101 / 114
第3章
警備
しおりを挟む
王都とアストレアを結ぶ鉄道の完成から、約一月。
鉄道の利便性と経済効果は瞬く間に全土へと伝わり、ついに王国全体が動き出すこととなった。
---
「では改めて確認する。“王国中央鉄道網整備計画”を、正式に国家事業とする」
会議の中心に座る王太子の言葉に、参列した重臣たちが一斉に頷いた。
その中にはグレイス伯爵の姿もある。
「現時点で、アストレアから王都までの路線は完成済み。
これを基幹ルートとし、今後は北部の鉱山都市、南の港湾都市、東の聖堂都市、西の農業地帯へと――四方への分岐路線を整備する」
「鉄道網によって都市同士の連携を強め、同時に物流・交易・人材の流通を加速させる。
……これは、王国そのものを次の段階へと進める改革である」
王太子の口調に、揺るぎはなかった。
---
翌週――王都に新たに設立されたのは、「王国鉄道局」。
ユートはその初代技術顧問に任命されるが、本人は肩書きよりも現場主義。
「名前だけでいいっす。俺、会議より工事してたいんで」
そんな彼に王太子は笑って言った。
「ならば、好きに動け。君の“行きたい場所”が、王国の道となる」
---
宮野は正式に「鉄道設計部門長」に就任し、各都市の地形・地脈を分析して路線を引く。
「山越え? 無理じゃない? よし、トンネル通そう」
「川沿いに線路通せば、物流も農業も一石二鳥じゃん」
一方、鳴海は各地に出張しては、工事責任者として地元職人や魔法使いたちを指導し、現場の信頼を得ていく。
---
王国北部の鉱山都市では、重鉱石の運搬が劇的に効率化すると期待され、
南の港町では「鉄道港」なる新施設の設計が進み、交易船との連携が構想されていた。
「これまでは馬で一週間……今じゃ半日で行ける。夢みたいだよな」
「旅が娯楽になる時代が来るなんてな!」
民衆の間にも、鉄道を希望と見る声が広がっていた。
---
アストレアに戻った夜、ユートは地図を広げながらバルトとティナに語った。
「この線が、街を繋いで……人を繋いで……世界を繋ぐ。
これが完成したら、王国は今と全然違う国になる」
「だがな、それは“俺たちの手”で作った道だ。
誰かに命じられたわけじゃない。俺たちが“行きたい”って思ったから進んだ」
ティナは笑いながら言う。
「それ、なんか……ちょっとロマンあるわね」
バルトはうなずきながら、呟く。
「だったら――俺はもっと“強い道”にしたい。壊されねぇ、奪われねぇ、守れる道に」
---
こうして、「王国鉄道網整備計画」は正式に始動し、王国はかつてない変革の時代に突入した。
――全ては一本のレールから始まり、
やがて、それが国を形作る“背骨”となっていく。
---
王都とアストレアを繋ぐ鉄道が順調に運行を続ける中、ユートは再び王都へ呼ばれ、王太子と面会していた。
その日は珍しく謁見の場ではなく、落ち着いた談話室のような一室だった。
王太子は机の上に広げられた地図を見つめながら、静かに口を開いた。
「ユート。列車が襲撃された場合、現在の体制で本当に守れると思うか?」
ユートは姿勢を正し、真剣な表情で答える。
「……正直に申し上げて、現状の臨時警備では限界があります、殿下。
小規模の盗賊や魔物なら対応可能ですが、組織的な襲撃や陰謀に対しては不十分かと」
「やはり、か」
王太子は頷き、地図の各都市へ引かれた鉄道の延伸線を指差した。
「この計画が進めば進むほど、利権と敵意も比例して増す。今のうちに、鉄道を守るための仕組みを作らねばならないだろう」
ユートは一呼吸おき、慎重に言葉を選びながら答える。
「はい。私も同意見です、殿下。
専属の鉄道警備隊を創設し、各区間の中継拠点に常駐部隊を置く体制が理想的かと。
また、列車そのものへの警備員の配置や、緊急時の連絡網の整備も必要です」
「なるほど。列車と線路、その両方を守る二層構造の防衛だな」
「はい。それと……各地の地形や魔物の生息域によっては、結界や警告魔導具なども併用すべきかと存じます。
物理的な警備だけでなく、魔法的なセーフティネットの構築も視野に入れております」
王太子は感心したように微笑みながら言った。
「そこまで考えているとは、さすがだ。君がいてくれて、本当に助かる」
「お褒めにあずかり、光栄です、殿下。……ただ、安全な道を作るのは、私一人の力では到底できません。
現場の職人や魔法使い、そして殿下のお力添えあっての話です」
「ふふ……謙虚なところは変わらないな。だが君はもう、王国の希望そのものだ。
この“道”が繋がれば、人も物も文化も流れる。国が変わるんだ。共に作っていこう」
「はい、全力でお支えいたします、殿下」
---
王城での協議から数日後。
