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後日談
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エドワルドとリラが真っ先に拍手で祝福すると、ファーストダンスを踊った国王夫妻も拍手をし、他の者達は成り行き上、各々の心情はどうであれ拍手に加わり、アレクシスの合図で四曲目の曲が流れる。
勿論当然の事ながら、奏者側の方にも、前以て国王陛下が結婚許可書を出した侯爵子息が、国王夫妻のファーストダンスを終えた後の三曲目が終了した後に、その子息が婚約者にサプライズのプロポーズをする旨を伝えていた為、三曲目を終了した後は演奏を止めていたのだ。
その為、リラが初めて国王陛下の前で、エドワルドと踊った時のような嫌がらせと言う名の横槍は無く、奏者側からしても、結婚が決まっている相手だと言うのに、態々大勢の前でプロポーズをすると言う子息の想いに感動し、そんなサプライズに関われる事を心底嬉しく思っていたのと同時に、昔から伝え聞く、物語の奏者に加えて貰えたかのような錯覚を感じていたのだった。
それも強ち間違いでは無い。
奏者達が伝え聞くのは銀髪の青年、詰まりはエヴァンス家の若き次期当主が、その物語の主役として、殆どを占めていたのだから。
そして、婚約者にサプライズのプロポーズをすると言う子息の髪が銀髪だと知り、尚更演奏に力が入った事だろう。
アシュリーは夢心地でダンスを終え、照れているのだろう、頬をほんのり赤く染めて、もじもじしたままアナスタシアやリラと会話をし、いつの間にか帰りの馬車に乗っていたと思える程で、馬車が動き出し、やっと現実味を帯びてきたようだ。
「あっ……あの、本当にわたくし一人と決めて……良かったのですか?わたくしに、飽きてしまうかも知れませんよ?」
「どうしてそう思うのかな?」
「……わたくし、前の時に、冴えないから飽きられたんだろうと……詰まらないから女として相手にされないのだと、散々言われていましたから。わたくし、ジーン様の隣を他の女性に譲る気は有りませんが、ジーン様が今後、後悔してしまったらと思うと、怖いのです……」
アシュリーの言葉を聴いたジーンは、あの馬鹿男と馬鹿女達の後遺症かと納得する。
(まぁ、あんな馬鹿が居たからこそ、アーシュに男の格差を見せ付けれると言う物だし、私から退路を奪われても、私の心配が出来るのだろうし。それにしても、冴えない、ね。あの馬鹿女共の中には、無意識だろうとアーシュの擬態に気付いている者も居たんだろうな。アーシュが自身よりも美しいと言う事に。だからこそ、アーシュに気付かせないよう暗示を掛けるように言い聞かせていたんだろうけど、私には通じない。寧ろ、アーシュを遠慮なく溺愛するだけだ)
勿論当然の事ながら、奏者側の方にも、前以て国王陛下が結婚許可書を出した侯爵子息が、国王夫妻のファーストダンスを終えた後の三曲目が終了した後に、その子息が婚約者にサプライズのプロポーズをする旨を伝えていた為、三曲目を終了した後は演奏を止めていたのだ。
その為、リラが初めて国王陛下の前で、エドワルドと踊った時のような嫌がらせと言う名の横槍は無く、奏者側からしても、結婚が決まっている相手だと言うのに、態々大勢の前でプロポーズをすると言う子息の想いに感動し、そんなサプライズに関われる事を心底嬉しく思っていたのと同時に、昔から伝え聞く、物語の奏者に加えて貰えたかのような錯覚を感じていたのだった。
それも強ち間違いでは無い。
奏者達が伝え聞くのは銀髪の青年、詰まりはエヴァンス家の若き次期当主が、その物語の主役として、殆どを占めていたのだから。
そして、婚約者にサプライズのプロポーズをすると言う子息の髪が銀髪だと知り、尚更演奏に力が入った事だろう。
アシュリーは夢心地でダンスを終え、照れているのだろう、頬をほんのり赤く染めて、もじもじしたままアナスタシアやリラと会話をし、いつの間にか帰りの馬車に乗っていたと思える程で、馬車が動き出し、やっと現実味を帯びてきたようだ。
「あっ……あの、本当にわたくし一人と決めて……良かったのですか?わたくしに、飽きてしまうかも知れませんよ?」
「どうしてそう思うのかな?」
「……わたくし、前の時に、冴えないから飽きられたんだろうと……詰まらないから女として相手にされないのだと、散々言われていましたから。わたくし、ジーン様の隣を他の女性に譲る気は有りませんが、ジーン様が今後、後悔してしまったらと思うと、怖いのです……」
アシュリーの言葉を聴いたジーンは、あの馬鹿男と馬鹿女達の後遺症かと納得する。
(まぁ、あんな馬鹿が居たからこそ、アーシュに男の格差を見せ付けれると言う物だし、私から退路を奪われても、私の心配が出来るのだろうし。それにしても、冴えない、ね。あの馬鹿女共の中には、無意識だろうとアーシュの擬態に気付いている者も居たんだろうな。アーシュが自身よりも美しいと言う事に。だからこそ、アーシュに気付かせないよう暗示を掛けるように言い聞かせていたんだろうけど、私には通じない。寧ろ、アーシュを遠慮なく溺愛するだけだ)
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