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平和な日々のお話
5 小さな鼓動
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ランドの旅行から一ヶ月が過ぎた頃、つわりもすっかり収まり。仕事にも復帰し元気に仕事を始めていたんだけど、お腹周りに違和感を感じるようになってきた。
「…………う~ん、よいっしょ!」
スカートが上がりにくい……もしかして…
………ミホさんに相談してみようかしら。
アパートを出ると、ヘルメットを被り健のカブに乗って本日の出勤となった。
朝のお店の掃除をしながらミホさんとシゲコさんに聞いてみる。
「…………と言うわけなんですミホさん」
「もう……そんな事……う~ん、シゲコさん言ってもいいかなぁ?」
「本人が自覚していないのなら教えてあげようか……」
「ヤエちゃん、悪い意味じゃないよ……」
「太ったわね……」
ズガーンッ⁉︎
太った⁉︎ 人間になって、もしかしたら女神に戻った時よりも衝撃は大きかった。
「わっ私そんなに⁉︎」
「いや落ち着いて、お腹だけじゃなくて胸もキツくない?」
「そういえば……最近下着が……?」
「ってことで……そろそろ目立ってきてたって訳ね、おめでとうヤエちゃん」
「でもまだまだ、これからだよ」
「じゃあヤエさんは、そろそろ感じるんじゃないですか?」
「?」
「もうちょっとかしらねぇ?」
「なにか違和感とかないかしら?」
「胎動ですか?」
「感じちゃった?」
「いえ、まだです……」
「まぁ個人差があるからねぇ、あまり気にしなさんな、向こうから勝手にやってくるから」
「おかあさん! ってね!」
「知ってるかい? さらに大きくなってくると、お腹を蹴ってくるんだよ」
「それは聞いたことがあります!」
「それにね応えるようにね、自分の手でお腹をトントンと叩くと赤ちゃんが返事をするんだよ」
「えっ?」
「そうなんですかシゲコさん?」
「まぁ赤ちゃんの機嫌次第では……ちょっと強くなることもあるわよ」
「ご機嫌斜めな時もあるってことですか?」
「そうなるね、もう子育ては始まってるのさ」
お腹を撫でる、もう生きている命が体内に居る。なんて素晴らしいことなのだろう……
「ヤエちゃんはもう赤ちゃんは産婦人科で見たんでしょ?」
「はい…………」
「どうだった?」
「不思議な気持ちです、私の中に生きている事が、でも……上手く言葉にできません」
言葉にできない、けれども自分の体内に命を育み……やがて産まれてくる、その実感が確かにある。
「これからもっと辛くなる時もある、絶対に負けちゃダメだよ!」
「はい!」
ヒトミちゃんが何故かソワソワしているけれど……
「どうかしたのヒトミちゃん?」
「あの……良かったら何ですけど、お腹……触らせてもらえませんか?」
……こんな事が一年前にあった、あの時に京子にした事が自分がされるなんてね。
「なにもわからないわよ?」
「良いんです!」
「それじゃ……」
目立ち始めたお腹にちょっと冷たいヒトミちゃんの手が触れた時だった。
「あっ……」
「今……動きました……?」
そう何かが、お腹の中で小さな感触があった。
「ヒトミちゃん伝わった……の……」
「いえ……何となく一瞬だけですけど、確かに……」
「ほう! 元気な子かもしれないね!」
ヒトミちゃんが何度もお腹を撫でるが、もう反応は無かった。
「終わっちゃった……」
「違うよヒトミちゃん、寝たんだよ、お腹の中でね……きっとビックリしたんじゃない?」
「すみませんでしたヤエさん!」
「大丈夫よきっと、心配しないで」
そう言いながら服を直す。確かにお腹が出てる……
「多分、ヤエちゃんが思ってる以上にお腹出てるから……良い加減にマタニティウェアかしらね!」
ズドーンッ⁉︎
一瞬頭に巨大な雷が落ちた。
「はっ⁉︎」
「家の人は何も言わなかった?」
…………確かに茉希も目立ってきているけど、それ以上ってこと?
