異世界転移して最強のおっさん……の隣に住んでいる。

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第2章

2人の成長

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バルトとティナはギルドの掲示板の前に立ち、依頼票を一つずつ見比べていた。

 「シルバーハウンドの群れ討伐……これ、行けそうだな」
 「うん、数は多いけど、強さはそこまでじゃないみたい」

 そこに後ろから声がかかる。

 「じゃあ、俺もついてく。見学兼ねてな」

 「ユートさん!」
 「えっ、来てくれるのか!?」

 嬉しそうなふたりの表情に、ユートは苦笑しながら頷く。

 「お前らの実戦を見ておきたい。手は出さないつもりだけど……危なかったらすぐにフォローする」

 「頼もしすぎる……」と、バルトが安堵の息をついた。


---

【王都郊外・黒樫の森】

 森の空気は湿っていて、地面は落ち葉に覆われていた。
 ユートは少し離れた位置からふたりを見守りながら、魔力感知で周囲の気配を探る。

 「前方、五体。左奥にもう二体。動きは速いが、バルトなら問題ないな」

 バルトが前進し、両手剣を肩に担いで構える。

 「よし、来るぞ――!」

 シルバーハウンドの群れが姿を現し、牙を剥いて突進してくる。
 その瞬間、バルトが跳躍――力強い一撃で先頭を真っ二つにする!

 「ひとり二体ずつ、が目標だったよね!?」
 ティナの声が飛び、獣人の膂力を活かした鋭い踏み込みで1体の頭に片手剣を叩き込む!

 「その通り。手を抜くなよ、ティナ」
 「うん!」

 ユートは木の上に腰を下ろし、腕を組んで見ていた。
 動きに無駄がなくなってきた。バルトは状況判断が速くなり、ティナも身体の使い方が格段に良くなっている。

 だが――

 「……ティナ、左!」

 ユートの声に即座に反応し、ティナが身を伏せた。
 背後から回り込んだ1体のシルバーハウンドが襲いかかる瞬間――

 ユートが手を一振り。

 パチン、と小さく指を鳴らすと、火の玉が森の空気を裂き、獣の足元で炸裂した。

 「ひゃっ!? ユートさん、ありがとう……!」

 「見学って言ったけど、無傷で帰るのが一番だからな」


---

 証拠の耳を回収し、木陰で水を飲む3人。

 「ちゃんと倒せた……剣術道場の成果、出てたかな」
 「うん。俺から見ても、よく動けてた」

 バルトも満足そうに拳を握る。

 「ユートさんがいるって思っただけで、安心して戦えたよ」
 「いや、次はもう少し離れて見る。お前らの“自信”をつけるのが目的だからな」

 ふたりは顔を見合わせ、少し照れたように笑った。

【翌日・王都ギルド内】

 依頼掲示板の前で、バルトとティナが次の依頼を物色していた。
 そこへ、二人組の若い冒険者が近づいてくる。

 「おい、そっちは……やっぱりあの獣人の子だな」
 声をかけたのは、短剣を二本腰に差した、鋭い目つきの青年。年はバルトと同じくらい。
 隣には、長い黒髪を三つ編みにした女性冒険者が控えている。

 ティナが少し身構えたその時――

 「昨日の戦い、見てたんだ。シルバーハウンド、見事だったな」
 「えっ……あ、あの……ありがと……」

 「剣筋も落ち着いてたし、動きに無駄がなかった。どこの隊に所属してるんだ?」
 「えと、そ、所属はしてなくて……仲間と3人でパーティ組んでるの……」

 青年は軽く目を細めて笑った。

 「そっか。噂には聞いてたけど、実力は本物だな。名前、聞いていいか?」
 「ティナ……です」

 「俺はザイド。こっちはミリア」
 女性の方が無言で頷く。

 「……またどこかで、同行依頼とか組めるといいな」

 そう言って、ザイドたちは去っていった。

 「……すごい、ティナ。声かけられるなんて」
 バルトが素直に驚いていた。

 「わ、私もビックリ……。でも、ちょっと嬉しかった……かも」

 ユートは少し離れた場所でそれを見て、口元を緩めた。

 (仲間が“認められる”ってのは……やっぱり、いいもんだな)


---

【数日後・王都ギルド本館】

 朝のギルドは活気に満ちていた。
 依頼掲示板の前では、冒険者たちが集まり、熱心に依頼書を吟味している。

 ティナとバルトも、ユートに付き添われながら次の依頼を探していた。

 「この辺の討伐依頼は、もう手慣れてきたな……そろそろ一段上の仕事でも」
 「ちょ、ちょっと待って、いきなり難易度上げるのは……!」

 そこへ、軽やかな足音が近づいてきた。

 「よう。また会ったな」

 振り向くと、ザイドが肩をすくめながら立っていた。
 ミリアもその隣で、相変わらず無言のままだが、しっかりとこちらを見ている。

 「お前たちにちょうどいい依頼があるんだ。うちのパーティだけじゃ少し荷が重くてな」

 ユートがわずかに目を細める。

 「内容は?」

 「“古代遺跡の護送任務”。最近発見された遺跡に向かう調査隊の護衛だ。魔物の出現率が高くて、最低でも中級冒険者が複数必要って条件だった。俺とミリアだけじゃ不安でね」

