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街に入ったその日は、そのまま宿を探して早々に休み、翌日からカルラはまた、別行動すると言い、今回は2~3日で帰って来れる筈だとも言っておく。
そしてカルラは彼等と一旦別れ、街中に有る防犯カメラを乗っ取り、外部から研究員の女が人との接触を避けながら入って来たように見せ掛け、誰も居ない場所でその女の姿に成り済ます。
同様に、カルラの子供姿は、人混みに紛れるように映すのも忘れない。
映像の改竄は、頭に思い描けば直ぐに終わり、街中で使われているカメラを同時に全て乗っ取り改竄した所で、半日程度なら、身体への影響は殆ど無い。
勿論、そこそこの魔力は使うが、寝溜めした状態にまで回復させたし、研究所と比べて扱うデータの量が格段に少ない為、殆ど減って無い状態を保っていられる。
カルラはそのまま発掘現場に向かい、忍び込んで地面に触れる。
魔力を、気絶しないで済む程度の量と、万が一の為にある程度使用出来るぐらいの量を残して、それ以外の保有する魔力を全て使って鉱脈の原石を只の石に変えていく。
それはまさに、大地に染み入る雨水のように、深く、広く浸透する。
元々カルラには物体の形を変えられる能力が有ったのだが、生死の境を何度も彷徨い、形を変えるだけで無く、物質その物を思いのままに変化させる能力を身に付けたのだ。
勿論世間には同じ能力者も沢山とまではいかないだろうが、それなりに居るだろう。
そして、同じ能力を持つ者で有れば、元に戻す事が可能だと思われているが、実はそうでは無く、同等以上の強さの魔力を使うか、同等以上の魔力濃度を浴びせない限り、元に戻す事も変化させる事も出来ない仕組みになっている。
当然、カルラの魔力の濃度は桁外れに濃い。
カルラの変化させた石を元の原石に戻す事は、不可能に近いだろう。
何せカルラは覚醒前の子供の頃でも、物体の形を変えられる範囲は、見える範囲と幅広かったのだから。
そして、物質変化はデータ改竄や記憶の改竄等に比べて、魔力の使用量はかなり少なくて済む。
喩えこの先技術が発展し、地面から数千キロメートル掘り下げる事が出来たとしても、そこにはもう原石なんて物は一つも無く、カルラの能力で変化させた只の石ころが、沢山埋まっているだけだろう。
(よし。採掘場の動画も、前の動画を繰り返し流すようにしてるし、それを無人の時間帯に弄ってる姿も防犯カメラに残しておいたから大丈夫。後はさっさとここを出ましょう)
カルラは周囲に誰も居ない事を防犯カメラを通して確認し、ここいら辺で見掛ける鳥に姿を変えて、街の外へと飛び立つ。
人が居ない事を確認し、認識阻害と周囲を写す結界を張り巡らせる。
(ティファの傍では、丸一日以上を魔力回復の為に寝て過ごす、なんて出来ないものね。私が能力者だと教える義理は無いし、魔力を何に使ったのかなんて言えないもの)
そんな事を思いながらも、カルラは魔力回復の為に、只管寝入ったのだった。
そしてカルラは彼等と一旦別れ、街中に有る防犯カメラを乗っ取り、外部から研究員の女が人との接触を避けながら入って来たように見せ掛け、誰も居ない場所でその女の姿に成り済ます。
同様に、カルラの子供姿は、人混みに紛れるように映すのも忘れない。
映像の改竄は、頭に思い描けば直ぐに終わり、街中で使われているカメラを同時に全て乗っ取り改竄した所で、半日程度なら、身体への影響は殆ど無い。
勿論、そこそこの魔力は使うが、寝溜めした状態にまで回復させたし、研究所と比べて扱うデータの量が格段に少ない為、殆ど減って無い状態を保っていられる。
カルラはそのまま発掘現場に向かい、忍び込んで地面に触れる。
魔力を、気絶しないで済む程度の量と、万が一の為にある程度使用出来るぐらいの量を残して、それ以外の保有する魔力を全て使って鉱脈の原石を只の石に変えていく。
それはまさに、大地に染み入る雨水のように、深く、広く浸透する。
元々カルラには物体の形を変えられる能力が有ったのだが、生死の境を何度も彷徨い、形を変えるだけで無く、物質その物を思いのままに変化させる能力を身に付けたのだ。
勿論世間には同じ能力者も沢山とまではいかないだろうが、それなりに居るだろう。
そして、同じ能力を持つ者で有れば、元に戻す事が可能だと思われているが、実はそうでは無く、同等以上の強さの魔力を使うか、同等以上の魔力濃度を浴びせない限り、元に戻す事も変化させる事も出来ない仕組みになっている。
当然、カルラの魔力の濃度は桁外れに濃い。
カルラの変化させた石を元の原石に戻す事は、不可能に近いだろう。
何せカルラは覚醒前の子供の頃でも、物体の形を変えられる範囲は、見える範囲と幅広かったのだから。
そして、物質変化はデータ改竄や記憶の改竄等に比べて、魔力の使用量はかなり少なくて済む。
喩えこの先技術が発展し、地面から数千キロメートル掘り下げる事が出来たとしても、そこにはもう原石なんて物は一つも無く、カルラの能力で変化させた只の石ころが、沢山埋まっているだけだろう。
(よし。採掘場の動画も、前の動画を繰り返し流すようにしてるし、それを無人の時間帯に弄ってる姿も防犯カメラに残しておいたから大丈夫。後はさっさとここを出ましょう)
カルラは周囲に誰も居ない事を防犯カメラを通して確認し、ここいら辺で見掛ける鳥に姿を変えて、街の外へと飛び立つ。
人が居ない事を確認し、認識阻害と周囲を写す結界を張り巡らせる。
(ティファの傍では、丸一日以上を魔力回復の為に寝て過ごす、なんて出来ないものね。私が能力者だと教える義理は無いし、魔力を何に使ったのかなんて言えないもの)
そんな事を思いながらも、カルラは魔力回復の為に、只管寝入ったのだった。
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