氷結の毒華は王弟公爵に囲われる

カザハナ

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本編

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「こんなに可愛い姿のリラを、私が喜ばないなんて、有り得無い。リラ……二人切りの時は、どう呼ぶのだった?」


 エドワルドの指摘に、リラは上目遣いで見ながらも、その問いに答える。


「えっ、エド様……」


 エドワルドは、ゴクリと唾を飲み込み、リラの素肌が晒された腰に左手で触れ、リラの身体がビクビクと反応するのも気にせずに、ゆっくりと撫で回す。


「脱がすのが勿体無いから、少しだけこのままで触れてみようか。下着も、ドロワーズと違って指を横から忍ばせる事も出来るし、片方の結び目を解けば、簡単に脱がす事も可能だからね。それに、生地が薄いから、リラの胸の尖りがどこか、直ぐに見付けられる」


 そう言ってエドワルドは、寝間着の上からリラの左胸に顔を寄せると、そのまま舌を、先端で持ち上がった衣装の部分に擦り付ける。


「あぁあっ!」

「ああ……濡れて、胸の色付き部分が透けて見える。透けて見える衣装も良いな。今度は透け透けのも着て見せて。新妻用のなら、尚更見たいな。それに、エヴァンス家の侍女達が、リラに似合わない衣装を勧める筈が無いからね」


 エドワルドの唾液で濡れ、張り付く衣装がなまめかしさを引き立てる。

 今度は右胸に口を寄せ、衣装の上から口に含み、舌で転がしもてあそぶ。


「えっ……エド様ぁっ!」


 その隙にもう片方の胸の尖りも、濡れて張り付く衣装の上から指先で弄り、腰を撫でていた左手を下着の紐を通過させ、そのまま下に滑らせて、太股を撫でながら、足でリラの足の間を割り開き、秘所に膝をグリグリと押し当てれば、クチュリと小さな水音がする。


「リラ……こんな物では足りないよ。もっと沢山の蜜を出して。今夜はここに、私の物を入れるのだから、沢山出さないと、辛いのはリラだよ?だから、もっと私を感じないと」


 エドワルドはそう言うと、足を少し下げて、左手で下着の上から秘所をなぞる。


「薄いと、下着の上からでもリラの形が良く分かる。ここも、もっと濡れれば、下着の上からでも透けて見えるのかな?」

「しっ……知りません~!」

「じゃあ、試そう」


 エドワルドは、リラの胸を弄りながら、下着の上から左手の親指で花芯を弄り、中指で蜜口の周辺を、人指し指と薬指で花弁のような襞をなぞるように蠢かせるが、リラからすれば、気持ち良いのと、もどかしいので堪らない。

 最近は直接触れられる事の方が多かったからだ。

 リラは、足を閉じたくても閉じられない。


「エド様、エド様、エド様ぁ~~~っ!」


 エドワルドは顔を上げ、甘く、優しく囁いた。
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