「あ~ぁ言っちゃったよ、ミホ……わたしゃ知らないよ」
その後どうやって仕事をして話して帰ったか分からなかった。
夕方帰宅すると、真っ先に。
「ねぇヒエ! 私ってそんなに太った⁉︎」
「それは太ったんじゃなくて……そう! 大きくなったのよヤエ!」
「どうなの茉希⁉︎」
「アタシとヒエと並んでみる?」
そう言うとスマホを取り出してカメラをセットする……
「ちょっと……これは……」
映し出された画像に私は私はッ…………床を叩きながら。
「これじゃあ健に愛されないッ!」
「いやいや、タケシはそんなこと思っていないよ!」
「じゃあ何で茉希は、そんなにスリムで胸とお腹だけ大きくなっているのよ!」
「体質? 後はアタシ動ける時は身体動かしてるから……」
そう、思っている以上に、いや……さらにその上だった私の姿に愕然とする。
「まぁ、ほらヤエってもともとワンピースだったじゃん……」
「うわぁああぁあぁああああん‼︎」
「ちょっとヤエ、そんなに泣く事なの? 天界にいた時でもそんな泣いた事ないでしょ!」
「なによ! うっううぅ…………っ」
「まぁ下準備の差っていうか、人間と神様の違い的な……」
確かに……私は最近歩いていなかった、ずっと健のカブで通勤してたから?
「…………痩せる、ダイエットする!」
「駄目よヤエ! 本に書いてあったわ! 妊娠すると太る人もいるって!」
「どっちかっていうと産後の方がやばいらしいけどね……」
「だってだって! これでも女神よ!」
「良いじゃない人間らしくって、どうせ今だけなんだから産まれたらスッキリするかもよ?」
「でもでも健は…………きっと……」
「まぁ健は喜んでいたよ? 母子共に健康! きっと元気な赤ちゃんが生まれてくるって言って」
「って事は認めているって事じゃない!」
「いやいや、喜んでいるんだって!」
「私のイメージがッ! もっとこう!」
バンッ! そう言って卵クラブの本を叩きつけると。
「だってこれモデルだよ? ヤエは普通の人だよ?」
「うぅ……茉希ばっかり……知っててズルい」
「そういう問題じゃないよ……どうするヒエ?」
「知ってるヤエ? 人間って、赤ちゃんを産むときに物凄いエネルギーが必要になるらしいわよ」
「…………グスッ……それで?」
「赤ちゃんはお腹の中で一杯栄養を母胎から吸収するの! そして大きくなっていくの!」
「おっぱいも母乳を沢山作るために、まさに今大きくなっているのよ!」
「だからヤエの身体は、まさに健康な母体と言えるわね!」
「じゃあ茉希は健康じゃないの?」
「…………」
そこで黙らないでほしいなヒエ……
「アタシは、まぁヤエのおかげかな? 栄養バランスがしっかりしてて、食事に気を遣わなくて良かったから」
「アタシと一緒に運動してみる?」
「うん! やるっ!」
「でも条件を一つだけ付けさせて」
「何でも言って!」
「ちゃんと食べて無理なく運動する事」
「そうなの?」
「だってお腹には今もヤエの母胎で栄養を吸収してるんだよ!」
「そこは補給してあげないとねヤエ!」
「私、元に戻れる?」
「元までとは言い切れないよ、でも軽い運動をこなせば結果は妊婦としての適性体重には戻れる!」
「それって超えてるって事じゃないの⁉︎」
「まぁちょっとだと思う多分……だから良い? 今の体型を維持するんだよ! 食欲をコントロールして!」
「良い? どうしたって太るんだよ妊娠中は、そこを上手くコントロールするんだ! アタシも協力するから!」
「そうよ! 逆に考えてみてヤエ! 出産直前が今の体型だと思えば良いの! そうすれば今のままぶくぶく太り続ける状態じゃなくなるよ!」
「ヒエ……今ぶくぶくって……」
「とっとにかく! 現状維持から少しだけ運動して行こう!」
「アタシとヒエが協力してあげる! 絶対に無茶なことだけはしないで!」
「ゔん! 頑張る私! ヒエ、茉希お願い!」
「オッケー! 一緒に乗り切ろうねヤエッ!」
茉希との間に熱い愛情を感じる!
「まっそれはそれで……ヤエ、茉希」
「それはそれって何よ!」
「これ見て」
そう言ってヒエが差し出したのは妊娠検査薬、それも…………
「⁉︎ ヒエ、コレって……」
「ヒエあなた……」
「うん…………今度、健と産婦人科に行こうと思ってる」
「ヤエ、茉希、ありがとう……私も……」
ヒエが妊娠した……ヒエも健の赤ちゃんを……
「当然タケシは未だ知らないんだ?」
「今日は残業だって言ってたから、ヤエと茉希には先に見せておこうかなって……」
「おめでとう……ヒエ」
「まだ確定じゃないから、だけどね……でもね、ありがと」
「二人より遅れたけど、良い経験を見せてもらったわ……」
よかった……のよね? 良い経験を見せてもらった?
