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ロコックの実力
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「じゃあ始めるです…」
騎乗位の状態で、ゴ〇・フリ〇クスことクロエがまたがっている。
「ああわかった。」
左手に黎明書がある。
「原初たる神の子、神エルタよ、我が国の忠誠の明かしたる黎明の書に記されし契約に従い、己が純潔を生贄とし、願いを叶えたまえ…」
下、上、右にも左にも全方向に無数の魔法陣が現れ、ロコックから二人が見えない状態になった。
クロエの右手にいくつもの魔法陣が幾重にも出現し、その中央を串刺しにするように貫いている。
「コレどうなんの?」
「人化の法は、生物を細胞単位で変化させ、別の生物を人間に出来るです。でも、そんな無理な変化をすれば、通常なら脳が破壊され、記憶や魂が定着できないです。ですので、姿は無意識化で決められるです。おそらくは、クーオ様の邪神化の様に、どちらかのイケメンと思う姿になるです。」
オレのイケメンと思う姿って…イメージな!!
クロエの手が頭に触れると、手から次々と魔法陣がオークたんの頭から全身にわっかのように次々とかかって行った。
「ここまでは人化の法が発現しただけです、では発動の仕上げをするです。」
騎乗位のままアゴくいすると唐突にキスをした。
「ッッ!!」
オークたんの全身を包むわっか状の魔法陣が大きくなったり小さくなったり、全身をスキャンするよう上下に動いたり、超高速で動き出した。
「なにコレ?細胞ごとシャッフル感あるんてすけど~~!?」
そこからは大して時間は掛からなかった。
「あ~、結構エロール人っぽい感じありますです。」
「自分では見えないんだけど?」
「でも、エロール人かって言うと東方系っぽいですね~」
「ハーフ顔ってこと?」
「う~ん、そうですね~イケメンはイケメンだと思うですけど…そもそも好みの顔のイメージが無いです。」
「あっそっか~、上っ面錯視が効かないレベルで見た目の好みがないんだっけ?」
「う~んそうです~、あっロコック様はどう思います。」
いつの間にか、性交領域がとけ、二人の隣にロコックが立っていた。
「ギャッヒィィィィィィィィ!!!」
クロエ=フリークスは、信じられない程の跳躍力で飛び退き、距離を取った。
「ヌゥうぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…って、激しく転がってオークたんは距離を取った。
「まだ死にたくないですぅぅぅぅぅぅう!!」
「クロエ!ツヴァイハンダーは?」
「殺されちゃったですぅう!!」
クロエ=フリークスは半泣きになっている。
「アレがなかったら!私なんて、ちっちゃくてカワイイだけのエロ監督ですぅぅぅぅう!!」
「ん?う~ん…」
少なくとも今は、男優件監督に見えるけどな…
「タン=クーオ、やはりお前は邪神の使徒…オルガーノも貴様の手の者だな?」
エメラルドグリーンのフルプレートは、まだ多少、熱を漂わせていた。
「そしてクロエ!私の前で邪神に落ちたな?」
「あわわわわ…あわわわわわわ…あわわわわ…」
涙をこぼしながら、クロエ=フリークスは震えている。
「なによりタンッッ!!」
身体を震わせながら、レイピアを両手に構える。
「私の前で、よくも他の女とキッ…キスをしたな……この屈辱!死を持って償え!!」
「え?何その世界観?」
「当り前です!セックスは大人の社交!色々な人とするです!でもキスは結婚するほどの人としかしないです!!」
あーやっぱ感覚の距離感が俺とは違いすぎる。
「まとめて死ね!」
刃と刃がぶつかる音とともに、二人の間に割って入る者が現れた。
「初めて見る装備!それにメテオスターは?」
原初の勇者として覚醒した御剣と、聖女マリアだった。
「ちょっとクソオーク、どうなってるのって言うか、どうやったらこんな溶岩地帯になるのよ」
御剣につかまって飛んできたマリアは、着地と同時に素早く御剣から離れ、オークたんの顔をマジマジと見つめた。
「人化の法を使ったの、かなりのイケメンね」
その声に、ロコックが反応した。
「だからこそだ!私好みのくせして!他の女とキスだと!?そんなことが許されるか!!」
マリアはすぐ理解し、そして微笑む。
「フッフフフ、そういうこと…クソオーク、自分好みの女が、目の前で、違う男と初セックスをしてるところを考えて」
「まあ普通に嫌だな、それに、誰でもいいなら自分としろって思うかもな…」
「そう…まあ、それを差し引いても…フッ」
大笑いしそうなのを堪えて、ロコックに言い放つ。
「経験の薄い女だこと……」
騎乗位の状態で、ゴ〇・フリ〇クスことクロエがまたがっている。
「ああわかった。」
左手に黎明書がある。
「原初たる神の子、神エルタよ、我が国の忠誠の明かしたる黎明の書に記されし契約に従い、己が純潔を生贄とし、願いを叶えたまえ…」
下、上、右にも左にも全方向に無数の魔法陣が現れ、ロコックから二人が見えない状態になった。
クロエの右手にいくつもの魔法陣が幾重にも出現し、その中央を串刺しにするように貫いている。
「コレどうなんの?」
「人化の法は、生物を細胞単位で変化させ、別の生物を人間に出来るです。でも、そんな無理な変化をすれば、通常なら脳が破壊され、記憶や魂が定着できないです。ですので、姿は無意識化で決められるです。おそらくは、クーオ様の邪神化の様に、どちらかのイケメンと思う姿になるです。」
オレのイケメンと思う姿って…イメージな!!
