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本編
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再び王妃の部屋に集まったリラ達は、ファーニーに王妃の姿、アナスタシアに男装をさせる。
今回、あの侍女がした事を、他の侍女もしないとは言い切れない為、アナスタシアには国王であるアレクシスが戻って来るその日まで、男装のままでいて貰う事になる。
勿論、アレクシスの前にはアナスタシアが王妃の姿で迎えられるように。
結論から言うと、アレクシスが帰って来るまでに、王妃に手を出そうとした馬鹿は数名いた。
中には白昼堂々、人払いをして二人切りにしろとか言う阿呆もいたが。
白昼だろうと男と二人切りにさせる護衛や侍女等いる訳が無いと言うのにだ。
そう言う阿呆は、ダンが失せろと言って摘まみ出し、ジーンに一報を入れた。貴族に対して何たる態度だと喚いていたが、王妃と二人切りにしろと言う男が貴族のままでいられると思う方が間違いだろう。
ジーンは日中、優秀な(王妃様と言う)政務官補佐をルナと共に執務室内へ匿い、本物のマティスは隠し通路から、他の城内の者達がどう動いているか調べる。アレクシスとエドワルドがいないからと、サボっているようなら容赦なく仕事を増やすか、左遷するつもりだからだ。
エドワルド達の方はと言うと、ドレファン国に着く前に、リラの差し入れである手作りお菓子の争奪戦が終了した。
大体、兵士の半分程は、何とか一枚以上を手にしたが、残りの半分程は相当悔しがっていたようだ。
「公爵様、審査厳し過ぎますよ~!!」
「当然だ。私の婚約者の手作りを、そう易々と渡す訳が無いだろう。出来る事なら、私が独り占めしたい所だぞ」
その言葉に、食べれなかった兵士達から、文句の声が上がる。
「いや、エドワルド様は帰った後に好きなだけ作って貰えば良いでしょう?!」
「「「そうだそうだ!」」」
「そもそもそれは本来俺達の物じゃないですか!」
そんな兵士達に、エドワルドは冷たく言い捨てる。
「それを言うなら連帯責任だ。人の婚約者の悪口を言っていた癖に、それを棚に上げるな」
兵士達が反論出来ずに、八つ当たりとばかりに、リラの悪口を言った兵士を睨み付けていると、今度は近衛達が口を開く。
「エドワルド様、今度近衛の方にも差し入れして頂けるように、お口添えをお願いします!」
「機会が有ればな」
「じゃあ、帰った後、エヴァンス侯爵令嬢に、差し入れのお礼をしに行きますね」
「来るな。私の婚約者だぞ。男は彼女に近付くな」
「ですが、お礼ぐらいは言わないと」
「私が伝えて置くから問題無い」
そんな会話をしながら、ドレファンに向かっていたのだった。
今回、あの侍女がした事を、他の侍女もしないとは言い切れない為、アナスタシアには国王であるアレクシスが戻って来るその日まで、男装のままでいて貰う事になる。
勿論、アレクシスの前にはアナスタシアが王妃の姿で迎えられるように。
結論から言うと、アレクシスが帰って来るまでに、王妃に手を出そうとした馬鹿は数名いた。
中には白昼堂々、人払いをして二人切りにしろとか言う阿呆もいたが。
白昼だろうと男と二人切りにさせる護衛や侍女等いる訳が無いと言うのにだ。
そう言う阿呆は、ダンが失せろと言って摘まみ出し、ジーンに一報を入れた。貴族に対して何たる態度だと喚いていたが、王妃と二人切りにしろと言う男が貴族のままでいられると思う方が間違いだろう。
ジーンは日中、優秀な(王妃様と言う)政務官補佐をルナと共に執務室内へ匿い、本物のマティスは隠し通路から、他の城内の者達がどう動いているか調べる。アレクシスとエドワルドがいないからと、サボっているようなら容赦なく仕事を増やすか、左遷するつもりだからだ。
エドワルド達の方はと言うと、ドレファン国に着く前に、リラの差し入れである手作りお菓子の争奪戦が終了した。
大体、兵士の半分程は、何とか一枚以上を手にしたが、残りの半分程は相当悔しがっていたようだ。
「公爵様、審査厳し過ぎますよ~!!」
「当然だ。私の婚約者の手作りを、そう易々と渡す訳が無いだろう。出来る事なら、私が独り占めしたい所だぞ」
その言葉に、食べれなかった兵士達から、文句の声が上がる。
「いや、エドワルド様は帰った後に好きなだけ作って貰えば良いでしょう?!」
「「「そうだそうだ!」」」
「そもそもそれは本来俺達の物じゃないですか!」
そんな兵士達に、エドワルドは冷たく言い捨てる。
「それを言うなら連帯責任だ。人の婚約者の悪口を言っていた癖に、それを棚に上げるな」
兵士達が反論出来ずに、八つ当たりとばかりに、リラの悪口を言った兵士を睨み付けていると、今度は近衛達が口を開く。
「エドワルド様、今度近衛の方にも差し入れして頂けるように、お口添えをお願いします!」
「機会が有ればな」
「じゃあ、帰った後、エヴァンス侯爵令嬢に、差し入れのお礼をしに行きますね」
「来るな。私の婚約者だぞ。男は彼女に近付くな」
「ですが、お礼ぐらいは言わないと」
「私が伝えて置くから問題無い」
そんな会話をしながら、ドレファンに向かっていたのだった。
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