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翌日、買い物をして街を出る。カルラとしては、用の済んだ街に留まる気はない。
場所も場所だし、長居すれば研究所関連の能力者と鉢合わせする可能性も高くなるから尚更だ。
そして数日掛けて別の街に辿り着く。
この街の中央には大浴場があり、湯治として知られる街だ。多くの旅人が訪れる場所であり、時折身分の高い人物も訪れるらしい。
とは言え、身分が高い人物は、街の中央にある大浴場ではなく、別の建物に案内される為、一般人と鉢合わせる事も無い。
街の警備体制は、身分の高い人物が居れば話は別だが、居ない時では他の街と比べると普通よりも上、と言える程度だ。
極力目立つ事をしなければ、目を付けられる事はないだろう。
(こいつ等と一緒にいる時点で目立つんだけど、それは仕方ないって諦めましょう……)
宿屋に向かう途中、街の者に話し掛けられる。
「この街は初めてかい?どこの宿も、部屋や宿の中に風呂は無いから、各自で街の中央にある大浴場に行くんだ。金は少し取られるが、疲れも吹っ飛ぶからオススメだぞ!」
「有難う、おじさん。後で行ってみるわね。ティファ、大きなお風呂だって。楽しみね、一緒に入りましょう」
カルラの言葉に頷こうとした時、エンヤが割り込む。
「ティファは俺達と入る。お前は一人で入って来い」
その言葉にカルラは自分の耳を疑う。が、聞き間違いでは無さそうな上、エンヤは本気らしい。
「本気で言ってるの?」
念の為、カルラはエンヤに聞き返すと、エンヤは堂々とカルラに言い切った。
「ティファは一人では何も出来ないからな、俺が面倒を見てるんだ。お前の手を借りる気はない」
(……一人では、何も出来ない?へぇ~、そう。そう来たの……)
カルラから見たティファは、何も出来ないとは思えない。寧ろ、何もさせて貰えなかったのではないかと思える事ばかりだ。
カルラの中で、沸々と怒りが湧き上がる。
「……何も出来ない?させないの間違いでしょ?エンヤさん、あなた、ティファを人形か何かだと思ってるの?ティファだって考える事が出来るのよ?ティファの面倒はあたしが見るわ、勿論お風呂も一緒にね」
普段ならカルラは口を挟まなかったかも知れない。
兄妹かどうかも知らないが、エンヤがティファを風呂に入れる事に否定も肯定もする気はない。
風呂や就寝時は無防備になる。だから、同性のいない子供のティファは、身を守る術がないから常に張り付かれるのは仕方ない話だ。
だが、今回は口を挟まずにはいられない。不特定多数の男ばかりがいる浴場で、美少女であるティファの裸を晒す事になるのだから。
場所も場所だし、長居すれば研究所関連の能力者と鉢合わせする可能性も高くなるから尚更だ。
そして数日掛けて別の街に辿り着く。
この街の中央には大浴場があり、湯治として知られる街だ。多くの旅人が訪れる場所であり、時折身分の高い人物も訪れるらしい。
とは言え、身分が高い人物は、街の中央にある大浴場ではなく、別の建物に案内される為、一般人と鉢合わせる事も無い。
街の警備体制は、身分の高い人物が居れば話は別だが、居ない時では他の街と比べると普通よりも上、と言える程度だ。
極力目立つ事をしなければ、目を付けられる事はないだろう。
(こいつ等と一緒にいる時点で目立つんだけど、それは仕方ないって諦めましょう……)
宿屋に向かう途中、街の者に話し掛けられる。
「この街は初めてかい?どこの宿も、部屋や宿の中に風呂は無いから、各自で街の中央にある大浴場に行くんだ。金は少し取られるが、疲れも吹っ飛ぶからオススメだぞ!」
「有難う、おじさん。後で行ってみるわね。ティファ、大きなお風呂だって。楽しみね、一緒に入りましょう」
カルラの言葉に頷こうとした時、エンヤが割り込む。
「ティファは俺達と入る。お前は一人で入って来い」
その言葉にカルラは自分の耳を疑う。が、聞き間違いでは無さそうな上、エンヤは本気らしい。
「本気で言ってるの?」
念の為、カルラはエンヤに聞き返すと、エンヤは堂々とカルラに言い切った。
「ティファは一人では何も出来ないからな、俺が面倒を見てるんだ。お前の手を借りる気はない」
(……一人では、何も出来ない?へぇ~、そう。そう来たの……)
カルラから見たティファは、何も出来ないとは思えない。寧ろ、何もさせて貰えなかったのではないかと思える事ばかりだ。
カルラの中で、沸々と怒りが湧き上がる。
「……何も出来ない?させないの間違いでしょ?エンヤさん、あなた、ティファを人形か何かだと思ってるの?ティファだって考える事が出来るのよ?ティファの面倒はあたしが見るわ、勿論お風呂も一緒にね」
普段ならカルラは口を挟まなかったかも知れない。
兄妹かどうかも知らないが、エンヤがティファを風呂に入れる事に否定も肯定もする気はない。
風呂や就寝時は無防備になる。だから、同性のいない子供のティファは、身を守る術がないから常に張り付かれるのは仕方ない話だ。
だが、今回は口を挟まずにはいられない。不特定多数の男ばかりがいる浴場で、美少女であるティファの裸を晒す事になるのだから。
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