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後日談
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「れれれれ、レイニー=グリマードと申します!至らぬ不束者ですが、宜しくお願い致します!」
レイニーが女性陣に元気良く挨拶をすると、リリーが代表として声を掛ける。
「お元気で楽しそうな方ね♪レイニー様、こちらで一緒にお話をしましょう。大丈夫よ。わたくし達はわたくし達の最愛の旦那様に言い寄ろうとする者は敵と見做しますけれど、最愛の旦那様が居る女性を苛めたりはしませんわ。嘘で近寄って来られたならば、話は別ですけれど♪」
リリーの妖艶な笑みに、レイニーは一瞬見惚れるも、リリーが聞き耳を立ててる者達への忠告を口にした時、殺気とまではいかないものの、その気配に驚いて、ドレスのまま、ビシッと直立不動の体勢を取る。
多分本能的に、敵に回してはいけない人だと感じ取ったのだろう。
その姿を見たエヴァンス家の関係者達は、ああ、セイル家の先代と、先々代辺りの同類かと、殆どの者達が内心で呟く。
まぁ、脳筋類いの扱いには一番馴れているリリーに任せるのが一番だろう。
各々、自己紹介を済ませて雑談に興じていると、日付の変わる時刻になり、アレクシスが年末年始の挨拶をする。
その後、場所を変えて部屋に移り、ゴート領の現状や今後を、アレクシスから報告等を教えて貰ったり、ネイル夫妻はこの夜会が終われば、準備が済み次第、ゴート領だった領地に向かう事、ゴート邸や元々ゴート家の所有する物等は、そのまま全て引き継ぐ事等を決め、あの父親と義妹の所有物は処分し、使用人達は能力次第、それと、不当解雇をされた古参の使用人達にも声を掛け、相手が望むなら、復職出来るようにする事も教えて貰う。
アシュリーは知らなかった事だが、エヴァンス家の使用人達が、不当解雇された者達の足取りを追い、居場所を突き止め、アシュリーの貴族位剥奪とエヴァンス家への嫁入り等が決定した事を受けて接触し、事の成り行きと、違う領主の元で復職出来る可能性が有る事や、復職した場合、アシュリーが客人として訪れる可能性が有る事も話したりと、裏で暗躍していたりしたのだった。
そんな事が裏で起こっていたとは露知らず、アシュリーは喜んでいた。
不当解雇された者達は紹介状も持たされずに解雇された為、次の職場が中々決まらず、決まっても不遇な扱いを受ける事も多い。
アシュリーの母親が亡くなってからなので、中には五年以上経つ者も居るが、名誉挽回は出来るだろう。
(自己満足かも知れませんが、それでも不当だったと周知されれば、不遇な扱いは少なくなりますもの)
アシュリーとしては、昔から知る古参の使用人達を、どうする事も出来ずに次々と解雇されていったので、不甲斐ない思いをしていたのだ。
アシュリーはエヴァンス家に足を踏み入れてから、自分に都合の良い事ばかり起きてる事に、幸せ過ぎて罰が当たらないかと思えてしまう程だ。
そんなアシュリーにとって、初めて体験する王都の年越しは、生涯忘れられない年越しとなったのは、言うまでも無い。
レイニーが女性陣に元気良く挨拶をすると、リリーが代表として声を掛ける。
「お元気で楽しそうな方ね♪レイニー様、こちらで一緒にお話をしましょう。大丈夫よ。わたくし達はわたくし達の最愛の旦那様に言い寄ろうとする者は敵と見做しますけれど、最愛の旦那様が居る女性を苛めたりはしませんわ。嘘で近寄って来られたならば、話は別ですけれど♪」
リリーの妖艶な笑みに、レイニーは一瞬見惚れるも、リリーが聞き耳を立ててる者達への忠告を口にした時、殺気とまではいかないものの、その気配に驚いて、ドレスのまま、ビシッと直立不動の体勢を取る。
多分本能的に、敵に回してはいけない人だと感じ取ったのだろう。
その姿を見たエヴァンス家の関係者達は、ああ、セイル家の先代と、先々代辺りの同類かと、殆どの者達が内心で呟く。
まぁ、脳筋類いの扱いには一番馴れているリリーに任せるのが一番だろう。
各々、自己紹介を済ませて雑談に興じていると、日付の変わる時刻になり、アレクシスが年末年始の挨拶をする。
その後、場所を変えて部屋に移り、ゴート領の現状や今後を、アレクシスから報告等を教えて貰ったり、ネイル夫妻はこの夜会が終われば、準備が済み次第、ゴート領だった領地に向かう事、ゴート邸や元々ゴート家の所有する物等は、そのまま全て引き継ぐ事等を決め、あの父親と義妹の所有物は処分し、使用人達は能力次第、それと、不当解雇をされた古参の使用人達にも声を掛け、相手が望むなら、復職出来るようにする事も教えて貰う。
アシュリーは知らなかった事だが、エヴァンス家の使用人達が、不当解雇された者達の足取りを追い、居場所を突き止め、アシュリーの貴族位剥奪とエヴァンス家への嫁入り等が決定した事を受けて接触し、事の成り行きと、違う領主の元で復職出来る可能性が有る事や、復職した場合、アシュリーが客人として訪れる可能性が有る事も話したりと、裏で暗躍していたりしたのだった。
そんな事が裏で起こっていたとは露知らず、アシュリーは喜んでいた。
不当解雇された者達は紹介状も持たされずに解雇された為、次の職場が中々決まらず、決まっても不遇な扱いを受ける事も多い。
アシュリーの母親が亡くなってからなので、中には五年以上経つ者も居るが、名誉挽回は出来るだろう。
(自己満足かも知れませんが、それでも不当だったと周知されれば、不遇な扱いは少なくなりますもの)
アシュリーとしては、昔から知る古参の使用人達を、どうする事も出来ずに次々と解雇されていったので、不甲斐ない思いをしていたのだ。
アシュリーはエヴァンス家に足を踏み入れてから、自分に都合の良い事ばかり起きてる事に、幸せ過ぎて罰が当たらないかと思えてしまう程だ。
そんなアシュリーにとって、初めて体験する王都の年越しは、生涯忘れられない年越しとなったのは、言うまでも無い。
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