擲のナイフでデュランを牽制し、タイミングを崩されたデイルに斬り込む。
その間に引いたルネは、デュランに斬り掛かるも、読まれてたのかあっさりと受け止められるが、もう片方の手に隠し持っていたナイフで斬り込めば、デュランが大慌てで身体を後退させる。
「暫く会わない内に一段と腕を上げたなぁ」
「「むぅ~。当たらない!」」
「まだまだ現役だからなぁ!」
「さぁ、来い!」
双子は得意の左右相称の動きや、対象者の死角を狙ってナイフを投げるも、全て弾き返されてしまうが、投げたナイフも二人の内どちらかが回収する為、ナイフが尽きると言う事も無い。
「凄いな。多少の手加減はされているだろうが、あのセイル家の二人と対等に近いやり合いが出来るなんて……」
エドワルドは四人の手合わせをサロンのソファーで寛ぎながら、じっくりと観察して、呟く。
「何せリラ嬢ちゃんの専属は、優秀揃いだからなぁ♪」
「ははっ、違いない」
ダンの言葉に、エドワルドは笑みを浮かべて肯定した。
双子達は、デイルとデュランへ果敢に挑戦して行く。
「「当てる!一回、身体!!」」
「その意気だ、いつでも来ぉい!!」
外では双子達の生き生きした元気な声が、庭に響いていた。
*****
※いつも有難う御座います!
感想コメのデイルとデュランと双子達の戦いと言うみーさんのリクでした♪
本編では叱られ中の二人(笑)双子達は何事も無くエヴァンス領の本宅に着き、それまで馬に乗りっぱなしだったので、身体を動かしたかった模様です♪こんな感じで如何でしょうか?みーさん有難う御座いました!!
そういえば、今日の夜からか明日の朝からか、日曜日付近に掛けて、私の住んでる地方も雪が降り積もる恐れがあるそうです。2~3年に一~二回積もれば良いとこなのに、珍しい……。
急に寒くなるようなので、暖かくしてお過ごし下さいねぇ。
皆様に喜んでいただければ幸いです♪
本宅にいると、良く手合わせをしてくれる二人で、ダンからも、あの二人ならいつでも好きな時に手合わせしても良いぞと言われてる二人なのだ。
そして、双子が手合わせしたいと言えば、直ぐに応じてくれるのだ。
他の人達が噂をしていると、二人が来たのだが、邪魔してはいけない。貴族同士の挨拶は長いし、会話の邪魔をしてはいけないと教えられているからだ。
それでも、まだかな?まだかな?とウズウズしていたら、セイル家の二人がエドワルドに手合わせを頼んでいた。
((手合わせ……出来ない……?))
若干しょんぼりしていたら、ジーンが双子達の相手をと言うではないか。
それを聞いた双子達は、目をキラキラさせて、この機を逃すまいと主張する。
「「やる~♪じいじ達と手合わせ~!」」
そして、それが了承され、双子達は意気揚々とサロンから庭へと降りる。
「「行くよ~♪」」
二人に声を掛けて、双子は同時に走り出す。
バラバラに斬り込む、と見せ掛けて、ルネがルナと対峙するデイルに斬り込み、ルナが一拍分程タイミングをずらして死角から投擲のナイフでデュランを牽制し、タイミングを崩されたデイルに斬り込む。
その間に引いたルネは、デュランに斬り掛かるも、読まれてたのかあっさりと受け止められるが、もう片方の手に隠し持っていたナイフで斬り込めば、デュランが大慌てで身体を後退させる。
「暫く会わない内に一段と腕を上げたなぁ」
「「むぅ~。当たらない!」」
「まだまだ現役だからなぁ!」
「さぁ、来い!」
双子は得意の左右相称の動きや、対象者の死角を狙ってナイフを投げるも、全て弾き返されてしまうが、投げたナイフも二人の内どちらかが回収する為、ナイフが尽きると言う事も無い。
「凄いな。多少の手加減はされているだろうが、あのセイル家の二人と対等に近いやり合いが出来るなんて……」
エドワルドは四人の手合わせをサロンのソファーで寛ぎながら、じっくりと観察して、呟く。
「何せリラ嬢ちゃんの専属は、優秀揃いだからなぁ♪」
「ははっ、違いない」
ダンの言葉に、エドワルドは笑みを浮かべて肯定した。
双子達は、デイルとデュランへ果敢に挑戦して行く。
「「当てる!一回、身体!!」」
「その意気だ、いつでも来ぉい!!」
外では双子達の生き生きした元気な声が、庭に響いていた。
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※いつも有難う御座います!
感想コメのデイルとデュランと双子達の戦いと言うみーさんのリクでした♪
本編では叱られ中の二人(笑)双子達は何事も無くエヴァンス領の本宅に着き、それまで馬に乗りっぱなしだったので、身体を動かしたかった模様です♪こんな感じで如何でしょうか?みーさん有難う御座いました!!
そういえば、今日の夜からか明日の朝からか、日曜日付近に掛けて、私の住んでる地方も雪が降り積もる恐れがあるそうです。2~3年に一~二回積もれば良いとこなのに、珍しい……。
急に寒くなるようなので、暖かくしてお過ごし下さいねぇ。
皆様に喜んでいただければ幸いです♪
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