 「護衛か……戦闘だけじゃなく、警戒も大事になるな」
 バルトが唸るように言う。

 「俺たち、頼りにされてる……のかな」
 ティナが不安と嬉しさの混じった声を漏らす。

 「間違いなく、そうだろうな」
 ユートが静かに微笑む。


---

【依頼内容】

・目的:古代遺跡まで学術調査隊を護衛し、無事送り届ける
・場所:王都南東の山岳地帯、バルテア遺跡周辺
・期間:往復で3日間程度
・脅威:強化型オーガ、空を飛ぶ魔鳥、罠の可能性あり
・報酬:銀貨150枚/人+成果報酬あり


---

 「引き受けよう」
 ユートの一言に、ティナとバルトが頷いた。

 ザイドは満足げに笑う。

 「助かる。あのティナとバルトが加わってくれるなら、百人力だ。……それに、あんたも来てくれるんだろ? “ユートさん”」

 ユートは肩をすくめた。

 「今回は護衛だからな。実戦もあるだろう。見守るだけってわけにはいかないかもな」


---

【バルテア遺跡への道中──1日目】

 王都を出て、調査隊と共に南東の山岳地帯へと向かう一行。
 ユート、バルト、ティナ、そしてザイドとミリアの5人に、護衛対象である学術調査隊3名が加わっていた。

 道は険しく、時折崩れた岩道や、獣道のような細いルートもある。

 「こっちに魔物の足跡……3日前のものだ」
 バルトが膝をつき、地面に残された痕跡を指差す。

 「読み取れるようになったな」
 ユートが素直に感心する。

 「へへ……ティナが教えてくれたんだよ、獣人ってこういうの得意なんだろ?」
 「えっ!? わ、私、そんな大したこと……!」

 ティナが慌てて耳を伏せるが、その仕草にミリアがくすっと笑った。
 それに気づいたティナが、ぽかんとミリアを見つめる。

 「……笑った、の……?」
 「ごめん。可愛かったから、つい」

 ミリアの声を聞いたのは、これが初めてだった。
 ティナは驚きでしばらく固まったが、じわじわと頬を赤らめる。

 「か、可愛いなんて……い、いきなり言わないで……!」

 「ふふ、素直な子ね。……ちょっと、好きかも」

 「えええええっ!?」

 ティナが全力でバタつくその様子に、ザイドが吹き出し、バルトは首をかしげていた。


---

【その夜・野営地】

 焚き火の明かりのもと、ユートは少し離れた場所で、周囲の気配を探っていた。

 (……風の流れが妙に乱れてる。何かが、この先に……)

 夜の静けさの中、遠くで低く唸るような獣の声が聞こえた気がした。
 ユートは火を見つめながら、ゆっくりと口を開く。

 「明日は、警戒レベルを少し上げて進もう。遺跡周辺には“普通じゃない何か”がいる」

---

【バルテア遺跡・到着】

 山岳を抜け、岩場を越えた先に、その遺跡は現れた。

 古びた石造りの柱が斜めに傾き、苔むした入口がぽっかりと開いている。
 空気は重く、時折吹く風がヒュウ……と低く鳴る。

 「……ここが“バルテア遺跡”……」
 ティナが身を縮めてつぶやく。

 「妙に静かだな……気味が悪い」
 バルトも辺りを見回し、剣に手を添えている。

 調査隊の学者たちは準備を整えると、すぐに入り口近くで作業を開始した。
 石に刻まれた古代文字の写し取りや、魔力反応の計測など、それぞれが手慣れた動きを見せる。


---

【夕方】

 「……ひとり、いない?」

 異変に最初に気づいたのは、ミリアだった。
 調査隊の女性研究者――アレッサ博士が、姿を消していた。

 「……さっきまで、ここで刻印を写してたはず……」

 他の学者も青ざめた表情になる。

 「まさか……中に?」

 遺跡の内部に入るには、狭く急な石段を下りなければならない。
 その先は“未調査エリア”であり、罠や魔物の危険性が高いとされていた。

 ユートがすっと立ち上がる。

 「俺が先行する。バルトとミリアが後衛、ザイドは警戒、ティナは……俺の横につけ」

 「う、うんっ!」


---

【遺跡内部・探索】

 中はひんやりとしており、わずかに魔力の気配が漂っていた。
 壁には古代の文様が浮かび上がり、床には微かな血の跡が続いている。

 「これ……血……?」
 ティナが顔をしかめる。

 「浅い傷の量だ。怪我はしてるが、生きてる可能性が高い」
 ユートの声は冷静だった。

 しばらく進むと、薄暗い空間の中央――崩れた石碑の裏に、アレッサが倒れているのを発見した。

 「いたっ! 博士、無事!?」

 ティナが駆け寄ろうとしたその時――

 グオォォォォォッ!!

