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新しい依頼 X-01
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3人で軽く屋敷を見回ったけど特におかしな事はなかった。
「後は…彼処だけね」
ジルニア・ドンスターが居る用具小屋。
残るはそこだけ。
遠目に見た感じ用具小屋は狭い。
私達は見えてないだけで話せば聞こえるし触れば感触だってある。
屋敷の中は広かったから良かったけど
狭い用具小屋で勝手に扉が開けば怪しまれるに決まってる。
普通に開くだけでも怪しまれるのに鍵付きの扉が勝手に開いたら警戒は高まるだろう。
かといって、誰かが入るのを待ち一緒に入るというのも小屋の狭さ的には無理だ。
「どうする?」
「普通に入るしか手はないのよね…」
先程使用人の男が一人入って行ったが長さ的に中で何やらいたしているのだろう。
もしも、あの男が不審死を起こせば謎のキーはジルニア・ドンスターに確定する。
だけど、彼の能力が不確定すぎる。
迂闊に踏み込んでエル達を巻き込みたくはない。
「んじゃあ、アイツ出てったら俺が見てくるよ
呪術でも洗脳でも俺には効かないし
何より俺だったらそんな警戒されないっしょ?」
二カッと笑うクリス
「でも危険過ぎるわ」
「だけど、ハルは絶対警戒されるでしょ?
プリメラ・ドンスターと歳も近いし令嬢だと思われるじゃん?
エルは胡散臭いから警戒高めるだけっしょ?
俺なら目の色さえ変えれば新しい庭師って言ってもバレないよ」
エルフは美の集大成とまで言われるほど美形揃いだ。
けど、クリスは平凡な顔。本人的にはコンプレックスらしいけど私にとってはとても愛らしい顔に見える。
「…危険だと感じたらすぐ逃げなさい
逃げられないようなら合図をちょうだい。
絶対貴方を助けるから」
「わかってるって!
どんだけ一緒に居ると思ってんのさ!
それじゃあ、行ってくる!
あの男が居なくなったら不可視解除してくれ」
そう言ってピョンっと屋根から飛び降り用具小屋の方へ走って行った
「クリスなら大丈夫だよ。
ちゃんと戻ってくる」
私の手を握りニコリと微笑んだ。
「えぇ、そうね。
クリスを信じて待つわ…」
不安で不安で仕方ないけど今出来る事はそれだけだ。
彼を此処で…待つ。
「後は…彼処だけね」
ジルニア・ドンスターが居る用具小屋。
残るはそこだけ。
遠目に見た感じ用具小屋は狭い。
私達は見えてないだけで話せば聞こえるし触れば感触だってある。
屋敷の中は広かったから良かったけど
狭い用具小屋で勝手に扉が開けば怪しまれるに決まってる。
普通に開くだけでも怪しまれるのに鍵付きの扉が勝手に開いたら警戒は高まるだろう。
かといって、誰かが入るのを待ち一緒に入るというのも小屋の狭さ的には無理だ。
「どうする?」
「普通に入るしか手はないのよね…」
先程使用人の男が一人入って行ったが長さ的に中で何やらいたしているのだろう。
もしも、あの男が不審死を起こせば謎のキーはジルニア・ドンスターに確定する。
だけど、彼の能力が不確定すぎる。
迂闊に踏み込んでエル達を巻き込みたくはない。
「んじゃあ、アイツ出てったら俺が見てくるよ
呪術でも洗脳でも俺には効かないし
何より俺だったらそんな警戒されないっしょ?」
二カッと笑うクリス
「でも危険過ぎるわ」
「だけど、ハルは絶対警戒されるでしょ?
プリメラ・ドンスターと歳も近いし令嬢だと思われるじゃん?
エルは胡散臭いから警戒高めるだけっしょ?
俺なら目の色さえ変えれば新しい庭師って言ってもバレないよ」
エルフは美の集大成とまで言われるほど美形揃いだ。
けど、クリスは平凡な顔。本人的にはコンプレックスらしいけど私にとってはとても愛らしい顔に見える。
「…危険だと感じたらすぐ逃げなさい
逃げられないようなら合図をちょうだい。
絶対貴方を助けるから」
「わかってるって!
どんだけ一緒に居ると思ってんのさ!
それじゃあ、行ってくる!
あの男が居なくなったら不可視解除してくれ」
そう言ってピョンっと屋根から飛び降り用具小屋の方へ走って行った
「クリスなら大丈夫だよ。
ちゃんと戻ってくる」
私の手を握りニコリと微笑んだ。
「えぇ、そうね。
クリスを信じて待つわ…」
不安で不安で仕方ないけど今出来る事はそれだけだ。
彼を此処で…待つ。
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