クロエの手が頭に触れると、手から次々と魔法陣がオークたんの頭から全身にわっかのように次々とかかって行った。
「ここまでは人化の法が発現しただけです、では発動の仕上げをするです。」
騎乗位のままアゴくいすると唐突にキスをした。
「ッッ!!」
オークたんの全身を包むわっか状の魔法陣が大きくなったり小さくなったり、全身をスキャンするよう上下に動いたり、超高速で動き出した。
「なにコレ?細胞ごとシャッフル感あるんてすけど~~!?」
そこからは大して時間は掛からなかった。
「あ~、結構エロール人っぽい感じありますです。」
「自分では見えないんだけど?」
「でも、エロール人かって言うと東方系っぽいですね~」
「ハーフ顔ってこと?」
「う~ん、そうですね~イケメンはイケメンだと思うですけど…そもそも好みの顔のイメージが無いです。」
「あっそっか~、上っ面錯視が効かないレベルで見た目の好みがないんだっけ?」
「う~んそうです~、あっロコック様はどう思います。」
いつの間にか、性交領域がとけ、二人の隣にロコックが立っていた。
「ギャッヒィィィィィィィィ!!!」
クロエ=フリークスは、信じられない程の跳躍力で飛び退き、距離を取った。
「ヌゥうぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…って、激しく転がってオークたんは距離を取った。
「まだ死にたくないですぅぅぅぅぅぅう!!」
「クロエ!ツヴァイハンダーは?」
「殺されちゃったですぅう!!」
クロエ=フリークスは半泣きになっている。
「アレがなかったら!私なんて、ちっちゃくてカワイイだけのエロ監督ですぅぅぅぅう!!」
「ん?う~ん…」
少なくとも今は、男優件監督に見えるけどな…
「タン=クーオ、やはりお前は邪神の使徒…オルガーノも貴様の手の者だな?」
エメラルドグリーンのフルプレートは、まだ多少、熱を漂わせていた。
「そしてクロエ!私の前で邪神に落ちたな?」
「あわわわわ…あわわわわわわ…あわわわわ…」
涙をこぼしながら、クロエ=フリークスは震えている。
「なによりタンッッ!!」
身体を震わせながら、レイピアを両手に構える。
「私の前で、よくも他の女とキッ…キスをしたな……この屈辱!死を持って償え!!」
「え?何その世界観?」
「当り前です!セックスは大人の社交!色々な人とするです!でもキスは結婚するほどの人としかしないです!!」
あーやっぱ感覚の距離感が俺とは違いすぎる。
「まとめて死ね!」
刃と刃がぶつかる音とともに、二人の間に割って入る者が現れた。
「初めて見る装備!それにメテオスターは?」
原初の勇者として覚醒した御剣と、聖女マリアだった。
「ちょっとクソオーク、どうなってるのって言うか、どうやったらこんな溶岩地帯になるのよ」
御剣につかまって飛んできたマリアは、着地と同時に素早く御剣から離れ、オークたんの顔をマジマジと見つめた。
「人化の法を使ったの、かなりのイケメンね」
その声に、ロコックが反応した。
「だからこそだ!私好みのくせして!他の女とキスだと!?そんなことが許されるか!!」
マリアはすぐ理解し、そして微笑む。
「フッフフフ、そういうこと…クソオーク、自分好みの女が、目の前で、違う男と初セックスをしてるところを考えて」
「まあ普通に嫌だな、それに、誰でもいいなら自分としろって思うかもな…」
「そう…まあ、それを差し引いても…フッ」
大笑いしそうなのを堪えて、ロコックに言い放つ。
「経験の薄い女だこと……」
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