正式に王国より「鉄道守備隊」の創設が布告された。
名称は――王国鉄道守備隊(Royal Railway Defense Corps)。
指揮権は王都に設置される本部が持ち、実務の統括はユートと、彼の推薦による現場責任者たちに委ねられた。
---
鉄道防衛の基幹拠点となるアストレア。
ユートはバルト、ティナ、宮野、鳴海を集めて話を始めた。
「本格的に“守る側”の仕組みを作るぞ。
これからは、走らせるだけじゃダメだ。走らせ続けられることが大事になる」
鳴海が腕を組んで言った。
「警備担当は現場ごとに分けるのか? それとも各列車に常駐型?」
「両方だな。
線路沿いの拠点には常駐警備隊を配備、主要駅では駅衛兵と連携。
さらに長距離便には護衛班を常時乗せて“列車内防衛”も対応していく。バルト、ティナ、運用の雛形を手伝ってくれ」
「おう。衛兵隊の訓練も必要だな」
「護衛は得意よ。任せて」
宮野は書類の束をめくりながら、静かに頷いた。
「俺は魔導防衛設備と連絡網を強化していく。鳴海、地脈センサーの調整、頼めるか?」
「任された」
---
王国の各地から集められた兵士たちは、鉄道守備隊として訓練を受ける。
魔法防具や弓矢に加え、列車内部での戦闘を想定し、小型の魔導具や短剣型装備が支給された。
宮野は新開発の魔導通信結晶――**「リレーアイズ」**を各拠点に設置し、列車の状況をリアルタイムで共有できるように。
---
王都より届いた王太子直筆の書状には、こう綴られていた。
> 「この計画は、王国を未来へと導くものだ。
鉄道は血流。治安と防衛は、その血管を護る盾である。
ユート君――引き続き、頼りにしている」
その文字に、ユートはふっと目を細めた。
「……よし。背中を預けられたなら、やるしかないな」
---
新たに配備された制服の鉄道守備隊は、アストレアの街でもすっかり馴染み始めていた。
「お、お兄ちゃんたち、かっこいい!」
「駅が安心できる場所になったわ。うちの子、1人で乗れるようになったの」
「魔物も追い払ってくれるし、いざというときの頼りになる存在よ」
ユートたちが目指した“安全な道”は、着実に現実のものとなっていた。
---
ある夜、高台から列車の灯りを眺めながらユートは呟いた。
「走る列車の窓から、誰かが未来を見てる。
……なら、それを守るのは、俺たちの役目だな」
---
鉄道の利便性と経済効果は瞬く間に全土へと伝わり、ついに王国全体が動き出すこととなった。
---
「では改めて確認する。“王国中央鉄道網整備計画”を、正式に国家事業とする」
会議の中心に座る王太子の言葉に、参列した重臣たちが一斉に頷いた。
その中にはグレイス伯爵の姿もある。
「現時点で、アストレアから王都までの路線は完成済み。
これを基幹ルートとし、今後は北部の鉱山都市、南の港湾都市、東の聖堂都市、西の農業地帯へと――四方への分岐路線を整備する」
「鉄道網によって都市同士の連携を強め、同時に物流・交易・人材の流通を加速させる。
……これは、王国そのものを次の段階へと進める改革である」
王太子の口調に、揺るぎはなかった。
---
翌週――王都に新たに設立されたのは、「王国鉄道局」。
ユートはその初代技術顧問に任命されるが、本人は肩書きよりも現場主義。
「名前だけでいいっす。俺、会議より工事してたいんで」
そんな彼に王太子は笑って言った。
「ならば、好きに動け。君の“行きたい場所”が、王国の道となる」
---
宮野は正式に「鉄道設計部門長」に就任し、各都市の地形・地脈を分析して路線を引く。
「山越え? 無理じゃない? よし、トンネル通そう」
「川沿いに線路通せば、物流も農業も一石二鳥じゃん」
一方、鳴海は各地に出張しては、工事責任者として地元職人や魔法使いたちを指導し、現場の信頼を得ていく。
---
王国北部の鉱山都市では、重鉱石の運搬が劇的に効率化すると期待され、
南の港町では「鉄道港」なる新施設の設計が進み、交易船との連携が構想されていた。
「これまでは馬で一週間……今じゃ半日で行ける。夢みたいだよな」
「旅が娯楽になる時代が来るなんてな!」
民衆の間にも、鉄道を希望と見る声が広がっていた。
---
アストレアに戻った夜、ユートは地図を広げながらバルトとティナに語った。
「この線が、街を繋いで……人を繋いで……世界を繋ぐ。
これが完成したら、王国は今と全然違う国になる」
「だがな、それは“俺たちの手”で作った道だ。
誰かに命じられたわけじゃない。俺たちが“行きたい”って思ったから進んだ」
ティナは笑いながら言う。
「それ、なんか……ちょっとロマンあるわね」
バルトはうなずきながら、呟く。
「だったら――俺はもっと“強い道”にしたい。壊されねぇ、奪われねぇ、守れる道に」
