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新しい依頼 X-01
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使用人達は見つけた側からエルが外界との接触を拒んだ結界の中に転移させていった。
一人ずつ燃やしてたらキリがないしね。
ガチャッ
「もう遅いわよ。お茶1つ持ってくるのにどれだけ……貴方何方?お父様のお客様かしら?」
使用人じゃないとわかった途端コロッと声と表情を変えるプリメラ・ドンスター
ジルニア・ドンスターの姿を見ても気付かない所か目がハートになってる所を見るとあぁなる前の姿は忘れているようだ。
「いいえ、私達は貴方のお兄様のお客様ですわ。」
ニッコリ笑って言えばヒクリと笑顔がひきつった。
この程度で笑顔が崩れるなんてまだまだね。
「お兄様は遠縁の叔父様の所へ行っていて今は居ませんの。」
「あら?何を言ってるかしら?
彼はずっとこの屋敷に居るじゃありませんか。
ねぇ、ジルニア・ドンスター様?」
目線をジルニア・ドンスターに向けると
プリメラ・ドンスターは訳がわからないのかポカンとしている
「ハッ…僕の顔すら忘れたか?
そりゃあ、そうか。お前はお前の母上が僕に会いに来るときに遠くからニヤニヤと顔を醜く歪めながら見ていたものなぁ
この屋敷の肖像画も僕と母様の肖像画は全て外されているしな」
「えっ……う、嘘でしょ!?
ど、どうやってあそこから!?
出れない筈じゃ…!」
「普通に出れたが?何を言っているんだ?」
コテンと首を傾げるジルニア・ドンスター。
あぁ、そういえば彼は知らないのか
「あの小屋には許可証を持たない者の出入りを禁じる魔法がかけられていたのよ。
だから本来なら許可証を持たないジルニア・ドンスターは出られないの。」
「そんな魔法がかかっていたのか…」
「私達が入る時に邪魔だったから壊させてもらったわ。
だから、貴方も普通に出れたのよ」
最初の時は他の使用人の許可証をちょちょっと拝借させてもらったのよね。
「なるほど。」
「い、今更何しに来たのよ!
ゴミはゴミらしくゴミ捨て場に帰りなさいよ!ここは貴方みたいなのが来ていい場所じゃないのよ!?」
「何を言っている?ここは元々僕の家だ。
後から来たのはお前じゃないか。それに僕の戸籍もまだ残ってるしあの女と父様との間に男でも産まれない限り僕が時期当主という事実が覆る事は殆ど無い。
父様が引退すればお前達はこの屋敷にはいれないという事も理解できない程貴様の頭は空っぽなのか?」
「フンッバッカじゃないの?
この家は私の婿が継ぐのよ!アンタみたいなゴミが継げるわけ無いでしょ!?」
馬鹿にするように鼻で笑っているけど
この女本当に分かっていないのだろうか?
「だから貴様は貴族の御令嬢と友達になれないんだ。
貴族は血筋が一番重視される。
長年続く家なら尚更血筋が重要視される。
この家でこの家の血を受け継ぐ子供は僕だけだ。
血筋じゃない子供が受け継ぐ場合は、血筋が居ないか血筋の子供が余程馬鹿な時だ。
その時ですら分家から養子をとるのが普通だ。
平民の血が混ざった女を選ぶなんて天地がひっくり返りでもしなければあり得ない。
そんな事を認めるほど爺達の頭は柔らかくない。」
平民を馬鹿にする気はないが
高齢になればなるほど差別意識が強く平民の血を居れることをとても嫌がる。
そして厄介なのがお年寄り程権力をもっている事。
その言い分を通す事ができるくらいの権力があり
逆らう者は家から追放される。
「平民?何を言ってるのよ!
私はお父様とお母様の子供よ!」
「お前と父様は血など繋がっていない。
お前はお前の母上が平民と体を繋げ出来た子。
浮気がバレ離縁され家に返されたお前たち親子を引き取ったのが僕の父様だ。
小さかったとはいえ覚えてはいるだろう。」
プリメラ・ドンスターは本気で自分はドンスター家の血を受け継ぐ子供だと思ってるんだろう。
思い込みで記憶をゆがめたのかもしれない。
ま、私からしたらどうでもいいけどね!
一人ずつ燃やしてたらキリがないしね。
ガチャッ
「もう遅いわよ。お茶1つ持ってくるのにどれだけ……貴方何方?お父様のお客様かしら?」
使用人じゃないとわかった途端コロッと声と表情を変えるプリメラ・ドンスター
ジルニア・ドンスターの姿を見ても気付かない所か目がハートになってる所を見るとあぁなる前の姿は忘れているようだ。
「いいえ、私達は貴方のお兄様のお客様ですわ。」
ニッコリ笑って言えばヒクリと笑顔がひきつった。
この程度で笑顔が崩れるなんてまだまだね。
「お兄様は遠縁の叔父様の所へ行っていて今は居ませんの。」
「あら?何を言ってるかしら?
彼はずっとこの屋敷に居るじゃありませんか。
ねぇ、ジルニア・ドンスター様?」
目線をジルニア・ドンスターに向けると
プリメラ・ドンスターは訳がわからないのかポカンとしている
「ハッ…僕の顔すら忘れたか?
そりゃあ、そうか。お前はお前の母上が僕に会いに来るときに遠くからニヤニヤと顔を醜く歪めながら見ていたものなぁ
この屋敷の肖像画も僕と母様の肖像画は全て外されているしな」
「えっ……う、嘘でしょ!?
ど、どうやってあそこから!?
出れない筈じゃ…!」
「普通に出れたが?何を言っているんだ?」
コテンと首を傾げるジルニア・ドンスター。
あぁ、そういえば彼は知らないのか
「あの小屋には許可証を持たない者の出入りを禁じる魔法がかけられていたのよ。
だから本来なら許可証を持たないジルニア・ドンスターは出られないの。」
「そんな魔法がかかっていたのか…」
「私達が入る時に邪魔だったから壊させてもらったわ。
だから、貴方も普通に出れたのよ」
最初の時は他の使用人の許可証をちょちょっと拝借させてもらったのよね。
「なるほど。」
「い、今更何しに来たのよ!
ゴミはゴミらしくゴミ捨て場に帰りなさいよ!ここは貴方みたいなのが来ていい場所じゃないのよ!?」
「何を言っている?ここは元々僕の家だ。
後から来たのはお前じゃないか。それに僕の戸籍もまだ残ってるしあの女と父様との間に男でも産まれない限り僕が時期当主という事実が覆る事は殆ど無い。
父様が引退すればお前達はこの屋敷にはいれないという事も理解できない程貴様の頭は空っぽなのか?」
「フンッバッカじゃないの?
この家は私の婿が継ぐのよ!アンタみたいなゴミが継げるわけ無いでしょ!?」
馬鹿にするように鼻で笑っているけど
この女本当に分かっていないのだろうか?
「だから貴様は貴族の御令嬢と友達になれないんだ。
貴族は血筋が一番重視される。
長年続く家なら尚更血筋が重要視される。
この家でこの家の血を受け継ぐ子供は僕だけだ。
血筋じゃない子供が受け継ぐ場合は、血筋が居ないか血筋の子供が余程馬鹿な時だ。
その時ですら分家から養子をとるのが普通だ。
平民の血が混ざった女を選ぶなんて天地がひっくり返りでもしなければあり得ない。
そんな事を認めるほど爺達の頭は柔らかくない。」
平民を馬鹿にする気はないが
高齢になればなるほど差別意識が強く平民の血を居れることをとても嫌がる。
そして厄介なのがお年寄り程権力をもっている事。
その言い分を通す事ができるくらいの権力があり
逆らう者は家から追放される。
「平民?何を言ってるのよ!
私はお父様とお母様の子供よ!」
「お前と父様は血など繋がっていない。
お前はお前の母上が平民と体を繋げ出来た子。
浮気がバレ離縁され家に返されたお前たち親子を引き取ったのが僕の父様だ。
小さかったとはいえ覚えてはいるだろう。」
プリメラ・ドンスターは本気で自分はドンスター家の血を受け継ぐ子供だと思ってるんだろう。
思い込みで記憶をゆがめたのかもしれない。
ま、私からしたらどうでもいいけどね!
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