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「成る程、カルラさんは一人で旅するだけありますね。私達に防犯と言う考えはありませんでしたから。良ければティファの為に、もっと色々教えて頂けませんか?」
「そうは言っても、あたしは明日の朝にここを離れるの。大した助言は出来ないわ」
「ああ、それなら大丈夫です。私達も明日出発しますし、多分同じ方向になると思うので、一緒に行けば良いですよ。一人よりは安全ですから」
ザアイが笑顔で提案するが、カルラとしては頷きたくない。なので、カルラも笑顔で返す。
「あたしは徒歩なの。一緒になんて悪いわ。安全性は低いかもだけど、今までずっと一人で旅してたから、どうとでもなるし」
「その点は大丈夫ですよ。馬は売りましたし、私達も徒歩ですから。たまたま同じ方向になるでしょうから、態々別に行く事も無いでしょう。元々私達はそれ程急ぐ旅ではありませんし、ティファもカルラさんになついているので、問題はないでしょう?」
(問題なら大有りよ!何で私が鬼門と旅しなきゃなんないのよ!!たまたまな訳無いわよね?!明らかに付き纏う気満々の癖して、いけしゃあしゃあと言いやがって!ティファがいなけりゃ一秒だって関わり合いになりたく無いわ!)
怒りを抑える為に了承し、話を逸らすカルラ。
「……分かりたくないけど、分かったわ。少しの間、宜しくね?そうだ。夕食はオススメの場所を聞いたし、折角だから同席しない?」
「カルラさんから誘って頂けるなんて嬉しいですね。勿論御一緒しますよ」
「良かった。楽しい食事になりそうで」
カルラとザアイが互いに微笑み合うが、勿論カルラの目は笑ってない。
夕食時、カルラに連れられて来た店には、沢山の女性が集まっていた。その目は爛々と輝き男達に集中している。
「……お嬢?どういう事?」
「何が?」
「お前、俺等を騙したのか?!」
店を見回し、探し人を見付け、彼女を目指して歩きながら答えるカルラ。
「人聞きの悪い事言わないでくれる?居た居た、シーラさん。お誘い有難う。彼等も連れて来ちゃった。こちら、ザアイさんと、ヒューリーさん、それからエンヤさん。彼女がティファね。ティファは喉を痛めて声が出せないから、質問は全て彼等に。彼女はシーラさん。あたしが街でお世話になったの。この店も彼女が教えてくれたのよ。皆、あなた達の旅の話を聞きたいんですって」
「カルラちゃん!本当に連れてきてくれたのね!有難う♥私達、旅に興味が有ったんですぅ♥色々教えて下さいね!」
彼等が何か言う前にカルラがティファに話し掛ける。
「ティファはあたしの隣ね。大丈夫、彼女達は彼等が話し相手をしてくれるし、ティファは座ってるだけで良いから。絶対に嫌な思いはさせないわ。少し、確認したい事があるのよ」
「そうは言っても、あたしは明日の朝にここを離れるの。大した助言は出来ないわ」
「ああ、それなら大丈夫です。私達も明日出発しますし、多分同じ方向になると思うので、一緒に行けば良いですよ。一人よりは安全ですから」
ザアイが笑顔で提案するが、カルラとしては頷きたくない。なので、カルラも笑顔で返す。
「あたしは徒歩なの。一緒になんて悪いわ。安全性は低いかもだけど、今までずっと一人で旅してたから、どうとでもなるし」
「その点は大丈夫ですよ。馬は売りましたし、私達も徒歩ですから。たまたま同じ方向になるでしょうから、態々別に行く事も無いでしょう。元々私達はそれ程急ぐ旅ではありませんし、ティファもカルラさんになついているので、問題はないでしょう?」
(問題なら大有りよ!何で私が鬼門と旅しなきゃなんないのよ!!たまたまな訳無いわよね?!明らかに付き纏う気満々の癖して、いけしゃあしゃあと言いやがって!ティファがいなけりゃ一秒だって関わり合いになりたく無いわ!)
怒りを抑える為に了承し、話を逸らすカルラ。
「……分かりたくないけど、分かったわ。少しの間、宜しくね?そうだ。夕食はオススメの場所を聞いたし、折角だから同席しない?」
「カルラさんから誘って頂けるなんて嬉しいですね。勿論御一緒しますよ」
「良かった。楽しい食事になりそうで」
カルラとザアイが互いに微笑み合うが、勿論カルラの目は笑ってない。
夕食時、カルラに連れられて来た店には、沢山の女性が集まっていた。その目は爛々と輝き男達に集中している。
「……お嬢?どういう事?」
「何が?」
「お前、俺等を騙したのか?!」
店を見回し、探し人を見付け、彼女を目指して歩きながら答えるカルラ。
「人聞きの悪い事言わないでくれる?居た居た、シーラさん。お誘い有難う。彼等も連れて来ちゃった。こちら、ザアイさんと、ヒューリーさん、それからエンヤさん。彼女がティファね。ティファは喉を痛めて声が出せないから、質問は全て彼等に。彼女はシーラさん。あたしが街でお世話になったの。この店も彼女が教えてくれたのよ。皆、あなた達の旅の話を聞きたいんですって」
「カルラちゃん!本当に連れてきてくれたのね!有難う♥私達、旅に興味が有ったんですぅ♥色々教えて下さいね!」
彼等が何か言う前にカルラがティファに話し掛ける。
「ティファはあたしの隣ね。大丈夫、彼女達は彼等が話し相手をしてくれるし、ティファは座ってるだけで良いから。絶対に嫌な思いはさせないわ。少し、確認したい事があるのよ」
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