---
こうして、「王国鉄道網整備計画」は正式に始動し、王国はかつてない変革の時代に突入した。
――全ては一本のレールから始まり、
やがて、それが国を形作る“背骨”となっていく。
---
王都とアストレアを繋ぐ鉄道が順調に運行を続ける中、ユートは再び王都へ呼ばれ、王太子と面会していた。
その日は珍しく謁見の場ではなく、落ち着いた談話室のような一室だった。
王太子は机の上に広げられた地図を見つめながら、静かに口を開いた。
「ユート。列車が襲撃された場合、現在の体制で本当に守れると思うか?」
ユートは姿勢を正し、真剣な表情で答える。
「……正直に申し上げて、現状の臨時警備では限界があります、殿下。
小規模の盗賊や魔物なら対応可能ですが、組織的な襲撃や陰謀に対しては不十分かと」
「やはり、か」
王太子は頷き、地図の各都市へ引かれた鉄道の延伸線を指差した。
「この計画が進めば進むほど、利権と敵意も比例して増す。今のうちに、鉄道を守るための仕組みを作らねばならないだろう」
ユートは一呼吸おき、慎重に言葉を選びながら答える。
「はい。私も同意見です、殿下。
専属の鉄道警備隊を創設し、各区間の中継拠点に常駐部隊を置く体制が理想的かと。
また、列車そのものへの警備員の配置や、緊急時の連絡網の整備も必要です」
「なるほど。列車と線路、その両方を守る二層構造の防衛だな」
「はい。それと……各地の地形や魔物の生息域によっては、結界や警告魔導具なども併用すべきかと存じます。
物理的な警備だけでなく、魔法的なセーフティネットの構築も視野に入れております」
王太子は感心したように微笑みながら言った。
「そこまで考えているとは、さすがだ。君がいてくれて、本当に助かる」
「お褒めにあずかり、光栄です、殿下。……ただ、安全な道を作るのは、私一人の力では到底できません。
現場の職人や魔法使い、そして殿下のお力添えあっての話です」
「ふふ……謙虚なところは変わらないな。だが君はもう、王国の希望そのものだ。
この“道”が繋がれば、人も物も文化も流れる。国が変わるんだ。共に作っていこう」
「はい、全力でお支えいたします、殿下」
---
王城での協議から数日後。
正式に王国より「鉄道守備隊」の創設が布告された。
名称は――王国鉄道守備隊(Royal Railway Defense Corps)。
指揮権は王都に設置される本部が持ち、実務の統括はユートと、彼の推薦による現場責任者たちに委ねられた。
---
鉄道防衛の基幹拠点となるアストレア。
ユートはバルト、ティナ、宮野、鳴海を集めて話を始めた。
「本格的に“守る側”の仕組みを作るぞ。
これからは、走らせるだけじゃダメだ。走らせ続けられることが大事になる」
鳴海が腕を組んで言った。
「警備担当は現場ごとに分けるのか? それとも各列車に常駐型?」
「両方だな。
線路沿いの拠点には常駐警備隊を配備、主要駅では駅衛兵と連携。
さらに長距離便には護衛班を常時乗せて“列車内防衛”も対応していく。バルト、ティナ、運用の雛形を手伝ってくれ」
「おう。衛兵隊の訓練も必要だな」
「護衛は得意よ。任せて」
宮野は書類の束をめくりながら、静かに頷いた。
「俺は魔導防衛設備と連絡網を強化していく。鳴海、地脈センサーの調整、頼めるか?」
「任された」
---
王国の各地から集められた兵士たちは、鉄道守備隊として訓練を受ける。
魔法防具や弓矢に加え、列車内部での戦闘を想定し、小型の魔導具や短剣型装備が支給された。
宮野は新開発の魔導通信結晶――**「リレーアイズ」**を各拠点に設置し、列車の状況をリアルタイムで共有できるように。
---
王都より届いた王太子直筆の書状には、こう綴られていた。
> 「この計画は、王国を未来へと導くものだ。
鉄道は血流。治安と防衛は、その血管を護る盾である。
ユート君――引き続き、頼りにしている」
その文字に、ユートはふっと目を細めた。
「……よし。背中を預けられたなら、やるしかないな」
---
新たに配備された制服の鉄道守備隊は、アストレアの街でもすっかり馴染み始めていた。
「お、お兄ちゃんたち、かっこいい!」
「駅が安心できる場所になったわ。うちの子、1人で乗れるようになったの」
「魔物も追い払ってくれるし、いざというときの頼りになる存在よ」
ユートたちが目指した“安全な道”は、着実に現実のものとなっていた。
---
ある夜、高台から列車の灯りを眺めながらユートは呟いた。
「走る列車の窓から、誰かが未来を見てる。
……なら、それを守るのは、俺たちの役目だな」
---
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる