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第3章
何者?
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「――お忙しい中ようこそ、ユート様。お会いできて光栄です」
長い髭を整えたライネル会長が、穏やかに茶を注ぐ。
その動きは洗練され、老舗商会の主らしい威厳と余裕があった。
「アストレア、素晴らしいご発展ぶりですね。街道を通じて噂がどんどん広まっておりますよ」
「まぁ……ありがたいことに人が増えててさ。物流の流れも加速度的に変わってきてる。だから今日は、その相談だ」
ユートは率直に切り出した。
---
【物流網の再編と商会連携】
「王都との往来は、機関車の定期便が軌道に乗ってきてる。でもそれだけじゃ追いつかない。
物も人も、街道に流れてる分が太くなりすぎてて、今後の管理と中継が必要だ」
「ふむ……つまり、アストレア直通の物流網を、もう一段階“組織的”にする必要があると」
「そういうことだ。ついでに、ノルテアやセントリアとの三点ネットワークの構築も、できるなら動き始めたい」
ライネル会長は軽く頷き、机の引き出しからいくつかの書類を取り出す。
「実は、すでにいくつかの候補地を押さえております。鉄道中継所と、物資の積み替え拠点。
さらに、小型の簡易市場としても機能できるように、地元の商人を巻き込む予定です」
「流石だな。……じゃあ、そっちに任せていいか?」
「もちろん。アストレアの勢いに乗ることが、我が商会にとっても利益となりますから」
---
【雑談と新たな波】
「しかし……この街をここまで育て上げるとは。
ユート様の構想力、恐れ入ります」
ライネル会長は笑いながらも、目の奥に商人らしい真剣さを宿している。
「構想ってより、“こうだったら便利だよな”の積み重ねだよ。俺はただ、自分が住みやすい街が欲しいだけなんだ」
素直な言葉に、会長は声を立てて笑った。
「その“わがまま”こそが、街を動かすのかもしれませんな。今の時代――変革の兆しを感じます」
---
【王都の街へ】
商会をあとにしたユートは、王都の街並みをぶらついていた。
久しぶりの王都。
豪奢な建物と古びた路地が入り交じるこの都市は、やはりどこか“歴史の匂い”を感じさせる。
だがその分、変化に対する“硬直”も見える。
――と、その時。
ユートの足が止まる。
通りの角、視線。誰かの気配を感じた。
(……尾けられてるか?)
気付かぬふりで、手はコートの内ポケットに滑らせる。
---
にぎわう通りから一歩外れた裏路地。
ユートは歩を進めながら、背後の気配に意識を集中させていた。
(一人、確実に追ってきてる……この“静かすぎる”足音、慣れてるな)
視線は前を向いたまま、呼吸も自然に保つ。
角を曲がった瞬間、ユートの姿がスッと消えた。
「……っ!?」
追ってきた影がそのまま角を曲がった瞬間――
「――そこだ」
背後から、静かな声。
次の瞬間、ユートの腕が影を取り押さえ、壁に叩きつけるようにして固定した。
「っぐ……!」
フードを被った黒装束の人物。
だが、その目は人間離れした“縦に割れた瞳”だった。
「人間じゃないな。何者だ、お前」
ユートの問いかけに、男は小さく笑った。
「ふ……さすがだ。気配を消しても、すぐに見破られるとは」
「答えろ。何の目的で尾けていた」
「俺は“斥候”。――魔族の」
その言葉に、ユートの眉がピクリと動いた。
「魔族、ね。戦争でも始めるつもりか?」
「違う。俺は“伝えに来た”だけだ。お前のような莫大な魔力量を持つ存在に、我らの“幹部”が会いたいと仰せだ」
「……俺に?」
「そうだ。“魔王の息吹を受けし者”と噂されている。貴様の力に興味を抱いた。我らの幹部《グリモル》が、自ら会談を望んでいる」
ユートはしばし無言のまま、相手の目を見つめていた。
(魔族……あいつらが、俺に“会談”を求める……?)
「……仮に会うとして、罠じゃない保証は?」
「無論、保証などできん。だが、我らが本気で敵対するつもりなら――こんな手間はかけぬ。貴様の居場所など、とっくに殲滅している」
「言うね。じゃあ質問を変えよう。お前の“幹部”は、何を目的に“俺と会いたがってる”?」
「おそらく――“未来”を見るため、だ」
---
ユートは相手をじっと見たのち、ゆっくりと手を離した。
「……とりあえず、生かして返してやる。だが伝えろ。次に会うときは、こちらの“条件”も付ける」
「承知した。“グリモル”に伝えよう。――会談の場を設ける、とな」
男は軽やかに跳ね、次の瞬間、闇に溶けるように姿を消した。
残されたユートは、ゆっくりと息を吐く。
「魔族……面倒なことになってきたな」
ユートは一人、空を仰いだ。
そして思う。
魔族が“興味を抱く存在”となった今――
静かな均衡は、また大きく揺らぎ始めていた。
---
重厚な扉が開き、ユートが王太子の前へと進み出た。
礼を取りながら一礼し、言葉を選ぶ。
「殿下、魔族の斥候と接触がありました」
王太子――レオン・フィアードの表情がぴくりと動いた。
「詳しく聞こう」
ユートは簡潔に、裏路地での出来事と、魔族の幹部《グリモル》から“会談の要請”があったことを伝えた。
「……面白いな。だが不気味でもある」
王太子は手元の書状を伏せ、椅子に深くもたれた。
「魔族が“和を求める”など、信じがたい。だが、相手が“ユートを名指し”で来たというのなら、軽視はできぬな」
「俺としては、会う方向で考えてます。――ただし、条件付きで」
「ふむ……相手が罠を張っていれば、貴君一人で対処できるとは限らぬ。護衛をつけたいが……」
「それだと、向こうも降りてこない気がします。“個としての力”に興味を持ってる様子でした」
「……異例だが、貴君には自由に動いてもらってきた。今回も、その裁量を信じよう。だが――」
王太子の声が一段深くなった。
「これはもはや、国としての問題に繋がる可能性がある。必ず、会談の詳細と内容は報告してくれ」
「了解しました、殿下」
---
「……魔族の斥候、だと?」
静かに煙管を置いたグレイス伯爵の声音には、驚きよりも、深い警戒の色があった。
「最近は静かだったというのに……何かが動いている、ということか」
ユートはソファに腰を下ろしながら、頷く。
「直接的な敵意はなかった。ただ、“幹部が会いたい”と、俺を名指ししてきた」
「それは……随分と異例なことだな。魔族が、人間と対話を望むなど」
伯爵は窓の外へ視線を向けた。
王都の街灯が、夜風に揺れるカーテン越しに淡く揺れている。
「――お前をどう利用するつもりか、あるいは……どれほど“異質な存在”と見なしているのか」
「いずれにせよ、放ってはおけない。会うつもりでいる。もちろん、用心はする」
「そうだな。お前ほどの力を持っていても、魔族の幹部ともなれば一筋縄ではいかんだろう」
そう言いながらも、伯爵の表情には信頼の色があった。
「会談の詳細については、後ほど文にして私にも通してくれ。王太子殿下へは?」
「すでに報告済み。慎重に進めることで了承をもらってる」
「それならばよい。……古い資料がいくつかある。魔族と過去に交渉の兆しがあった頃の記録だ。必要なら、後で見せよう」
「……見るかどうかは、あとで決めるよ。先入観は、今は邪魔になりそうだ」
伯爵は静かに笑う。
「ふ……なるほど。“外から来た者”らしい、実に自由な発想だ」
「それが通じる相手なら、の話だけどな」
---
アストレアから連れてきた護衛候補たちは屋敷の訓練場にいる。
バルトとティナはユートの話を聞いて、言葉少なに頷いた。
「魔族か……また一波乱ありそうだな」
「うちら、待機?」
「多分、会談は一人で行く。何が起きても大丈夫なようにはしておくが、最悪、逃げた後を頼む」
「任された!」
「うん……絶対、無茶しないでね」
ティナがユートの袖を小さくつまむようにして言う。
「……約束はできない。けど、なるべく早く帰るよ」
---
【次の展開の兆し】
深夜、ユートの部屋の窓辺に小さな魔晶が転がっていた。
触れると、静かな女の声が響いた。
『“グリモル”は会談の場所として、月明かりの谷《ルナヴァレス》を望む。期日は三日後の満月の夜。』
