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4章 新居に到着
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「さて。姫様。荷ほどきをしておきますので、お部屋で休んでいてくださいね」
ジュディはいくつかの箱を覗き込みながら私に言った。
ジュディに言うと「姫様はやらなくていいんです!」と怒るから言わないけど、ランバラルドの侍女さんは断ってしまったので、このお邸の中のことは二人でやるしかない。
大人しく部屋に戻る振りをして、自分の服などが入った鞄を持って自室に行くことにした。
部屋に入り、鞄から出した洋服をどこにしまおうかキョロキョロと見回す。
私の部屋はソファとドレッサーの他に、文机もあり、ボナールの自分の部屋と比べたらかなり広い。
続き部屋のドアを開けると、隣にはこれまた広い寝室がある。
寝室の方へ行くと、ウォークインクローゼットが完備されていたので、そのクローゼットに服をしまうことにする。
うん。
鞄の中身を全部出してみたけど、クローゼットがスカスカだ。
ちょっとカッコ悪いけれど、ここに入るのは私とジュディだけだし、まあいいか。
その中から今日来る服を出して着替えをする。
コルセットを外すのは少し手間取ったけど、私は身の回りのことは一通り自分でできる。
脱いだドレスにささっとブラシをかけて衣桁掛けにかけた。
そして着るのはいつものストーンとしたワンピースだ。
頭からバサッと被ればお着替えok。
髪もほどいて1本の三つ編みにする。
さて。私もがんばりますか!
コソコソと階段を降りてジュディから遠い場所にある箱をあけて中身を出したり、住みやすいように家具の配置を変えてみたり。
私なりにがんばって片付けをしていると、ふと手元が暗くなった。
そろーっと後ろを振り返ると、仁王立ちしたジュディが私の後ろに立って、日の光を遮っていた。
「姫様!ゆっくりしていてくださいって言ったじゃないですか!」
「ごめんなさーい。だって、ひとりで部屋にいるのが嫌だったんですもの」
くすんと鼻を鳴らすと、ジュディはため息をつく。
「仕方ないですね。一緒にやりましょうか」
「わあっ!ありがとう!」
ぎゅっと、ジュディに抱きつく。
私にもできることがある。
それをやれることがとても嬉しい。
そうして、ふたりして黙々と片付けをしていると、あたりは暗くなり始めていた。
「もうこんな時間。姫様、お夕食何がいいですか?」
「あ、そっか。自分で作るのだったわ」
とは言え、実はもうくたくた。
多分、ジュディは私の倍は働いていたから、もっと疲れているはず。
「簡単にパンとスープにしましょうか」
そんな相談をしていたら、ドアノッカーが鳴る音がした。
私たちは顔を見合わせて、恐る恐る玄関のドアを開けてみると…。
お城のメイドさんが3人ほど立っていた。
「フレッド様の言いつけで、お夕食をお持ちしました。中に入れていただいてもよろしいでしょうか?」
マリーと同じ年くらいのメイドさんがそう言うので、ドアを大きく開けて中に入ってもらうことにした。
3人ともワゴンに大きな鍋やフライパンなどの調理器具やお野菜、果物などを載せていた。
ワゴンのままダイニングに入ると、3人が一斉にうごき、一人がお皿を用意して、一人が食事を盛り付け、最後の一人がテーブルに夕食を配膳していった。
あまりの手際の良さに、見惚れていると、あっという間にテーブルにディナーが並んだ。
「シャーロット様、鍋の中にはまだスープが入っております。他も全てふたり分にしてお持ちしておりますので、あとはお好きなようになさってください。生の野菜等は明日以降の食材でございます。他に御所望のものがあれば、お声掛けくださいませ」
メイドさんたちは鍋や食材をキッチンへ収納したあと、並んで私に礼をして帰って行こうとした。
玄関の前まで来た時に、何か思い出したように私を振り返った。
「シャーロット様、フレッド様からメッセージがございます」
一番年長のメイドさんは私にメモを渡し、一礼してこのお邸から去っていった。
手の中にある、メモを開くと綺麗な字で「片付けしていたら疲れただろう?作るって言ってたけど今日は大変だと思うから、この夕飯はオレからの差し入れだよ。p.sお返しは今度差し入れしてくれると言う、ココア風味の炭でいいよ」とあった。
………絶対に、美味しいクッキーを作って差し入れしてやる~!!