 唸り声とともに、天井から影が落ちてきた。
 全身を黒い鱗に覆われた、三つ首の“ダーク・ハウンド”――!

 「っ、下がれッ!!」
 ユートが叫び、炎の壁を展開する。



 天井から舞い降りた“ダーク・ハウンド”は、黒い鱗に覆われた異形の獣。
 三つの頭がそれぞれ異なるタイミングで唸り声をあげ、赤く輝く瞳がユートとティナを睨み据える。

 「ティナ、あいつの目を引け。左首が吐くのは毒の霧、注意しろ」

 「う、うんっ……!」

 ティナは気圧されながらも、決して怯まなかった。
 片手剣を構え、足元を低く沈めて一気に駆け出す。

 「こっちよっ!!」

 鋭いステップで右側に回り込み、石の破片を蹴り上げて敵の視線を誘導する。
 ダーク・ハウンドが三首をばらばらに動かし、咆哮と共にティナへと飛びかかろうとした瞬間――

 「――《ウィンドスラスト》」

 ユートの詠唱と共に、真横から圧縮された風刃が斬り込んだ。
 中央の首の顎が弾かれ、体勢が崩れる。

 「今だ、ティナ!」

 「はっ!」

 ティナは躊躇なく踏み込み、右首の目元を狙って剣を突き出した。
 ガギィンッ!という硬質な音――だが鱗に弾かれ、刃が滑る。

 「くっ……!」

 すぐさま距離を取るティナ。だが、しっかり“痛み”は与えていた。

 「鱗は硬いが、目と口元が甘い。ティナ、もう一度いけ。俺が隙を作る」

 ユートは素早く両手を掲げた。

 「――《フレイムバースト》《ストーンバレット》《スパイラルウィンド》!」

 3属性の魔法を同時に展開、火球・岩弾・旋風が嵐のように押し寄せる。
 ダーク・ハウンドが混乱し、三首がばらばらに動く。

 ティナはその一瞬の隙を見逃さなかった。

 「っ、ここだああああっ!!」

 跳躍、そして垂直落下の斬撃――
 彼女の剣が右首の目に突き刺さり、叫び声と共に黒い体がのたうった。



 数秒後、ダーク・ハウンドは三首のうち二首を潰され、ユートの炎の槍によって完全に沈黙した。

 ティナは肩で息をしながら、剣を納める。

 「やった……わたし、ちゃんと戦えた……!」

 「上出来だ」
 ユートがそっと肩に手を置き、にっこりと笑った。


---
ダーク・ハウンドの巨体が動かなくなったのを確認し、ユートは警戒を解かずに歩み寄った。

 「……アレッサ博士、大丈夫ですか?」

 崩れた石碑の裏、地面に倒れていた女性研究者が、かすかにうめいた。

 「うぅ……ユートさん……? あ、あなたたち……」

 目を開けた彼女は、頬に擦り傷を負い、体もあちこち泥にまみれていたが、命に別状はなさそうだった。

 「すぐに外に出ましょう。立てますか?」

 「……ちょっと、足が……」

 右足首が腫れ上がっている。ひねったか、軽く骨にヒビが入ったかもしれない。
 ティナが慌ててポーチからポーションを取り出しかけたが、ユートが制した。

 「これは普通のじゃ治らない。俺が……」

 ユートはそっと手をかざし、魔力を練る。

 「《ヒール・ライト》」

 淡い光がアレッサの足首を包み、じわじわと炎症が引いていく。完全には治らないが、歩ける程度にはなるはずだ。


---


 ユートの肩を借り、アレッサはなんとか歩けるようになった。

 一行は慎重に来た道を引き返し、遺跡の外へと戻っていく。

 「……あの時、何かに呼ばれた気がしたの」
 歩きながら、アレッサがぽつりと語った。

 「気づいたら、足が遺跡の奥へ向かってて……我に返った時には、崩れた石に足を取られて……」

 ティナとバルトが顔を見合わせる。

 「呼ばれた……って、どういう意味だ?」
 バルトが警戒するように訊くと、彼女はかぶりを振った。

 「わからない……けど、あれは“魔物”じゃなく、“何かの意思”だった気がする……」


---

 遺跡の外で待機していた他の学者たちが、アレッサの無事を知って駆け寄ってくる。

 「よかった、本当によかった……!」
 「怪我は!? 生きていてくれて……!」

 調査隊のリーダー格の初老の学者が、深々と頭を下げる。

 「命の恩人です……本当に、ありがとうございました。報酬は……約束の銀貨とは別に、個人的に感謝の金貨を」

 「気持ちだけで充分です」
 ユートがすぐに断った。

 代わりにティナとバルトが受け取り、彼女たちが照れくさそうに頭を下げた。


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