『一人で来い。力を示せ。“言葉の前に、存在の真意を問う”』
「……なんだその詩みたいな言い回しは……」
ユートは深く息を吐き、背後の剣と杖を手に取る。
「さて――次は、俺の番だな」
---
長い髭を整えたライネル会長が、穏やかに茶を注ぐ。
その動きは洗練され、老舗商会の主らしい威厳と余裕があった。
「アストレア、素晴らしいご発展ぶりですね。街道を通じて噂がどんどん広まっておりますよ」
「まぁ……ありがたいことに人が増えててさ。物流の流れも加速度的に変わってきてる。だから今日は、その相談だ」
ユートは率直に切り出した。
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【物流網の再編と商会連携】
「王都との往来は、機関車の定期便が軌道に乗ってきてる。でもそれだけじゃ追いつかない。
物も人も、街道に流れてる分が太くなりすぎてて、今後の管理と中継が必要だ」
「ふむ……つまり、アストレア直通の物流網を、もう一段階“組織的”にする必要があると」
「そういうことだ。ついでに、ノルテアやセントリアとの三点ネットワークの構築も、できるなら動き始めたい」
ライネル会長は軽く頷き、机の引き出しからいくつかの書類を取り出す。
「実は、すでにいくつかの候補地を押さえております。鉄道中継所と、物資の積み替え拠点。
さらに、小型の簡易市場としても機能できるように、地元の商人を巻き込む予定です」
「流石だな。……じゃあ、そっちに任せていいか?」
「もちろん。アストレアの勢いに乗ることが、我が商会にとっても利益となりますから」
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【雑談と新たな波】
「しかし……この街をここまで育て上げるとは。
ユート様の構想力、恐れ入ります」
ライネル会長は笑いながらも、目の奥に商人らしい真剣さを宿している。
「構想ってより、“こうだったら便利だよな”の積み重ねだよ。俺はただ、自分が住みやすい街が欲しいだけなんだ」
素直な言葉に、会長は声を立てて笑った。
「その“わがまま”こそが、街を動かすのかもしれませんな。今の時代――変革の兆しを感じます」
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【王都の街へ】
商会をあとにしたユートは、王都の街並みをぶらついていた。
久しぶりの王都。
豪奢な建物と古びた路地が入り交じるこの都市は、やはりどこか“歴史の匂い”を感じさせる。
だがその分、変化に対する“硬直”も見える。
――と、その時。
ユートの足が止まる。
通りの角、視線。誰かの気配を感じた。
(……尾けられてるか?)
気付かぬふりで、手はコートの内ポケットに滑らせる。
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にぎわう通りから一歩外れた裏路地。
ユートは歩を進めながら、背後の気配に意識を集中させていた。
(一人、確実に追ってきてる……この“静かすぎる”足音、慣れてるな)
視線は前を向いたまま、呼吸も自然に保つ。
角を曲がった瞬間、ユートの姿がスッと消えた。
「……っ!?」
追ってきた影がそのまま角を曲がった瞬間――
「――そこだ」
背後から、静かな声。
次の瞬間、ユートの腕が影を取り押さえ、壁に叩きつけるようにして固定した。
「っぐ……!」
フードを被った黒装束の人物。
だが、その目は人間離れした“縦に割れた瞳”だった。
「人間じゃないな。何者だ、お前」
ユートの問いかけに、男は小さく笑った。
「ふ……さすがだ。気配を消しても、すぐに見破られるとは」
「答えろ。何の目的で尾けていた」
「俺は“斥候”。――魔族の」
その言葉に、ユートの眉がピクリと動いた。
「魔族、ね。戦争でも始めるつもりか?」
「違う。俺は“伝えに来た”だけだ。お前のような莫大な魔力量を持つ存在に、我らの“幹部”が会いたいと仰せだ」
「……俺に?」
「そうだ。“魔王の息吹を受けし者”と噂されている。貴様の力に興味を抱いた。我らの幹部《グリモル》が、自ら会談を望んでいる」
ユートはしばし無言のまま、相手の目を見つめていた。
(魔族……あいつらが、俺に“会談”を求める……?)