ジュディはいくつかの箱を覗き込みながら私に言った。
ジュディに言うと「姫様はやらなくていいんです!」と怒るから言わないけど、ランバラルドの侍女さんは断ってしまったので、このお邸の中のことは二人でやるしかない。
大人しく部屋に戻る振りをして、自分の服などが入った鞄を持って自室に行くことにした。
部屋に入り、鞄から出した洋服をどこにしまおうかキョロキョロと見回す。
私の部屋はソファとドレッサーの他に、文机もあり、ボナールの自分の部屋と比べたらかなり広い。
続き部屋のドアを開けると、隣にはこれまた広い寝室がある。
寝室の方へ行くと、ウォークインクローゼットが完備されていたので、そのクローゼットに服をしまうことにする。
うん。
鞄の中身を全部出してみたけど、クローゼットがスカスカだ。
ちょっとカッコ悪いけれど、ここに入るのは私とジュディだけだし、まあいいか。
その中から今日来る服を出して着替えをする。
コルセットを外すのは少し手間取ったけど、私は身の回りのことは一通り自分でできる。
脱いだドレスにささっとブラシをかけて衣桁掛けにかけた。
そして着るのはいつものストーンとしたワンピースだ。
頭からバサッと被ればお着替えok。
髪もほどいて1本の三つ編みにする。
さて。私もがんばりますか!
コソコソと階段を降りてジュディから遠い場所にある箱をあけて中身を出したり、住みやすいように家具の配置を変えてみたり。
私なりにがんばって片付けをしていると、ふと手元が暗くなった。
そろーっと後ろを振り返ると、仁王立ちしたジュディが私の後ろに立って、日の光を遮っていた。
「姫様!ゆっくりしていてくださいって言ったじゃないですか!」
「ごめんなさーい。だって、ひとりで部屋にいるのが嫌だったんですもの」
くすんと鼻を鳴らすと、ジュディはため息をつく。
「仕方ないですね。一緒にやりましょうか」
「わあっ!ありがとう!」
ぎゅっと、ジュディに抱きつく。
私にもできることがある。
それをやれることがとても嬉しい。
そうして、ふたりして黙々と片付けをしていると、あたりは暗くなり始めていた。
「もうこんな時間。姫様、お夕食何がいいですか?」
「あ、そっか。自分で作るのだったわ」
とは言え、実はもうくたくた。
多分、ジュディは私の倍は働いていたから、もっと疲れているはず。
「簡単にパンとスープにしましょうか」
そんな相談をしていたら、ドアノッカーが鳴る音がした。
私たちは顔を見合わせて、恐る恐る玄関のドアを開けてみると…。
お城のメイドさんが3人ほど立っていた。
「フレッド様の言いつけで、お夕食をお持ちしました。中に入れていただいてもよろしいでしょうか?」
マリーと同じ年くらいのメイドさんがそう言うので、ドアを大きく開けて中に入ってもらうことにした。
3人ともワゴンに大きな鍋やフライパンなどの調理器具やお野菜、果物などを載せていた。
ワゴンのままダイニングに入ると、3人が一斉にうごき、一人がお皿を用意して、一人が食事を盛り付け、最後の一人がテーブルに夕食を配膳していった。
あまりの手際の良さに、見惚れていると、あっという間にテーブルにディナーが並んだ。
「シャーロット様、鍋の中にはまだスープが入っております。他も全てふたり分にしてお持ちしておりますので、あとはお好きなようになさってください。生の野菜等は明日以降の食材でございます。他に御所望のものがあれば、お声掛けくださいませ」
メイドさんたちは鍋や食材をキッチンへ収納したあと、並んで私に礼をして帰って行こうとした。
玄関の前まで来た時に、何か思い出したように私を振り返った。
「シャーロット様、フレッド様からメッセージがございます」
一番年長のメイドさんは私にメモを渡し、一礼してこのお邸から去っていった。
手の中にある、メモを開くと綺麗な字で「片付けしていたら疲れただろう?作るって言ってたけど今日は大変だと思うから、この夕飯はオレからの差し入れだよ。p.sお返しは今度差し入れしてくれると言う、ココア風味の炭でいいよ」とあった。
………絶対に、美味しいクッキーを作って差し入れしてやる~!!
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