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本編
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「ああ、そうだ。エドワルド殿。食べ物の差し入れを持って来ましたよ。貴方と陛下の分だけはリラが、他の兵士達の分はエヴァンス家の料理長達が、道中食べ易く、傷み難い物を中心にしたそうです。ただし、リラが作った分だからと、陛下の分まで取って食べては駄目ですからね?リラは貴方の兄上に喜んで貰えるだろうかと、悩みながらも必死に作ったのですから。ただし、陛下以外には、リラが作った事は内密に。日持ちのする焼き菓子ならばリラが作ったと言っても良いですが、陛下と二人、もしくはリラを蔑まなかった者だけにどうぞ。本当は、非常食にもなるのでと、数日掛けて全員分作ったようですが、噂に惑わされ、私の妹を蔑む相手に、菓子だろうとリラの料理は食べさせたくないですからね。私が一人連れ帰るならば、その者の分は私が持って帰りましょうか?それとも陛下かエドワルド殿、もしくは双方でリラの料理と食べ比べても良いですよ」
リラの手料理と聞いたエドワルドの機嫌が上昇する。ジーンの言葉に頷き、陛下と二人で食べ比べるのも良さそうだと告げる。
「それと、リラから貴方宛への手紙も預かって来ました」
「受け取ります。肌身離さず持っていると、伝えて下さい。絶対に落としたり無くしたりしないので」
「当然ですよ。無くしたりしたら、リラが悲しむ事をお忘れなく」
さすがシスコン、リラを引き合いに出し、軽く脅してから渡す。
エドワルドがジーンから受け取る時に、ふわりと漂う匂いに驚くが、それがリラの匂いだったので、口元が緩んで仕方無い。
「有難うジーン殿。リラ嬢に、美味しく頂くとも伝えて下さい。ああそうだ。新情報ですが、万が一失敗した場合は、私達王族に、愚王の娘を複数宛がえば済むと思っているそうですよ。あの勘違い屑王共……地獄に落として、その間抜けな生首を晒してやる」
「……そんな事で許されると思っていたか。さすが愚王だ。似非神の娘等、どれ程の美姫で有ろうと、欲しがるのはドレファン国内のみだと言うのに……。国の留守は任せてくれれば良い。それと、リラの周囲に涌く屑も。愚王共には、私とリラの怒りの分も上乗せして頼みます。言わなくても大丈夫でしょうが、一応。ご武運を」
「勿論ですよ。暫くの間、宜しく頼みます」
エドワルドはジーンを連れて、アレクシスのいる所に戻り、ジーンにあの兵士を引き渡す。
「えっ?!今からですか?!」
「ああ。こちらの事は気にするな。彼女達も喜ぶだろうし、これも勉強になるだろうからな。こちらも一人減った所で問題は無いな?それでは、エヴァンス家からの差し入れを、一人ずつ取りに来い。ジーン殿、例の物は私が受け取ります」
エドワルドは、リラが焼いた大量の焼き菓子を受け取り、アレクシスからエドワルドの分の食べ物を受け取る。
そして、アレクシスとエドワルドは、捕虜の男と兵士達を連れて王都を出発した。
一人の兵士をジーンに預けて。
リラの手料理と聞いたエドワルドの機嫌が上昇する。ジーンの言葉に頷き、陛下と二人で食べ比べるのも良さそうだと告げる。
「それと、リラから貴方宛への手紙も預かって来ました」
「受け取ります。肌身離さず持っていると、伝えて下さい。絶対に落としたり無くしたりしないので」
「当然ですよ。無くしたりしたら、リラが悲しむ事をお忘れなく」
さすがシスコン、リラを引き合いに出し、軽く脅してから渡す。
エドワルドがジーンから受け取る時に、ふわりと漂う匂いに驚くが、それがリラの匂いだったので、口元が緩んで仕方無い。
「有難うジーン殿。リラ嬢に、美味しく頂くとも伝えて下さい。ああそうだ。新情報ですが、万が一失敗した場合は、私達王族に、愚王の娘を複数宛がえば済むと思っているそうですよ。あの勘違い屑王共……地獄に落として、その間抜けな生首を晒してやる」
「……そんな事で許されると思っていたか。さすが愚王だ。似非神の娘等、どれ程の美姫で有ろうと、欲しがるのはドレファン国内のみだと言うのに……。国の留守は任せてくれれば良い。それと、リラの周囲に涌く屑も。愚王共には、私とリラの怒りの分も上乗せして頼みます。言わなくても大丈夫でしょうが、一応。ご武運を」
「勿論ですよ。暫くの間、宜しく頼みます」
エドワルドはジーンを連れて、アレクシスのいる所に戻り、ジーンにあの兵士を引き渡す。
「えっ?!今からですか?!」
「ああ。こちらの事は気にするな。彼女達も喜ぶだろうし、これも勉強になるだろうからな。こちらも一人減った所で問題は無いな?それでは、エヴァンス家からの差し入れを、一人ずつ取りに来い。ジーン殿、例の物は私が受け取ります」
エドワルドは、リラが焼いた大量の焼き菓子を受け取り、アレクシスからエドワルドの分の食べ物を受け取る。
そして、アレクシスとエドワルドは、捕虜の男と兵士達を連れて王都を出発した。
一人の兵士をジーンに預けて。
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