「……仮に会うとして、罠じゃない保証は?」
「無論、保証などできん。だが、我らが本気で敵対するつもりなら――こんな手間はかけぬ。貴様の居場所など、とっくに殲滅している」
「言うね。じゃあ質問を変えよう。お前の“幹部”は、何を目的に“俺と会いたがってる”?」
「おそらく――“未来”を見るため、だ」
---
ユートは相手をじっと見たのち、ゆっくりと手を離した。
「……とりあえず、生かして返してやる。だが伝えろ。次に会うときは、こちらの“条件”も付ける」
「承知した。“グリモル”に伝えよう。――会談の場を設ける、とな」
男は軽やかに跳ね、次の瞬間、闇に溶けるように姿を消した。
残されたユートは、ゆっくりと息を吐く。
「魔族……面倒なことになってきたな」
ユートは一人、空を仰いだ。
そして思う。
魔族が“興味を抱く存在”となった今――
静かな均衡は、また大きく揺らぎ始めていた。
---
重厚な扉が開き、ユートが王太子の前へと進み出た。
礼を取りながら一礼し、言葉を選ぶ。
「殿下、魔族の斥候と接触がありました」
王太子――レオン・フィアードの表情がぴくりと動いた。
「詳しく聞こう」
ユートは簡潔に、裏路地での出来事と、魔族の幹部《グリモル》から“会談の要請”があったことを伝えた。
「……面白いな。だが不気味でもある」
王太子は手元の書状を伏せ、椅子に深くもたれた。
「魔族が“和を求める”など、信じがたい。だが、相手が“ユートを名指し”で来たというのなら、軽視はできぬな」
「俺としては、会う方向で考えてます。――ただし、条件付きで」
「ふむ……相手が罠を張っていれば、貴君一人で対処できるとは限らぬ。護衛をつけたいが……」
「それだと、向こうも降りてこない気がします。“個としての力”に興味を持ってる様子でした」
「……異例だが、貴君には自由に動いてもらってきた。今回も、その裁量を信じよう。だが――」
王太子の声が一段深くなった。
「これはもはや、国としての問題に繋がる可能性がある。必ず、会談の詳細と内容は報告してくれ」
「了解しました、殿下」
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「……魔族の斥候、だと?」
静かに煙管を置いたグレイス伯爵の声音には、驚きよりも、深い警戒の色があった。
「最近は静かだったというのに……何かが動いている、ということか」
ユートはソファに腰を下ろしながら、頷く。
「直接的な敵意はなかった。ただ、“幹部が会いたい”と、俺を名指ししてきた」
「それは……随分と異例なことだな。魔族が、人間と対話を望むなど」
伯爵は窓の外へ視線を向けた。
王都の街灯が、夜風に揺れるカーテン越しに淡く揺れている。
「――お前をどう利用するつもりか、あるいは……どれほど“異質な存在”と見なしているのか」
「いずれにせよ、放ってはおけない。会うつもりでいる。もちろん、用心はする」
「そうだな。お前ほどの力を持っていても、魔族の幹部ともなれば一筋縄ではいかんだろう」
そう言いながらも、伯爵の表情には信頼の色があった。
「会談の詳細については、後ほど文にして私にも通してくれ。王太子殿下へは?」
「すでに報告済み。慎重に進めることで了承をもらってる」
「それならばよい。……古い資料がいくつかある。魔族と過去に交渉の兆しがあった頃の記録だ。必要なら、後で見せよう」
「……見るかどうかは、あとで決めるよ。先入観は、今は邪魔になりそうだ」
伯爵は静かに笑う。
「ふ……なるほど。“外から来た者”らしい、実に自由な発想だ」
「それが通じる相手なら、の話だけどな」
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アストレアから連れてきた護衛候補たちは屋敷の訓練場にいる。
バルトとティナはユートの話を聞いて、言葉少なに頷いた。
「魔族か……また一波乱ありそうだな」
「うちら、待機?」
「多分、会談は一人で行く。何が起きても大丈夫なようにはしておくが、最悪、逃げた後を頼む」
「任された!」
「うん……絶対、無茶しないでね」
ティナがユートの袖を小さくつまむようにして言う。
「……約束はできない。けど、なるべく早く帰るよ」
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【次の展開の兆し】
深夜、ユートの部屋の窓辺に小さな魔晶が転がっていた。
触れると、静かな女の声が響いた。
『“グリモル”は会談の場所として、月明かりの谷《ルナヴァレス》を望む。期日は三日後の満月の夜。』
『一人で来い。力を示せ。“言葉の前に、存在の真意を問う”』
「……なんだその詩みたいな言い回しは……」
ユートは深く息を吐き、背後の剣と杖を手に取る。
「さて――次は、俺の番だな」
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