「何を見せたかしら私達?」
「対照的な二人のその姿」
「…………なんでよッ‼︎」
「…………う~ん、よいっしょ!」
スカートが上がりにくい……もしかして…
………ミホさんに相談してみようかしら。
アパートを出ると、ヘルメットを被り健のカブに乗って本日の出勤となった。
朝のお店の掃除をしながらミホさんとシゲコさんに聞いてみる。
「…………と言うわけなんですミホさん」
「もう……そんな事……う~ん、シゲコさん言ってもいいかなぁ?」
「本人が自覚していないのなら教えてあげようか……」
「ヤエちゃん、悪い意味じゃないよ……」
「太ったわね……」
ズガーンッ⁉︎
太った⁉︎ 人間になって、もしかしたら女神に戻った時よりも衝撃は大きかった。
「わっ私そんなに⁉︎」
「いや落ち着いて、お腹だけじゃなくて胸もキツくない?」
「そういえば……最近下着が……?」
「ってことで……そろそろ目立ってきてたって訳ね、おめでとうヤエちゃん」
「でもまだまだ、これからだよ」
「じゃあヤエさんは、そろそろ感じるんじゃないですか?」
「?」
「もうちょっとかしらねぇ?」
「なにか違和感とかないかしら?」
「胎動ですか?」
「感じちゃった?」
「いえ、まだです……」
「まぁ個人差があるからねぇ、あまり気にしなさんな、向こうから勝手にやってくるから」
「おかあさん! ってね!」
「知ってるかい? さらに大きくなってくると、お腹を蹴ってくるんだよ」
「それは聞いたことがあります!」
「それにね応えるようにね、自分の手でお腹をトントンと叩くと赤ちゃんが返事をするんだよ」
「えっ?」
「そうなんですかシゲコさん?」
「まぁ赤ちゃんの機嫌次第では……ちょっと強くなることもあるわよ」
「ご機嫌斜めな時もあるってことですか?」
「そうなるね、もう子育ては始まってるのさ」
お腹を撫でる、もう生きている命が体内に居る。なんて素晴らしいことなのだろう……
「ヤエちゃんはもう赤ちゃんは産婦人科で見たんでしょ?」
「はい…………」
「どうだった?」
「不思議な気持ちです、私の中に生きている事が、でも……上手く言葉にできません」
言葉にできない、けれども自分の体内に命を育み……やがて産まれてくる、その実感が確かにある。
「これからもっと辛くなる時もある、絶対に負けちゃダメだよ!」
「はい!」
ヒトミちゃんが何故かソワソワしているけれど……
「どうかしたのヒトミちゃん?」
「あの……良かったら何ですけど、お腹……触らせてもらえませんか?」
……こんな事が一年前にあった、あの時に京子にした事が自分がされるなんてね。
「なにもわからないわよ?」
「良いんです!」
「それじゃ……」
目立ち始めたお腹にちょっと冷たいヒトミちゃんの手が触れた時だった。
「あっ……」
「今……動きました……?」
そう何かが、お腹の中で小さな感触があった。
「ヒトミちゃん伝わった……の……」
「いえ……何となく一瞬だけですけど、確かに……」
「ほう! 元気な子かもしれないね!」
ヒトミちゃんが何度もお腹を撫でるが、もう反応は無かった。
「終わっちゃった……」
「違うよヒトミちゃん、寝たんだよ、お腹の中でね……きっとビックリしたんじゃない?」
「すみませんでしたヤエさん!」
「大丈夫よきっと、心配しないで」
そう言いながら服を直す。確かにお腹が出てる……
「多分、ヤエちゃんが思ってる以上にお腹出てるから……良い加減にマタニティウェアかしらね!」
ズドーンッ⁉︎
一瞬頭に巨大な雷が落ちた。
「はっ⁉︎」
「家の人は何も言わなかった?」
…………確かに茉希も目立ってきているけど、それ以上ってこと?
