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4th
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それからも東崎の話かけ攻撃は続いた…と、
言いたいところだけど
あの日から全くもって、私に話しかけてくることはなかった。
って、言いたくないし。
関わらずにこのまま席替えを迎えられるのならなんて幸せなことだろう。
私はいつも通り、席を立って放課後の教室を出た。
校門の前まで来たところで、筆箱を忘れたと気づく。
私は慌てて、引き返した。
教室の前までくると、なにやら男子数人と女子数人がくっちゃべっていた。
私は諦めて、帰ることにした。
「いやまじそれなぁー!まじ気持ち悪いんだけど」
私の足が止まる。
「気持ち悪いっていうか、奇妙っていうか」
「まじ、あそこはお似合いじゃね?」
「えぇー。お似合いまでいくかな?まぁ、豊田さんもあの噂さえなければっていうか、性格さえなければ確実に校内一のモテ女なのにね」
「それは言えてる。初めて見た時まじ美人かよ!!って思ったもん。でもあの性格じゃねぇー。だからある意味お似合いっていってもいいんじゃない?」
男女の笑い声が混じる。
「東崎はさー、本当なに考えてるかわかんないっていうーか。優しいんだろうけどさ、いつも先生に怒られてるし、不潔そうだし気持ち悪いよね」
…帰ろう。
こんな話、聞いたところでなんの得があるんだ。
改めて再確認しただけじゃないか。
私がこの高校を卒業するまで、噂はなくならないんだって。
後ろを振り返ったところで、後ろに人がいたことに気づく。
「っ、東崎…」
「…」
東崎は私に微笑むと、普通にドアを開けた。
中にいた男女は私と東崎の姿を見るなり、
居心地の悪そうな顔して、そそくさと教室を出ていった。
「…東」
「ごめんね」
東崎は教室の真ん中で私に背を向けて立っていた。
「俺のせいで、巻き込んじゃって。豊田さん、全く関係ないのにね」
「…巻き込んだも何もないよ。東崎も私も悪くない」
「…あはは、そうだよね。うん、」
「むしろ…私の方が巻き込んだと思うんだけど」
東崎は私に背を向けたまま、首を傾げた。
本当に噂を知らないのだろうか。
私は自席に着いて、東崎の背中を見つめた。
「…私ね、入学した頃から注目されてた。その理由は自分でもわかってるし、納得もしてる。でも、この見た目のせいか誤解されてきた。」
「…うん」
東崎はとなりに座って、私を見た。
目元が赤くなっているのは気のせいではないだろう。
「もともと…若干茶髪だし、派手に見られてたけど、性格も比例してるとかって考えられて見られて、そのまんまのあれで私に近づいてくるから、みんな私を理解してくれなかった。私の中身なんて派手じゃないのに」
「…うん」
「全く…身に覚えのない噂まで私に巻きついた。中学の頃から男を切らしたことないとか、社会人とか妻子持ちの人と付き合ってるとか、援助交際してるとか…」
自分で言ってて、ものすごく嫌になる。
「付き合ったことは愚か、告白されたことだってないのに…」
私は彼氏いない歴=年齢。
「…ふふ、ごめんね。幻滅したでしょ」
私は笑って髪の毛を掻き上げた。
「知ってたよ」
「え?」
「その噂」
「じゃあなんで」
フワッと鼻を突いた
秋の香り。
そう、君の香りーーーー。
言いたいところだけど
あの日から全くもって、私に話しかけてくることはなかった。
って、言いたくないし。
関わらずにこのまま席替えを迎えられるのならなんて幸せなことだろう。
私はいつも通り、席を立って放課後の教室を出た。
校門の前まで来たところで、筆箱を忘れたと気づく。
私は慌てて、引き返した。
教室の前までくると、なにやら男子数人と女子数人がくっちゃべっていた。
私は諦めて、帰ることにした。
「いやまじそれなぁー!まじ気持ち悪いんだけど」
私の足が止まる。
「気持ち悪いっていうか、奇妙っていうか」
「まじ、あそこはお似合いじゃね?」
「えぇー。お似合いまでいくかな?まぁ、豊田さんもあの噂さえなければっていうか、性格さえなければ確実に校内一のモテ女なのにね」
「それは言えてる。初めて見た時まじ美人かよ!!って思ったもん。でもあの性格じゃねぇー。だからある意味お似合いっていってもいいんじゃない?」
男女の笑い声が混じる。
「東崎はさー、本当なに考えてるかわかんないっていうーか。優しいんだろうけどさ、いつも先生に怒られてるし、不潔そうだし気持ち悪いよね」
…帰ろう。
こんな話、聞いたところでなんの得があるんだ。
改めて再確認しただけじゃないか。
私がこの高校を卒業するまで、噂はなくならないんだって。
後ろを振り返ったところで、後ろに人がいたことに気づく。
「っ、東崎…」
「…」
東崎は私に微笑むと、普通にドアを開けた。
中にいた男女は私と東崎の姿を見るなり、
居心地の悪そうな顔して、そそくさと教室を出ていった。
「…東」
「ごめんね」
東崎は教室の真ん中で私に背を向けて立っていた。
「俺のせいで、巻き込んじゃって。豊田さん、全く関係ないのにね」
「…巻き込んだも何もないよ。東崎も私も悪くない」
「…あはは、そうだよね。うん、」
「むしろ…私の方が巻き込んだと思うんだけど」
東崎は私に背を向けたまま、首を傾げた。
本当に噂を知らないのだろうか。
私は自席に着いて、東崎の背中を見つめた。
「…私ね、入学した頃から注目されてた。その理由は自分でもわかってるし、納得もしてる。でも、この見た目のせいか誤解されてきた。」
「…うん」
東崎はとなりに座って、私を見た。
目元が赤くなっているのは気のせいではないだろう。
「もともと…若干茶髪だし、派手に見られてたけど、性格も比例してるとかって考えられて見られて、そのまんまのあれで私に近づいてくるから、みんな私を理解してくれなかった。私の中身なんて派手じゃないのに」
「…うん」
「全く…身に覚えのない噂まで私に巻きついた。中学の頃から男を切らしたことないとか、社会人とか妻子持ちの人と付き合ってるとか、援助交際してるとか…」
自分で言ってて、ものすごく嫌になる。
「付き合ったことは愚か、告白されたことだってないのに…」
私は彼氏いない歴=年齢。
「…ふふ、ごめんね。幻滅したでしょ」
私は笑って髪の毛を掻き上げた。
「知ってたよ」
「え?」
「その噂」
「じゃあなんで」
フワッと鼻を突いた
秋の香り。
そう、君の香りーーーー。
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