「あ~ぁ言っちゃったよ、ミホ……わたしゃ知らないよ」
その後どうやって仕事をして話して帰ったか分からなかった。
夕方帰宅すると、真っ先に。
「ねぇヒエ! 私ってそんなに太った⁉︎」
「それは太ったんじゃなくて……そう! 大きくなったのよヤエ!」
「どうなの茉希⁉︎」
「アタシとヒエと並んでみる?」
そう言うとスマホを取り出してカメラをセットする……
「ちょっと……これは……」
映し出された画像に私は私はッ…………床を叩きながら。
「これじゃあ健に愛されないッ!」
「いやいや、タケシはそんなこと思っていないよ!」
「じゃあ何で茉希は、そんなにスリムで胸とお腹だけ大きくなっているのよ!」
「体質? 後はアタシ動ける時は身体動かしてるから……」
そう、思っている以上に、いや……さらにその上だった私の姿に愕然とする。
「まぁ、ほらヤエってもともとワンピースだったじゃん……」
「うわぁああぁあぁああああん‼︎」
「ちょっとヤエ、そんなに泣く事なの? 天界にいた時でもそんな泣いた事ないでしょ!」
「なによ! うっううぅ…………っ」
「まぁ下準備の差っていうか、人間と神様の違い的な……」
確かに……私は最近歩いていなかった、ずっと健のカブで通勤してたから?
「…………痩せる、ダイエットする!」
「駄目よヤエ! 本に書いてあったわ! 妊娠すると太る人もいるって!」
「どっちかっていうと産後の方がやばいらしいけどね……」
「だってだって! これでも女神よ!」
「良いじゃない人間らしくって、どうせ今だけなんだから産まれたらスッキリするかもよ?」
「でもでも健は…………きっと……」
「まぁ健は喜んでいたよ? 母子共に健康! きっと元気な赤ちゃんが生まれてくるって言って」
「って事は認めているって事じゃない!」
「いやいや、喜んでいるんだって!」
「私のイメージがッ! もっとこう!」
バンッ! そう言って卵クラブの本を叩きつけると。
「だってこれモデルだよ? ヤエは普通の人だよ?」
「うぅ……茉希ばっかり……知っててズルい」
「そういう問題じゃないよ……どうするヒエ?」
「知ってるヤエ? 人間って、赤ちゃんを産むときに物凄いエネルギーが必要になるらしいわよ」
「…………グスッ……それで?」
「赤ちゃんはお腹の中で一杯栄養を母胎から吸収するの! そして大きくなっていくの!」
「おっぱいも母乳を沢山作るために、まさに今大きくなっているのよ!」
「だからヤエの身体は、まさに健康な母体と言えるわね!」
「じゃあ茉希は健康じゃないの?」
「…………」
そこで黙らないでほしいなヒエ……
「アタシは、まぁヤエのおかげかな? 栄養バランスがしっかりしてて、食事に気を遣わなくて良かったから」
「アタシと一緒に運動してみる?」
「うん! やるっ!」
「でも条件を一つだけ付けさせて」
「何でも言って!」
「ちゃんと食べて無理なく運動する事」
「そうなの?」
「だってお腹には今もヤエの母胎で栄養を吸収してるんだよ!」
「そこは補給してあげないとねヤエ!」
「私、元に戻れる?」
「元までとは言い切れないよ、でも軽い運動をこなせば結果は妊婦としての適性体重には戻れる!」
「それって超えてるって事じゃないの⁉︎」
「まぁちょっとだと思う多分……だから良い? 今の体型を維持するんだよ! 食欲をコントロールして!」
「良い? どうしたって太るんだよ妊娠中は、そこを上手くコントロールするんだ! アタシも協力するから!」
「そうよ! 逆に考えてみてヤエ! 出産直前が今の体型だと思えば良いの! そうすれば今のままぶくぶく太り続ける状態じゃなくなるよ!」
「ヒエ……今ぶくぶくって……」
「とっとにかく! 現状維持から少しだけ運動して行こう!」
「アタシとヒエが協力してあげる! 絶対に無茶なことだけはしないで!」
「ゔん! 頑張る私! ヒエ、茉希お願い!」
「オッケー! 一緒に乗り切ろうねヤエッ!」
茉希との間に熱い愛情を感じる!
「まっそれはそれで……ヤエ、茉希」
「それはそれって何よ!」
「これ見て」
そう言ってヒエが差し出したのは妊娠検査薬、それも…………
「⁉︎ ヒエ、コレって……」
「ヒエあなた……」
「うん…………今度、健と産婦人科に行こうと思ってる」
「ヤエ、茉希、ありがとう……私も……」
ヒエが妊娠した……ヒエも健の赤ちゃんを……
「当然タケシは未だ知らないんだ?」
「今日は残業だって言ってたから、ヤエと茉希には先に見せておこうかなって……」
「おめでとう……ヒエ」
「まだ確定じゃないから、だけどね……でもね、ありがと」
「二人より遅れたけど、良い経験を見せてもらったわ……」
よかった……のよね? 良い経験を見せてもらった?
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